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<title>幻影随想</title>
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<description>バイオインフォマティシャンがバイオ関連ニュースを中心に、科学ネタと疑似科学ネタについて綴ったブログです。</description>
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<title>私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか</title>
<description>dlitさんのエントリを切欠にして自分の黒歴史やら遍歴やらを晒すというのが流行っているようなので便乗してみる。</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2011-07-18T15:08:23+09:00</dc:date>
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dlitさんのエントリを切欠にして自分の黒歴史やら遍歴やらを晒すというのが流行っているようなので便乗してみる。<a name="more"></a>　<br />　<br />　<br /><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/dlit/20110704/1309768580" target="_blank">メモ：サイエンスコミュニケーションと科学者/研究者/専門家に何を求めるか問題 - 思索の海</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/rosechild/20110714/1310598962" target="_blank">サイエンスコミュニケーションで素人にできることを考える（改題）（２） - ばらこの日記</a><br /><a href="http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-2a05.html" target="_blank">或るトンデモ支持者の履歴――科学的懐疑主義に目覚めるまで: Interdisciplinary</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/doramao/20110715/1310730195" target="_blank">サイエンスコミュニケーションで自分なりに考えていること - とらねこ日誌</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20110715/p1" target="_blank">信奉者だった僕はどのようにして懐疑論者と呼ばれるようになったか - Skepticism is beautiful</a><br /><a href="http://p450.hiho.jp/blog/log/eid1660.html" target="_blank">A Translator Like Croton Leaves | わたしもいっちょう黒歴史を曝すか。</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/rosechild/20110716/1310781299" target="_blank">人に黒歴史あり - ばらこの日記</a><br /><br /><br /><strong>◆小学生の頃</strong><br />lets_skepticさんやmachida77さんの経緯と良く似ているが、私も子供の頃はUFOや超能力の存在について素直に信じていた。<br /><br />当時私は学研の「科学」という小学生向けの学習雑誌を講読していたんだが、これにはわりと頻繁にそういう系統の記事が載っていたし、同じく学研から出ている「～のひみつ」シリーズという、小学生向けにいろいろなものごとを漫画で簡単に解説する本にもその手のネタが多かった。特にひみつシリーズは小学校の本棚にも置いてあったので影響受けた人間は少なくないんじゃないかと思う。<br />小学生向けの教育ものにも平然とそういうものを紛れ込ませてくるやり口は、さすがムーの発行元だけあると言うべきか。<br /><br />そんなこんなで、小学校の頃の私の手の届く範囲の知識には、オカルトやUFO、ムー、アトランティスなんかに肯定的なものはあっても否定的なものは存在せず、当時の私は素直にそれを受け入れていたのだ。<br /><br /><strong>◆中学、高校生の頃</strong><br />私が上記のような超科学、オカルトに疑問を抱くようになったのは中学、高校の頃だったと思う。幸いにして私は何となく信じている程度でそっち方面にそれほど深入りしているわけではなかったため、知識が増えるにつれそっち方面にいかに多くのデタラメやインチキがまかり通っているかが判るようになり、自然と興ざめして距離を置くようになったのだ。本の虫だった私は当時「ムー」とかも何度か手に取る機会があったのだが、論理の飛躍が多すぎてとてもついて行けなかった。<br /><br />ガードナーの「奇妙な論理」とセーガンの「科学と悪霊を語る」を読んだのも確かこの頃だったはず。その内容にさもありなんと大いに首肯したのは覚えている。かといってそれで懐疑主義に開眼したというわけでもなかったが。<br /><br /><strong>◆大学の頃～今</strong><br />大学に入学してサブカルとかにも興味を持ち始めた私は、1年の頃に大学の図書館で別冊宝島シリーズを見つけて片端から読んでいた。今は知らないが当時の別冊宝島には面白い本が多かったのだ。<br /><br />その中に混じっていたのが「トンデモさんの大逆襲」で、これがと学会との初遭遇になる。<br />この本が中々面白かったので「トンデモ本の世界」や「トンデモ本の逆襲」にも手を出していった。<br />と学会から一連のシリーズが出ていなければ、多分今の私は存在しない。<br />影響を受けたという意味ではリチャード・ドーキンスの著書を読んだのもこの頃だな。<br />今にして思えばデバンカーとしての私の下地はこの頃に形成されたのだろう。<br /><br />しかし当時の私は単純に一つのコンテンツとして「トンデモ本の世界」などを楽しむに留まっており、別に自分もやるぞとなったわけではなかった。<br /><br /><br />数年が経過して私は大学院に進学し、友人の勧めでブログをはじめることにした。<br />当時の私は科学ニュースネタを取り上げてやっていこうとは考えていても、ニセ科学ネタが将来メインコンテンツになるとは考えもしていなかったが。<br /><br />私がニセ科学ネタを始めて本格的に取り上げたのは2005年ごろに統一教会が産経新聞と組んでインテリジェントデザイン論を日本に輸入しようとしたときで、それが元でビリーバーと延々やりあう羽目になったのが切欠である。<br />その当時の私は、記事を書くにあたって「自分のシマ（生物学分野）でデタラメ抜かす連中が気に入らない」程度にしか考えていなかったので、思えば遠くに来たものである。<br />既に下地はできていたのだろうけれど、産経新聞があのとき血迷うことがなければ、ニセ科学批判者としての黒影の誕生はなかったかもしれない。<br /><br />NATROMさんやきくちさん、apjさん達の存在やその活動を知ったのはインテリジェントデザイン関係でビリーバーとやり合うようになった後で、ニセ科学批判というものを明確に意識するようになったのも、それからしばらく後の水伝騒動の頃からになる。<br />その後何でこんなことやってるんだろうと首を傾げつつも、ツッコミ根性を刺激する疑似科学ネタに何度かツッコミ記事を書きつつ今に至る。<br /><br />意外に思われるかもしれないが、ニセ科学批判者としての黒影が今存在するのは、別にそうなろうという確固とした意思があったわけではなく、わりと偶然や巡り合わせの妙による部分が大きいのだ。<br />本当に、どうしてこうなった。<br /><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E8%AB%96%E7%90%86%E3%80%881%E3%80%89%E2%80%95%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%95%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%ABNF-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3-%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%BC/dp/4150502722%3FSubscriptionId%3D1KP9CZZY4T8B7VYR2S02%26tag%3Dblackshadow-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4150502722" target="_blank" class="seesaa-af-link">奇妙な論理〈1〉―だまされやすさの研究 (ハヤカワ文庫NF) [文庫] / マーティン ガード...<script type="text/javascript" src="http://blog.seesaa.jp/af/Amazon%3A4150502722/seen.js"></script></a><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%82%AA%E9%9C%8A%E3%81%AB%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89%E2%80%95%E3%80%8C%E7%9F%A5%E3%81%AE%E9%97%87%E3%82%92%E7%85%A7%E3%82%89%E3%81%99%E7%81%AF%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3/dp/4150503567%3FSubscriptionId%3D1KP9CZZY4T8B7VYR2S02%26tag%3Dblackshadow-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4150503567" target="_blank" class="seesaa-af-link">悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文...<script type="text/javascript" src="http://blog.seesaa.jp/af/Amazon%3A4150503567/seen.js"></script></a><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A2%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C-%E3%81%A8%E5%AD%A6%E4%BC%9A/dp/4862480241%3FSubscriptionId%3D1KP9CZZY4T8B7VYR2S02%26tag%3Dblackshadow-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4862480241" target="_blank" class="seesaa-af-link">トンデモ本の世界 [文庫] / と学会 (編集); 洋泉社 (刊)<script type="text/javascript" src="http://blog.seesaa.jp/af/Amazon%3A4862480241/seen.js"></script></a>

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<title>産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです</title>
<description>再来週に産総研主催でバイオインフォマティクスのセミナーがあります。主催は生命情報工学研究センター（CBRC）で日時は7/28～7/30の4日間です。ポスター発表はもう締め切られているけれど、参加無料です。私は忙しいので参加しませんが、プログラムを見ると結構面白そうなので、関東方面で時間のある人は寄ってみるのもいいのではないかと。産総研が、バイオインフォマティクスのワークショップを７月末に開催 WORK MASTER＜開催概要＞日　 時　7月28日(水) ～ 30日(金) 会　..</description>
<dc:subject>バイオインフォマティクス</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-07-17T01:01:57+09:00</dc:date>
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再来週に産総研主催でバイオインフォマティクスのセミナーがあります。<br />主催は<a href="http://www.cbrc.jp/" target="_blank">生命情報工学研究センター（CBRC）</a>で日時は7/28～7/30の4日間です。<br />ポスター発表はもう締め切られているけれど、参加無料です。<br />私は忙しいので参加しませんが、プログラムを見ると結構面白そうなので、関東方面で時間のある人は寄ってみるのもいいのではないかと。<br /><br /><a href="http://www.work-master.net/news_OpDfvIhTW.html" target="_blank">産総研が、バイオインフォマティクスのワークショップを７月末に開催 WORK MASTER</a><br /><blockquote>＜開催概要＞<br />日　 時　7月28日(水) ～ 30日(金) <br />会　 場　産業技術総合研究所 臨海副都心センター <br />　　　　　　別館 バイオ・IT融合研究棟11階 会議室1・2<br />　　　　　　〒135-0064　東京都江東区青海2-4-7 <br />主　 催　産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター <br />参加費　無料 <br />申込締切　ポスター発表：現在、締切延長中。 <br />問合せ先　産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター<br />　　　　　　〒135-0064　東京都江東区青海2-4-7<br />　　　　　　電話：03-3599-8080<br />その他　プログラム・申込みは、下記リンクより</blockquote><br /><a href="http://www.cbrc.jp/biwo2010/index.html" target="_blank">BiWO2010</a> BiWO2010 サイト。スケジュール表など。<br /><a href="http://www.aist.go.jp/aist_j/event/ev2010/ev20100728/ev20100728.html" target="_blank">2010年7月28-30日　2010年度生命情報工学研究センターワークショップ（CBRC2010）</a>　産総研からのプレスリリース。<a name="more"></a>

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<title>IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい</title>
<description>先日リリースされたニュースによると、IBMがゲノム解読ビジネスに本格参入する気らしい。関係業界（うちの業界だけど）にとっては、結構インパクトがあるニュースだ。一つ目はゲノム解析装置の開発で、ロシュと提携するというもの。IBM to commercialize genome reading - BusinessWeekIBMは、ヒトゲノムを解読する低コストのデバイスを構築するために、医療機器メーカーのロシュと提携した事を6日に発表した。「この技術が商業化されるまで、まだ10年以..</description>
<dc:subject>バイオインフォマティクス</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-07-12T00:00:00+09:00</dc:date>
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先日リリースされたニュースによると、IBMがゲノム解読ビジネスに本格参入する気らしい。<br />関係業界（うちの業界だけど）にとっては、結構インパクトがあるニュースだ。<br /><br />一つ目はゲノム解析装置の開発で、ロシュと提携するというもの。<br /><a href="http://www.businessweek.com/idg/2010-07-01/ibm-to-commercialize-genome-reading.html" target="_blank">IBM to commercialize genome reading - BusinessWeek</a><br /><blockquote>IBMは、ヒトゲノムを解読する低コストのデバイスを構築するために、医療機器メーカーのロシュと提携した事を6日に発表した。<br /><br />「この技術が商業化されるまで、まだ10年以上かかるかもしれませんが、一度これが成れば、あらゆる医師に患者のゲノム構成を調べる低コストで迅速な方法を提供できるようになります」とIB研究所のコンピュータ生物学シニアマネージャー、Ajay Royyuruは語った。「ゲノム解読のコストは低下し、解読速度も早くなって来ていますが、そこにはまだコスト、解読速度、解析規模の問題が残っています」とRoyyuruは言う。<br /><br />このプロジェクトはIBMのDNAトランジスタを使用する。これらのDNAトランジスタは、ナノスケール細孔（ナノサイズの穴）を持っており、この穴を通してデオキシリボ核酸（DNA）配列を流すことができる。これらのナノスケール細孔は電界を利用することでDNAの各塩基を識別する。</blockquote><br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=pKi30ai35mU" target="_blank">YouTube - IBM DNA Transistor</a><br /><object width="640" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/pKi30ai35mU&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/pKi30ai35mU&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="640" height="385"></embed></object><br /><br /><a href="http://news.cnet.com/8301-11386_3-20009556-76.html" target="_blank">IBM setting up cloud for genome research | Cutting Edge - CNET News</a><br /><br />現在各所で第三世代シーケンサーと呼ばれる、DNA、RNAを一分子の精度で解析可能なシーケンサーが開発されているけれど、<br />このナノスケール細孔を通して測定する方法はもっとも有望視されている技術の一つ。<br />というのも、この方法なら第二世代までのように遺伝子を増幅する必要がなくなり、その分薬品コストが下がるのと、<br />塩基の識別も電気的シグナルという機械化しやすい手段で検出できるため、高速化と大規模並列化がしやすいからだ。<br />そして解析装置自体の作成も、簡単低コスト化できそうだという見通しが立ちつつある。<br /><br /><blockquote>ナノスケール細孔の一部はシリコンで作成されているため、マイクロプロセッサを作成するために使用されているリソグラフィー技術と同じ方法で大量生産することが可能である。<br />他の研究者もまたナノスケール細孔の使用を検討しているが、DNAは非常に高速にナノスケール細孔を通過するため、そのような設計では正確にDNAを解読できない。<br />「それはスパゲッティをすするようなものです。一旦DNAがナノスケール細孔内を通り抜け始めると、それは本当に一瞬です。10～20ミリ秒の間に、48000基のDNAが通り抜けることを我々は確認しました。このスピードでは、DNAを正確に読み取るチャンスは非常に小さなものです。」とRoyyuruは言う。<br />DNAの通過速度を落とすために、IBMは流速を望んだ速度に調整できるように、ナノスケール細孔に電気的な制御装置を作成した。<br />「我々はDNAの細孔を通過する動きを電気的に制御することができます。」</blockquote><br /><br />この技術が実用化されたらどの程度のコスト、速度でヒトゲノムの解読が可能となるかについて、彼はこうコメントしている。<br /><blockquote>全ての用意が整ったら、このデバイスは100～1000ドルでヒトゲノムの解読を可能とするようになるでしょう。</blockquote><br />ただし実用化まで当分かかるようで、基礎研究だけであと5～10年かかると答えている。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br /><br /><br />二つ目は、ゲノム研究のための研究者向けクラウドサービスを始めるというもの。<br />こっちは訳さずにそのまま。<br /><a href="http://news.cnet.com/8301-11386_3-20009556-76.html" target="_blank">IBM setting up cloud for genome research | Cutting Edge - CNET News</a><br />内容はIBMのプレスリリースほぼそのままのようなので、本家のリンクもあわせて貼っておいたほうがいいだろう。<br /><a href="http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/32046.wss" target="_blank">IBM Press room - 2010-07-02 IBM Partners with University of Missouri on Genomics Research Initiative - United States</a><br /><blockquote>IBM is looking to help genome experts further their research by providing a cloud where they can better share information with their colleagues.<br /><br />IBM and the University of Missouri announced Friday a new initiative to develop a cloud-computing environment where universities and medical professionals could work together on genome research on a large-scale, regional basis.</blockquote><br /><br />クラウドだけならともかく、ワンストップの受託解析をセットで売りだすっぽい。<br />これは受託解析系の競合他社は戦々恐々かも。<br /><blockquote>As one example, specific genetic changes in cancer cells help doctors decide how best to treat their patents for breast cancer, colon cancer, lung cancer, and leukemia. To detect those changes, DNA samples must currently be sent out to labs for sequencing and analysis, a process that can take weeks. But by accessing IBM's genomics cloud, medical staff could sequence and analyze those samples in just a few minutes, according to IBM.</blockquote><br />patientsが一箇所patentsになっているのはご愛嬌。<br /><br />このコメントのかっこ良さには、うらやましさのあまりため息が出た。<br />日本でもNECや日立あたりがこういうのやらないだろうか。<br /><blockquote>"This collaboration with IBM provides our researchers, and those being trained to become tomorrow's researchers and educators, access to critical high performance computing resources needed to process massive data sets and apply increasingly more sophisticated bioinformatics tools and technologies," said Gordon Springer, associate professor in the MU Computer Science Department and scientific director of the University of Missouri Bioinformatics Consortium.  "The availability of these resources will enable discoveries that will benefit mankind and the environment."</blockquote><br /><br />第一段階として、まずはミズーリ大学だけでクラウドを立ち上げ、次のステップで公開対象を全米の研究者に広げるようだけどタイムスケジュールとかが良く分からんのでもうちょっと調べてみようと思う。<br /><br />なお、このプロジェクトは<br /><a href="http://www-03.ibm.com/press/us/en/presskit/25091.wss" target="_blank">IBM Press room - IBM University Programs and Academic Initiative - United States</a><br />というのの一環らしい。<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=lR8uCIQ6cBc&feature=player_embedded" target="_blank">YouTube - IBM Advances Research Through Cloud Computing to Help Solve Real-World Problems</a><br /><object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/lR8uCIQ6cBc&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/lR8uCIQ6cBc&amp;hl=ja_JP&amp;fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object><br /><br />　

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<title>ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった</title>
<description>既に各所で話題になっているのでこのブログの読者なら知っている人も多いと思うが、数ヶ月前にこのブログで少し触れた件について、ついに裁判が開始されたようだ。取り上げたのはこの記事。幻影随想: ホメオパシーがようやく英国から追放されそうな件について＜3/1追記＞上で「いつ日本で起きても不思議ではない」と書いたが、実際には既に起きている。私の知っている限りでも、自宅出産でホメオパシーにハマった助産師が適切な介助を行わなかったことが主因と考えられる胎児死亡事例が複数存在する。どちらも現..</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-07-11T06:55:00+09:00</dc:date>
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<br />既に各所で話題になっているのでこのブログの読者なら知っている人も多いと思うが、<br />数ヶ月前にこのブログで少し触れた件について、ついに裁判が開始されたようだ。<br />取り上げたのはこの記事。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/142410002.html#trackback" target="_blank">幻影随想: ホメオパシーがようやく英国から追放されそうな件について</a><br /><blockquote>＜3/1追記＞<br />上で「いつ日本で起きても不思議ではない」と書いたが、実際には既に起きている。<br />私の知っている限りでも、自宅出産でホメオパシーにハマった助産師が適切な介助を行わなかったことが主因と考えられる胎児死亡事例が複数存在する。<br />どちらも現在進行形で裁判が起こるかどうかの事例のため今は伏せておきたかったのだが、コメント欄でmwhikariさんが書かれていた事例が私の知るものと別であれば、ホメオパシー助産師関係でまた事例が増えたということになる。<br />こうした記事にホメオパシー助産師の問題事例を書かないのは妊婦にとっての不利益にしかならないと思うので追記しておく。<br />事例の詳細を書くことはできないが、探せば見つかる、とだけ書いておく。</blockquote><br /><br />本件の第一報は読売から。<br />ホメオパシーの名が出ていないためベストではないけれど、十分GJな記事といえる。関係者には十分伝わる内容だ。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br /><a href="http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100709-OYS1T00214.htm" target="_blank">「ビタミンＫ与えず乳児死亡」母親が助産師提訴 : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）</a><br /><blockquote>　生後２か月の女児が死亡したのは、出生後の投与が常識になっているビタミンＫを与えなかったためビタミンＫ欠乏性出血症になったことが原因として、母親（３３）が山口市の助産師（４３）を相手取り、損害賠償請求訴訟を山口地裁に起こしていることがわかった。<br /><br />　助産師は、ビタミンＫの代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与えていた。錠剤は、助産師が所属する自然療法普及の団体が推奨するものだった。<br /><br />　母親らによると、女児は昨年８月３日に自宅で生まれた。母乳のみで育て、直後の健康状態に問題はなかったが生後約１か月頃に嘔吐し、山口市の病院を受診したところ硬膜下血腫が見つかり、意識不明となった。入院した山口県宇部市の病院でビタミンＫ欠乏性出血症と診断され、１０月１６日に呼吸不全で死亡した。<br /><br />　新生児や乳児は血液凝固を補助するビタミンＫを十分生成できないことがあるため、厚生労働省は出生直後と生後１週間、同１か月の計３回、ビタミンＫを経口投与するよう指針で促している。特に母乳で育てる場合は発症の危険が高いため投与は必須としている。<br /><br />　しかし、母親によると、助産師は最初の２回、ビタミンＫを投与せずに錠剤を与え、母親にこれを伝えていなかった。３回目の時に「ビタミンＫの代わりに（錠剤を）飲ませる」と説明したという。<br /><br />　助産師が所属する団体は「自らの力で治癒に導く自然療法」をうたい、錠剤について「植物や鉱物などを希釈した液体を小さな砂糖の玉にしみこませたもの。適合すれば自然治癒力が揺り動かされ、体が良い方向へと向かう」と説明している。<br /><br />　日本助産師会（東京）によると、助産師は２００９年１０月に提出した女児死亡についての報告書でビタミンＫを投与しなかったことを認めているという。同会は同年１２月、助産師が所属する団体に「ビタミンＫなどの代わりに錠剤投与を勧めないこと」などを口頭で申し入れた。ビタミンＫについて、同会は「保護者の強い反対がない限り、当たり前の行為として投与している」としている。</blockquote><br />ヒトという生物はビタミンKを体内で合成できない。<br />ゆえにその摂取源は、食事と腸内細菌の合成するものに限られる。<br />生後間もない乳児の場合、腸内細菌叢が十分発達していないため摂取源は食事＝ミルクに限られるわけだが、<br />母乳育児の場合、母乳からだけでは十分なビタミンKを摂取できずに栄養不足を起こす場合がある。<br />（人工ミルクの場合は十分なビタミン類が添加されているため問題ない）<br />そうなると記事中にもあるようにビタミン不足から来る様々な問題を起こす。<br /><br />そして問題の「助産師が所属する団体」＝日本ホメオパシー医学協会＝RAH(ロイヤルアカデミーオブホメオパシー)が、<br />ビタミンK2の問題でどのような指導をしているかをうかがわせるのが、次のQandAの回答だ。<br /><br /><a href="http://www.rah-uk.com/case/wforum.cgi?no=1342&reno=no&oya=1342&mode=msgview&list=new" target="_blank" rel="nofollow">ホメオパシー 体験談紹介</a><br /><blockquote>質問ですが、現在妊娠中の子にソライナムをもらっているのですが、長女には与えなかったので、たとえば水で溶かして私と長女でとっても構わないのでしょうか？それと、<strong>出産後Ｋ２シロップを与えたくないので、そのレメディーももらったのですが、これはもし産院でＫ２シロップを与えなくても赤ちゃんに与えた方がいいのでしょうか？</strong>センターに問い合わせればいいのですが、どなたかの参考にもなればと思い質問させてもらいました。<br /><br />村上先生<br />○○様がおっしゃいますとおり、今後体外受精の方はますます増えてくるのではないかと思います。この子に押し出す力があるのであれば、熱を出したり、子どのものかかる病気にかかったり、咳をしたり、鼻水をだしたりしながら、妊娠前後の負荷を乗り越えていけると思いますので、病気を恐れずにうまく乗り切っていただければと思います。<br />ご質問のソライナムの件ですが、できればホメオパスにかかっていただき、この子のタイミングで与えていただいたほうがいいと思います。<strong>それとＫ２シロップの件ですが、産院で与えなくてもいいのであればその代わりにそのレメディーを与えていただいてもかまいません。</strong>いずれの場合もレメディーをくださった方にご相談やサポートをしていただけるとご安心かと思います。</blockquote><br />強調は筆者によるもの。<br />これを読んでまず分かるのが、ホメオパシー信奉者のK2シロップ忌避に対して、日本ホメオパシー医学協会側の人間がその問題点を指摘するどころかむしろ積極的にそれを煽り、その代替物としてホメオパシーのレメディを薦めている点である。<br /><br />回答者の村上先生というのは<a href="http://www.jphma.org/homoeopath/h_ma/h_mu_1.html" target="_blank" rel="nofollow">日本ホメオパシー医学協会の村上寿美代氏</a>のことであると思われる。<br />訴えられた助産師はK2シロップの代わりとしてレメディの砂糖球を与えていたが、<br />引用部から日本ホメオパシー医学協会＝ロイヤルアカデミーオブホメオパシーでは、ホメオパシーのレメディがK2シロップの代替物になりうると教えていることが分かる。<br /><br />おそらくビタミンKの投与が乳児に必要なこと自体は分かっていても、それが体内でどのような生理作用を持つ化学物質なのかを、<br />そしてただの砂糖球では決してその代替物にはなりえないことなどは分かっていなかったのだろう。<br />この助産師も、そして助産師にホメオパシーを教えた側の人間も。<br /><br />私が日本ホメオパシー医学協会とその関係者を危険視する最大の理由がこれだ。<br /><strong>彼らは自分たちが何を理解していないかすら理解していないまま、人の健康を取り扱おうとしている。</strong><br /><br /><br />さて、現状ではホメオパシー側からは特にアクションらしいものは出ていないのだが、<br />助産師会からはかなり残念な声明が出ている。<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/Mochimasa/20100710/1278709485" target="_blank">助産師提訴に関しての日本助産師会の非常にお粗末な対応 - Not so open-minded that our brains drop out.</a><br /><blockquote>読売新聞が報じ、前のエントリーで取り上げたように、助産師が病気の予防に必要なビタミン剤を与えなかったために女児が死亡してしまったとして女児の母親が助産師を提訴した。助産師は偽医療の一つであるホメオパシーの錠剤をビタミン剤の代わりに与えていたのだという。<br /><br /><br />それを受けて、社団法人 日本助産師会がPDFでコメントを発表したのだが、この内容がかなりひどい。<br /><br />PDFは1ページ目が「ビタミンK２投与がなされず、児が死亡した件に関して」、2ページ目がが「東洋医学、代替医療等に関する日本助産師会の見解」と題されている。</blockquote><br />続きはリンク先を読んでもらうとして、<br />このドキュメントに対する<a href="http://www.midwife.or.jp/" target="_blank">助産師協会トップページ</a>からのリンクタイトルは「代替医療に関する本会の見解」というもの。<br /><br />助産師会内部には、<br />「ビタミンK２投与がなされず、児が死亡した件」という、他の助産師利用者にも起こりうる潜在的危険性を周知するよりも、<br />「東洋医学、代替医療等に関する日本助産師会の見解」について弁明することのほうが大事な人間がいるらしい。<br /><blockquote>二度とこういうことが起きないよう本会としても、強く会員に注意の喚起を促していきたいと考えている。</blockquote><br />と書くのであれば、せめて問題の自然療法＝ホメオパシーの名前くらいは出してもらいたいものだが。<br /><br /><br />＜追記＞<br />ホメオパシー側からの公式発表はまだないが、<br />内部では臆面もなくこんな説明をしている模様。<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/hotsuma/20100711/p1" target="_blank">山口県の助産師提訴とホメオパシージャパンの反応。 - ホツマツ○ヱ。</a><br />全方位責任転嫁としかコメントのしようのない最低の対応だな。<br /><br /><br /><strong>◆関連リンク</strong><br /><a href="http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1278636524" target="_blank">ビタミンK問題: 助産院とホメオパシー</a><br /><a href="http://jyosanin.blog78.fc2.com/blog-entry-354.html" target="_blank">助産院は安全？ ホメオパシー、レメディの問題＞K2シロップの件</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/doramao/20100709/1278666254" target="_blank">なぜ助産師がビタミンK投与を怠ったのか - とらねこ日誌</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20100709/p1" target="_blank">ビタミンK欠乏症問題 - Skepticism is beautiful</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/Mochimasa/20100710/1278709485" target="_blank">助産師提訴に関しての日本助産師会の非常にお粗末な対応 - Not so open-minded that our brains drop out.</a><br /><a href="http://dailycult.blogspot.com/2010/07/blog-post_11.html" target="_blank">やや日刊カルト新聞: ホメオパシー？で乳児死亡、母親が助産師を提訴（山口地裁）</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/machida77/20100710/p1" target="_blank">助産師と代替医療 - 火薬と鋼</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/hotsuma/20100711/p1" target="_blank">山口県の助産師提訴とホメジャ講習受講者らしき人の反応。 - ホツマツ○ヱ。</a><br />

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<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/155429969.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/155429969.html</link>
<title>日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー</title>
<description>先日はてブを介して発見して大爆笑した。ギリギリ科学少女の初音ミクバージョンがちょっと前に作られていたのは知ってたが、それに振り付けがついていたとは。日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー‐ニコニコ動画(9)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー相変わらず中毒性のある歌だ。</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-07-04T22:08:48+09:00</dc:date>
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先日はてブを介して発見して大爆笑した。<br />ギリギリ科学少女の初音ミクバージョンがちょっと前に作られていたのは知ってたが、<br />それに振り付けがついていたとは。<br /><br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm11099546" target="_blank">日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー‐ニコニコ動画(9)</a><br /><script type="text/javascript">extVideoConfig = {"width":"480","url":"http://www.nicovideo.jp/watch/sm11099546?external_video_config=width%3D480%26height%3D320","height":"320"};</script><script type="text/javascript" src="http://blog.seesaa.jp/contents/js/external_video.js"></script><br /><br />相変わらず中毒性のある歌だ。<a name="more"></a>

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<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/155335894.html</link>
<title>トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ</title>
<description>最近また海外のQuackery（ニセ医療）が一つ国内に入って来ようとしているようだ。＞シモンチニーがんセンターざっと調べてみたところ、国内のWeb記事で対抗言論が引っかかるのはNATROMさんのところくらい。癌は真菌であり、重炭酸ナトリウムで治療可能だったんだよ！ - NATROMの日記現状では批判がほとんど存在していないようなので、ちょっと資料をまとめておくことにする。</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-07-03T22:07:58+09:00</dc:date>
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最近また海外のQuackery（ニセ医療）が一つ国内に入って来ようとしているようだ。<br />＞<a href="http://www.simoncini-cancer-center.com/" target="_blank" rel="nofollow">シモンチニーがんセンター</a><br /><br />ざっと調べてみたところ、国内のWeb記事で対抗言論が引っかかるのはNATROMさんのところくらい。<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100219#p1" target="_blank">癌は真菌であり、重炭酸ナトリウムで治療可能だったんだよ！ - NATROMの日記</a><br />現状では批判がほとんど存在していないようなので、ちょっと資料をまとめておくことにする。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />まずはこれを<br /><a href="http://www.esowatch.com/en/index.php?title=Sodium_Bicarbonate_Therapy_according_to_Tullio_Simoncini" target="_blank">Sodium Bicarbonate Therapy according to Tullio Simoncini - EsoWatch</a><br /><blockquote>トゥリオ・シモンチーニによって提唱された重炭酸ナトリウム療法（内部ではBICAとも呼ばれている）は、がん患者を治療すると主張している最も効果が無く不合理な方法の1つであり、ニセ医療的なガン療法である。この治療法は患者の役に立たないと同時に、同非常に高価である。<br />彼の「重炭酸ナトリウム療法」を適用した後にいくつかの死事例が起こったため、発明者のイタリアの元医者トゥリオ・シモンチーニは有罪判決を下され、そして医師免許を剥奪された。<br />ガンは菌類によって引き起こされる（真菌症としてのガン）という彼の主張は、現代医療の知見と整合性を持たない。この仮説は科学的な証拠が欠如しており、そして、この治療に少しでも正の効果を示すことができる科学的研究も現存しない。<br />彼の意見は、バイエルンの医者アルファンス・ウェーバー（ガンが寄生虫から始まることを確信しており、そのために、自分のがん患者を無駄に反マラリア薬で治療しようとした）の意見と比較されるだろう。彼もまた、19/20世紀の歴史的な多形性概念を信じていた。</blockquote><br />トゥリオ・シモンチーニの主張の間違いを指摘するというのは、医学生にでもやらせてみれば良いトレーニングになるだろう。<br />彼の主張はこうである。<br /><a href="http://www.simoncini-cancer-center.com/cancerisafungus.php" target="_blank" rel="nofollow">シモンチニーがんセンター ｜ がんの原因は真菌である。</a><br /><blockquote>彼は、『人体が、がんに罹患するシステムは、患者の身体にカンジタなどの真菌類が感染した時、もしくは、感染後、人の免疫能力が、なんらかの原因により低下した為に真菌が動き出したとき、患者の免疫防御シテムが作動し、真菌に感染した細胞を腫瘍細胞にさせ、他への感染を防ぐのである。その為、真菌に感染し変異したがん細胞を重炭酸ナトリウム溶液で洗浄する事により、がん化した細胞は正常細胞に戻らせる事が可能になる。』と言っています。</blockquote><br />彼によれば、「あらゆるがんは真菌が原因」だそうだ。大笑いである。<br /><br />がんは体細胞に生じた遺伝子の損傷によって発生する。<br />真菌感染による炎症の結果として遺伝子損傷が累積しがんを生じるというのはありえないことではないが、遺伝子の損傷は不可逆的なものなので、仮に細胞のがん化が起こってから真菌感染を治療したところで既に手遅れである。<br />がん化した細胞の遺伝子を正常な状態に治療するというのは遺伝子治療方面で現在さまざまな研究者が研究しているが、少なくとも重炭酸ナトリウムにそんな効用は無い。<br /><br />100年前ならいざ知らず、現在では、<br />どの遺伝子が壊れたら細胞ががん化しやすいか、どの部位のがんならどの遺伝子の損傷が多いかといった知見の蓄積も進んでいる。<br />特定の遺伝子を壊すことで故意に細胞をがん化させることはもちろん、さまざまながんのモデル細胞の樹立も行われている。<br />がん細胞をモデル生物の体に移植して、体内でどのようにがんの増殖や転移が進むかをリアルタイムに観察することすらできる。<br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8C%E3%82%93%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90" target="_blank">がん遺伝子 - Wikipedia</a><br /><a href="http://www.nirs.go.jp/news/press/2009/08_04.shtml" target="_blank">がん細胞の“振る舞い”が見えるメダカ―がん研究の新しい実験モデルの開発に成功― ：プレス発表：お知らせ：独立行政法人 放射線医学総合研究所</a><br />はっきり言って、いまどきこんな主張を行う医者がいたら、正気を疑っていいレベルである。<br /><br />こんな時代遅れのトンデモ理論を考案しているようでは、<br />あまつさえそれで何人もの患者を死なせるにいたっては、<br />そりゃ医師免許も剥奪されるというものである。<br /><br /><br />この程度のトンデモに引っかかるダメ学生がいたら、罰として一年くらいひたすらHeLa細胞の継代培養とヌードマウスへの移植・観察を繰り返しやらせることを提案するね。<br />既に医者ならQuackeryタグつけて間違ってもかからないようにするが。<br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/HeLa%E7%B4%B0%E8%83%9E" target="_blank">HeLa細胞 - Wikipedia</a><br /><br /><br /><br />彼の信者の中には陰謀論に走り、<br /><a href="http://www.davidicke.jp/blog/20091122/" target="_blank" rel="nofollow">ガンは真菌であり、治療可能だ - David Icke in Japan</a><br /><blockquote>当局は彼の文書を無視しただけでなく、彼は承認されていない治療法を処方したために、イタリア医療組合（Italian Medical Order）から除名された。そう、私は確かにこう言った。承認されていない治療法を処方したため、と。<br /><br />彼は、情緒的なマスコミによる猛烈な嘲笑と非難のキャンペーンにさらされた。そのうえ、彼が治療にあたっていた患者を「不法死亡」させたとして三年間投獄された。あらゆる方向から、「シモンチーニを捕まえろ。」という声が聞こえてきた。</blockquote><br />みたいなことを口にする人間もいるようだが、それは違う。<br /><br />彼がまともに相手にされないのは、彼の理論があまりにも馬鹿馬鹿しすぎる一方で、彼が自説を証明するような根拠をまるで示すことができていないせいだ。<br /><div class="ref">（ビデオ？HPの記述？そんなものは何の証拠にもなりはしない。彼は自分の治療法について一切の論文を提出していない。世の中にはどんな論文でも無審査で投稿できるジャーナルがいくらでもあるにもかかわらず）</div><br />そして彼が医師免許を剥奪されたのは、家族を殺された患者の遺族によって彼が訴えられ、詐欺罪と過失致死罪で有罪判決を受けたからだ。<br /><div class="ref">（この事件でイタリアの政府機関は、むしろ死者が複数人に上るまで何もしていなかったことを責められる立場だった。）</div><br />物事の因果を逆転させて陰謀論を主張するのはこの手の人たちには珍しくないけれど、医学や生物学に対して理解の欠片もないのがダメ過ぎる。<br /><br /><br /><br /><strong>◆Tullio Simontineの足跡</strong><br />日本語圏には彼の経歴についてまとまった情報が無いので、簡単にまとめておく。<br /><br /><a href="http://it.wikipedia.org/wiki/Il_cancro_%C3%A8_un_fungo" target="_blank">Il cancro &#232; un fungo - Wikipedia</a><br /><blockquote>1999年以降、イタリアの元腫瘍医トゥリオ・シモンチーニは、様々な医学会、代替医療学会で自分の仮説を提示するようになったが、彼の提案は決して科学的な実験に基づくものではなかった。実験データの欠如および、彼の理論の信憑性に欠ける根拠のため、イタリアNIHも彼このプロトコルを認めなかった。</blockquote><br />トンデモ方面の人にありがちな傾向だが、今に至るまで一本の論文も出ていない現実が示すように、彼は科学におけるデータの重要性を理解していないもしくは軽視しているようだ。<br />しかしルール破りのスタンドプレーが許されるのは、結果が成功に終わったときだけだ。<br />何人もの患者を死に追いやったことで、彼はイタリアの医学会を追われることになる。<br /><br /><blockquote>それにもかかわらず、シモンチーニは同様に医師である弟と一緒に、何人かの彼の患者を対象にその根拠の無い治療プロトコルを実施した。（2003年のイタリアの法律では、人間の患者の治療のために科学的根拠の無い治療を行い患者から金銭的報酬を受け取るこのような”人体実験”は懲戒手続きの対象となる。）<a href="http://ricerca.repubblica.it/repubblica/archivio/repubblica/2003/02/07/curavano-il-cancro-col-bicarbonato-due-medici.html" target="_blank">[1]</a><br />裁判所は、炭酸水素ナトリウムががんを治す化膿性があるという主張により虚偽の希望を生み出したこと、直接殺害したわけではないことを考慮して、不必要な治療を受けたために悪化死亡したと考えられる４人のがん患者のうち、２件を詐欺認定してシモンチーニに有罪を宣告し、他２件で無罪を宣告した。<a href="http://archiviostorico.corriere.it/2006/maggio/21/Medico_condannato_omicidio_colposo_co_10_060521029.shtml" target="_blank">[2]</a></blockquote><br />シモンチーニのサイトの動画を見れば分かるが、彼の「大腸癌治療」は大腸内に内視鏡付のチューブを突っ込んで、直接患部に炭酸水素ナトリウムを吹き付けるというものだ。<br />そしてこの件で死亡した患者は、いずれも腸の裂傷や穿孔を負って死亡している。<br />これは当たり前だが医療事故であり、彼の「治療法」が安全上の欠陥を抱えている事を示すものである。<br />シモンチーニはその後過失致死罪でも有罪判決を受け、イタリア国内におけるこの治療法の実施は禁じられた。<br /><br />まとめると、彼が医師免許を剥奪されたのは、<br />・法で定められた手続きに沿ったデータ収集や安全性の確認を怠ったまま、<br />・認可も行われず効果も確認されていない「欠陥品」の治療法で、<br />・患者に"人体実験"を行い、死亡事故を起こしたこと<br />を理由とするものである。<br /><br /><br />イタリアを追われたシモンチーニが次に本拠としたのはオランダである。<br />もちろんオランダでもすぐに死亡事故を起こして早々に追い出されることになったが。<br />こちらは上の腸裂傷とは異なり、炭酸水素ナトリウム水溶液の大量点滴による代謝異常から心停止に陥った事例である。<br />重曹の大量投与は危険な場合もあるのに、まんまとやらかしたらしい。<br /><br /><a href="http://www.netwerk.tv/uitzending/2010-03-31/familie-overleden-pati%C3%ABnte-wil-vervolging-kliniek-berg-en-bosch" target="_blank">Familie overleden pati&#235;nte wil vervolging kliniek Berg en Bosch | Netwerk</a><br /><a href="http://www.volkskrant.nl/binnenland/article501382.ece/Kankerbehandeling_Bilthoven_moet_stoppen,_zegt_Inspectie" target="_blank">Kankerbehandeling Bilthoven moet stoppen, zegt Inspectie - Binnenland - de Volkskrant</a><br /><br />犠牲者の名前はSylvia Trachsler。58歳の女性で乳がんを患っていた。<br />治療が行われたのはビルトーヴェンの"Kliniek voor Preventieve Geneeskunde Berg en Bosch (KPG) "という代替医療クリニック。<br />2007年10月、彼女は毎日4.2％炭酸水素ナトリウム水溶液500mlを3セット、6日間連続で点滴された後に心停止で異常死した。<br /><br />重曹はいかに日用品といえど、医薬品として使用するときには結構な数の禁忌が存在する。<br />そしてこれは健康な人間でも高ナトリウム血症なりアルカローシスなりを起こしてもおかしくない量だ。<br />治療を行った代替医療クリニックの人間がその辺のことをちゃんと分かっていたのかどうか気になるな。<br /><a href="http://www.e-pharma.jp/allHtml/2344/2344004X1062.htm" target="_blank">炭酸水素ナトリウム．ＯＩ 医薬品情報・検索　イーファーマ</a><br /><br />あちらのQuackウォッチャーの活躍によってイタリアでシモンチーニがやらかしたことの情報がある程度流通していたことに加え、この一件が結局オランダにおけるシモンチーニの活動への止めとなった。<br />めでたくオランダでもシモンチーニの治療法は禁止となり、彼はまた新たな拠点を必要とする事になった訳だ。<br />シモンチーニは「Controversialな（議論の余地がある）代替医療」とかそういう話以前の問題の、もっと低次元な部分で何度も事故を起こしてるんだよな。<br /><br /><br /><br />ついでに、シモンチーニは最近デーヴィッド・アイクに宣伝記事を書かせている点といい、どうも陰謀論者たちを標的として狙いだしているふしがある。<br />2009年には、とある陰謀論者のサイトで宣伝動画を流し、その動画で元患者の女性に「通常医療はダメ、炭酸水素ナトリウムで治る」と語らせていたりする。<br />もっとも速攻でイタリアのQuackウォッチャーに検証されて、実はただのやらせCMでその患者は通常医療を受けていたことを暴露されたりと脇が甘いところもあるが。<br /><a href="http://medbunker.blogspot.com/2009/02/simoncini-lorna-non-e-guarita-con-il.html" target="_blank">Simoncini: Lorna NON &#232; guarita con il bicarbonato</a><br /><br /><br /><br /><strong>◆日本での活動</strong><br />シモンチーニは2009年後半から、日本に拠点を構えるべく活動を開始している。<br />活動の拠点は先にも取り上げた<a href="http://www.simoncini-cancer-center.com/" target="_blank" rel="nofollow">シモンチニーがんセンター</a>だが、住所がホテルということを鑑みると、まだ本格的な活動拠点を構えるには至っていないようだ。<br /><br />彼は医師免許を既に剥奪されているため、自分で医療行為を行うことができない（それをやったら医師法違反で即逮捕）。<br />ゆえに彼が日本で活動を行うためには、自分に代わって診療を行う日本人の医師を必要とする。<br />そこで現在、彼は医師向けに<a href="http://www.simoncini-cancer-center.com/course.php" target="_blank" rel="nofollow">シモンチーニ・プロトコール研修コース</a>なるものを開催して医師集めに取り組んでいるようだ。<br />彼が日本で実際に「治療行為」を始めるかどうかは、これに引っかかる医者がどれだけいるかにかかっている。<br /><br /><br /><br /><strong>◆シモンチーニと彼の信者がやるべきこと</strong><br />たぶんこの記事はGoogle検索で上位に位置することになり、彼の信者も大勢やってくることになるだろうからもう少し書いておく。<br /><br />シモンチーニの「がんの原因は真菌」という主張はアホらし過ぎて頭痛を覚えるくらいにナンセンスだが、<br />それとはまったく無関係に、シモンチーニ・プロトコルの中で「がんの患部に直接薬液を吹き付ける」という方法論だけは、何らかの有効性を見出し得る可能性は残っている。<br /><br />彼と彼の信者がとるべき行動は、<br /><br />１．さっさと「がんと真菌」の妄想を捨てること<br /><br />２．シモンチーニ・プロトコルのきちんとした臨床試験を行って、本当に有効なのか、有効だとしたらどのようながんに効果があるのか、どんな薬剤を使用すれば効果があるのかについて、きちんと比較検討したデータを論文に出すこと。<br />（もし有効なら、炭酸水素ナトリウムみたいな中途半端な消毒剤よりもきちんとした薬剤を使用したほうが効果は上がるだろう）<br /><br />３．いくつも死亡事例が起きている事実が示すように安全性に問題があるので、徹底的な安全性の見直しを行うこと<br /><br />最低限これだけ行ってはじめて、その有効性を議論の俎上に載せる資格が生まれる。<br />逆に言えば現状では「なんちゃって医療」に過ぎないわけで、<br />仮にシモンチーニプロトコルに何かがあるとしても、彼らが正規の手続きを踏まない限り、有象無象の似非療法の一つとして彼の妄想ごと葬られることになるだろう。<br /><br /><br />なお、私は患部に直接吹き付ける方はともかく、点滴の方は有害無益だと思っている。<br />pH云々の戯言も、がん細胞のpHが低いのは、エネルギー消費が高くより多くの酸素を消費するせいであったり、腫瘍内部が低酸素状態になりpHが下がるためであって、pHが正常域や多少アルカリ寄りになったところで別にがん細胞だけ死ぬわけではない。<br />人が健康を保てる血液内至適pHは非常に狭い領域なので、下手にそれをいじろうとしたらオランダの件のように死人が出る。<br />サイト上で有効性を示す証拠と称して出してくるものも、大腸がんのビデオばかりだしね。<br />

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<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/144951710.html</link>
<title>『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる</title>
<description>科学的合理性の判断と、政治的合理性の判断は、明確に分離すべきなのだろうね。先日こんなエントリを読んだ。リスク社会における公共的決定2――「トンデモ」批判の政治性と政治の未来 - on the ground似たような感想の人が他にもいたけれど、私のこのエントリに対する感想は、ネタなのか本気なのか、天然なのか釣り針なのか判断に迷うなあ、というもの。１．に概ね同意し、２．でお茶を吹き、３．でネタなのか本気なのか判断に迷ったというのが正直なところだろうか。元エントリでは「科学」という..</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-03-29T01:17:10+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
科学的合理性の判断と、政治的合理性の判断は、明確に分離すべきなのだろうね。<br /><br />先日こんなエントリを読んだ。<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/kihamu/20100325/p1#20100325f9" target="_blank">リスク社会における公共的決定2――「トンデモ」批判の政治性と政治の未来 - on the ground</a><br /><br />似たような感想の人が他にもいたけれど、私のこのエントリに対する感想は、<br />ネタなのか本気なのか、天然なのか釣り針なのか判断に迷うなあ、というもの。<br />１．に概ね同意し、２．でお茶を吹き、３．でネタなのか本気なのか判断に迷ったというのが正直なところだろうか。<br /><br />元エントリでは「科学」という言葉をかなり特殊な使い方をしているので、<br />自然科学系の人は多分ツッコミの一つや二つ入れたくなるだろうけれど、<br />問題意識そのものは多少分かるだけに、面白いとは思う。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />とりあえずいくつか見ていこうか。<br /><blockquote>2.ナイーブな実証主義の問題点<br />残念ながら、いわゆる「ニセ科学」や「俗流若者論」などの「トンデモ」論への批判論の（全てではないにせよ）少なくない部分にも、「立場」と「利害」の区別への無理解が見受けられます*5。エビデンスを重視して議論を進めようとする姿勢そのものは良いのですが、実験科学ないし計量科学的な「実証性」の多寡を比較することによって（のみ）異なる「立場」の優劣を判断しがちな風潮が強いことには問題があります。そもそも私の考えでは、科学とは実験や計量によってのみ成り立つものではありません*6。</blockquote><br />いきなりの自然科学否定に突っ込みたくなるけれど、最後の一文はスルー推奨。<br /><br /><blockquote>しかし、ひとまずその点については措くとしても、「実証性」ばかりを秤にかけて議論を決しようとするのは、「立場」に固着して「利害」を無視する不毛な対決主義の典型であり、相手の問題意識に付き合うことを始めから拒否した外在的批判として、あまり望ましいものではありません*7。「真実」の共同探究としての科学は、誰かが勝って誰かが負けるゼロサム的な勝負ではなく、全体を前進させるようなwin-winの合意を志向するものです。ここから、「科学的」であることを標榜しがちな対決主義的「トンデモ」批判論の二重の非科学的傾向を指摘することができます。</blockquote><br />私はここで堪えきれずにお茶を吹き、はてブで苦言を頂戴したけれど、「真実」の～以降の文章はやはり釣り針なのでスルー推奨。<br /><br /><br />とりあえず釣り針なのか何なのかよく分からない部分を取り除いてみる。<br />これで余計な部分が無くなり論旨も分かりやすくなる。<br />多分これならすんなり読めるはず。<br /><blockquote>いわゆる「ニセ科学」や「俗流若者論」などの「トンデモ」論への批判論の（全てではないにせよ）少なくない部分にも、「立場」と「利害」の区別への無理解が見受けられます*5。エビデンスを重視して議論を進めようとする姿勢そのものは良いのですが、実験科学ないし計量科学的な「実証性」の多寡を比較することによって（のみ）異なる「立場」の優劣を判断しがちな風潮が強いことには問題があります。「実証性」ばかりを秤にかけて議論を決しようとするのは、「立場」に固着して「利害」を無視する不毛な対決主義の典型であり、相手の問題意識に付き合うことを始めから拒否した外在的批判として、あまり望ましいものではありません*7。</blockquote><br />私自身もそうだけれど、基本的に長いことニセ科学批判を続けている人は、大体「積極的に信奉者を説得するつもりはない」というスタンスになっていく。<br />この文章に即した形で言うと、「実証性」を元にした説得までは行うけれど、相手の内面の「利害」にまでは踏み込まないスタンス、ということになるかな。<br />ゆえにこの言及は、現状認識として概ね正しい。<br />そして正しいがゆえに、どうにもならない部分でもある。<br /><br />このタイプの批判はそれこそＦＡＱが既に存在するほどかなりの頻度で存在するんだが、<br />残念なことにこれを言いだす人は大抵、何故現状がそうなっているのかに踏み込んだ考察まではしてくれない。<br />多少挑発的な文章なのであまり適切ともいえないんだが、他にいいまとめも無いのでＦＡＱを引用しておこう。<br /><a href="http://www39.atwiki.jp/cactus2/pages/13.html#id_346a758f" target="_blank">ニセ科学批判まとめ %作成中 - 「ニセ科学批判」批判 FAQ</a><br /><blockquote><div class=ref>「『信奉者を説得するつもりはない』なんて冷たいんじゃないの?」</div><br />信奉者の説得を試みることを否定しているわけではない．説得できるならば，もちろんそのほうが良いだろう．しかし残念なことに，どんなに言葉を尽しても説得が通じない相手は少なからず存在する．「信奉者を説得するつもりはない」という言葉は，説得を試みた経験から出ているのだ．<br />説得されることを拒む相手を説得するには大変な根気が必要で，しかも成功する可能性は低い．そういう相手と1人ずつ向き合うには，あまりにもリソースが足りない．というわけで，現在ニセ科学を批判している人にさらに「信奉者の説得」を負わせようとしないで，是非とも心優しいあなたが説得してみてください．</blockquote><br />毎年ニセ科学批判批判の話題で盛り上がるたびに、この手の言動をとる人の中から誰か一人でも実際にアクションを取る人が現れないかと観察しているんだが、まだそういう人が現れたところは見かけない。<br /><br />なお、「説得」に大体どれくらいのリソースが必要になるかは、あまり情報が無いので私の経験を元に少し書いておこうと思う。<br /><br />まず、本人が自分から相談してくるようなケース。これは比較的軽傷。<br />何度かやり取りするだけで片が付く場合もあるが、大体１週間から１カ月コース。<br /><br />一方で本人ではなく周囲が困って相談してくるようなケース。これは重傷。<br />ニセ科学の「信奉者（ビリーバー）」と呼ばれるクラスになると、生活と人づきあいのかなりの割合がニセ科学関連のそれで染め上げられているレベルになるため、これに介入する場合、それこそカルトから信者を脱出させるくらいの覚悟で臨む必要がある。<br />昨年関わったあるケースだと、合計２カ月以上かかってたかな。<br />負担が大きいので、この手合いは知人からの頼みでもない限りはまず引き受けない。<br /><br />ちなみに、私が相談を受けた件数はここ３年ほどで15件くらいで、大体二月に一度何かあるぐらいの頻度か。<br />それでも何件かは、私が対応できる状況に無かったり成功の望みゼロだったりで断っている。<br />成果7/11。<br />向こうから来る分でさえ持てあまし気味なのに、こちらから積極的に何かするだけのリソースは、正直言って無い。<br />なお、私の所に来る相談はかなり少ない方で、多い人の所にはもっと高頻度で来ているはず。<br />他の人も多分リソースの余裕が無いという点では似たような状況じゃないかねえ。<br />こういう話は皆あまり表に出さないので、実態がいまいちよくわからないというのが正直なところではあるが。<br /><br />このリソース問題はニセ科学批判を行っている人間が皆気に留めている問題ではあるけれど、根本原因が人員不足にあるのでどうにもならん。<br />人手が増えてくれるなら大歓迎なんだけれど、訴訟リスクとかも考えるとおいそれと声を掛けられないというのはあるな。<br /><!--あと、冷たい話になるけれど、人を見捨てる事が出来ない人はこっちに来ない方がいい。
自分のリソース限界を超えて背負い込むか、救えたかもしれない誰かへの罪悪感で潰れることになるから。--><br /><br /><br />さて、だいぶ話がそれたので元エントリに戻ろう。<br /><blockquote>科学を標榜する政治運動<br />（1）まず、実証が乏しいものは考慮に値しないとして、「利害」もろとも「立場」を否定しがちな点です。科学とは世界理解の一手段ですから、基本的に全て推論です。実証は推論の確かさを担保する作業であり、仮説と根拠を結び付ける推論を伴います。実証性の程度を判断する基準は一様ではありませんから、実験科学／計量科学的な実証性に限定された判断は妥当とは言えない場合があります。また、そもそもいかなる基準においても実証性が乏しいと判断されるような推論であっても、「真実」の共同探究に資するかもしれない可能的推論の一つではあります。したがって、実証性の程度だけを以て推論の価値を判断することは科学の目的合理性に反する、非科学的な態度です。現段階では実証性が皆無でも、真剣な考慮に値する興味深い推論というものは、どの分野でも存在するでしょう。その着想を奪うなら、科学に未来などありません。</blockquote><br />ここで私が興味を持ったのが、<br />エントリ主は一体何を持って「科学的な価値判断基準」とするのだろうか？という疑問だ。<br />ここまでの文章から、彼が「科学的なエビデンス」「実証性」をその一つとしてみているのは分かる。<br />そしてそれだけでは足りないとみているのも分かるのだが、<br />「いかなる基準においても実証性が乏しいと判断されるような推論」ですらその価値を否定されるべきでないとするならば、<br />そも科学的な価値判断基準なぞ設定のしようがあるのだろうか？<br /><br />例えば昨年ヨーロッパのＬＨＣが稼働した際に、ＬＨＣの稼働によって地球がブラックホールに飲み込まれる可能性があると主張して裁判を起こした女性がいた。<br /><a href="http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2708137/5467810" target="_blank">粒子加速器の実験中止求めた女性が敗訴 ドイツ　国際ニュース : AFPBB News</a><br />彼女はまさに科学的合理性によって「利害」も「立場」も否定された訳なんだが、このような事例も非科学的な判決と批判するのだろうか。<br />このケースで却下以外の判決を出すことが科学的ならば、その方がよほど科学の未来が無くなりそうだが。<br /><br />科学的に正しいことが社会的・政治的に正しいことにはならないし、両者をイコールで結びつけるべきではないというのは分かる。<br />そしてエントリ主が、ニセ科学批判や『「トンデモ」批判論』が、ときに「科学的に正しいこと」を「政治的な正しさ」として利用していないかと主張したいことも。<br />しかし科学的な判断と、政治的・社会的な判断とはレイヤーを分けた方がいいのではないだろうか。<br />どうもその辺の切り分けがうまくいっておらず話が混乱しているように思える。<br /><br />なお、私は「科学的に正しい」条件に「利害が保障されること」を含めるこの考え方は非常に危険だと考えている。<br />いや『相手の「利害」を斟酌しない論理は科学的に間違っている』という主張が危険だと言い換えるべきか。<br />なぜならばこの考えは、科学的根拠の客観性を「利害」という私的価値で犯す。<br />すなわち、ある人に対してはある科学的根拠の援用を是とし、別の人には同じ科学的根拠の援用を非とするような、恣意的な科学的判断の肯定以外の何物でもないからだ。<br /><br /><br /><blockquote>（2）次に、「トンデモ」批判論においては、実証性が乏しい推論は有害であるとして「トンデモ」論に社会的な悪影響を帰責する傾向が見受けられます。しかしこれは、批判対象とする「トンデモ」がどのようなプロセスによってどの程度の悪影響を社会に及ぼしたのかについての実証的な研究結果が添付されない限り、批判者が用いる論理の自己適用によって非科学的な推論に留まるでしょう。<br />さて、ここで注目すべきなのは、少なくない「トンデモ」批判論においては、科学の本旨に反して、異なる「立場」を架橋するためどころか、むしろ「立場」同士の争いに「勝ち負け」をつけるためにこそ「実証性」の基準が持ち込まれているように見える点です。そして、この基準は全方位的に適用されるわけではなく、論者が対立する「立場」を攻撃することを主目的として用いられます。ここには、「科学的知見への敬意を」というタテマエ的「立場」の裏に潜む、「気に入らない奴らを一掃する武器が欲しい」という昏い欲望＝「利害」を見ないわけにはいかないでしょう。率直に言えば、これは歴史的に繰り返されてきた科学の政治利用であり、科学と政治の混同であり、政治運動による科学の僭称です。</blockquote><br />ここはおそらく鏡を差し出すべき部分だろう。<br /><br />『「トンデモ」批判論』に対して『実証的な研究結果が添付されない限り、批判者が用いる論理の自己適用によって非科学的な推論に留まる』<br />といいながらも自分は例の一つも提示せぬままに『少なくない「トンデモ」批判論』がこうだと決めつけ、科学の僭称とまで言う。<br />これは『科学の本旨に反して、異なる「立場」を架橋するためどころか、むしろ「立場」同士の争いに「勝ち負け」をつけるためにこそ「実証性」の基準が持ち込まれている』議論そのものではないだろうか。<br />自ら身を呈してサンプルを例示したというのであればいっそ感心するのだが。<br /><br /><blockquote>何が科学を政治から分かつのか<br /><br />しかし、勘違いして欲しくないのですが、政治的であること自体が悪いわけではありません。それどころか、私たちはみな非政治的であることが不可能な存在であり、ただそのことに自覚的になるべきなのです。そして、自らが為したり為そうとしたりすることが政治であるのか、科学であるのか、あるいはそれ以外の何かであるのかを、事あるごとに意識しておいて欲しい。そう思います。<br />有志の科学者たちによる「ニセ科学」批判に代表されるように、社会が真剣に取り扱うべき問題が何であるかについて、（特に専門的知見を活かして）積極的に発言し、政治的／経済的／社会的資源の投下基準となる価値序列付けに介入していこうとすることは、よいことです。それは素朴に良いことです*8。<br /><br />ただし、そこで争われているのは各々の論が科学的であるか否かではなく、社会が取り組むべきイシューとしてのプライオリティについての適正な判断でしかありません。「愚かさ」の話を思い出して下さい。社会的議論の対象になるのはあくまでも政治的な価値序列付けであり、個別の文脈における内在的価値（それ自体の価値）ではありません。<br />科学的知見は、序列付けを正当化する公共的理由付けの一部として用いられます。つまり、「トンデモ」をめぐる議論とは、「これに社会的コストをかけてくれ／かけてくれるな」といった働きかけを中心とする、あくまでも政治的な争いなのです。科学者たちは、この政治闘争を有利に導くため、自らの専門的知見を資源として動員しているに過ぎません。<br /><br />科学の蓄積を利用することは、行為そのものの科学性を担保しません。社会的な価値序列付け、政治的イシューのプライオリティの問題を、科学性の争いと混同すべきではありません。論の科学性は、その内容や方法ではなく、目的と姿勢が担保するのです*9。</blockquote><br />このくだりは普通にいい文章だと思うんだがなあ。（ただし最後の一文以外）<br />ニセ科学批判というのは、エントリ主も指摘する通り政治的なアクションだ。<br />その論拠に「科学的な実証性」を用いてはいるけれど、その目的は、社会がどう動くべきかに対する介入だからね。<br />元エントリは２章の(1)と(2)をがっつり削った方がよほどいい文章になると思う。<br /><br /><br />

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<title>ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ</title>
<description>先週バイオラバー関係で壮快薬品が書類送検を受けた。「がんに効能」で薬事法違反容疑　社長と会社を書類送検 - 47NEWS（よんななニュース）　高速水着素材の開発で知られる山本化学工業（大阪市）の製品を「がんに効能がある」とうたって販売したとして、京都府警が薬事法違反容疑で健康用品販売会社「壮快薬品」（東京都）の男性社長（５８）を書類送検したことが１７日、捜査関係者への取材で分かった。　捜査関係者によると、書類送検はことし２月。両罰規定に基づき法人としての同社も書類送検した。社..</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-03-24T01:27:29+09:00</dc:date>
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先週バイオラバー関係で壮快薬品が書類送検を受けた。<br /><a href="http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031701000984.html" target="_blank">「がんに効能」で薬事法違反容疑　社長と会社を書類送検 - 47NEWS（よんななニュース）</a><br /><blockquote>　高速水着素材の開発で知られる山本化学工業（大阪市）の製品を「がんに効能がある」とうたって販売したとして、京都府警が薬事法違反容疑で健康用品販売会社「壮快薬品」（東京都）の男性社長（５８）を書類送検したことが１７日、捜査関係者への取材で分かった。<br />　捜査関係者によると、書類送検はことし２月。両罰規定に基づき法人としての同社も書類送検した。社長は容疑を認めている。<br />　京都区検は１７日、社長と同社を略式起訴した。<br />　販売したのはバイオラバーと呼ばれる特殊素材を使った製品。医療機器として国の承認を受けておらず、医学的効能をうたった販売は禁止されている。<br />　京都府警が昨年１０月と１２月、薬事法違反容疑で同社元役員や山本化学工業の関連会社社員らを逮捕し、全員が罰金の略式命令を受けた。<br />　社長の送検容疑は昨年７月、同法違反の罪で略式命令を受けた元役員らと共謀し、壮快薬品京都駅前店で女性客に医学的効能をうたって、バイオラバーのベルトを約２３万円で販売した疑い。</blockquote><br />元々バイオラバーが摘発されるきっかけとなったのはこの会社で、昨年10月に家宅捜索を受けてから5ヶ月後の書類送検となる。<br /><a href="http://sankei.jp.msn.com/life/body/091020/bdy0910201704005-n1.htm" target="_blank">がん抑制うたい健康器具を販売　会社を家宅捜査　京都府警 - MSN産経ニュース</a><br /><blockquote>　高速水着素材の開発で知られる山本化学工業（大阪市生野区）の「バイオラバー」を使った商品を「がんに効能がある」とうたって販売したとして、京都府警は２０日、薬事法違反容疑で健康器具販売会社「壮快薬品」（東京）の京都駅前店（京都市下京区）を家宅捜索した。<br />　壮快薬品は各地に支店があり、バイオラバーを使ったマットやベストの顧客説明会を各地で開催し販売。捜査関係者によると、医療機器として厚生労働相の承認を受けていないのに、社員らががん抑制の効能をうたっていた疑いが持たれている。<br />　壮快薬品は取材に対し「薬事法に触れるような販売方法はしていない」としているが、現在は販売を中止している。</blockquote><br /><a href="http://www.soukai.jp/" target="_blank" rel="nofollow">壮快薬品</a>のウェブサイトを見ると京都駅前店は閉店したらしいが、インターネット店舗の方ではまだ有機ゲルマニウムだの水素水だの、アレな商品の販売を続けているようだ。<br /><a href="http://www.soukai.net/" target="_blank" rel="nofollow">壮快ネット | 壮快薬品インターネット店（壮快薬局）</a><br /><br />この会社のアレさ加減については昨年putoriusさんも取り上げていた。<br /><a href="http://putorius.mydns.jp/wordpress/?p=277" target="_blank">ニセ健康食品のセレクトショップ | 鼬、キーボードを叩く</a><br />そうそう体質は変わらないということか。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br />さて、実はバイオラバー関連のエントリはまだこのブログで取り上げたことが無かった。<br />というか取り上げたつもりでいたけれど、つもりだけだった模様。<br />既にNATROMさんやきくちさんの所に十分すぎるほど情報がまとまっているので、今更うちでまとめることも無いかとも思うのだが、<br />以前集めた情報がもったいないので簡単にまとめておくことにする。<br /><br />そもそもバイオラバーとは何ぞやという話だが、<br /><a href="http://www.yamamoto-bio.com/" target="_blank">山本化学工業株式会社</a>という会社が開発した独自の新素材、という触れ込みの商品だ。<br />とりあえず公式サイトの説明から<br /><a href="http://www.yamamoto-bio.com/health.html" target="_blank">製品フィールド ヘルス-｜山本化学工業</a><br /><blockquote><strong>バイオラバーとは？</strong><br />炭酸カルシウムを99.7％以上含む高純度の<br />石灰石をベースとし、独自製法のミクロの気泡に<br />よるハニカム構造をもったラバーに、<br />希少金属を配合し混入することで、<br />人体に有益なバイオウェーブ（遠赤外線)を<br />放射するのが「バイオラバー」です。<br /><br /><strong>バイオウェーブとは？</strong><br />東洋では「気」の一種として認知されていて<br />健常者が発しているのと同じ、4～25ミクロンの<br />波長を持つ遠赤外線レベルの波動の事です。<br />遠赤外線は有機物に接触すると、熱や電気に<br />変換されて、人体に有用な働きがあります。<br /><br /><strong>様々なメディアの紹介でたちまち大反響</strong><br />新聞やＴＶなどで取材・報道されています。<br />また出版物ではバイオラバーの第一人者たちが、<br />バイオラバーの確かな機能を、豊富な実証例と<br />ともに詳しく紹介されています。</blockquote><br />この商品のインチキ性についてはNATROMさんが2004年の時点で既に取り上げている。<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20041214" target="_blank">バイオラバーってインチキ？ - NATROMの日記</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080710" target="_blank">ニセ科学を見抜く練習問題（「バイオラバー」応援サイトから） - NATROMの日記</a><br /><br />簡単にまとめると、以下の二点が、上記のエントリでNATROMさんが指摘している問題点になる。<br />１．実験条件を明示せず対照データも取っていない、論文すら無いなんちゃって実験データを元に、がんが治るその他諸々の効能を主張（薬事法違反）<br />２．そもそも盲検すら行っていないデータなど、信頼に値する科学的根拠として扱えない。<br /><br />さらに加えて、「根拠となる論文」として挙げられていたものも真っ赤なウソだった。<br /><br /><br />こんな状態では摘発されない方がおかしいというもので、山本化学の関連会社からも逮捕者が出ている。<br /><a href="http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091021/crm0910211343022-n1.htm" target="_blank">バイオラバー「がん効く」逮捕の販社、所在地・社長が山本化学と同じ - MSN産経ニュース</a><br /><blockquote>　高速水着素材の開発で知られる山本化学工業（大阪市）の製品が「がんに効能がある」とうたわれ違法に販売されていた事件で、社員が逮捕されたゴム製品販売会社「ハーキュリーズグループ」の所在地や社長が山本化学工業と同じであることが２１日、京都府警への取材でわかった。<br />　府警は２社の関係や、山本化学工業が違法販売の実態を知っていたかどうかを慎重に調べる。<br />　府警によると、ハ社の登記上の本社は大阪市東成区だが、事務所は大阪市生野区にある山本化学工業と同じビル内にあり、電話番号も同一。山本化学工業の山本富造社長が代表を務めていた。</blockquote><br /><br /><br />今のところ山本工業の社長は逮捕されていないが、この人も既にテレビで「バイオラバーでガンが治る」と言っちゃっている。<br /><a href="http://zarutoro.livedoor.biz/archives/51287196.html" target="_blank">痛いテレビ : 【動画】山本化学工業社長「バイオラバーでガンが治る」</a><br />一方で、問題発覚後の朝日の取材に対してはこんな風に責任逃れをしてみたり。<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20091020#p1" target="_blank">バイオラバー販売業者に薬事法違反の恐れ - NATROMの日記</a><br /><blockquote>さて、記事によれば、薬事法に違反する恐れがあるとされたのは販売会社であって、バイオラバーを開発した山本化学工業株式会社ではない。ウェブ版の記事には出ていないが、紙面*1のほうには、<br /><blockquote>取材に対し、山本化学工業の幹部は、バイオラバーには医学的な効能はないとし、「販売業者には『がんが治る』という説明はしないようにお願いしている」と話した。</blockquote><br />とあった。記事が正しいなら、山本化学工業の幹部がバイオラバーに医学的な効能はないことを認めたわけである。しかし、山本化学工業のサイトの主張と矛盾するように思える。さすがに「がんが治る」とは明示していないが、医学的な効能があるかのように書いてある。「健康維持に。気軽に使えるバイオラバー」*2、「バイオラバーが発するバイオウェーブを活用し、健康づくりなどに、役立っています」*3などという記述がある。医学的な効能はないのに、健康づくりに役立つなんてことがあるのだろうか。</blockquote><br />彼が白か黒かは読者の判断に任せるが、少なくとも私は彼が一線を踏み越えた人間だと見ている。<br /><br /><br />ちなみに、バイオラバーのインチキ論文暴きについてはkikulogが詳しい。<br /><a href="http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1257588115" target="_blank">バイオラバー関連論文</a><br /><blockquote>学会発表は、兵庫医大泌尿器科の島博基教授(昨年度いっぱいで定年退職だと思う)のグループによるもので、学会発表すること自体はいいとして、日本のいくつかの学界とアメリカ癌治療学会での発表を「学会で承認」と表現したことが問題になっています。あたかも研究結果に学会がお墨付きを与えたように読めるというので、これについて、日本癌学会は山本化学工業に警告し、また他の学会も取材に対して一様に「承認という表現は不適切」という趣旨の回答をしたというもの。<br /><br />これも既にいろいろな人の指摘で明らかなように、学会での発表を認められただけなのに、それを「学会で承認」と表現するのは明らかに通例に反するし、ありていに言って嘘なわけです。だから、学会としては当然そういう回答になるはずです。<br />「学会で承認」という言葉で相手を誤解させておいて、意味を訊かれたら「嘘ではなく、発表することが承認されたという意味であり、研究内容が承認されたという意味ではない」と答えればいいと考えていたのでしょうが、そうだとすれば、非常に悪質です。<br />ちなみに、会員なら誰でも無審査で発表できる学会もあれば、審査のある学会もあるので、「発表を認められる」ということはあると思いますけど、それを「研究結果が学会で承認された」とは表現しないということです。<br /><br />すると、問題は「学会で承認」と言い出したのが誰なのかなのですが、仮に島教授の知らないところで山本化学が勝手にそう表現したのであれば、島教授はかなり信頼を傷つけられたことになります。また、万が一、島教授自身が「学会で承認」と表現したかあるいは山本化学工業がそう表現するのを黙認したかであれば、島教授が不誠実だということになります。</blockquote><br /><br />もういっちょ<br /><blockquote>次がNature precedingsで公開された「論文」。<br /><br /><a href="http://precedings.nature.com/documents/1980/version/2" target="_blank">http://precedings.nature.com/documents/1980/version/2</a> <br /><br />Nature precedingsというのは、Natureがやっているプレプリント・サーバーのようなもので(実際には、post-preprintでpre-publicationという針の穴を通すような位置づけなので、プレプリント・サーバーと呼ぶと怒られるかもしれないけど、査読されていないという意味では、preprintとしか言うようがない)、ここに公開したからといってNatureグループの論文雑誌に掲載されたと認めることはできません。だって、査読されていないのだもの。つまり、この「論文」はまだどこの雑誌にも掲載されていないものです。<br /><br />Nature precedingsにはそれなりの理想があると思います。ちゃんと使えば、ですが。しかし、Nature系の雑誌に掲載されたと誤解する人も出てくるし、それを意図して論文を掲載する研究者が出てくるのも必然のように思います。まあ、それはNature precedingsが悪いわけじゃないんだけど。もちろん、島教授がそれを意図したかどうかは知りません。<br /><br />いずれにしても、これは「査読を通った論文」ではない。そして、仮にこれをこのまま通す雑誌があったら、「ダメ雑誌」認定でいいでしょう。<br />とりあえず、生物の実験結果は置いといて、<br />....................<br />This could be theoretically brought by the effects of the structure-based substance wave at a frequency of 2.27×10^33/s radiated from the molecules by resonance when exposed to far-infrared rays.<br />...................<br />なんていう文が出てくる時点で、却下でいいです。</blockquote><br />とまあ、これがバイオラバーの論文についての全てだな。<br />バイオラバーの「研究論文」なるものはそもそも論文として雑誌に発表されたことすらないし、内容についてもデタラメだったわけだ。<br />それどころか投稿してもいない論文を「科学誌Natureに掲載された」と言い張り、学会発表を「学会が承認」とウソをついていたわけだ。<br /><br /><br />バイオラバー関連の研究については、兵庫県立医科大学だけでなく近畿大学の研究者も絡んでいたので、ついでに記録しておく。<br />これはバイオラバーの摘発後速攻で削除された近畿大学のプレスリリースだ。<br />無言で記事を削除すること自体が、発表内容の信ぴょう性を如実に物語っている。<br /><a href="http://megalodon.jp/2009-1020-1503-21/www.kindai.ac.jp/news_event/2009/09/post-126.html" target="_blank">「バイオラバーのがん抑制効果」に新たなメカニズム　近畿大学医学部の研究グループが解明　近畿大学 | プレスリリース(cache) </a><br /><blockquote>近畿大学医学部（大阪府大阪狭山市、学部長：塩﨑均）の研究グループは、山本化学工業株式会社（本社：大阪市、代表取締役社長：山本富造）が開発した医療用素材「バイオラバー」（学術名：活性型ゴムレジン）が持つとされるがん抑制効果について、これまで指摘されてきた「がん細胞に対する直接的効果」とは異なり、生体内における間接的効果によるがん抑制のメカニズムが存在することを解明しました。<br />研究グループでは、今後の課題として、他の温熱治療との比較検討と、がん発生予防を目的とした研究が必要としており、これらを検証すべく現在、さらなる研究を進めています。詳細な研究成果は、来年4月に開催されるアメリカ癌学会で報告する予定です。<br /><br />研究を進めているのは、近畿大学医学部の植村天受教授を中心とするグループ。2009年2月から、「バイオラバーによるがん抑制メカニズムの科学的な解明」を目的に、研究を続けてきました。</blockquote><br /><br />デタラメまみれでどうしようもないバイオラバーだが、当時はこれに引っ掛かっているマスコミや医者がそれなりに居た。<br />これだけアレな情報が明らかになっているにも関わらず、いまだにバイオラバーの記述が消えないクリニックもいくつか存在する。<br />わざわざ晒すことはしないが、まあググればすぐ見つかるので興味のある人は探してみるといいよ。<br />彼らは騙された患者にどの面下げて向き合うのかね。<br /><a href="http://sankei.jp.msn.com/life/body/091103/bdy0911032028005-n1.htm" target="_blank">収まらぬ「がんに効く」信じた消費者の怒り - MSN産経ニュース</a><br /><blockquote>　効果を信じてバイオラバー製品を約１００万円で購入したものの、昨年９月に肺がんで死亡した大阪府柏原市の女性＝当時（５６）＝の長女（３０）は「いろいろな治療を試しても効果がなく、すがる思いだった母に製品を買うなとはとても言えなかった」と話した。<br />　女性は昨年２月に末期の肺がんと診断され、府内の病院で化学療法を続けているうちに、バイオラバーを取り上げたテレビの情報番組を見て興味を持った。動物実験でがん細胞を抑える働きがあるという研究結果を紹介するＰＲ記事を読み、「直接見たい」と長女に懇願。体力が衰えて歩くのも困難だったが、電車で約１時間かけて販売店に向かった。<br />　その販売店こそ、今回の事件で京都駅前店店長が逮捕された「壮快薬品」の大阪駅前店だった。「私も使っています」「がん患者さんもよく来ますよ」。女性は店員の勧めでバイオラバー製のマットに寝て試した。「温かくなった気がする」。そう言って約１００万円の製品を購入した。<br />　女性は帰宅途中に歩けなくなるほど疲れたが、製品を手に笑顔を見せた。だが、がんの進行は止まらず、昨年９月に亡くなった。長女は「生きる希望を失わせることになるから、母に製品を買うなといえなかった。私自身は半信半疑だったが、医師やいろんな人が推奨しているのをネットで見るうちに期待を抱いたのも事実。製品をよく検証してから情報発信してほしかった」と話した。</blockquote><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/103236187.html" target="_blank">幻影随想: サギとマルチと疑似科学</a><br />　

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<title>正しい目薬のさし方</title>
<description>長時間PCで作業することの多いSEにとって、目薬は目を守るために欠かせない相棒。しかし、これまでずっと間違った目薬のさし方をしていたことを、次の記事を読んで知った。目薬：目パチパチはダメ　正しい点眼５％ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)　点眼のあとの目パチパチは禁物－－。目薬をさしたあと目をしばたたかせるなど、不適切な点眼をしている人が９割を超すことが、医薬品メーカー、ファイザー（東京都渋谷区）の調査で分かった。　同社は、緑内障患者など病院で複数の目薬を処方された経験がある４０～６０..</description>
<dc:subject>サイエンストピックス</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-03-23T00:53:43+09:00</dc:date>
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長時間PCで作業することの多いSEにとって、目薬は目を守るために欠かせない相棒。<br />しかし、これまでずっと間違った目薬のさし方をしていたことを、次の記事を読んで知った。<br /><br /><a href="http://www.mainichi.jp/select/science/news/20100322k0000e040026000c.html" target="_blank">目薬：目パチパチはダメ　正しい点眼５％ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)</a><br /><blockquote>　点眼のあとの目パチパチは禁物－－。目薬をさしたあと目をしばたたかせるなど、不適切な点眼をしている人が９割を超すことが、医薬品メーカー、ファイザー（東京都渋谷区）の調査で分かった。<br /><br />　同社は、緑内障患者など病院で複数の目薬を処方された経験がある４０～６０代の男女１２００人を対象にインターネットで調査した。<br /><br />　適切な点眼後の行動は「しばらく目を閉じて、薬が鼻やのどに流れないよう目頭を軽く押さえる」だが、適切な点眼を実行している人はわずか５．８％。最も多い４３．３％が「目をパチパチさせている」で、「しばらくの間、目を閉じている」３０．２％、「しばらくの間、目を見開いたままじっとしている」１５．１％など、計９０％以上が不適切だった。<br /><br />　「目をパチパチさせる」人の８８．３％が「目薬が目全体や患部に行き渡ると思うから」と答えた。この方法では、薬が外に流れ出てしまい、十分な効果が得られないという。</blockquote><br />今までずっと目薬をさした後は目を閉じるだけだったよ。<br />それだけじゃダメだったのか。<br /><a name="more"></a>

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<title>科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる</title>
<description>以前「英語耳を鍛えるための科学なポッドキャスト１０選」という記事を書いた。この記事を書いてからそろそろ2年経ち、科学系のPodCastもその後かなり拡充したので、そろそろまとめなおす事にする。</description>
<dc:subject>サイエンストピックス</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-03-21T03:55:54+09:00</dc:date>
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以前「<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/101156674.html" target="_blank">英語耳を鍛えるための科学なポッドキャスト１０選</a>」という記事を書いた。<br />この記事を書いてからそろそろ2年経ち、科学系のPodCastもその後かなり拡充したので、そろそろまとめなおす事にする。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />前回は英語の物しか紹介していなかったから、まずは国内のPodCastから。<br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/id78743478" target="_blank">ヴォイニッチの科学書 - くりらじ</a><br />ジャンル：科学ニュース解説<br />時間　　：5～10分<br />配信　　：毎週土曜日<br />内容　　：<br />多分日本語の科学ニュース配信PodCastとしては一番有名。<br />パーソナリティの中西貴之さんが毎回きっちり勉強した上で解説を行っているので、非常に面白い。<br />分野は宇宙関連の物と、ゲノムとかバイオ系の話題が多いかな。<br />個人的な感想としては、相方にもうちょっと科学分野に明るい人間を持ってきたらさらに面白くなると思う。<br />今の相方のBJは不勉強なのか「ほう」とか「へえ」とかしか言わない場面が多すぎる。<br />あと話題の暴投多すぎ。毎回さりげなくリカバリーする中西さんはすごいが。<br />書棚の人を相方にした方が面白くなりそう。<br /><br />おまけとして関連リンクを置いておこう。<br /><a href="http://science-podcast.jp/" target="_blank">Science-Podcast</a><br /><a href="http://obio.c-studio.net/science/" target="_blank">【ヴォイニッチの科学書】　ダイナー☆ヴォイニッチ「菌に感謝する弥生の正餐」プログラム</a><br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/id251643359" target="_blank">ヴォイニッチの書棚 - くりらじ</a><br />ジャンル：科学関連書籍の紹介<br />時間　　：5～10分<br />配信　　：隔週木曜日<br />内容　　：<br />通勤電車の中で気軽に読める科学書籍を紹介する、というキャッチコピーのPodCast。<br />しかし書籍の紹介というよりは、書籍をきっかけとしたその分野の簡単なレクチャーといった方がいい気がする。<br />面白いから別にいいんだけどね。<br />パーソナリティの樽町野久栄乃さんが紹介の前後に入れるトークがいい味を出している。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/id214452871" target="_blank">JAXA i マンスリートーク - JAXA（宇宙航空研究開発機構）</a><br />ジャンル：航空・宇宙開発関連<br />時間　　：1時間<br />配信　　：毎月一回<br />内容　　：<br />JAXAで行われている研究について、毎回ゲストを呼んで1時間たっぷり使って紹介をするPodCast。<br />面白いけれど時間が長いし分野が多岐にわたるので、自分の興味がある話題の時だけ聞くのがよいかと。<br />個人的には「はやぶさ」や「かぐや」の回がとても良かった。<br />なお、日付の古いPodCastは講演を録音して流したもののようだ。<br /><a href="http://www.jaxa.jp/" target="_blank">JAXA｜宇宙航空研究開発機構</a><br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/id93038829" target="_blank">かがく探検隊コーステップ （科学バラエティ番組：北海道大学CoSTEP制作）</a><br />ジャンル：科学コミュニケーション<br />時間　　：30分<br />配信　　：毎月２回？<br />内容　　：<br />北大の科学技術コミュニケーター養成講座CoSTEPの活動の一環として行われているPodCast。<br /><a href="http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/costep/" target="_blank">CoSTEP｜北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット</a><br />内容はCoSTEPで行っているサイエンスカフェの報告と、「セレンディピティ～科学を変えた瞬間～」と題した、様々な科学史上の発見についての紹介、研究室紹介など。<br />まだまだ素人の作った番組というのがありありと分かる作りだけれど、楽しみながら作っているのが良く分かる。<br />今はまだ、作る事を楽しめばいいんじゃないだろうか。<br />才能あるディレクターやパーソナリティがここから生まれれば、一気に化ける可能性がある。今後に期待。<br /><br />なお、第167回の酒蔵訪問の回は中々良い出来だったと思う。<br />東京農大出身の杜氏さんを相手にして、話の内容も「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063522725/blackshadow-22" target=_blank>もやしもん</a>」を彷彿とさせる描写が多数出てきたにもかかわらず、そこにまるで触れてないのだけは個人的に減点対象だが。<br /><br /><br />他にも日本語科学PodCastには「<a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/id200912677" target="_blank">サイエンス・サイトーク</a>」とか<a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/id344941838" target="_blank">サイエンス・ニュース・ネットワーク</a>なんかもあるけれど、趣味に合わなかったので名前の紹介だけにとどめる。<br />あと正直に言うと、国内の科学PodCastのクオリティは、海外勢と比較するとヴォイニッチがいい線を行っているくらいで、他はどれもまだまだだと思っている。<br /><br /><br /><br />ここからは英語PodCastの紹介。<br />まずは専門性の高いものから。<br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/science-magazine-podcast/id120329020" target="_blank">Science Magazine Podcast - Science Magazine</a><br />ジャンル：科学ニュース<br />時間　　：30分<br />配信　　：不定期（月4回ほど）<br />内容　　：<br /><a href="http://www.aaas.org/" target="_blank">AAAS</a>が週一で配信している科学ニュース。<br />以前は一話5～10分で一つのトピックを解説する形式だったのだが、どうも最近一回30分ほどで複数のトピックをまとめて流す形式に変わったようだ。<br />どちらかというと以前の形式の方が、興味のある話題だけを狙い撃ちで聞けたので好みだったのだが。<br /><a href="http://www.sciencemag.org/" target=_blank>Science誌</a>に載る論文がニュースの元であるため、自然科学系、特に生化学系の最新の研究を題材にしたニュースが多いのが特徴。<br />Updateとの違いは研究者に対するインタビューをたっぷりと流している部分か。<br />論文には載らない研究者の苦労話とかをたまに聞けたりするので面白い。<br />研究者が聞くと一層楽しめるんじゃないだろうか。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/science-update-podcast-weekly/id102800259" target="_blank">Science Update Podcast - Weekly Edition - AAAS, The Science Society</a><br />ジャンル：科学ニュース<br />時間　　：10分<br />配信　　：毎週<br />内容　　：<br />AAASが週一で配信している科学ニュース。10分で5つのトピックをまとめて解説する。<br />ニュースの傾向は上に同じ。こちらはアナウンサーが内容の要約を伝えてくれる。<br />Dayli Editionと内容の重複も結構あるので、どちらか片方を聞いていればいい気もする。<br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/science-update-podcast-daily/id215002256" target="_blank">Science Update Podcast - Daily Edition - AAAS, The Science Society</a><br />Dailyの方は毎日配信で、Scientific Americanの60-secondと同じく、一話60秒。<br />どれを聞くかは好みに合わせて選択するといいだろう。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nature-podcast/id81934659" target="_blank">Nature Podcast - Nature</a><br />ジャンル：科学ニュース<br />時間　　：30分<br />配信　　：毎週<br />内容　　：<br /><a href="http://www.nature.com/nature/index.html" target="_blank">Nature誌</a>が配信するPodCast。<br />Nature本誌で取り上げた論文がニュース元で、Science誌と双璧をなすジャーナルだけあってニュースのクオリティは高い。<br />2009年6月29日のExtraPodcastでは、サイモン・シンをゲストに英国における彼の法廷闘争について特別番組を組んで流すなど、結構社会的な動きも流している。<br />姉妹誌のニュースも取り上げてくれないものだろうか。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/medlineplus-nlm-directors/id155854438" target="_blank">MedlinePlus: NLM Director's Comments - National Library of Medicine</a><br />ジャンル：科学論文解説<br />時間　　：10分<br />配信　　：毎日<br />内容　　：<br />このPodCastは<a href="http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed" target="_blank">PubMed</a>を使っている人（＝生化学の研究者）向けのPodCast。<br />PubMedの論文を読んで理解できるくらいの人間が対象なので、専門用語などで余り一般向けの配慮はしていない。<br />逆に言えば、バイオ系の研究者なら聞いておいて損は無い。<br />なんせNLMの専門家が論文の解説を行ってくれるのだから、下手に輪読会を開くよりもよっぽど勉強になる。<br />時間も10分弱で大したことは無いからな。<br />難易度的には学部四年生や修士くらいならついていけるレベルだと思うので、それくらいから聞きはじめるといいんじゃないだろうか。<br />最近では2月26日に、MMRワクチンが自閉症を引き起こすという例のウェイクフィールドのインチキ論文が撤回されたニュースについて取り上げていたのが記憶に残っている。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/biosights/id298005624" target="_blank">biosights - The Rockefeller University Press</a><br />ジャンル：バイオニュース<br />時間　　：10分<br />配信　　：毎月一回<br />内容　　：<br /><a href="http://www.cell.com/" target=_blank>雑誌Cell</a>に掲載された論文からニュースを配信するPodCast。<br />バイオ専門のPodCastを何か一つ紹介しろと言われたらNLMかこれを選ぶかな。<br />バリバリの分子生物学関係ニュースなので一般受けは無理だが、バイオ者としては外せない選択の一つ。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/microbeworld-video/id120703592" target="_blank">MicrobeWorld Video - American Society for Microbiology</a><br />ジャンル：微生物学トピック<br />時間　　：10分/1時間<br />配信　　：毎月一回<br />内容　　：<br />これについては趣味全開で行かせてもらう。<br /><a href="http://www.asm.org/" target=_blank>アメリカ微生物学会</a>が毎月配信している、微生物学のビデオPodCastだ。<br />微生物学なんて興味無い/関係無いという人でも、感染症に一度もかかったことが無いという人はまずいないだろう。<br />人類の歴史は様々な病気との闘いの歴史でもあり、微生物学はその戦いの当事者であり歴史の記録者の一人でもある。<br />このポッドキャストはその病原菌との闘いの歴史、そして現在進行形で続いている戦いの戦況のレポート、我々の敵がどのような姿形をしておりどのように我々を攻撃するのか、そして我々がいかにして彼らを利用した様々なテクノロジーを開発するに至ったかの解説に至るまで、様々な興味深い番組を配信している。<br />一度聞いてみるといいと思うよ。英語だけど。<br /><br />もう一点、このPodCastを絶対に外せない理由がある。<br />MicrobeWorldのPodCastでカール・ジンマーがMeet The Scientistという番組を担当しており、月二回微生物関係の様々な学者にインタビューを行ってそれを配信しているのだ。<br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/microbeworlds-meet-scientist/id78247203" target="_blank">MicrobeWorld's Meet the Scientist Podcast - Carl Zimmer</a><br />この番組は今月も合成生物学方面のJames Collins（遺伝的オン・オフスイッチ(engineered genetic toggle switch)を作った人）にいいインタビューをしていた。<br />ジンマーは合成生物学をずっと追いかけており、最近も「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814039/blackshadow-22/ref=nosim" target="_blank">大腸菌　～進化のカギを握るミクロな生命体</a>」という本の中で合成生物学について取り上げている。<br />この方面の研究者をインタビューするなら彼以上の適任はいないだろう。<br /><br />このブログの読者でカール・ジンマーの名前を知らない人間は少数派だと思うが念のため。<br />カール・ジンマーはアメリカの著名なサイエンスライターで、特に生化学・進化生物学方面で多数の素晴らしい著作を世に送り出している。<br />日本語に訳されている本も多いので、興味のある人は探してみるべし。＞<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC&tag=blackshadow-22&index=books&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211">カール・ジンマー</a><br />なお、彼は著名なブロガーでもある。彼のブログはこちら。<br /><a href="http://blogs.discovermagazine.com/loom/" target="_blank">The Loom | Discover Magazine</a><br /><br />え、この項目だけ明らかに力の入れ方が違う？趣味なんだからしょうがないじゃないか。<br /><br /><br />続いて一般向けの物<br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/national-geographic-weekend/id322327343" target="_blank">National Geographic Weekend - Stitcher Radio</a><br />ジャンル：科学トピックス<br />時間　　：50分<br />配信　　：毎日<br />内容　　：<br /><a href="http://www.nationalgeographic.com/" target="_blank">National Geographic</a>が配信するPodCastで、ニュースではなく何らかのトピックについて1時間かけてじっくり流すというもの。<br />元々National Geographicは生態系や生物学、考古学、地学系のニュースに強い雑誌なので、ここで取り上げられるトピックもそういったものが多い。<br />NHKの科学番組をそのままラジオにしたようなイメージを想像してもらえば、まあそれほど遠くないだろう。<br />National Geographicは日本語サイトが存在するので、どのニュース記事の詳細解説かを探しながら聞くと楽しいと思う。元々美しい写真やイラストが売りの雑誌だしね。<br />短いほうがいい人はDailyの方を選択しよう。<br /><a href="http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/index.shtml" target="_blank">ナショナル ジオグラフィック 日本版 NATIONAL GEOGRAPHIC.JP</a><br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/national-geographic-daily/id321190935" target="_blank">National Geographic Daily News - Stitcher Radio</a><br />ジャンル：科学ニュース<br />時間　　：5分<br />配信　　：毎日<br />内容　　：<br />これもNational Geographicが配信するPodCastで内容の傾向は上に同じ。<br />こちらは毎日配信されるニュース番組なので、興味に応じて聞き分けるといいだろう。<br />私も1時間聞き続けるのは時間的に難しいので大体こちらを選択する。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/us/podcast/scientific-american-podcast/id122384595" target="_blank">Scientific American Podcast</a><br />ジャンル：科学ニュース<br />時間　　：30分<br />配信　　：不定期（月4回ほど）<br />内容　　：<br /><a href="http://www.scientificamerican.com/" target="_blank">Scientific American</a>が配信している科学ニュースPodCast。<br />一般人向けの科学ニュースであり、60-Secondの方とは違い30分ほどかけてじっくりと説明している。<br />取り上げるニュースは基本的にScientific Americanに載ったもの、載るものであり、以前「<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/40395181.html" target="_blank">サイエンス系ニュースサイトリンク集</a>」で紹介したように自然科学系のニュースが中心となる。<br />傾向は自然科学全般を浅く広くだろうか。浅くといっても他の科学専門誌PodCastに比べればの話で十分深いと思うが。<br />英語ニュースの中では比較的ゆっくりしたしゃべりで聞き取りやすいため、初心者のとっかかりとしてお勧めできる。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/podcast/60-second-science/id189330872" target="_blank">60-Second Science </a><br />ジャンル：科学ニュース<br />時間　　：1分<br />配信　　：毎日<br />内容　　：<br />Scientific Americanが配信している科学ニュースPodCast。<br />最新の科学ニュースを60秒で要約して紹介するというせっかちさん向けニュース。<br />試しにやってみればいいが、きっちり60秒にニュースを納めるというのはとても大変だ。<br />必要な情報を伝えつつそれを毎日きっちりやるというのは、時間の割にとても手間のかかる仕事のはず。<br />時間制限があるため結構早口の英語だが、一般向け番組のため難しい単語は出てこず、活舌もいいので聞きやすい。<br />取り上げる分野もかなり多岐にわたるため、いい勉強になる。<br />この60-secondシリーズには、他にも、<br /><a href="http://itunes.apple.com/us/podcast/60-second-psych/id262750202" target="_blank">60-Second Psych</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/us/podcast/60-second-earth/id292725275" target="_blank">60-Second Earth</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/us/podcast/60-second-science-video/id268784925" target="_blank">60-Second Science Video</a><br />などがあるので、好みに合わせてどうぞ。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/science-in-action/id262026995" target="_blank">Science in Action - BBC World Service</a><br />ジャンル：科学ニュース<br />時間　　：30分<br />配信　　：毎週<br />内容　　：<br />BBCが配信している科学ニュースPodCast。<br />ESAの宇宙開発の情報やEUの政治が絡んだバイオ系のニュースを見る場合、やはりアメリカのニュースサイトでは不足する場合があるので、そういう場合にここを見る。<br />このBBCの配信は一つだけ不満が合って、毎週配信のたびに古いPodCastの公開が停止され、常に最新話しか聞けないようになっているのだ。<br />ローカルに保存しとけばいい話でもあるが、これでは新規のリスナーが古い配信を聞くことができない。<br />あと以前HDDがおしゃかになった時に、古い配信を再取得できなかった。<br />著作権がらみで何か問題があるのかもしれないが、これだけはどうにかならないものかと常々思っている。<br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/us/podcast/nova-sciencenow/id78511357" target="_blank">NOVA scienceNOW</a><br />ジャンル：科学ニュース<br />時間　　：5分<br />配信　　：毎週<br />内容　　：<br />教育番組や教養番組の放送を行っているアメリカの非営利機関、公共放送サービス（PBS）が配信している科学番組。<br />面白い記事が多いので結構好きなんだが、実を言うとNovaの科学ニュースについては選択基準がいまいちよくわからなかったりする。<br />多いのは天文・宇宙開発関係のニュースだが、結構色々な分野のニュースに手を伸ばしている印象。<br />Video版もあるので、こちらの方がいいか。<br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nova-vodcast-pbs/id93224820" target="_blank">NOVA Vodcast | PBS - WGBH Science Unit</a><br /><br />ついでにもう二つほど、PBSで配信している番組について紹介しておこう。<br />まず一つめは、Natureという大自然の風景や生物の生態を取り上げる番組だ。<br />NationalGeographicの記事に通じるものがあって私はこのPodcastが結構気に入っている。<br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nature-pbs/id203180821" target="_blank">NATURE | PBS - Thirteen/WNET</a><br /><br />もう一つはWIRED Scienceのビデオポッドキャスト。<br />科学ニュース好きなら誰でも知っているであろう、<a href="http://wiredvision.jp/" target=_blank>WiredVision</a>の記事配信元である、<a href="http://www.wired.com/" target=_blank>Wired.com</a>のポッドキャストだ。<br />内容はテクノロジー系統の物が多いな。<br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/wired-science-video-podcast/id265715129" target="_blank">WIRED Science Video Podcast | PBS - WIRED Science | PBS</a><br /><br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nasacast-video/id201661703" target="_blank">NASACast Video - National Aeronautics and Space Administration (NASA)</a><br />ジャンル：宇宙開発ニュース<br />時間　　：30分<br />配信　　：毎月一回<br />内容　　：<br />宇宙開発に興味を持っている身としては、Nasaの週報も欠かせない。<br />上のリンクはVideo配信の物だが、Audioだけの物もあるので好きな方を選ぶといいだろう。<br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nasacast-audio/id201661540" target="_blank">NASACast Audio - National Aeronautics and Space Administration (NASA)</a><br />NASAからは他にも数種類のPodCastが配信されている。<br />いくつかいい感じの物を見つくろってリンクを置いておこう。<br />Audio配信の物もあるが、基本的にVideo配信の物を選んだ。<br />こっちのほうがNASAの画像コンテンツを楽しめると思うからだ。<br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nasa-360-vodcasts/id291374218" target="_blank">NASA 360 Vodcasts</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nasacast-earth-video/id252873465" target="_blank">NASACast: Earth Video</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nasacast-solar-system-video/id252866470" target="_blank">NASACast: Solar System Video</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nasacast-universe-video/id252866469" target="_blank">NASACast: Universe Video</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/nasacast-exploration-video/id252813091" target="_blank">NASACast: Exploration Video</a><br /><br />以上、カウントしてみたら全部で34個紹介していた。<br />既に配信停止したものについては省略したので、下の懐疑論系の物と合わせると軽く50は越えているな。<br />我ながら随分色々と手を伸ばしたものだと思う。<br /><br /><br /><strong>◆おまけ</strong><br />ここから下は懐疑論とニセ科学批判のPodCastである。<br />海外にはこの手のPodCastもたくさんある。<br />ニセ科学批判者の一人として、これを紹介しない手はないだろう。<br /><br />今回は科学PodCastの紹介がメインということで懐疑論系はとりあえずリンク紹介だけで済ませるが、<br />これらについては、いずれ"懐疑論者のためのPodCastガイド"として改めて紹介したい。<br /><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/skepticality-the-official/id73797923" target="_blank">Skepticality:The Official Podcast of Skeptic Magazine - Official Podcast of Skeptic Magazine</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/the-skeptics-guide-5x5/id272006336" target="_blank">The Skeptics' Guide 5X5 - Dr. Steven Novella</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/skeptically-speaking/id304855471" target="_blank">Skeptically Speaking - Desiree Schell</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/skepchick-podcast/id296447138" target="_blank">Skepchick Podcast - Rebecca Watson</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/skepticpod/id357586557" target="_blank">Skepticpod - skepticpod</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/skeptiko-science-at-tipping/id210217437" target="_blank">Skeptiko - Science at the Tipping Point - Alex Tsakiris</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/skeptoid-critical-analysis/id203844864" target="_blank">Skeptoid: Critical Analysis of Pop Phenomena - Brian Dunning</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/the-skeptic-zone/id291668879" target="_blank">The Skeptic Zone - Richard Saunders</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/the-amazing-show-starring/id265623794" target="_blank">The Amazing Show starring James Randi</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/point-of-inquiry/id107134018" target="_blank">Point of Inquiry - Center for Inquiry</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/quackcast/id156191063" target="_blank">QuackCast - Mark Crislip</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/the-skeptics-guide-to-universe/id128859062" target="_blank">The Skeptics' Guide to the Universe - Dr. Steven Novella</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/hunting-humbug-101/id294151711" target="_blank">Hunting Humbug 101</a><br /><a href="http://itunes.apple.com/jp/podcast/the-pseudo-scientists/id300912635" target="_blank">The Pseudo Scientists - The Young Australian Skeptics</a><br />　<br />　<br />

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<title>鍼治療でB型肝炎感染</title>
<description>今日こんなニュースを見た。鍼治療が感染症を広げる - テレグラフ(Acupuncture 'spreading disease' - Telegraph)以前取り上げた血液サラサラ詐欺によるB型肝炎感染の話と同根の問題である。幻影随想: 血液サラサラ詐欺の被害者にウイルス性肝炎感染の恐れあり今日は多少余裕があるので軽く取り上げておこうと思う。</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-03-19T21:20:03+09:00</dc:date>
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今日こんなニュースを見た。<br /><a href="http://www.telegraph.co.uk/health/healthnews/7473428/Acupuncture-spreading-disease.html" target="_blank">鍼治療が感染症を広げる - テレグラフ(Acupuncture 'spreading disease' - Telegraph)</a><br /><br />以前取り上げた血液サラサラ詐欺によるB型肝炎感染の話と同根の問題である。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/139267402.html" target="_blank">幻影随想: 血液サラサラ詐欺の被害者にウイルス性肝炎感染の恐れあり</a><br />今日は多少余裕があるので軽く取り上げておこうと思う。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br />久々に翻訳記事を起こしてみる。<br /><a href="http://www.telegraph.co.uk/health/healthnews/7473428/Acupuncture-spreading-disease.html" target="_blank">鍼治療が感染症を広げる - テレグラフ<br />Acupuncture 'spreading disease' - Telegraph</a><br /><blockquote>鍼治療は広い範囲の病気に適用されている有名な代替医療である。<br />しかし専門家は鍼治療によって感染症が広まる恐れについて警告している。<br />鍼治療の患者は、この治療法によってB型肝炎を含む様々な病気に感染している。<br />そしてこの治療法は、潜在的にはHIVのようなウイルスすら広げているだろうと彼らは警告する。<br />香港大学の専門家は、病気のまん延を抑制するために、鍼治療業界の一層の規制拡大と厳格な衛生基準の導入を求めている。<br /><br />英国では毎年何万人もの患者が鍼治療を受けていると考えられている。<br />彼らの目的は片頭痛を和らげることから、禁煙の手助け、体外受精が成功する可能性を高めることまで様々だ。<br />パトリック・ウー教授と彼の共著者らは、英国医師会雑誌（British Medical Journal）にて、この中国の伝統的医療によって1970年以降、世界で80人以上の患者がB型肝炎に感染していると指摘した。<br />また、彼らはこの数字がおそらく氷山の一角であり、C型肝炎やHIVを含む他の感染症も同様に広がっているだろうと警告している。<br /><br />この問題の一部は、鍼をアルコール溶液中に保存する中国の伝統に起因するものである。<br />アルコール消毒は一部のウイルスに対しては十分な防御力を発揮しない。<br /><br />鍼治療は、体内の特定のポイントで鍼を操作することが、中国人が気と呼ぶ体のエネルギーの流れを促進するという理論に基づいている。鍼治療の最中には、針は皮膚の表面下数センチメートルまで挿入される。<br /><br />全ての鍼治療家は使い捨ての鍼を使用すべきであると専門家は警告している。<br />鍼治療によって広がる最も一般的な感染症は、細菌感染症である。<br />大部分の患者が容易に回復する一方で、5～10％の患者が深刻な症状（関節破壊、多臓器不全、人食いバクテリアの感染、麻痺）を引き起こす可能性がある。<br /><br />ウー教授はまた、細菌感染症は鍼からだけでなく、汚染された脱脂綿、綿棒やタオルなどからも広がる可能性があると警告している。<br />彼は次のように付け加えた。<br />「鍼治療による感染症の伝播を防ぐためには、使い捨て針の使用、皮膚消毒の手順、無菌操作法などの感染症対策を導入する必要があります。」<br />「厳格な規制と、認定制度が必要です。」<br /><br />イギリス政府は現在、鍼治療のような代替医療に対して規制の適用を検討しており、この問題についての公共の議論の対応を検討中である。</blockquote><br /><br />最近状況が改善されつつあるのだが、イギリスの代替医療は長年実質的に野放し状態が続いており、店を用意して看板を掲げれば誰でも治療者を名乗れてしまう状況にあった。<br /><div class=ref>（その裏には英国の保健医療の崩壊があり、問題は根深いというか重層的な訳だが。）</div><br />そんな状態では当然のように健康被害もガンガン起きるわけで、このブログで過去に取り上げてきたエセ治療家達の起こした事件の中には、イギリス発の物が結構ある。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/103777753.html" target="_blank">幻影随想: デトックスダイエットで脳障害→賠償金1800万の判決下る。</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/142410002.html" target="_blank">幻影随想: ホメオパシーがようやく英国から追放されそうな件について</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/102965525.html" target="_blank">幻影随想: YouTubeで学ぶ疑似科学Vol.2―Enemies of Reason―</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/112467283.html" target="_blank">幻影随想: 駆け出し研究者が科学のために立ち上がる方法のガイド</a><br /><br />先日のホメオパシーの一件といい今回の件といい、こういうニュースが出るのは状況が改善してきている証ではあるのだが、その代償として犠牲者の数が積み上がるのを待つしかなかったというのがな…<br /><br /><br />なお、日本の鍼治療人口はイギリスよりもはるかに多い。<br />最近国内の鍼灸院はディスポの鍼や患者専用の鍼を用意して使うところが増えているようだが、そうなったのが比較的近年であることと、肝炎ウイルスがアルコール消毒や中途半端な煮沸消毒では死滅しないウイルスであることを考え併せると、日本にも確実に同様の感染者はいるだろうなあ。<br /><br />一応国内では鍼治療による感染症の危険についてもそれなりに知られているようだが、これってつまり実際に被害報告が多数あるということだよな。どこかにまとまったデータは無いものだろうか。<br /><a href="http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2391534.html" target="_blank">鍼治療で使い捨てではない鍼 - 教えて！goo</a><br /><a href="http://okwave.jp/qa/q4066372.html" target="_blank">鍼治療による感染症について(1/1) | OKWave</a><br /><br />とりあえず後で読むために論文のリンクを貼っておくとしよう。<br /><a href="http://www.bmj.com/cgi/content/full/340/mar18_1/c1268" target="_blank">Acupuncture transmitted infections -- Woo et al. 340: c1268 -- BMJ</a><br /><br />＜追記＞<br />良い論文を見つけたので追記。<br /><br />どこの鍼灸院だか知らないが、少なくとも2000年ごろにはまだ<strong>「エイズやB型肝炎ウイルスは鍼の鍼体には付着しない。なぜなら鍼の鍼体は細くて滑らかなのでウイルスが付着することは絶対に不可能だ。よって感染も絶対にない。」</strong>というデタラメを主張する鍼灸医が存在したようだ。<br />感染症の正しい知識を持たない鍼灸医が存在する事態を重く見た鍼灸医によって、鍼治療の鍼に肝炎ウイルスが付着するという実証論文が全日本鍼灸学会雑誌に出されているので紹介しておこうと思う。<br /><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/52-2-6.pdf" target="_blank">全日本鍼灸学会雑誌．2002年,第52巻2号,137-140　B型肝炎ウイルスは抜鍼後の鍼体に付着する</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/54-1-8.pdf" target="_blank">全日本鍼灸学会雑誌，2004年第54巻1号，87-96　C型肝炎ウイルスの鍼体への付着性及び綿花のウイルス除去効果について</a><br /><br />鍼治療が原因と考えられるウイルス感染についてはこちらの一連の報告が良くまとまっていた。<br />これも全日本鍼灸学会雑誌に掲載されたものであり、主に国内の鍼治療によって起こった有害事象についての総括である。<br />実践者による報告を元にした、非常に信頼性の高い価値ある資料だと思う。<br /><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/50-4-11.pdf" target=_blank>鍼灸の安全性に関する和文献調査　全日本鍼灸学会研究部安全性委員会の活動の経緯について</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/50-4-12.pdf" target="_blank">鍼灸の安全性に関する和文献（1）― 総　論―</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/50-4-13.pdf" target="_blank">鍼灸の安全性に関する和文献（2）―神経傷害に関する報告―</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/50-4-14.pdf" target=_blank>鍼灸の安全性に関する和文献（3）―鍼治療による気胸に関する文献―</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/50-4-15.pdf" target=_blank>鍼灸の安全性に関する和文献（4）― 灸に関する有害事象―</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/51-1-8.pdf" target=_blank>鍼灸の安全性に関する和文献（5）―折鍼・埋没鍼―</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/51-1-9.pdf" target="_blank">鍼灸の安全性に関する和文献（6）―鍼治療による感染に関する報告について―</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/51-1-10.pdf" target=_blank>鍼灸の安全性に関する和文献（7）―安全性に関する基礎研究について―</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/51-2-7.pdf" target=_blank>鍼灸の安全性に関する和文献（8）―水銀塗布・内蔵直刺―</a><br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/51-2-8.pdf" target=_blank>鍼灸の安全性に関する和文献（9）―皮膚科領域における鍼の有害事象―</a><br /><br />感染症については（6）で詳しく取り上げている。<br />ウイルス感染ではB型、C型肝炎の感染事例が国内でも報告があり、海外ではHIV感染の事例が実際に報告されているようだ。<br />大部分の事例が1980～90年代の物で、B型肝炎は1975年～1989年、C型肝炎は1987年～1993年と報告年代に差があった。<br />この差が何に起因するものなのかは不明。<br />なお、90年代後半以降は現場の意識改善が進んだのか、被害報告は2002年にC型肝炎感染の報告が一例あるだけのようだ。<br />2002年以降の事例についてのまとめはまだ無い模様。<br /><a href="http://jsam.jp/jsam_domain/journal/online/pdf/54-1-5.pdf" target="_blank">全日本鍼灸学会雑誌，2004年第54巻1号，55-64　国内で発生した鍼灸有害事象に関する文献情報の更新（1998～2002年）および鍼治療における感染制御に関する議論</a><br /><br />現在の鍼灸院で鍼治療が原因の肝炎感染が起こったらコメント欄でNATROMさんが指摘してくれたように、医療事故として大きく取り上げられることになるだろう。<br /><br />ついでに。<br />一連の報告書を読んでいて一番驚いたのが、不適切な施術についてまとめた報告書（8）の、鍼の滑りをよくするためという理由で鍼に水銀を塗る事例や、内臓直刺（事故ではなく治療目的で内臓を刺す）の事例で肺直刺を行っていた事例が報告されていた部分だろうか。<br />いずれも1950～70年代ごろの古い事例だが、そんなこともあったのかと。<br />あとは報告書（9）で鍼治療が原因の銀皮症についてまとめていたのが興味をひかれた。<br />鍼治療の針は銀製の物が多いから、こういう事例もあるのだな。<br />

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<title>アトピー患者が素人判断でステロイド治療を止めマコモ風呂を始めた場合の最悪のケース</title>
<description>仕事疲れで爆睡して昼過ぎに目を覚ましたら、ツイッターでマコモ風呂の記事が微妙に話題になっていた模様。良い機会なので、補足エントリを上げておくことにする。幻影随想: 恐怖のマコモ風呂私は以前上の記事でこのように書いた。正常な免疫系を持つ人間ならいざ知らず、免疫力が十分発達していない乳幼児や、免疫力の弱った人間、免疫系に問題を抱えた人間がこんなことをしたら、感染症を引き起こして病院に担ぎ込まれるのがオチである。そして後日その事例を一つ別の記事で取り上げた。幻影随想: サギとヤブ医..</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-03-13T20:19:33+09:00</dc:date>
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仕事疲れで爆睡して昼過ぎに目を覚ましたら、ツイッターでマコモ風呂の記事が微妙に話題になっていた模様。<br />良い機会なので、補足エントリを上げておくことにする。<br /><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/93103924.html" target="_blank">幻影随想: 恐怖のマコモ風呂</a><br /><br />私は以前上の記事でこのように書いた。<br /><blockquote>正常な免疫系を持つ人間ならいざ知らず、免疫力が十分発達していない乳幼児や、免疫力の弱った人間、免疫系に問題を抱えた人間がこんなことをしたら、感染症を引き起こして病院に担ぎ込まれるのがオチである。</blockquote><br />そして後日その事例を一つ別の記事で取り上げた。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/104027434.html" target="_blank">幻影随想: サギとヤブ医とアトピービジネス</a><br /><blockquote>2歳1ヶ月の女児、アトピー性皮膚炎に対しステロイド概要による治療を受けていたが、2ヶ月前から中止、マコモの内服治療を始めたが、2，3日後に顔面と下肢に腫脹をきたし内服を中止した。その後、マコモの入浴剤と軟膏・リンスの外用を続けたが皮疹はさらに増悪し皮膚科を受診した。ほぼ全身に著しい落屑、苔癬を伴う紅斑を認め、紅皮症状態を呈していた。ステロイドの外用を主体とする治療で3週間でほぼ治癒した。マコモ（真菰）Zizania latifoliaは湖沼などの水辺に群生するイネ科の大型多年草で、乾燥し砕断加工したものを内用・外用・入浴剤として使うが、一時刺激性が極めて強くアトピー性皮膚炎に使用するのは疑問である。内服で皮疹の増悪を見ているので中毒疹の可能性もある。<br />（竹原和彦　他, 民間療法をどう考えるか？, 皮膚臨床 1998;40(6)特:988-92）</blockquote><br /><br />今日はもう一例、マコモ風呂を実際に実践している自由診療のクリニックが警告として取り上げている事例を紹介しておこうと思う。<br />批判者からだけでなく実践者からも同じように警告が出ていることを知れば、自覚無きロシアンルーレッターも少しは減るかもしれないので。<br /><a href="http://nc-21.net/blog/blog/archives/40" target="_blank">アトピー治療でステロイド離脱、マコモ入浴を自宅で行なう場合の注意 - ナチュラルクリニック21院長ブログ</a><a href="http://megalodon.jp/2010-0313-2003-47/nc-21.net/blog/blog/archives/40" target="_blank">(cache)</a><br /><blockquote>※ステロイド離脱　マコモ入浴を自宅で行なう場合の注意<br /><br /><strong>強いステロイド外用を長年使用した方がステロイド外用をやめると急激にアレルギー性の皮膚炎が悪化し、表皮剥離　滲出性変化が生じます。　強いそう痒で不眠　イライラも生じさらにアレルギーが悪化します。その際にマコモ風呂を始めると余計に炎症が強くなりコントロールができなくなる事があります。</strong><br /><br />また　皮膚炎を爪破する為　強いばい菌感染やヘルペスウイルス感染（<strong>カポジー水痘様発疹</strong>）が生じ、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群と呼ばれる重篤な状態に陥る事があり<strong>生命に関わってきます</strong>。<br /><br />その際には速やかな医学的治療が必要になります。<strong>理解のある医師の下でステロイド離脱を行なった方が安心です</strong>。<br /><br /><strong><span style="font-size:large;">まこも風呂を試す時は　ステロイド外用をやめることができて皮膚が比較的安定した状態で行なってください。皮膚炎が悪化したらしばらく休んでください。</span></strong></blockquote><br />強調は原文ママ。<br />こういう警告文が出されるということが、どういう意味かは分かるよな？<br />実際にここで書かれているような結果になった患者が複数存在するということだ。<br />元エントリにはそうなった患者の写真も載っているが、なかなかに強烈だぞ。（グロ注意）<br />　<br />　<a name="more"></a>

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<title>サイエンス系ニュースサイトリンク集</title>
<description>ニュースサイトのリンクを更新しました。以前の分は魚拓をとっているので、差分を知りたい方はどうぞ。(2010/03/10cache) 幻影随想: サイエンス系ニュースサイトリンク集最近もっぱらニセ科学批判者としての名前ばかり売れていますが、私は一応このブログが科学系ニュースブログであると自認しています。このブログで取り上げたりはてブでブックマークしたりする記事も、基本的には科学ニュース関係の物であり、このエントリでは私が主な巡回先にしている科学系ニュースサイト群について取り上げ..</description>
<dc:subject>リンク集</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-03-10T23:58:20+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
ニュースサイトのリンクを更新しました。<br />以前の分は魚拓をとっているので、差分を知りたい方はどうぞ。<br /><a href="http://megalodon.jp/2010-0310-2222-09/blackshadow.seesaa.net/article/40395181.html" target="_blank">(2010/03/10cache) 幻影随想: サイエンス系ニュースサイトリンク集</a><br /><br />最近もっぱらニセ科学批判者としての名前ばかり売れていますが、<br />私は一応このブログが科学系ニュースブログであると自認しています。<br />このブログで取り上げたり<a href="http://b.hatena.ne.jp/blackshadow/" target="_blank">はてブ</a>でブックマークしたりする記事も、基本的には科学ニュース関係の物であり、<br />このエントリでは私が主な巡回先にしている科学系ニュースサイト群について取り上げます。<br />特徴は、海外のニュースサイトが大半を占める点ですね。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br /><strong>◆国内一般ニュースサイト</strong><br />まずは国内の方から紹介。基本的にはYahooNewsと朝日、読売を見れば事足りるかな？<br /><br />・<A title="" href="http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/" target=_blank>Yahooニュース</A>＞<A 
href="http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/index.html" target=_blank>サイエンスカテゴリ</A><br />　　言わずと知れた日本最大のニュースサイトです。<br />　　朝日を除く大手紙の記事を配信しているので、国内のニュースをざっと眺めるのに適しています。<br />　　昨年Indexの画面仕様が変わって使いづらくなったので、最近はあまり見ません。<br />・<A title="" href="http://news.google.co.jp/nwshp?hl=ja&tab=wn" target=_blank>Googleニュース</A>＞<A 
href="http://news.google.co.jp/news/section?pz=1&cf=all&q=%E7%A7%91%E5%AD%A6+||+%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9+||+science&ict=ln" target=_blank>サイエンス</A><br />　　YahooNewsに代わって最近使用頻度が上がりつつあるGoogleNews。<br />　　国内外を問わず指定したキーワードで最新のニュースを瞬時にピックアップ出来るのが強みです。<br />　　私もいくつかのキーワード群でセクションを作成し、気になる分野のニュースを見逃さないようにしています。<br /><br />・<A title="" href="http://www.asahi.com/home.html" target=_Blank>Asahi.com</A>＞<A 
href="http://www.asahi.com/science/" target=_blank>サイエンス</A><br />　　朝日新聞のウェブサイト。<br />　　サイエンス欄ではNatureやScienceなどの有名科学雑誌のニュース記事をよくとりあげており、更新頻度は低めですが解説は他紙に比べやや専門的です。<br />・<A title="" href="http://www.yomiuri.co.jp/index.htm" target=_blank>YOMIURI ONLINE</A>＞<A href="http://www.yomiuri.co.jp/science/" target=_blank>科学</A>、<A 
href="http://www.yomiuri.co.jp/iryou/" target=_blank>医療と介護</A>、<A 
href="http://www.yomiuri.co.jp/eco/" target=_blank>環境</A><br />　　読売新聞。朝日とはまた違った方向性で、国内のニュースに比較的強いところ。<br />　　医療、環境分野に特化したニュース欄を持っているのが特徴です。<br />・<A title="" href="http://mainichi.jp/" target=_blank>毎日新聞</A>＞<A 
href="http://mainichi.jp/select/science/" target=_blank>サイエンス</A><br />　　毎日新聞。MSNと別れてから、TOPページが物凄く使いづらく…<br />　　傾向は広く浅くで、たまにアレな科学記事が載るのが困り物。うちのブログでも何度と無くネタにしています。<br />　　遺伝子組換え作物関連ではアンチGMOな市民団体に肩入れしていて偏ったニュースを流してくれるので、ウォッチャー的には欠かせぬ情報源だったりも。<br />・<A title="" href="http://sankei.jp.msn.com/" target=_blank>産経新聞</A><br />　　産経新聞のサイト。MSNと組むようになってから科学欄が出来ました。<br />　　テクノロジー系のニュースの審査が甘いのか、たまにフリーエネルギー系の変な記事が載っています。<br />　　インテリジェントデザイン論関係でも何度かやらかした前科あり。<br /><br /><strong>◆国内専門ニュースサイト群</strong><br />普段から見ているのはナショナルジオグラフィックとWiredくらいです。<br />あとは専門の関係で日経バイオと、たまに天文･宇宙開発系のニュースを見に行きます。<br /><br />・<a href="http://www.nationalgeographic.co.jp/index.php" target="_blank">ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト</a><br />　　昨年から翻訳ニュース配信が始まった、国内最大手の科学ニュースサイト。<br />　　NationalGeographicの翻訳記事なのでクオリティの高さは保証付き。ほぼ日参しています。<br />　　記事の傾向としては基礎研究、自然科学寄り。<br />・<a href="http://wiredvision.jp/news/" target="_blank">WIRED VISION</a><br />　　WiredNewsの翻訳記事を掲載しているサイトです。<br />　　一度終了したのですが、<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/41555671.html" target="_blank">めでたく復活</a>しました。<br />　　記事の傾向はテクノロジー、ガジェット系寄り。<br />・<a href="http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/index.jsp" target="_blank">日経バイオ：Biotechnology Japan</a><br />　　日本のバイオニュース専門誌のサイト。専門の関係で読んでます。<br />　　ジャンル分けとかでもうちょっとニュースを見やすくしてくれるとありがたいのですが。<br />　　＞<a href="http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/index.jsp" target="_blank">日経FoodScience--食の機能と安全--</a><br />　　　松永さんのアグリ話読みたさに巡回先に入れました。最近登録ユーザーで無いと読めなくなった模様。<br />　　＞<a href="http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji_uyt_itiran.jsp?sch_pg=0" target="_blank">FoodScience--食の機能と安全--</a><br />　　　<a href="http://d.hatena.ne.jp/uneyama/" target="_blank">食品安全情報blog</a>のうねやまさんが持っている連載。<br />　　その他多くの連載コラムあり＞<a href="http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/column.jsp" target="_blank">FoodScience（フードサイエンス）の連載</a><br />・<a href="http://www.nikkei-bookdirect.com/science/index.php" rel="nofollow" target="_blank">日経サイエンス</a><br />　　Scientific Americanの日本語版です。私は書評コーナー目当てにたまに見に行きます。<br />・<A title="" href="http://www.astroarts.co.jp/news/index-j.html" target=_blank>AstroArts天文ニュース</A><br />　　アストロアーツ社が発行している天文ニュース。<br />・<A title="" href="http://www.nao.ac.jp/index.html" target=_blank>国立天文台</A><br />　　国立天文台からのニュースです。たまに凄く面白いニュースがあるので侮れません。<br />・<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/technology/" target="_blank">ITmedia News：科学・テクノロジー</a><br />　ITMediaあたりにも時々面白い記事が載ってますね。<br />・<A title="" href="http://www.natureasia.com/japan/index.php" target=_blank>NatureJapan</A><br />　　科学雑誌Natureの日本語版。ニュースを読むにはアカウント作成が必要ですが、勉強になります。<br />・<A title="" href="http://www.sciencemag.jp/" target=_blank>ScienceMagazine</A><br />　　Science誌の日本語版。ちょっと使いづらいので私はあまりネタにしません。<br />・<a href="http://scienceportal.jp/" target="_blank">科学技術 全て伝えます サイエンスポータル / SciencePortal</a><br />　　JSTが運営するポータル。科学技術行政系のニュースを扱っています。<br /><br /><strong>◆海外サイエンスニュースサイト群</strong><br />私のはてブを見ている人ならお分かりでしょうが、私は専ら海外の科学ニュースサイトを中心に科学ニュースを収集しています。<br />理由は質量共に圧倒的に向こうの方が上だから。<br />海外では結構大きく取り上げられるインパクトのある科学ニュースでも、日本の新聞がまったく取り上げてくれないというのはよくあります。<br />ゆえに科学ニュース好きとしては、向こうのニュースを見ることは欠かせないのです。<br />私が主に見るのはYahooNewsとNewScientist、ScientificAmericanの三つです。<br />大体上から巡回頻度順かな？<br /><br />・<a href="http://news.yahoo.com/science" target="_blank">Yahoo! News：Science</a><br />　　アメリカのヤフーニュース：サイエンス。<br />　　記事の分類カテゴリはあまり細かくありませんが、向こうの主要ニュースを一覧するためには十分です。<br />　　更新頻度が一日10件程度でカテゴリ分類も分かりやすく、私は海外のサイエンスニュースヘッドラインとしては、真っ先にこれを推します。<br />・<a href="http://www.newscientist.com/news.ns" target="_blank">NewScientist</a><br />　　進化生物学から天体物理まで、自然科学全般を広く扱っているニュースサイトです。<br />　　特徴はバイオ系の記事が他よりも充実していることで、私の興味に合致しているため主要巡回先の一つになっています。<br />　　一本の記事分量が多めで解説も充実しているため、勉強になります。<br />・<a href="http://www.nationalgeographic.com/" rel="nofollow" target="_blank">National Geographic</a><br />　　自然科学系のグラフィカルなニュースがメイン。<br />　　先日紹介した"<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/108468506.html" target=_blank>クリスタルの洞窟</a>"の記事をはじめ、美しい写真や動画と共に紹介される自然のニュースが素晴らしい。<br />　　最近日本語版サイトが出来たので、基本的にはそちらを見ることをお勧めします。<br />・<A title="" href="http://www.sciam.com/" target=_blank>Scientific American</A><br />　　サイエンティフィック・アメリカン。<br />　　日経サイエンスの記事提供元で、英語圏のホットな科学ニュースを集めたニュースサイトです。<br />　　NewScientistと同じく基礎科学系に強いサイトですが、医療系と宇宙・物理系に特に強い印象が。<br />・<A title="" href="http://www.popsci.com/popsci/" target=_blank>Popular Science</A><br />　　テクノロジー、特に軍事関連に強いニュースサイト。<br />　　米軍の先端兵器や開発計画中の兵器の解説をけっこう詳細に載せるため、たまに見に行きます。<br />　　ロボット系にも強いですね。<br />・<A title="" href="http://www.wired.com/" target=_blank>WiredNews</A><br />　　WiredVisionの翻訳元で、テクノロジー・ガジェット系のサイトです。<br />　　コンピュータ関連のガジェットの解説やレビューをよく載せていますが、たまにバイオ系も。<br />・<A title="" href="http://www.bbc.co.uk/sn/" target=_blank>BBC Science</A><br />　　英BBCのニュース配信サイト。アメリカのニュースサイトとはまた違い、ヨーロッパ圏のニュースに強いです。<br />・<a href="http://www.nasa.gov/news/index.html" target="_blank">NASA - NASA News and Features</a><br />　　NASAのニュース<br /><br />◆バイオ系<br />バイオ系のニュースサイトで私が巡回先としているもの。<br />・<a href="http://news.yahoo.com/science/biotechnology" target="_blank">Biotechnology News - Yahoo! News</a><br />　　YahooNewsのバイオテクノロジーカテゴリ。基本巡回先です。<br />・<a href="http://www.genomeweb.com/newsletter/genomeweb-daily-news" target="_blank">GenomeWeb Daily News | GenomeWeb</a><br />　　ゲノム関連ニュース<br />・<a href="http://www.eurobiotechnews.eu/" target="_blank">European Biotechnology News :: Start Page</a><br />　　ヨーロッパ方面のニュース。<br />・<a href="http://www.topix.com/business/biotech" target="_blank">Biotech News - Topix</a><br />　　バイオビジネスの動向を知るために<br />・<a href="http://generef.com/" target="_blank">GeneRef - Health and Science News, Genomics, Stem Cells, Nanotechnology: A Global Resource</a><br />　　<br />現在定期巡回先にしているのは大体このくらいでしょうか。<br />

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<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/142617921.html">
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<title>Ｏ-リングテストのトリック　これであなたも自由自在</title>
<description>結構前の話になるが、以前友人とニセ科学の話をしていたときに、Ｏ-リングテストの話になったことがある。その友人はそういうものは全く信じていないんだが、実際に目の前で見たことがあり、どういう仕組みなのか教えろと聞いてきたのだ。オーリングテストには幾つか流派があるので全てに当てはまる訳ではないのだけれど、確かにあれにはトリックというか、コツが存在する。基本的にあれのメカニズムは心理的なものとテクニック的なものの複合的なものなんだが、ぶっちゃけオーリングテストには「必勝法」ともいえる..</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-03-03T01:05:47+09:00</dc:date>
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結構前の話になるが、以前友人とニセ科学の話をしていたときに、Ｏ-リングテストの話になったことがある。<br />その友人はそういうものは全く信じていないんだが、実際に目の前で見たことがあり、どういう仕組みなのか教えろと聞いてきたのだ。<br /><br />オーリングテストには幾つか流派があるので全てに当てはまる訳ではないのだけれど、確かにあれにはトリックというか、コツが存在する。<br />基本的にあれのメカニズムは心理的なものとテクニック的なものの複合的なものなんだが、ぶっちゃけオーリングテストには「必勝法」ともいえるコツがあり、実はそのテクニックさえ知っていれば、誰でも自由自在に外したり外せなくしたり出来る。<br /><br />それを説明して実際に友人の目の前でやって見せたらえらく感心された。<br />最近オーリング診療なんてことをやっている問題医師が増えているようなので、ちょっとトリック暴きがてら紹介してみようと思う。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br /><strong>◆Ｏ-リングのトリック</strong><br />探してみたらオーリングテストのトリックがまるわかりの良い動画があった。<br />これを元に解説してみようと思う。<br /><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/xC60tyDpWFs&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/xC60tyDpWFs&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br /><br />この動画の中で、演者はＯ-リングを作って切ったり抵抗して見せたりしている。<br />その部分だけ、動画から静止画に手の動きを切りだしてみた。<br /><br />まず一枚目、リングが切れない時の手の動き。<br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/o-ring1.png" width="400" height="300" border="0" align="" alt="o-ring1.png" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/o-ring1.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />二枚目、リングが切れるときの手の動き。<br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/o-ring2.png" width="400" height="300" border="0" align="" alt="o-ring2.png" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/o-ring2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />それぞれの画像には、分かりやすいように手の動きのベクトルに線を引いてみた。<br />これを見れば、リングが切れるときと切れない時で何が違うのかは一目瞭然だろう。<br />リングが切れない時は、負荷の大部分が親指に集中するように手を動かし、リングを切りたいときは薬指にだけ負荷が集中するように手を動かしているのだ。<br /><br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/o-ring3.png" width="400" height="300" border="0" align="" alt="o-ring3.png" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/o-ring3.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />親指というのは、当然だが手指のうちで最も太く、力のある指である。<br />一方で薬指は、下手をすると小指以上に力が無い。<br />ゆえに力のかけ具合は一定でも、そのベクトルと位置を操作してやればリングの開閉は自由に操作することが可能なのである。<br /><br />開く時のコツは薬指の先端を指と垂直方向に押してやることで、こうすることでほとんど力を入れずともリングはあっさり開く。<br />一度親指側に力をかけると薬指の力が抜けるので、そのタイミングを見計らって力のベクトルの向きを変えるのがポイントだ。<br /><br />中指や人差指を使ったリングの場合でも、多少必要となる力は大きくなるが基本的に同じ要領で行うことができる。<br />動画を見ながら、力のベクトルに注意して自分でも試してみるといいだろう。<br /><br /><br />なお、Ｏ-リングテストのビリーバーは大概無自覚に、リングを切りたいときだけ切れやすい方向に手を動かしている。<br />自覚的に騙すためにやっている人間もたまにいるけれど。<br /><br /><br />（注）<br />文中で「Ｏ-リングテスト」と「オーリングテスト」の表記ゆれがあるのは、検索対策のためにわざとやっています。<br />

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<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/142410002.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/142410002.html</link>
<title>ホメオパシーがようやく英国から追放されそうな件について</title>
<description>ここ２週間ほど忙しくて取り上げている暇が無かったのだが、英国の公的保険からいよいよホメオパシーが完全に追放されることが確定した。英国議会は「NHSでホメオパシーはもう扱わない」と言う - 食品安全情報bloghttp://news.sciencemag.org/scienceinsider/2010/02/-end-homeopathy-on-nhs-say-briti.html?etoc英国下院科学技術委員会は本日発表した報告書で、ホメオパシーはただのプラセボであり、NHS..</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2010-02-28T18:55:41+09:00</dc:date>
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ここ２週間ほど忙しくて取り上げている暇が無かったのだが、英国の公的保険からいよいよホメオパシーが完全に追放されることが確定した。<br /><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20100223#p2" target=_blank>英国議会は「NHSでホメオパシーはもう扱わない」と言う - 食品安全情報blog</a><br /><blockquote><a href="http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2010/02/-end-homeopathy-on-nhs-say-briti.html?etoc" target="_blank">http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2010/02/-end-homeopathy-on-nhs-say-briti.html?etoc</a><br />英国下院科学技術委員会は本日発表した報告書で、ホメオパシーはただのプラセボであり、NHSで提供されるべきではない、と結論した。1948年からNHSでホメオパシーを扱っている。さらに委員会は医薬品安全性担当機関であるMHRAに対し、無作為対照化試験で有効性が示されていないホメオパシー医薬品の薬局での販売承認を中止すべきであると助言した。<br />この結論は驚くべきことではない。委員会はさらに「ホメオパシーは十分な試験が行われており、ホメオパシーには効果がないというたくさんの根拠がある」と結論してさらなる研究の要請も否定した。</blockquote><br />ホメオパシーの効果を否定する証拠は既に山のように積み上がっていたので、この決定はむしろ遅すぎるくらいのものだった。<br />しかし何もしないよりははるかに良い。英議会GJ。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br /><br />このブログでも過去に何度となく紹介しているが、元々欧米圏では2005年ごろからインチキ代替医療に対して批判の声が高まっていた。2008年にはホメオパシーを名指しで批判する本が出版されるなど、かなり大きな社会問題としてメディアに取り上げられるようになっており、今回のホメオパシー追放はその動きの一つの終着点でもある。<br />このニュースは英語圏では主要メディアが連日大きく取り上げるほどのものであり、あちらではインチキ代替医療の追放に公的機関が本腰を入れて取り組んでいることが伺える。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/101466816.html" target="_blank">幻影随想: ホメオパシー・オン・トライアル―ホメオパシーは詐欺か治療か―</a><br /><a href="http://news.google.co.jp/news/search?pz=1&cf=all&ned=jp&hl=ja&q=homeopathy" target="_blank">homeopathy - Google ニュース</a><br /><br />残念なことに、日本の大手メディアでこのような動きを取り上げたところは、まだ無い。<br />与党や閣僚が代替医療の保険適用に肯定的な意見を口にし、ホメオパシーの名前を真っ先に挙げてしまうようなこの国の現状では、こういうニュースこそ流す価値があるはずなのだが。<br />現在の国内メディアには、このホメオパシーという与太にあっさり引っ掛かる人間の方が多いらしく、雑誌での取り上げられ方などを見ていてもまだまだ礼賛一色だ。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/127097663.html" target="_blank">幻影随想: JBpressのホメオパシー礼賛記事を笑い飛ばせない理由</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/138813858.html" target="_blank">幻影随想: SPA!のトンデモ記事および池田一等陸佐の免疫学に対する無知を切る</a><br /><br /><br /><strong>◆ホメオパシーはなぜ有害か？</strong><br />ホメオパシーの有害性は、単純にそれが<strong>「効かない」</strong>ということに起因するものではない。<br />単に効かないというだけの代替医療なら、他にいくらでも、それこそ掃いて捨てるほど存在する。<br />ホメオパシーの危険性は、そのイデオロギーが、<strong>「既存の科学、現代医療のことごとくを否定した上にしか成立しないように構築されている」</strong>という点にある。<br /><a href="http://sp-file.qee.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%A5%DB%A5%E1%A5%AA%A5%D1%A5%B7%A1%BC" target=_blank>ホメオパシー - Skeptic's Wiki</a><br /><blockquote>英語版wikipediaの<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Homeopathy" target=_blank>Homeopathy</a>の項目<br />「<a href="http://www.homeowatch.org/" target=_blank>Homeowatch</a>」<br />Your Skeptical Guide to Homeopathic History, Theories, and Current Practices<br />「<a href="http://www.homeowatch.org/" target=_blank>Homeowatch</a>」はホメオパシーに極めて懐疑的なサイトであり、その基本的な考え方は「ホメオパシーの”レメディ”自体は無害であるが、それに付随する間違った考えは無害ではない。健康な時に人が何を信じるかはあまり問題にならないかも知れない。しかし、深刻な病気に襲われた時、間違った信念は大惨事に繋がることもある」というものである。ホメオパシーの理論は既存の物理や化学の法則と整合性がないこと、および、その効果を明確に示すことができていないことを忘れてはならない。</blockquote><br />ホメオパシーの信者は、その教化の過程で、徐々に科学と現代医療の双方を捨て去るように洗脳されていく。<br />その洗脳のやり口は主にFUD戦略と呼ばれている方法であり、多くのニセ科学が同様の手段をとるため覚えておいて損は無いだろう。<br /><a href="http://www.yamdas.org/column/technique/fuddefj.html" target="_blank">What is FUD? 日本語訳</a><br /><blockquote>FUD とは、不安（Fear）、不確実（Uncertainty）、不信（Doubt）を表す。<br />FUD は、競合相手が自分達のものより優れていて、しかも価格も安い、つまりは自分達の製品では太刀打ちできない製品が発売されるときに利用されるマーケティングのテクニックである。具体的な事実でもって応酬できない場合に、不安による扇動が「ゴシップ筋」を通して、競合相手の売り込みに対し疑惑の影を投げかけ、競合相手の製品を使うのを思いとどまらせるのに利用されるのだ。</blockquote><br />ホメオパシーは自らの理論を信用させるために、他者（この場合は通常医療や科学）を貶し信用に傷を付けることで、相対的に自分の地位を高めるという手段をとる。<br />もちろん真に実力があるのであればそんなことをする必要はない。<br />単に自身の効能を売り込めばよいだけなのだが、ホメオパシーにはプラセボ以上の効能は全くない。<br />そこで現代医療を貶めることができるネタには、その真偽なぞお構いなしに端から飛びついて信者の不安を煽るための材料とするのだ。<br />具体的に彼らがどのようなデタラメを振りまいているかは、以下の記事参照のこと。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/108016637.html" target="_blank">幻影随想: 沖縄県の小中学校にニセ科学注意報発令中―ホメオパシー汚染―</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/138813858.html" target="_blank">幻影随想: SPA!のトンデモ記事および池田一等陸佐の免疫学に対する無知を切る</a><br /><br /><br />このようにホメオパシーが現代医療に対する不信を煽った結果何が起こったか？<br />その典型例は2009年にオーストラリアで起きた医療ネグレクトによる子供の死亡事件だ。<br /><a href="http://transact.seesaa.net/article/120587271.html" target="_blank">忘却からの帰還: 自分の生後9か月の娘を死なせたホメオパシー医</a><br /><a href="http://transact.seesaa.net/article/129241245.html" target="_blank">忘却からの帰還: ホメオパシーで娘を死なせたホメオパスに判決</a><br /><br />このような事例は対岸の火事どころか、既にいつ日本で起きても不思議ではない状態である。<br />その証拠に、ホメオパシーでブログ検索をかけると、似たような事例はいくつも見つかる。<br />参考例としてNATROMさんが取り上げていたエントリはじめいくつかを紹介しておこう。<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080516#p1" target="_blank">ホメオパシーと医療ネグレクト - NATROMの日記</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090514/" target="_blank">マジにやばくないか？反社会カルトとしてのホメオパシー - 地下生活者の手遊び</a><br /><br /><br />困ったことに、日本におけるホメオパシー人口はここ10年程の間に大きく増えている。<br />原動力となったのは以下二つの団体だ。中の人の顔ぶれはそう変わらないが。<br />・<a href="http://www.homoeopathy.ac/rah/" target=_blank rel=nofollow>ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー</a><br />・<a href="http://www.jphma.org/" target="_blank" rel=nofollow>日本ホメオパシー医学協会</a><br /><br />ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシーはホメオパスの養成機関であると同時に布教の窓口でもある。<br />「日本ホメオパシー医学協会」はその下部組織に「歯科協会」「獣医協会」「助産師協会」「鍼灸師協会」が存在し、それぞれの層をターゲットにして結構な勢いで浸透している。<br />特にヤバイ事になっているのが助産師協会で、すでに各地の助産師会はひどい場合には県単位で染められていたりする。<br />・<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/tinyant/diary/200901290000/" target="_blank">助産師会、大丈夫か - 医療報道を斬る - 楽天ブログ（Blog）</a><br />・<a href="http://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20090202/p1" target="_blank">助産師会はあんまり大丈夫じゃないかも - Skepticism is beautiful</a><br />・<a href="http://putorius.mydns.jp/wordpress/?p=716" target="_blank">助産師会とホメオパシーとの濃密な関係 | 鼬、キーボードを叩く</a><br />大丈夫とか、大丈夫でないとかいう以前に、ホメオパシー側から積極的にターゲットとして狙われているんだな。<br /><br /><br />それにしても、欧米圏では最近これだけ批判の声が強まっているにもかかわらず、国内では先月も政治家がこんな感じの答弁をしてしまう始末。<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/Mochimasa/20100212/1265987455" target="_blank">長妻厚労相がホメオパシーに言及した件 - Not so open-minded that our brains drop out.</a><br /><blockquote>　統合医療は、もう言うまでもなく、西洋医学だけではなくて、伝統医学、漢方、鍼灸、温泉療法、音楽療法、芸術療法、心身療法、自然療法、ハーブ療法、ホメオパチーなどいろいろな広がりがあるものでございまして、厚生労働省といたしましても、この二十二年度の予算でかなりこれまで以上に、研究分野の統合医療の研究について十億円以上の予算を計上しまして、その効果も含めた研究というのに取り組んでいきたいというふうに考えております。</blockquote><br />ホメオパシーに効果が無いことは既に明らかになっているんだが。<br />民主党の中枢に近い部分にホメオパシーに好意的な人間が少なくないというのは<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/127097663.html" target="_blank">昨年から分かっていた</a>が、<br />この先きちんとホメオパシーに対処できるのか激しく不安だ。<br />どうか彼らが海外の事例を見て思いとどまりますように。<br />そのためにもこういった事例は積極的に国内に紹介していかないとな。<br /><br /><br />＜3/1追記＞<br />上で「いつ日本で起きても不思議ではない」と書いたが、実際には既に起きている。<br />私の知っている限りでも、自宅出産でホメオパシーにハマった助産師が適切な介助を行わなかったことが主因と考えられる胎児死亡事例が複数存在する。<br />どちらも現在進行形で裁判が起こるかどうかの事例のため今は伏せておきたかったのだが、コメント欄でmwhikariさんが書かれていた事例が私の知るものと別であれば、ホメオパシー助産師関係でまた事例が増えたということになる。<br />こうした記事にホメオパシー助産師の問題事例を書かないのは妊婦にとっての不利益にしかならないと思うので追記しておく。<br />事例の詳細を書くことはできないが、探せば見つかる、とだけ書いておく。<br /><br />＜2010/07/10追記＞<br />上で書いた件が裁判になりニュースで取り上げられた。<br />フォロー記事を書いたのでリンクを載せておく。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/156012122.html" target="_blank">幻影随想: ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった</a><br /><br /><strong>◆おまけ</strong><br />ホメオパシーとは何かを簡単に説明する、秀逸なやる夫で学ぶシリーズ。<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/Mochimasa/20100214/1266167562" target="_blank">やる夫で学ぶホメオパシー1 - Not so open-minded that our brains drop out.</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/Mochimasa/20100221/1266768657" target="_blank">やる夫で学ぶホメオパシー2 - Not so open-minded that our brains drop out.</a><br /><br />海外のホメオパシー批判のまとめサイト<br /><a href="http://www.1023.org.uk/" target="_blank">Homeopathy: There's nothing in it | The 10:23 Campaign | #ten23</a><br /><br /><!-- amazon --><br /><div class="seesaa-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393057/blackshadow-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41A2ccwpFsL._SL160_.jpg" class="seesaa-asin-image" alt="代替医療のトリック" title="代替医療のトリック" border="0" align="left" hspace="20" /></a><div class="seesaa-asin-info"><p class="seesaa-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393057/blackshadow-22/ref=nosim" target="_blank">代替医療のトリック</a></p><ul><li class="seesaa-asin-label">作者: サイモン シン</li><li class="seesaa-asin-label">出版社/メーカー: 新潮社</li><li class="seesaa-asin-label">発売日: 2010/01/30</li><li class="seesaa-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><div class="seesaa-asin-break"></div><br clear="all" /><br /><!--/ amazon --><br /><br />

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