<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<rdf:RDF
  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
  xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
  xmlns:admin="http://webns.net/mvcb/"
  xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
  xmlns="http://purl.org/rss/1.0/"
>

<channel rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/">
<title>幻影随想</title>
<link>http://blackshadow.seesaa.net/</link>
<description>生化学者の卵がバイオ関連ニュースを中心に日々の出来事を綴ったブログです。</description>
<dc:language>ja</dc:language>
<admin:generatorAgent rdf:resource="http://blog.seesaa.jp/" />
<items>
<rdf:Seq>
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/120840206.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/120663070.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/120645846.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/118309667.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/116634963.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/116514280.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/116366924.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/116264312.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/116023859.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/116000412.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/114869584.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/114810385.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/113963781.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/113860729.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://blackshadow.seesaa.net/article/113593203.html" />
</rdf:Seq>
</items>
</channel>

<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/120840206.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/120840206.html</link>
<title>もし水が記憶を持つのなら、ホメオパシーは○○だ!</title>
<description>via ちょっと下品ですが | 鼬、キーボードを叩くs言葉に文字通りの意味と、「うそ八百」という派生的な意味と両方掛けているわけだな。こんなにハマるとは、と思わず吹いた。以下のエントリと合わせてどうぞ幻影随想: ホメオパシーヤバイだって普通は水とか記憶しないじゃん。だって自分の尿の中の水分が個人情報記憶してたら困るじゃん。下水道経由して大海原に個人情報流出とか困るっしょ。だから水道水とか記憶しない。話のわかるヤツだ。けどレメディはヤバイ。そんなの気にしない。記憶しまくり。ベン...</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-06-04T20:58:54+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
via <a href="http://putorius.mydns.jp/wordpress/?p=1305" target=_blank>ちょっと下品ですが | 鼬、キーボードを叩く</a><br /><br /><a href="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/fullofshit.jpg" target="_blank"><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/fullofshit-thumbnail2.jpg" width="323" height="500" border="0" align="" alt="fullofshit.jpg" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/fullofshit-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />s言葉に文字通りの意味と、「うそ八百」という派生的な意味と両方掛けているわけだな。<br />こんなにハマるとは、と思わず吹いた。<br /><br />以下のエントリと合わせてどうぞ<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/98221876.html" target=_blank>幻影随想: ホメオパシーヤバイ</a><br /><blockquote>だって普通は水とか記憶しないじゃん。だって自分の尿の中の水分が個人情報記憶してたら困るじゃん。下水道経由して大海原に個人情報流出とか困るっしょ。<br />だから水道水とか記憶しない。話のわかるヤツだ。<br />けどレメディはヤバイ。そんなの気にしない。記憶しまくり。ベンベニストが水の記憶のネタでイグノーベル賞２回とれるくらいヤバい。ヤバすぎ。 </blockquote><br /><br /><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/120663070.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/120663070.html</link>
<title>疑似科学ウォッチャーが非ウォッチャーの彼女に疑似科学世界を軽く紹介するための10題</title>
<description>初心者のためのニセ科学入門10題として以前作ったネタがHDDの整理中に出てきた。既に時期を外すこと夥しいのだが、折角書いたのにこのまま削除するのももったいないので載せておくことにする。</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-06-02T01:49:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
初心者のためのニセ科学入門10題として以前作ったネタがHDDの整理中に出てきた。<br />既に時期を外すこと夥しいのだが、折角書いたのにこのまま削除するのももったいないので載せておくことにする。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br /><br /><a href="http://anond.hatelabo.jp/20080721222220" target=_blank>改変元：アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本</a><br /><br />まあ、どのくらいの数の疑似科学ウォッチャーがそういう彼女をゲットできるかは別にして、<br />「ウォッチャーではまったくないんだが、しかし自分のヲチ趣味を肯定的に黙認してくれて、<br />その上で全く知らない疑似科学の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」<br />ような、疑似科学ウォッチャーの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、疑似科学のことを紹介するために<br />教えるべき10題を選んでみたいのだけれど。<br /><br />（要は「トンデモ本の世界」の疑似科学限定超簡易版だな。<br />彼女に疑似科学ウォッチングを布教するのではなく　相互のコミュニケーションの入口として）<br /><br />あくまで「入口」なので、時間的に理解に過大な負担を伴う疑似科学は避けたい。<br />できればWeb上だけでも十分な情報を得ることが出来るものにとどめたい。<br />あといくら疑似科学ウォッチャー的に基礎といっても、スピリチュアルとかオカルト方面に傾き過ぎているものは避けたい。いくら大槻先生がスピリチュアル方面を親の敵のように追い回しているといっても、それはちょっとさすがになあ、と思う。<br />そういう感じ。<br /><br />彼女の設定は<br /><blockquote>疑似科学の知識は持っていないが、あるある大辞典の捏造騒動程度は知っている。<br />科学の専門教育を受けたわけではないが、頭は結構良い。</blockquote><br />という条件で。<br /><br />まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。<br /><br /><br /><strong>波動（船井幸雄、江本勝）</strong><br />まあ、いきなりこいつかよとも思うけれど、「波動以前」を濃縮しきっていて、「波動以後」を決定付けたという点では絶対に外せないんだよなあ。<br />船井幸雄と江本勝は今のニセ科学商売隆盛の基盤を作った、ニセ科学業界の大御所とも言える人間だし。<br /><br />ただ、ここでヲチャトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。<br />国内で商売化されているあらゆるニセ科学と関わりを持っていると言っても過言でないこの語るべきことの多すぎる疑似科学について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に伝えられるかどうかということは、ウォッチャー側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。<br />・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A2%E5%8B%95_(%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88)#cite_note-3" target=_blank>波動 (オカルト) - Wikipedia</a><br />・<a href="http://kxk.makibishi.jp/" target=_blank>波動注意報</a><br />・<a href="http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/nisekagaku/nisekagaku_nyumon.html" target=_blank>ニセ科学入門</a><br /><br /><br /><strong>水からの伝言（江本勝）、ゲーム脳（森昭雄）</strong><br />これって典型的な「疑似科学ウォッチャーが考える、一般人にもニセ科学というコンセンサスが出来ている疑似科学（そう疑似科学ウォッチャーが思い込んでいるだけ。実際には全然出来ていない）」そのもの。<br /><br />という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。<br />「疑似科学ウォッチャーとしては、この二つは"ニセ科学"と断定していいと思うんだけど、率直に言ってどう？」って。<br />・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E4%BC%9D%E8%A8%80" target=_blank>水からの伝言 - Wikipedia</a><br />・<a href="http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/" target=_blank>「水からの伝言」を信じないでください</a><br />・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3" target=_blank>ゲーム脳 - Wikipedia</a><br />・<a href="http://www.tv-game.com/column/clbr05/" target=_blank>斎藤環氏に聞く 『ゲーム脳の恐怖』1</a><br />・<a href="http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3" target=_blank>ゲーム脳とは (ゲームノウとは) - ニコニコ大百科</a><br /><br /><br /><strong>ホメオパシー（ハーネマン、ベンベニスト）</strong><br />ある種の疑似科学ビリーバーが持ってる神秘への憧憬と呪術的手続きへの傾倒に対する、世界中のSkeptics監修の科学的な考証へのこだわりを<br />彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも似非科学的な<br /><br />「フレイザーの説く類感呪術」を体現する「類似の法則」<br />「感染呪術やケガレ思想」に通じる、分子が一つも残らぬほど希釈を繰り返しても何かが残るとする「治癒エネルギー」<br /><br />の二要素をはじめとして、疑似科学ウォッチャー受けのする科学っぽい用語を説明にちりばめているのが、紹介してみたい理由。後に出てくるニセ医療の中にまとめてしまうという選択肢もあったのだけど、近年突出して影響を拡大している疑似科学なので項目を分けることにした。<br />・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%BC" target=_blank>ホメオパシー - Wikipedia</a><br />・<a href="http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090514/1242242625" target=_blank>反社会カルトとしてのホメオパシー - 地下生活者の手遊び</a><br />・<a href="http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090525/1243196897" target=_blank>呪術教団化するホメオパシー - 地下生活者の手遊び</a><br />・<a href="http://transact.seesaa.net/article/120587271.html" target=_blank>忘却からの帰還: 自分の生後9か月の娘を死なせたホメオパシー医</a><br /><br /><br /><strong>納豆ダイエット（あるある大辞典）</strong><br />たぶんこれを見た彼女は「あるある大辞典でやってたやつだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。<br />美容・ダイエット関係は疑似科学の宝庫といっても過言じゃない。<br />特にテレビや週刊誌で取り上げているようなものは捏造・やらせのオンパレード。<br />あるあるは打ち切りになったけれど、こういった番組がなくなったわけじゃない。<br /><br />女性の興味を引くネタをきっかけに、あるあるがどういった捏造を行っていたのか、どうやってそれが暴かれたのか、なんかを非ウォッチャー彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。<br />・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E6%8E%98!%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%82%E3%82%8B%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E5%85%B8" target=_blank>発掘!あるある大事典 - Wikipedia</a><br />・<a href="http://www6.ocn.ne.jp/~syuneido/aruaru.html" target=_blank>発掘！あるある大事典</a><br />・<a href="http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/01/post_1866.html" target=_blank>納豆のダイエット効力、実は「無い無い」! 関西テレビ放送が「あるある大辞典II」のデータ捏造を発表、謝罪:Garbagenews.com</a><br /><br /><br /><strong>インテリジェント・デザイン論（Discovery Institute）</strong><br />「やっぱり正統派疑似科学もいくつか取り上げたいよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「反相対論」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、人間の存在に大いなる意思の介在と特別な意味の存在を見出したがる彼らの執念にある意味敬意を抱くから。<br /><br />人類のゲノムが解読され、人類がいつ頃どの遺伝子がどう変化しながら他の種と分岐したかまで明らかになりつつある現代においてなお、進化論を認めようとせず超越的存在による創造に固執する、<br />既に葬り去られた「創造科学」の主張を、それでもなお持ち出してくる、<br />その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにも「ビリーバー」的だなあと思えてしまうから。<br /><br />彼らには既に退路は無いし、もうこれ以上引けないのだろうとは思うけれど、一方でカトリックはすでに進化論を認めて立ち位置の補強に成功してしまったのにとも思う。<br />なのに、矛盾や致命的な弱点を抱え込んだまま創造論に固執してしまう、というあたり、どうしても<br />「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえID論者達がそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じえない。創造論そのものの歴史と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。<br />・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3" target=_blank>インテリジェント・デザイン - Wikipedia</a><br />・<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/7460434.html
" target=_blank>幻影随想: インテリジェントデザイン理論（ID理論）にはまっちゃった産経新聞</a><br /><br /><br /><strong>血液型性格判断（能見親子）</strong><br />今の若年層で血液型性格判断を見たことのない人はそんなにいないと思うのだけれど、だからこそ紹介してみたい。<br /><br />最近ではカイチュウ博士こと藤田紘一郎などが引っ掛かっているが、これよりも前の段階で、血液型性格判断に対する批判の内容とかまとめは能見正比古が出てきた時点で完成されていたとも言えて、<br />1970～80年代からこれに対する系統だった批判や反論はなされていたんだよという、というのは、<br />別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく疑似科学ウォッチャーとしては不思議に誇らしいし、<br />いわゆるステロタイプな血液型性格判断しか知らない彼女にはそれを教えてあげたいなと思う。<br />・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E6%B6%B2%E5%9E%8B%E6%80%A7%E6%A0%BC%E5%88%86%E9%A1%9E" target=_blank>血液型性格分類 - Wikipedia</a><br />・<a href="http://www.obihiro.ac.jp/~psychology/abofan.html" target=_blank>畜大心理：ＡＢＯＦＡＮへの手紙</a><br />・<a href="http://www.senrigan.net/bloodmind/" target=_blank>究極の血液型心理検査（復刻サイト）</a><br /><br /><br /><strong>ニセ医療</strong><br />ニセ科学のもたらす「デメリット」あるいは「危険」を疑似科学ウォッチャーとして教えたい、というお節介焼きから伝える、ということではなくて。<br /><br />「癒されたい」「健康でありたい」という誰しもが持つ感覚がある種のビリーバーには特に強くあるのかなということを感じていて、だからこそ、そこに付け込むニセ科学・ニセ医療は絶えることがないし、常に一定数の信者を獲得して影響力を振るっているのも当然の帰結なのだろうと思う。<br />「アトピービジネス」、「経皮毒（デトックス）」、「好転反応」といったキーワードを軸に、ニセ医療が社会にどの程度浸透しているか、どれだけ被害が出ているか、軽く恐怖心を煽るような感じで話してみて、<br />単純に彼女がこれを知ってどう反応するかを見てみたい。<br />・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E5%81%BD%E5%8C%BB%E7%99%82" target=_blank>Category:偽医療 - Wikipedia</a><br />・<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/103236187.html" target=_blank>幻影随想: サギとマルチと疑似科学</a><br />・<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/104027434.html" target=_blank>幻影随想: サギとヤブ医とアトピービジネス</a><br />・<a href="http://d.hatena.ne.jp/DocSeri/20090325/1237947657" target=_blank>「代替医療」ではなく「ニセ医療」と呼ぼうキャンペーン - 妄想科學日報</a><br /><br /><br /><strong>マコモ風呂（小野寺廣志）</strong><br />これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。<br />こういう生理的嫌悪を引き起こす疑似科学をこういうかたちでネタにして、それが非ウォッチャーに受け入れられるか気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。<br />・<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/93103924.html" target=_blank>幻影随想: 恐怖のマコモ風呂</a><br /><br /><br /><strong>マイナスイオン（菅原明子・山野井昇・堀口昇）</strong><br />9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にマイナスイオンを選んだ。<br />波動から始まってマイナスイオンで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、それまで一部のインチキ業者や信者による小規模な商いだったニセ科学商売が、売れればよしと大手家電メーカーまでがこぞって疑似科学をネタにして消費者を食い物にするようになった、ある意味時代の転換点となった疑似科学でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい疑似科学がありそうな気もする。<br /><br />というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。<br />・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3
" target=_blank>マイナスイオン - Wikipedia</a><br />・<a href="http://esp2003.hp.infoseek.co.jp/m_ion.html
" target=_blank>疑似科学批評(マイナスイオン批評特集)</a><br /><br /><br />「駄目だこいつは。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。<br />こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。<br />

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/120645846.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/120645846.html</link>
<title>とうとう遺伝子導入を必要としないiPS細胞が作られた</title>
<description>今日iPS細胞の関連記事でこんなのを読んだｉＰＳ細胞：「がん化防止」ヒトでも 米国チーム、遺伝子なしで作成 - 毎日ｊｐ(毎日新聞) さまざまな細胞に分化するヒトの人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）を遺伝子やウイルスを使わず、たんぱく質だけで作ることに、米ハーバード大などのチームが成功した。マウスでは米独のチームが４月に初めて成功を報告しているが、ヒト細胞では世界初。遺伝子の影響などで起きる細胞のがん化を防ぎ、治療用に使える安全なｉＰＳ細胞の作成にまた一歩前進した。２９日、米科学...</description>
<dc:subject>バイオニュース</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-06-01T22:27:52+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
今日iPS細胞の関連記事でこんなのを読んだ<br /><a href="http://mainichi.jp/select/science/news/20090530ddm001040052000c.html" target=_blank>ｉＰＳ細胞：「がん化防止」ヒトでも　米国チーム、遺伝子なしで作成 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)</a><br /><blockquote>　さまざまな細胞に分化するヒトの人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）を遺伝子やウイルスを使わず、たんぱく質だけで作ることに、米ハーバード大などのチームが成功した。マウスでは米独のチームが４月に初めて成功を報告しているが、ヒト細胞では世界初。遺伝子の影響などで起きる細胞のがん化を防ぎ、治療用に使える安全なｉＰＳ細胞の作成にまた一歩前進した。２９日、米科学誌「セル・ステムセル」電子版で発表した。</blockquote><br /><br />このニュースを読んだときの私の感想は、<br />「もう出来たのか。予想はしていたが速いな」というものだった。<br /><a name="more"></a>おさらいに、iPS細胞の研究史を軽く振り返ってみようか。<br /><br />2006年8月10日、山中教授らのチームがマウスの皮膚細胞に遺伝子を組み込むことで万能細胞を作成することに成功、Cellに論文が載る。<br />2007年6月、山中教授らが4つの遺伝子を組み込むことでES細胞と同等の分化能を持つiPS細胞の製法を確立しNatureに論文が載った。<br />2007年11月21日、ヒトの細胞からiPS細胞を作り出すことに成功。Cellに掲載<br />2007年11月30日、ガン由来の遺伝子をのぞき3つの遺伝子からiPS細胞を作り出すことに成功。Nature Biotechnology掲載。<br />2007年12月11日、3つの遺伝子を組み込む方法でiPS細胞作成効率を4倍向上。<br />2008年6月29日、ドイツ、マックスプランク研究所のチームがマウスに二つの遺伝子を組み込みiPS細胞を作り出す方法を確立。<br />2009年2月、マックスプランクの研究チームが遺伝子一つでiPS細胞を作り出す方法を確立。<br />そして5月29日、ついに遺伝子の組み込み無しでiPS細胞を作り出す方法が確立されたわけだ。<br /><br /><br />iPS細胞という新たな幹細胞が確立されてから、わずか2年足らず。<br />知ってはいたが改めてバイオ分野の研究速度のすさまじさを目の当たりにした気分だ。<br />バイオの世界はマウスイヤー。<br /><br /><br />一点気になっているのが、研究の最前線が既に日本では無くなっているという点。<br />ここ一年ほど、欧米が膨大な予算と人員をつぎ込んで遺伝子の組み込み無しでのiPS細胞樹立に邁進している間に日本の研究者が出した研究成果を見ていると、今年に入ってもまだ３～４遺伝子の組み込みによる株の樹立が多かった。<br />別にそれが悪いとか意味がないとか言う訳ではないんだが、実用化レースの上では欧米勢に比べ事実上1年分周回遅れになっちゃってるわけだ。<br />この辺は実際に研究している人たちが誰よりも理解しているだろうけど。<br />こんなコメントも出ているし。<br /><a href="http://www.asahi.com/science/update/1226/TKY200812260165.html" target="_blank">asahi.com（朝日新聞社）：山中教授「日本は１勝１０敗」　ｉＰＳ細胞研究で遅れ - サイエンス</a><br /><br />こうなった原因を考えてみるに、まずあっちとこっちでは幹細胞研究に掛ける予算の桁がそもそも違う。<br />日本のiPS細胞研究予算の軽く数十倍を、州政府レベルでポンと出すのだから。<br />予算計上から研究者への配分に至る速度も違えば、予算の自由度も違う。<br />日本みたいに何とか100億円捻出するようなことをせずに、iPS細胞研究用に云十億ドルの補正予算がすぐ組まれる。<br /><br /><br />次に多額の予算を適切に割り振れる行政組織の存在。<br />向こうだとNIHみたいに金と権限と経験とノウハウを持ったでかい組織があるが、日本にはそれがない。<br />文科省や厚労省の中にどれだけPh.Dがいるかと考えたら仕方がないが。<br />つかポスドク余ってんだからそういう部分で活用すりゃいいのに。<br /><br />研究支援体制も向こうの方が上だろう。<br />というか2008年度山中先生はどれだけ研究室に居られたんだろう？<br />あっちこっち講演やiPS細胞の研究ネットワーク作りで借り出され、メディアの取材に引っ張りまわされ、ろくに研究に打ち込めなかったのではと危惧しているのだが。<br /><br />研究者の数も元々向こうのほうが多いのに加え、あちらの研究者は厳しい倫理基準で縛られ、足踏みを強いられていたというのも大きいと思う。<br />倫理面のハードルを越えるブレークスルーを今か今かと首を長くしていた向こうの連中が、iPS細胞の到来と共に鬱憤を晴らすかのように猛然とスタートを切った。<br />言葉を変えれば、あちらの研究者の多くに、そして幹細胞研究の進展を待ち望む社会の側にも、iPS細胞を受け入れる準備が万端整っていた。<br />だからこそたったの２年でこれだけ差が出たのだろう。<br /><br /><br />バイオは研究だけならいざ知らず、その実用化にはヒトモノカネという物量が決定的にものを言う。<br />多分あちらさんはこの勢いのまま臨床研究に突っ込んで行く。<br />臨床研究の成果が出始める数年後には、一体どれくらいの差が開いていることやら。<br />まあ実用化が早く進むならどこが先鞭をつけても別にいいんだけどね。<br />

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/118309667.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/118309667.html</link>
<title>YoutubeのJAXAチャンネルを知ってる？</title>
<description>ども、お久しぶりです。ここしばらく仕事の追い込みで忙しかった黒影です。今日も普通に仕事でしたが、明日以降は無事ゴールデンウィークを確保できたので、久しぶりにエントリをアップしてみます。ネタはYoutubeのJAXAチャンネルについて。</description>
<dc:subject>宇宙開発・天文ニュース</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-04-29T23:45:23+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
ども、お久しぶりです。<br />ここしばらく仕事の追い込みで忙しかった黒影です。<br />今日も普通に仕事でしたが、明日以降は無事ゴールデンウィークを確保できたので、<br />久しぶりにエントリをアップしてみます。<br /><br />ネタはYoutubeのJAXAチャンネルについて。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br /><br /><a href="http://www.youtube.com/jaxachannel" target=_blank>Jaxa</a>のサイトには以前から<a href="http://jda.jaxa.jp/" target=_blank>デジタルアーカイブス</a>という、デジタルコンテンツをまとめたコーナーがあります。<br />ここにはJaxaが版権を持つ写真や動画、壁紙など様々なコンテンツが置かれていて私もちょくちょく足を運んでいるのですが、正直動画コンテンツは使い勝手が悪かったんですよね。<br />また、これとは別にSELENE（かぐや）プロジェクトが今年の3月31日までYouTube上に<a href="http://jp.youtube.com/JAXASELENE" target="_blank">http://jp.youtube.com/JAXASELENE</a><br />という独自チャンネルを持っており、プロジェクトの成果物であるハイビジョンムービーや探査プロジェクトのプロモーションビデオなどを公開していました。<br />こちらはYoutubeの専用チャンネルなので、動画の検索や共有、ブログでの紹介などを容易に行えるため、可能なら全部こちらに統合してほしいものだと前から思っていたのです。<br /><br />そしてつい一月ほど前、3月31日付けで、SELENEチャンネルが拡大統合する形で新たにYoutube上にJaxaチャンネルが誕生しました。<br /><a href="http://www.youtube.com/jaxachannel" target=_blank>YouTube - jaxachannel さんのチャンネル</a><br /><br />このチャンネルは4月29日現在113件の動画が登録されており、かぐやの月面ハイビジョンムービーをはじめ、多くの魅力的なコンテンツが公開されています。<br />しかし、まだ知名度が足りないためか動画の大部分は再生回数が二桁三桁、多いものでも3000回程度。<br />折角の良コンテンツが埋もれてしまっています。<br /><br />そんな現状がもったいなすぎるので、アクセスアップのためにうちのブログで紹介してみます。<br />趣旨に賛同していただけるのであれば、是非Jaxaチャンネルの宣伝にご協力を。<br /><br /><br />サンプル動画としてまずはロケット打ち上げ三昧行って見ましょう。<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?gl=US&feature=channel_page&v=HTvOB6lnz_Q" target=_blank>YouTube - きく8号/H-IIAロケット11号機打ち上げクイックレビュー</a><br /><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/HTvOB6lnz_Q&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/HTvOB6lnz_Q&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br /><br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=jHlfjodEWSg&feature=channel_page" target=_blank>YouTube - かぐや/H-IIAロケット13号機打ち上げクイックレビュー</a><br /><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/jHlfjodEWSg&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/jHlfjodEWSg&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br /><br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=sGgt4aQr_AY&feature=channel_page" target=_blank>YouTube - きずな/H-IIAロケット14号機打ち上げクイックレビュー</a><br /><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/sGgt4aQr_AY&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/sGgt4aQr_AY&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br /><br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=JnsTnCcYuPU&feature=channel_page" target=_blank>YouTube - いぶき/H-IIAロケット15号機打ち上げクイックレビュー</a><br /><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/JnsTnCcYuPU&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/JnsTnCcYuPU&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />一度でいいから内之浦でじかに打ち上げを見てみたいものです。<br /><br /><br />次にJaxaチャンネルの目玉、かぐやの月面ハイビジョン。<br />必ず[HD]ボタンにチェックを入れて、フルスクリーンモードで見ること。<br />何度見てもため息が出るほど美しい。<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=xq-2B6UxMXM&feature=channel_page" target=_blank>YouTube - 「かぐや」HDTVによる満地球の出（2008年4月5日） [HD]</a><br /><object width="560" height="340"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/xq-2B6UxMXM&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/xq-2B6UxMXM&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="560" height="340"></embed></object><br /><br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=CXwD0GPRBXM&feature=channel_page" target="_blank">YouTube - AQUA'09～惑星（ほし）に還ろう～「かぐや」が見た月と音楽の協演 [HD]</a><br /><object width="560" height="340"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/CXwD0GPRBXM&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/CXwD0GPRBXM&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="560" height="340"></embed></object><br /><br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=spWzXUYEUAk&NR=1" target=_blank>YouTube - 「かぐや」HDTVによる地球の入り [HD]</a><br /><object width="560" height="340"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/spWzXUYEUAk&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/spWzXUYEUAk&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="560" height="340"></embed></object><br /><br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=g0rvvV2bxYY&feature=PlayList&p=25A9AECB2D213E35&index=16" target=_blank>YouTube - 「かぐや」プロモーションムービー [HD]</a><br /><object width="560" height="340"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/g0rvvV2bxYY&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/g0rvvV2bxYY&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="560" height="340"></embed></object><br /><br />せっかくこれだけの情報資産があるのだから、多くの人がその存在を知らないともったいないですよね。

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/116634963.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/116634963.html</link>
<title>「自分の目で見たものしか信じない」などと言ったり思うのはよしなさい</title>
<description>私は月マガで連載中の海皇紀というマンガのファンなんだが、そのマンガの中で主人公がこんなセリフを口にする場面がある。海皇紀6巻P95より『「自分の目で見たものしか信じない」などと言ったり思うのはよしなさい…とおふくろに言われて育ったんだ見なくとも真実はあるだろうし……逆に言や…この目で見たからといって必ずしもそれが正しいとはかぎらない…とね』疑似科学ウォッチングをやっていると、ビリーバーの中に「自分の目で見たものしか信じない」とか「私は実際に見た/体験した、だから○○は正しい/...</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-04-02T23:05:20+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
私は月マガで連載中の<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fs%3Fie%3DUTF8%26ref%255F%3Dnb%255Fss%255Fb%26field-keywords%3D%25E6%25B5%25B7%25E7%259A%2587%25E7%25B4%2580%26url%3Dsearch-alias%253Dstripbooks&tag=blackshadow-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=7399" target="_blank">海皇紀</a><img src="https://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=blackshadow-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />というマンガのファンなんだが、<br />そのマンガの中で主人公がこんなセリフを口にする場面がある。<br /><blockquote><a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063337030/blackshadow-22 target=_blank rel=nofollow>海皇紀6巻P95</a>より<br />『「自分の目で見たものしか信じない」<br />などと言ったり思うのはよしなさい…と<br />おふくろに言われて育ったんだ<br />見なくとも真実はあるだろうし……<br />逆に言や…<br />この目で見たからといって<br />必ずしもそれが正しいとはかぎらない…とね』</blockquote><br />疑似科学ウォッチングをやっていると、ビリーバーの中に<br />「自分の目で見たものしか信じない」とか<br />「私は実際に見た/体験した、だから○○は正しい/△△は効く/□□は存在する」<br />というニュアンスの言葉を口にする人をちょくちょく目にする。<br />あるいは、これの裏返しで<br />「お前は見た/試したのか、見も/試しもしないのに否定するな」<br />というのも結構ある。<br /><br />もちろん安易な否定者の側にも、「自分の目で見るまで信じない」なんて軽々しく口にする同類はいる。<br /><br /><br /><br /><strong>◆「自分の目で見たものしか信じない」の危うさ</strong><br />この手の「自分の経験・体験」を絶対視する考え方というのは、ナイーブを通り越して危険ですらある考え方だ。<br />なんせこの言葉は裏を返せば、それがイカサマだろうが、「一般人の常識」に反する物理化学現象に都合のいい説明をでっち上げただけだろうが、目の前で見せられさえすれば相手の言うままに信じてしまうということと同義なのだから。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br />私は多少マジックをかじっている人間だから、人の意識の陥穽を突く方法についてはそれなりに知っているし、疑似科学ウォッチングなんてこともやっているので、詐欺師の手口についてもちょっとやそっとでは騙されないぐらいには詳しい自信がある。<br /><br />それでも、いや、それだからこそか、<br />自分の知識、知覚に限界があることが分かりきっている以上、「自分の目で見たものしか信じない」なんていう、「自分は見たもの全ての真偽を見抜くことが出来る」といわんばかりの自信過剰な台詞は口が裂けても言えない。<br /><br /><br />日常体験から乖離した「○○という体験/現象」を経験させた後で「都合のいい考え」を刷り込むというのは初歩的な洗脳のテクニックである。<br />オウムが薬物による幻覚を「神秘体験」であると信者に刷り込んだように。<br /><br />いかに「衝撃的な現象を見せられた/体験させられた」としても、それが「説明」の正しさを保障してくれるわけではない。<br />しかし「○○という体験/現象」の内容が衝撃的であればあるほど、「都合のいい考え」を否定するのは難しくなる。<br />たとえ疑問を抱いたとしても、その「体験/現象」を説明する言葉が自分の中に存在しなければ相手の言葉に反論することは出来ず、それを鵜呑みにするしか無いからだ。<br />そしてカモは疑問を抱くことさえなく、この手であっさり引っ掛かる。<br /><br />"ウォーターエネルギーシステム"や"超発電機"のようなインチキ発明がよく「展示会」を行うのは、カモを引っ掛けるにはこの方法が最も効率がいいからでもある。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/116000412.html" target=_blank>幻影随想: 毎日新聞がフリーエネルギー詐欺に引っ掛かっている件について</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/100444655.html" target=_blank>幻影随想: ウォーターエネルギーシステムの中身が予想以上にしょぼくて脱力した件</a><br /><br />逆に言えば、十分な知識さえ持っていれば、<br />わざわざ見に行く/体験するまでも無く、公開されている情報のみからインチキを見抜くことだって可能だし、<br />あるいは知識は無くとも、<br />「常識を覆すデモンストレーションには眉に唾つけてかかれ」という心構え一つ持つだけで騙される危険は相当減る。<br /><br /><strong>"Only a fool learns from his own mistakes. The wise man learns from the mistakes of others."<br />"愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ"</strong><br />この言葉は現代でも十二分に通用する。<br /><br /><br /><strong>◆おまけの練習問題</strong><br />さて、それでは最後に練習問題と行こうか。<br />毎日がアレな記事を飛ばしたばかりだというのに、対抗するかのように産経までやらかしている。<br />さすがトンデモ記事の東西横綱だけのことはある。仲のよろしいことで。<br />この記事を読み、どこがおかしいのか見抜いてみよう。<br /><br /><a href="http://www.business-i.jp/news/for-page/chizai/200903300003o.nwc" target=_blank>特集：生かせ！知財ビジネス／逆説理論で“開発”　宙に浮く飛行艇 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE</a><br /><blockquote>　世界が栃木県の片田舎で生まれた発明に大きな注目を寄せ始めた。驚異の飛行艇が現れた。 <br /><br />　その飛行艇は両翼がない。魚のマグロが３本寝たような形状である。ほとんど滑走することなく垂直に近い角度で上昇し、１８０度旋回や横転を瞬時にこなす。圧巻は、空中停止。そのままゆっくり下降して着陸できるが、上昇や直進を再開することもできる。まるで水中を泳ぐ魚のように自由自在。見た者誰もがＵＦＯの実在を信用するようになる。 </blockquote><br />ヒントははてブ<br /><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.business-i.jp/news/for-page/chizai/200903300003o.nwc" target=_blank>はてなブックマーク - 特集：生かせ！知財ビジネス／逆説理論で“開発”　宙に浮く飛行艇 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE</a><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />はてブに分かりやすい死亡フラグを立てている人がいて気になるが、<br />ぶっちゃけこれは推力の大きな推進機関さえあれば実現可能なことで、別に航空力学に反するようなものじゃない。既に似たようなものは玩具として製品化もされている。<br /><div class=ref>＃ちなみに、推力重量比の関係で、このおもちゃを人の乗れるサイズまで大きくしようものなら、戦闘機のジェットエンジン並の高出力の推進機関が必要になる。</div><br /><br />以下の動画を<a href="http://www.globalenergy.jp/product/movi/movi/flying_boat02.wmv" target=_blank>グローバルエナジーの動画</a>と比較すればそれは一目瞭然だろう。<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=g8CTgOvaMiM
" target=_blank>YouTube - Flying Boat(RC)</a><br /><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/g8CTgOvaMiM&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/g8CTgOvaMiM&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br /><br />十分な推力さえ確保できれば、こんなのだって飛ぶぞ？<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=C_3vLmm5tC8" target="_blank">YouTube - Flying Lawn Mower</a><br /><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/C_3vLmm5tC8&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/C_3vLmm5tC8&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br /><br />昔、小学校の頃だったかな、<br />"あさりよしとお"の"まんがサイエンス"で「十分な推力があれば下駄だって空を飛ぶ」と書いてあったのを読んで、子供心にも「へえ～」と感心したもんだが、知財情報担当記者が子供向け雑誌以下のレベルというのは情けない。<br /><br />記事自体も「インチキ発明記事」のテンプレにできそうな出来栄え。<br />「世界が注目」「まったく新しい理論」「頭の固い科学者は否定」「外国企業が殺到中」などなど、<br />ひょっとして狙ってやってんのじゃないかと思ったほどだ。<br />時間があれば独立したエントリにしても良かったかも知れない。<br /><br /><br />最後に宣伝<br /><a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4051057550/blackshadow-22 target=_blank rel=nofollow><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4051057550.09.TZZZZZZZ.jpg"><br>まんがサイエンス: あさり よしとお</a><br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%8C%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9&tag=blackshadow-22&index=books&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank">まんがサイエンスシリーズ</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=blackshadow-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />は超おすすめ。<br />天文学、物理学、生物学のような基礎的な内容からコンピューター、ロボット工学、バイオテクノロジーなどの応用的な話題まで幅広く、しかも子供にも分かるように分かりやすく解説しており、子供だけでなく大人でも十分楽しめる。<br />今でも鮮明に内容を覚えている、私の子供の頃のバイブルの一つだ。

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/116514280.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/116514280.html</link>
<title>Survival―生きる―</title>
<description>昨年、BBCが「Survival―生きる―」という報道番組を作成した。熱帯地方の感染症の脅威と、それに対する取り組みを取り上げた番組である。さらにBBCではこの番組を6本のダイジェスト判にまとめ各国語に翻訳したものをWeb上で公開した。先日「南アフリカのAIDS事情はヤバすぎる」という記事を書いたが、アフリカの抱える健康問題はAIDS以外にも数多く存在する。幸い前回の記事に多くの人が興味を示してくれたので、人の勢いがあるうちにこの番組の紹介をしておこうと思う。</description>
<dc:subject>時事問題</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-03-31T23:59:59+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
昨年、BBCが「<a href="http://survival.tv/thebriefingroom/japanese/" target=_blank>Survival―生きる―</a>」という報道番組を作成した。<br />熱帯地方の感染症の脅威と、それに対する取り組みを取り上げた番組である。<br />さらにBBCではこの番組を6本のダイジェスト判にまとめ各国語に翻訳したものをWeb上で公開した。<br />先日「<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/116264312.html" target=_blank>南アフリカのAIDS事情はヤバすぎる</a>」という記事を書いたが、アフリカの抱える健康問題はAIDS以外にも数多く存在する。<br />幸い前回の記事に多くの人が興味を示してくれたので、人の勢いがあるうちにこの番組の紹介をしておこうと思う。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br /><br /><strong>◆Survival―生きる―　ダイジェスト版（日本語吹き替え）</strong><br /><a href="http://survival.tv/thebriefingroom/japanese/ntds.php" target=_blank>The Briefing - 顧みられない熱帯病 Episode 1</a><br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=163&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=163&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br />顧みられない熱帯病(NTD:Neglected Tropical Disease)とは、熱帯地域で蔓延する14種の寄生虫、細菌感染症の総称である。その大部分が既に治療法が確立され、先進国では克服されたものでありながら、医療資源の乏しさから熱帯地方の貧困層を中心に未だ10億人近い患者が存在する。<br /><br /><br /><a href="http://survival.tv/thebriefingroom/japanese/sleeping_sickness.php" target=_blank>The Briefing - 睡眠病 Episode 2</a><br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=162&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=162&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br />睡眠病はサハラ以南の農村部を中心に広がっている、ツェツェバエを媒介とした寄生虫感染症である。症状が進むと患者は神経系の障害から昏睡やしに至り、適切な治療を行わないと致死率は100％である。<br /><br /><br /><a href="http://survival.tv/thebriefingroom/japanese/malaria.php" target=_blank>The Briefing - マラリア Episode 3</a><br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=164&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=164&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br />HIV、結核と並び三大感染症の一つに名前を挙げられるマラリアは、現在でも熱帯地方の脅威である。<br />世界で毎年100万～300万人がマラリアで命を落とす。<br />犠牲者の大半は妊婦と5歳未満の子供だ。<br /><br /><br /><a href="http://survival.tv/thebriefingroom/japanese/maternal_health.php" target=_blank>The Briefing - 妊産婦の健康状態 Episode 4</a><br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=165&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=165&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br />発展途上国の妊産婦の健康状態というのは、先進国とは比べるべくも無く悪い。<br />100人の妊婦のうち数人が出産で死亡し、子供の数割が5歳未満で亡くなる。<br /><br /><br /><a href="http://survival.tv/thebriefingroom/japanese/tb_hiv.php" target=_blank>The Briefing - HIV/TB Episode 6</a><br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=166&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=166&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br />人類が一度は克服寸前まで追い詰めた結核は、近年抗生物質への耐性を身につけ再びその牙をむいた。<br />多剤耐性結核（MDRTB）の出現により、再び人類の脅威となった結核。<br />さらに2005年、南アフリカの病院で超多剤耐性結核（XDRTB）が出現。<br />既知の全ての抗生物質に効果が無く、53人の患者は全員死亡した。<br /><br /><br /><a href="http://survival.tv/thebriefingroom/japanese/pneumonia_ari.php" target=_blank>The Briefing - 急性呼吸器感染症 Episode 7</a><br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=167&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=167&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br />急性呼吸器感染症（肺炎）は、乳幼児にとって最も危険性の高い感染症の一つである。<br /><br /><br /><strong>◆英語版</strong><br />以下はダイジェストの元になった英語版。<br />一話45分で9話もあるので、じっくり見られる人用。<br /><br />Distant Places, Forgotten Lives Episode 1<br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=149&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=149&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br /><br />The Deadliest Disease Episode 2<br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=150&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=150&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br /><br />The Plant That Cures Malaria Episode 3<br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=178&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=178&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br /><br />Fit For Life Episode 4<br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=187&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=187&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br /><br />A Healthy Start Episode 5<br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=193&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=193&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br /><br />The Deadly Combination Episode 6<br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=197&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=197&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br /><br />The Struggle To Breathe Episode 7<br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=198&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=198&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br /><br />The Hidden Invaders Episode 8<br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=195&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=195&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br /><br />World Health Debate<br /><object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=9,0,28,0" width="500" height="320" title="rockhopper.tv/documentaries"><param name="movie" value="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=200&src=http://rockhopper.tv/flash/"/><param name="quality" value="high" /><param name="BGCOLOR" value="#000000"><embed src="http://rockhopper.tv/flash/loader.swf?id=200&src=http://rockhopper.tv/flash/" width="500" height="320" quality="high" allowFullScreen="true" pluginspage="http://www.adobe.com/shockwave/download/download.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" bgcolor="#000000"></embed></object><br /><br /><br /><strong>◆関連記事</strong><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/116264312.html" target=_blank>幻影随想: 南アフリカのAIDS事情はヤバすぎる</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/101156674.html" target=_blank>幻影随想: 英語耳を鍛えるための科学なポッドキャスト１０選</a><br /><br /><br />

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/116366924.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/116366924.html</link>
<title>壊滅的な小麦さび病Ug99に耐性を持つコムギ品種が開発された</title>
<description>NewScientistが先週ニュースを流していたのだが、既存のコムギ品種に対し壊滅的なダメージを与える病原菌、小麦さび病Ug99に対する強い耐性を持つ品種が作られたようだ。Resistant wheat to tackle destructive fungus - environment - 20 March 2009 - New Scientist日本ではそもそも小麦さび病Ug99についてほとんど知られていないので、まずはこの病原菌の説明から。</description>
<dc:subject>バイオニュース</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-03-28T23:25:07+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
NewScientistが先週ニュースを流していたのだが、既存のコムギ品種に対し壊滅的なダメージを与える病原菌、小麦さび病Ug99に対する強い耐性を持つ品種が作られたようだ。<br /><a href="http://www.newscientist.com/article/mg20127004.800-fungusresistant-wheat-finally-arrives.html" target=_blank>Resistant wheat to tackle destructive fungus - environment - 20 March 2009 - New Scientist</a><br /><br />日本ではそもそも小麦さび病Ug99についてほとんど知られていないので、まずはこの病原菌の説明から。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br /><strong>◆さび病とは？</strong><br />さび病は古くから多くの作物の病気として知られていた病原性のカビ（真菌）で、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%93%E3%82%AD%E3%83%B3" target=_blank>サビキン目</a>と呼ばれる、植物に対する絶対寄生性を示す担子菌のグループに属している。この病原菌は胞子によって増殖するため感染性が強く、広い範囲の農作物に大きな被害を与えることで恐れられている。この菌に感染すると、その植物はまるで鉄さびを噴いたような姿になり、やがて枯れてしまう。<br /><br />さび病に感染した小麦の写真を下に示す。<br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/Stem_rust_close_up.jpg" width="640" height="425" border="0" align="" alt="Stem_rust_close_up.jpg" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/Stem_rust_close_up.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />Photo from <a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Stem_rust#Ug99
" target=_blank>Stem rust - Wikipedia, the free encyclopedia</a><br /><br />現在問題となっている小麦さび病<I>Puccinia graminis</I> Ug99は、1999年にアフリカのウガンダで初めてその存在を確認された新種の小麦さび病（ゆえにUg99）で、既存の大半のコムギ品種の持つさび病耐性を克服し強い病原性を示す。<br />その影響は致命的で、影響地域では最悪の場合収穫量が3割程度まで落ち込んでしまう。<br />この病気に対抗できる有効な品種が存在しなかったため、Ug99は偏西風に乗ってじわりじわりとその勢力範囲を広げ、ウガンダからケニア、エチオピアへと広がり、とうとう紅海を渡って中東、西アジアへと広がってしまった。<br />おまけに最悪なことに、影響範囲拡大の過程で、既存のコムギ品種が持つ他の二つのさび病耐性遺伝子まで克服する方向に進化しながら。<br />関連：<a href="http://www.afpbb.com/article/economy/2364844/2739913
" target=_blank>小麦を襲うカビ、パキスタンまで拡大か？　国際ニュース : AFPBB News</a>（2008/03/15）<br /><br />新品種を作出し十分な供給を可能にするには短くても5～10年の歳月が掛かる。<br />このままUg99の脅威が世界の穀倉地帯に広がった場合、世界の食糧供給にさえ影響を及ぼす恐れさえあっただけに、対策が間に合いそうなことは喜ばしい。<br /><br /><br /><strong>◆新品種の開発</strong><br />今回Ug99耐性品種を開発したのは国際トウモロコシ・コムギ改良センター（<a href="http://www.cimmyt.org/index.htm" target=_blank>CIMMYT</a>）。<br />「奇跡のコムギ」と呼ばれる世界に緑の革命を起こした品種を作り上げた、農作物の品種改良において多くの実績を持つ国際研究機関である。<br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%82%AE%E6%94%B9%E8%89%AF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC" target=_blank>国際トウモロコシ・コムギ改良センター - Wikipedia</a><br /><blockquote>CIMMYTは、発展途上国におけるトウモロコシとコムギの生産性向上ならびに安定生産に関する品種・栽培技術の開発・訓練を行う非営利研究機関である。メキシコにある本部の他に、世界各地に設置した事務所を通じて100カ国以上の国と繋りを持っている。<br />CIMMYTは、メキシコ政府およびロックフェラー財団の後援によって1943年にメキシコで開始された実験的な研究計画に源流を持つ。この研究は、ノーマン・ボーローグらが「奇跡のコムギ」と後に呼ばれる半矮性メキシコ系短稈多収品種群を育成し、緑の革命と呼ばれる成果を挙げた。<br />1963年に研究の母体はCIMMYTに再編成され、1971年に国際農業研究協議グループ（CGIAR）が結成されると、その傘下研究機関となった。現在の設立母体は、CGIARメンバー各機関である。<br />主な事務所設置国は、アフガニスタン・バングラデシュ・中国・コロンビア・エチオピア・インド・イラン・カザフスタン・ケニア・ネパール・トルコ・ジンバブエである。</blockquote><br />小麦さび病は過去においても何度か農業の脅威となっており、1960年代にやはりCIMMYTがさび病耐性を持つ高収量株を作出して、それ以来Ug99が現われるまでは脅威でなくなっていたという歴史を持つ。<br />復活したさび病の脅威に立ちはだかるのがまたしてもCIMMYTという点に、歴史の面白さを感じる。<br /><br />CIMMYTは昨年、ビルゲイツ財団から2700万ドルの資金援助を受けて"Ug99耐性コムギ品種育種緊急プログラム"を実施し、Ug99耐性品種"Kingbird"といくつかの地域に適応した高収量品種を掛け合わせ、アフリカのUg99汚染地帯でのテストを行った。<br />結果は大成功で、Ug99に耐性を持つだけでなく、親株の高収量品種すら上回る収穫を得ることが出来たようだ。<br />今後は十分な種子の供給を行える体制さえ整えれば、現在Ug99の脅威に晒されている国々に新品種を行き渡らせることが出来る。<br /><br />論文を見つけたのでついでに載せておく。<br /><a href="http://ses.library.usyd.edu.au/bitstream/2123/3511/1/O03.pdf" target=_blank>Current resistance sources and breeding strategies to mitigate Ug99 threat</a><br />条件次第では1ヘクタール当たり8トン近い高収量株か。これなんて緑の革命の再来？<br /><br /><br />もっともこのプロジェクトも順調ではなかったようで、昨年はじめにアメリカ政府からの資金援助を一旦打ち切られており、プロジェクトは資金難に陥っていたようだ。<br />もしゲイツ財団からのファンドがなかったら、この成果はまだ生まれていなかったかもしれない。ゲイツGJ。<br />（なお、アメリカ政府はその後批判に晒されて資金援助を再開した）<br /><a href="http://www.newscientist.com/article/dn13577-bill-gates-boosts-fight-against-killer-wheat-fungus.html" target=_blank>Bill Gates boosts fight against killer wheat fungus - health - 02 April 2008 - New Scientist</a><br /><br /><br /><strong>◆おまけ</strong><br />関連ニュースを見ていたらボーローグ先生の元気そうな御姿の写真が。<br /><a href="http://www.america.gov/st/foraid-english/2009/March/20090306135951AKllennoCcM0.8779718.html" target="_blank">Foundation Grant Helps Advance Fight Against Wheat Disease</a><br />この人はもう95才越えてるはずなのに、いつも元気に世界中飛び回ってて本当にすごい。

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/116264312.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/116264312.html</link>
<title>南アフリカのAIDS事情はヤバすぎる</title>
<description>南アフリカのAIDS事情とAIDS否定論者の動向を継続的に取り上げている「忘却からの帰還」のKumicitさんが、今日のエントリで南アフリカのAIDS状況のプレゼンを取り上げていた。via 忘却からの帰還: 短寿命化する南アフリカでPandemics Activity 3 Strategy 2 AIDS Africa Ppt Presentationアフリカのサハラ以南のAIDS事情はもう酷いの一言に尽きるんだが、どれくらい酷いのかを一目で理解できる良いグラフがこのスライド資...</description>
<dc:subject>時事問題</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-03-26T23:02:40+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
南アフリカのAIDS事情とAIDS否定論者の動向を継続的に取り上げている「<a href="http://transact.seesaa.net" target="_blank">忘却からの帰還</a>」のKumicitさんが、<br />今日のエントリで南アフリカのAIDS状況のプレゼンを取り上げていた。<br />via <a href="http://transact.seesaa.net/article/116215485.html" target="_blank">忘却からの帰還: 短寿命化する南アフリカで</a><br /><a href="http://www.authorstream.com/presentation/Bernardo-39482-Pandemics-Activity-3-Strategy-2-AIDS-Africa-HIV-sub-Saharan-AfricaJuly-2002-Trends-Epidemic-prevalence-activ-Education-ppt-powerpoint/" target="_blank">Pandemics Activity 3 Strategy 2 AIDS Africa Ppt Presentation</a><br /><br />アフリカのサハラ以南のAIDS事情はもう酷いの一言に尽きるんだが、<br />どれくらい酷いのかを一目で理解できる良いグラフがこのスライド資料にあったので、<br />関連記事のまとめも兼ねてうちでも紹介してみる。<br /><div class=ref>＜追記＞統計データを紹介しているサイトへのリンクを最後に追記しました。<br />なお、この記事に興味を持ってくださった方は、以下のエントリも合わせて見ていただけると嬉しいです。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/116514280.html" target="_blank">幻影随想: Survival―生きる―</a></div><br /><a name="more"></a>　<br />　<br />まず一枚目。<br />アフリカサハラ以南の国家の平均寿命の推移。<br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/WS000000.PNG" width="640" height="448" border="0" align="" alt="WS000000.PNG" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/WS000000.PNG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />グラフを見れば一目瞭然だが、アフリカ南部の複数の国家で現在AIDSの為に猛烈な勢いで平均寿命が下がっている。<br />原因は子供や若い世代でAIDSを発症し死亡する人間が増えているため。<br />ここ20年ほどの間に、南アフリカで13歳、ジンバブエで17歳、最も酷いボツワナに至っては25歳以上平均寿命が下がっている。<br />第二次大戦後、栄養・医療事情の改善によってアフリカの平均寿命はかなり伸びたのだが、HIV/AIDSが蔓延している地域では再度急激な低下がはじまり、「忘却からの帰還」のエントリで取り上げられているように社会に深刻な影響が出ている。<br /><br />二枚目、各国のHIV感染率 in adults。<br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/WS000003.PNG" width="640" height="448" border="0" align="" alt="WS000003.PNG" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/WS000003.PNG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />アウトブレークの臨界点は1990年前後で、このあたりの年を境に急激に感染率が上昇している。<br />このとき初期制圧に失敗した国が、現在劇的なAIDS患者の増加が起こっている国、すなわち最初のグラフで平均年齢が下がっている国々だ。<br /><br /><br />こちらのグラフはアフリカの主な死因のパーセンテージを示したもの。<br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/WS000001.PNG" width="640" height="447" border="0" align="" alt="WS000001.PNG" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/WS000001.PNG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />1. HIV/AIDS : エイズ : 22.6％<br />2. lower respiratory infection : 下気道感染症 : 10.1％<br />3. Malaria : マラリア : 9.1％<br />4. Diarrhoeal disease : 下痢性疾患 : 6.7％<br />5. Perinatal conditions : 周産期疾患 : 5.5％<br />6. Measles : はしか : 4.3％<br />7. Tuberculosis : 結核 : 3.6％<br />8. Ischaemic Heart disease : 虚血性心疾患 : 3.1％<br />9. Cerebrovascular disease : 脳血管疾患 : 2.9％<br />10. Maternal conditions : 妊娠疾患 : 2.3％<br /><br />２位に大差をつけてTOPに立つのがAIDS。現在アフリカでは5人に1人がAIDSで死ぬ。<br />それ以外にも下気道感染症、下痢性疾患、マラリア、はしか、結核など、感染症起因の死を合算すると軽く5割を超える。<br />先進国とは違い、これらの国々では未だ感染症が社会の脅威なのである。<br /><br /><br />…でもって、別の意味で脅威なのが、これらの国々の電波に頭を犯された政治家達。<br /><br />例えばジンバブエでは、感染症にろくな対策もとらず先進国からの援助も断る一方で、こんなことを言っていたり。<br /><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.cnn.co.jp/world/CNN200812130018.html" target="_blank" rel="nofollow">はてなブックマーク - CNN.co.jp：「コレラは旧宗主国、英国による大量虐殺」　ジンバブエ閣僚</a><br /><blockquote>コレラ被害が増加し続けているアフリカ南部、ジンバブエのヌドロブ情報広報相は１３日まで、コレラの感染拡大は「計算され、人種攻撃的な、米国や欧州各国の協力を得た旧宗主国、英国の力によるもので、我が国の侵略を目指したものだ」と強く非難した。</blockquote><br /><br />南アフリカ共和国では最近ようやく陰謀論者が政権から追い出されてまともな対策がなされるようになったが、<br />それ以前は<strong>「AIDSはビタミン不足が原因」</strong>と信じ<strong>「抗レトロウィルス薬よりレモンとガーリックが有効」</strong>と主張し全力でAIDS治療の足を引っ張るような人間が厚生大臣に居座っていたり、<br />いわゆるHIV否定論と呼ばれる、「HIVはAIDSの原因でない」と主張するニセ科学の信奉者が大統領だったりと散々な状況で、ろくな対策もされないままパンデミックが野放しにされてしまった。<br /><a href="http://transact.seesaa.net/article/51424265.html
" target="_blank">忘却からの帰還: ニセ科学「AIDS再評価運動」～南アフリカの場合～</a><br /><a href="http://transact.seesaa.net/article/52477496.html" target=_blank>忘却からの帰還: HIVはAIDSの原因ではないという南アフリカ大統領は一歩も引かない</a><br /><blockquote>南アフリカの不幸は、アパルトヘイト撤廃の頃にHIV/AIDSの流行が拡大したこと。撤廃と和解という課題をかかえた最後の白人政権de Klerk大統領[1989-1994]と最初の黒人政権Nelson Mandela大統領[1994-1999]はAIDS対策に気が回らず、妊娠女性のHIV感染率は25%を上回ってしまった。<br /><br />さらに、不幸だったことは、現政権Thabo Mbeki大統領[1999-]が、HIVはAIDSの原因ではないというAIDS再評価運動な考えを信じていること。そしてMbeki大統領は政権発足時に、ガーリックやレモンでAIDSが防げるのだと主張するDr Manto Tshabalala-Msimangを厚生相に任命したこと。<br /><br />そのためAIDS対策は遅滞し、その結果が、国民のHIV感染率は10%を超え、妊娠女性の感染率30%になるという事態だった。</blockquote><br /><a href="http://transact.seesaa.net/article/108462943.html" target=_blank>忘却からの帰還: 南アフリカのHIV否定論者たちの退場</a><br /><br /><br />陰謀論を撒き散らすのはアホな政治家だけじゃない。<br /><a href="http://transact.seesaa.net/article/57797963.html" target=_blank>忘却からの帰還: HIV/AIDS陰謀論なモザンビークの大司教</a><br /><blockquote>人口の17.5%がカトリックであるモザンビークで、カトリックの指導者Maputo大司教Francisco Chimoioが次のように語った。<br /><blockquote>"Condoms are not sure because I know that there are two countries in Europe, they are making condoms with the virus on purpose," he alleged, refusing to name the countries. <br />「コンドームは確実ではない。何故なら、私は欧州の2か国が、故意にウィルスを感染させたコンドームを製造していることを知っているからだ」と大司教は主張したが、2か国の名前を明らかにすることを拒否した。<br /><br />"They want to finish with the African people. This is the programme. They want to colonise until up to now. If we are not careful we will finish in one century's time." <br />「彼らはアフリカ人を滅ぼしたいのだ。これは計画である。彼らは今に至るも、植民地をつくりたいのだ。もし、我々が注意深くなければ、一世紀のうちに我々は滅びるだろう。」<br />[Shock at archbishop condom claim (2007/09/26) on BBC via Aetiology & Pharyngula]</blockquote><br />大司教の発言は、AIDSの原因がHIVではないというAIDS再評価運動(HIV否定論)とは異なる。しかし、結果は同じで、コンドームと抗ウィルス薬剤の拒否である。</blockquote><br /><a href="http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2412238/3090617" target="_blank">ナイジェリア北部でポリオ患者が急増、5年前の流言が影響　国際ニュース : AFPBB News</a><br /><blockquote>　イスラム教徒が多く住む同州では、急進的なイスラム聖職者や一部の医師が「ポリオワクチンには少女を不妊にする物質が入っている。アフリカの人口の減少を狙った米国をはじめとする西側諸国の陰謀だ」と主張。これを受けて同州当局は2003年、ポリオワクチンの子どもへの接種を13か月間停止した。　<br /><br />　その後、国内外での臨床試験でワクチンの安全性が確認されたことを受け、ワクチン接種が再開された。だが、そのころまでには、ポリオが絶滅したと考えられていた西アフリカの他国へもカノ州からポリオが拡散してしまった。<br /><br />　さらに、ワクチン接種再開後も、親が子どもにワクチンを受けさせることに積極的になっていないと保健当局は指摘する。</blockquote><br />あっちでもこっちでもデマゴーグ。もう目を覆わんばかりの惨状だ。<br /><br /><br />さらに、こういった陰謀論の中には先進国からアフリカに"輸出"されたものが多い。<br />例えば南アフリカ共和国の大統領たちが信奉していたUC Berkeleyの生物学教授ピーター・デュースバーグ（<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Peter_Duesberg" target="_blank">Peter Duesberg</a>）とか、<strong>"レモンとガーリック"</strong>を主張していたドイツの似非医者マチアス・ラス（<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Matthias_Rath" target="_blank">Matthias Rath</a>）とか。<br /><a href="http://transact.seesaa.net/article/90514646.html" target=_blank>忘却からの帰還: HIV/AIDS陰謀論一覧</a><br /><br />南アフリカの惨状の一因となり、こういう狂信者↓を多数生み出した彼らの罪は重い。<br />人の命を食い物にする似非連中を裁く法律があればいいのに。<br /><a href="http://transact.seesaa.net/article/111968595.html" target=_blank>忘却からの帰還: HIV否定論者Christine Maggioreの訃報</a><br /><blockquote>亡くなったのはChristine Maggioreという52歳の女性で、「HIVはAIDSの原因ではない」というHIV否定論(AIDS再評価運動)の主張者のひとりである(HIV否定論は、反進化論と温暖化否定論とともに、自然科学分野における3大否定論と呼ばれている）。<br /><br />このChristine Maggioreは、HIVに感染していることがわかっていながら、母子感染リスクを下げるための抗レトルウィルス剤(ARV)の使用を拒否し、感染のリスクのある母乳養育を行って、娘Eliza Janeに母子感染させた。そして、2005年春にEliza JaneはAIDS関連肺炎で3歳で亡くなった。<br /><br />しかし、Christine MaggioreはHIV否定論を取り下げることはなく、娘の死因はAIDSではないと主張し続けた。そして、自らもここ半年は肺炎を患い、2008年12月27日に死亡した。</blockquote><br /><br />＜追記＞<br />さらに詳しく知りたい人向けに、各種統計データへのリンクを載せておく。<br />英語圏のサイトだけど、統計データだから数字と国名が分かれば意味は理解できるはず。<br /><a href="http://www.nationmaster.com/graph/hea_hiv_aid_peo_liv_wit_hiv_aid-health-hiv-aids-people-living" target=_blank>NationMaster - HIV AIDS > People living with HIV AIDS (most recent) by country</a><br />　HIV感染者数　感染率はともかく感染者の絶対数で見ると2位インド、14位中国、16位タイなどアジアも既にイエローゾーン。<br /><a href="http://www.nationmaster.com/graph/hea_hiv_aid_peo_liv_wit_hiv_aid_percap-aids-people-living-per-capita" target="_blank">NationMaster - HIV AIDS > People living with HIV AIDS (per capita) (most recent) by country</a><br />　HIV感染者数/人口　HIV感染率1％以上の国家は、2001～2003の時点で43カ国に上る。<br />　アジア圏ではカンボジア1.2％、タイ0.9％など、東南アジアが危険域。<br /><a href="http://www.nationmaster.com/graph/hea_hiv_aid_adu_pre_rat-hiv-aids-adult-prevalence-rate" target="_blank">NationMaster - HIV AIDS > Adult prevalence rate (most recent) by country</a><br />　成人のHIV感染率（2003）　スワジランドの感染率38.8％、ボツワナの感染率37.3％など、アフリカ勢がひどいことになっている。<br />　アジアではカンボジア2.6％、タイ1.5％など。<br /><a href="http://www.nationmaster.com/graph/hea_hiv_adu_pre_rat_15_49_yea-prevalence-rate-15-49-years" target="_blank">NationMaster - HIVAIDS > Adult prevalence rate 15-49 years, (most recent) by country</a><br />　成人のHIV感染率（15～49歳）これは2001年のデータ<br /><a href="http://www.nationmaster.com/graph/hea_hiv_aid_wom_liv_wit_aid_15_49-aids-women-living-15-49" target="_blank">NationMaster - HIV AIDS > Women living with aids 15-49 (most recent) by country</a><br />　女性のHIV感染率（15～49歳）<br /><a href="http://www.nationmaster.com/graph/hea_hiv_chi_orp_by_aid_0_14_yea-orphaned-aids-0-14-years" target="_blank">NationMaster - HIVAIDS > children orphaned by AIDS 0-14 years, (most recent) by country</a><br />　親をAIDSによって失ったAIDS孤児の数（0～14歳）ナイジェリア、エチオピア、コンゴを筆頭に、アフリカ諸国でそれぞれ数十万人単位のAIDS孤児が生まれている。<br /><a href="http://www.nationmaster.com/graph/hea_hiv_aid_dea-health-hiv-aids-deaths" target="_blank">NationMaster - HIV AIDS > Deaths (most recent) by country</a><br />　HIV/AIDSによる年間死者数　TOPは南アフリカ共和国。ムベキ政権の負の遺産。2位がインドで30万人がAIDSで亡くなっている点も見過ごせないポイント。<br /><a href="http://www.nationmaster.com/graph/hea_hiv_aid_dea_percap-hiv-aids-deaths-per-capita" target="_blank">NationMaster - HIV AIDS > Deaths (per capita) (most recent) by country</a><br />　HIV/AIDSによる年間死者数/人口　絶対数ではなく人口当たりのAIDS死者数で見た場合、ボツワナ、レソト、スワジランドと続く。<br /><a href="http://www.nationmaster.com/graph/hea_lif_exp_at_bir_tot_pop-life-expectancy-birth-total-population" target="_blank">NationMaster - Life expectancy at birth > Total population (most recent) by country</a><br />　平均寿命（出生時平均寿命）　日本のように平均寿命が80歳を越す国々も多くある一方で、サハラ以南の国家には平均寿命が30～40歳代の国家が多数。<br />　平均寿命が最も短いのはスワジランドの31.99歳<br />　<br /><br /><strong>◆関連記事</strong><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/116514280.html" target="_blank">幻影随想: Survival―生きる―</a><br /><br />＜修正履歴＞<br />・各種統計データの紹介を追記<br />・ピーター・デュースバーグ（Peter Duesberg）とマチアス・ラス（Matthias Rath）のWikipediaリンクを追記。<br />　

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/116023859.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/116023859.html</link>
<title>グローバルエナジーjpの"超発電機"が面白すぎる</title>
<description>前エントリの関係で色々と調べていたら、木下ファミリーの前の商売ネタである、グローバルエナジーjpの超発電機が面白すぎて笑い転げた。</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-03-22T01:47:23+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
前エントリの関係で色々と調べていたら、木下ファミリーの前の商売ネタである、<br />グローバルエナジーjpの超発電機が面白すぎて笑い転げた。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />これ↓を<a href="http://www.enex.info/exhibition/result_07_index.html" target=_blank rel=nofollow>enex2007</a>に出品したらしい。<br />なんていうか、すごい度胸だな。<br /><a href="http://global-energy.jp/enex.htm" target="_blank">自然エネルギー、風力発電機、磁力発電機の研究開発・特許・実用新案【グローバルエナジーjp】</a>（<a href="http://s04.megalodon.jp/2009-0322-0132-17/global-energy.jp/enex.htm" target="_blank">魚拓</a>）<br /><blockquote><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/img_flow.jpg" width="650" height="366" border="0" align="" alt="img_flow.jpg" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/img_flow.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />商品名： Beyond Generator 【 超発電機 】 <br />商品説明：   <br />１． 24Vバッテリーからの単相電力 ( 通常の家庭の電気と同じ ) を使い、250Wのモ-タ-を起動して、三相交流発電装置を回転させ発電 ( 三相200V ) する。 <br />２． 三相交流発電装置から発電した電力 ( 三相200V ) をインバーターで一般家庭で使用する100V　50Hz( 関西地区は60Hz )に変換し出力。 <br />３． 自ら三相交流発電装置を起動するための24Vバッテリーを充電しながら、お客様が必要な電気をご使用できる。 </blockquote><br />使用した電力以上の電力を発電し、一度起動すれば永久に外部に電力を供給し続けるという、これ以上無く分かりやすい永久機関だ。<br />もちろんこんなもの実際に動くはずもないがな。<br /><br />今時第一種永久機関を売り出そうという輩がいることにもびっくりだが、<br />こんな分かりやすい詐欺に引っかかる人間がいるんだから困る。<br /><br />それにしても、超とか真とか厨房臭い文字を商品名に使ったものって、大抵ろくでもない気がする。<br /><br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E4%B9%85%E6%A9%9F%E9%96%A2" target="_blank">永久機関 - Wikipedia</a><br /><br /><br />

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/116000412.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/116000412.html</link>
<title>毎日新聞がフリーエネルギー詐欺に引っ掛かっている件について</title>
<description>昨日疑似科学関連のニュースをつらつらと見ていたら、こんな記事を見かけた。毎日新聞は相変わらず疑似科学にまるで免疫がないようだ。この程度のネタを笑い飛ばせない記者には、特許とか新製品とか取材させないほうがいいよ。＞毎日新聞発電装置：太陽光や風力より効率良く、電磁力で電力供給－－木下さん開発 ／神奈川 - 毎日ｊｐ(毎日新聞) 電磁力を応用した高効率な小型発電装置を、相模原市の「ソフォス研究所」代表の木下博道さん（７４）が開発した。川崎市の住宅展示場で１９日から実用運転の公開展示...</description>
<dc:subject>疑似科学･ニセ科学･オカルト・トンデモ</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-03-21T19:05:48+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
昨日疑似科学関連のニュースをつらつらと見ていたら、こんな記事を見かけた。<br />毎日新聞は相変わらず疑似科学にまるで免疫がないようだ。<br />この程度のネタを笑い飛ばせない記者には、特許とか新製品とか取材させないほうがいいよ。＞毎日新聞<br /><br /><a href="http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090319ddlk14040128000c.html" target="_blank" rel="nofollow">発電装置：太陽光や風力より効率良く、電磁力で電力供給－－木下さん開発　／神奈川 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)</a><br /><blockquote>　電磁力を応用した高効率な小型発電装置を、相模原市の「ソフォス研究所」代表の木下博道さん（７４）が開発した。川崎市の住宅展示場で１９日から実用運転の公開展示をする。木下さんは「装置は使う場所に置くのでロスが少なく、電線などのインフラ整備が一切不要。太陽光発電や風力発電に比べて格段と効率が良く、電力供給の分散化が図られる。地球環境にやさしく、低炭素社会にふさわしい装置だ」と話している。【高橋和夫】</blockquote><br />以下解説。<a name="more"></a>　<br />　<br />　<br /><strong>◆人物紹介</strong><br />まずこの発明者が何者かについてだが、<br />どこかで見たような名前だと思ったらデー・エム・ベー・ジャパンの木下ファミリーのおっさんじゃないか。<br /><br />・木下博道 <br />・木下政信<br />・木下葉子<br /><br />上記の三人はその道の人間にとっては結構良く知られた名前で、<br /><a href="http://global-energy.jp/" target=_blank rel="nofollow">グローバルエナジーjp</a>という会社で、磁力と風力を利用した画期的な発電機をうたって出資を募ってドロンしたり、<br />それ以前も<br /><a href="http://www.netseiko.com/2007/11/dmw.html" target="_blank">デー・エム・ベー・エクセルジャパン（DMWエクセルジャパン）</a>というネットワークビジネスを主催していたりという、<br />典型的な「<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/103236187.html" target="_blank">サギとマルチと疑似科学</a>」で食っている連中だ。<br /><br />また同じことを繰り返そうとしているようだが、そうは問屋が卸さない。<br />ここにまとめて晒しておくことにする。<br />関連：<a href="http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/venture/1096334851" target="_blank" rel="nofollow">■■デーエーベー(DMW)のなんだかんだ■■</a><br /><br /><br /><strong>◆発明（という名のトリック）の内容</strong><br />次に今回の連中のネタだが、毎日の記事だけでは分かりにくいが、特許を調べてみたところ、フライホイールを利用した発明モドキであるようだ。<br />2007～2008年にかけて関連特許をいくつも出願しているあたり、それなりに本腰をすえて下準備をしていた模様。まあ全部水泡に帰すわけだが。<br /><blockquote><br />特許庁は特許広報を外部にリンク公開してくれていない（cgiの変数の中に時間を含む文字列が入っていて一定時間しかリンクが機能しない）ので、検索リンクのみ表示。<br />後は各自で項目名をたどってほしい。<br /><a href="http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/be_search.cgi?STYLE=refresh&sTime=0" target="_blank" rel="nofollow">IPDL特許検索</a>（木下葉子で検索）<br /><hr><br />【発明の名称】磁石のＮ極とＳ極を交互に空芯コイルの中心を通過させる事により発電を図る発電機<br />【公開番号】 特許公開２００７－８９３７９ <br />【出願日】 平成１７年９月２２日（２００５．９．２２） <br />【審査請求】 未請求 <br />【氏名又は名称】株式会社デー．エム．ベー．ジャパン <br />【氏名又は名称】木下 葉子 <br /><hr><br />【発明の名称】 発電機の磁石の負荷を取り除き入力の電力を減少させる発明<br />【公開番号】 特許公開２００７－８９３８０<br />【出願日】 平成１７年９月２２日（２００５．９．２２） <br />【審査請求】 未請求 <br />【氏名又は名称】株式会社デー．エム．ベー．ジャパン <br />【氏名又は名称】木下 葉子 <br /><hr><br />【発明の名称】円型の多層式発電機 <br />【公開番号】 特許公開２００７－９７３８５ <br />【出願日】 平成１７年９月２８日（２００５．９．２８） <br />【審査請求】 未請求 <br />【氏名又は名称】株式会社デー．エム．ベー．ジャパン <br />【氏名又は名称】木下 葉子 <br /><hr><br />【発明の名称】 フライホイルの発電機 <br />【公開番号】 特許公開２００７－１１６８８３ <br />【出願日】 平成１７年１０月２０日（２００５．１０．２０） <br />【審査請求】 未請求 <br />【氏名又は名称】株式会社デー．エム．ベー．ジャパン <br />【氏名又は名称】木下 葉子 <br /><hr><br />【発明の名称】 電流供給機構 <br />【公開番号】 特許公開２００８－１３１８５２ <br />【出願日】 平成１８年１１月２７日（２００６．１１．２７） <br />【審査請求】 未請求 <br />【氏名又は名称】株式会社デー．エム．ベー．ジャパン <br />【氏名又は名称】木下 博道 <br />【氏名又は名称】木下 政信 <br /><hr><br />【発明の名称】 電流供給機構 <br />【公開番号】 特許公開２００８－１７２９１１ <br />【出願日】 平成１９年１月１１日（２００７．１．１１） <br />【審査請求】 未請求 <br />【氏名又は名称】木下 博道 <br />【氏名又は名称】木下 政信 <br />【氏名又は名称】木下 葉子 <br /><hr><br />【発明の名称】 発電装置用コイル <br />【公開番号】 特許公開２００８－２６３６９０ <br />【出願日】 平成１９年４月１１日（２００７．４．１１） <br />【審査請求】 未請求 <br />【氏名又は名称】木下 博道 <br />【氏名又は名称】木下 政信 <br />【氏名又は名称】木下 葉子 </blockquote><br />関連していそうな特許を一通り出してみたが…<br />彼らが出願した特許で審査請求が行われたものは一つもなかった。<br />審査請求を行えるのは出願から3年間のみだから、2005年に出願された特許はすでにみなし却下状態。<br />一応下三件はまだ請求期限が来ていないが、これまで彼らが出願した30数件の特許を全て調べてみて一つも請求を行った形跡がなかったため、これらの特許は全て出願しただけの、カモを引っ掛けるための"エサ"に過ぎないと看破できる。<br />まあ素人相手なら「特許公開番号」でも十分はったりになるからな。<br />「特許出願中だから詳細は極秘」なんて子供だましに引っ掛かる記者もいることだし。<br /><br /><br />なお、今回カモを引っ掛けるために利用されているトリックは、<br />フライホイールを使ってエネルギーを貯めておき、小さなインプットから大きなアウトプットを得たように見せかける、まあ定番といえば定番のネタ。<br />当たり前すぎる話だが、フライホイールを使う以上、発電の前には電力なり何なりのエネルギーを消費してフライホイールを回してやらなくちゃならないし、フライホイールから取り出せるエネルギーも、投入したエネルギー以上のものにはならない。<br /><br />イメージとしては、たとえ小さなポンプでも、それを使って水槽に十分水を貯めれば、水槽の底の栓を抜いたときにポンプの何倍もの勢いで水が放出されるのと似たようなものか。<br />もちろんその分出力時間は短いが、公開実験の短い時間なら持つわけだ。<br />この辺前に取り上げた<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/100444655.html" target="_blank">ウォーターエネルギーシステム</a>の構図とよく似ている。<br /><br />まんまと引っ掛かって<br /><blockquote>　これまでの計測結果によると、回転速度によっては、始動用モーターの消費電力の１００～１０００倍程度も発電可能。また始動に必要な電力は４００ワットモーターなら乾電池（単３）１本でも足りるという。<br /><br />　研究所での実証運転では、回転体は最高で毎分１５００回転し、直径８０センチ（重さ約７０キロ）の装置で毎時１０～１５キロワット、同１２０センチ装置で毎時５００キロワットを発電した。始動時に５・５キロワットのモーターを使った場合、１個１００ワットの電球３０個を点灯させていて３キロワットを発電できているのに、モーターの消費電力は２・６ワットしかなかった。</blockquote><br />なんて書いている記者と、これを通したデスクは恥を知るべきだと思う。<br />この部分はそれ以外にも色々とおかしいところがあって意味がわからんからな。<br /><br />＜追記＞この記事を書いた高橋記者はどうも真性のアレゲな人だったようだ。<br />via:<a href="http://d.hatena.ne.jp/kentultra1/20090321#1237628758" target="_blank">永久機関はネタじゃ済まない悪質マルチ？そして真の詐偽は…毎日だっ - kentultra1の日記</a><br />nikaidou.comに痛いタレコミをして、その上で自分でも記事書いて新聞に載せた模様。<br /><a href="http://www.nikaidou.com/2009/03/post_2490.php" target="_blank">nikaidou.com: 磁力発電機展示のお知らせ</a><br /><blockquote>＜ＫＴさんより＞状況が時々刻々変化しています。連休でも遠くに出かけない首都圏の方のために、近未来体験をお勧めしてください。 <br /><br />　サンケイハウジング新百合ヶ丘住宅展示場内の大和ハウスブースにて、３月１９日（木）から１週間の予定で新型発電機の公開を行います。昨年も公開する予定を組みながら、洞爺湖サミットやその他の政治日程に配慮して、その都度取りやめにしてきましたが、満を持して公開いたします。 <br /><br />　本機器に関しては随分前から特許庁に特許申請を行い、部分的には認証もおりていますが、肝心な部分での認証審査を引き伸ばされております。審査する側に審査能力が追いつかないというのが実情ですが、審査体制にも問題がありそうです。 <br /><br />　常識を覆す理論で開発されたものを審査するには、学界の権威と称する学者の『お墨付き』が未だに幅を利かす世界です。入力を上回る出力が得られる発電システムが製作されたという現実を目の前にして、日本の物理学や電気工学の権威と称する人たちは、在る物を無い物として扱うことにしたそうです。 <br /><br />　無い物を審査することはできないそうです。そうした、権威の壁を打破すべく渡独した開発顧問は在欧の物理学者を集め、ドイツ国立研究所での出力試験も終え、近日帰国します。この発電機が切り開く未来、それは脱石油時代の到来です。展示場所を提供するハウスメーカーは本気だと思いますよ。</blockquote><br />こっちの記事を見る限りKT=高橋和夫と見てよさそう<br /><a href="http://www.nikaidou.com/2009/03/post_2497.php" target="_blank">nikaidou.com: 続・電磁発電機</a><br /><blockquote>＜ＫＴさんより＞早速の告知ありがとうございました。当方の確認ミスで、サンケイハウジング新百合ヶ丘住宅展示場は、既に住宅フェアを連休中に行う予定があるとのことで、以後３月２３日、２４日に公開します。取材記事を付けておきますので、関心のある方参考になさってください。</blockquote><br />毎日の記事と合わせて読むと、腹筋が崩壊しそうになる。<br />＞<a href="http://mainichi.jp/area/kanagawa/genbakara/news/20090228ddlk14070154000c.html" target="_blank">現場から：夢と希望を持とう　／神奈川 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)</a><br />エネルギー保存則を理解できない人間にテクノロジー系の取材をさせるのはとても危険だ（新聞の信用的な意味で）。<br />これをチェックできなかったデスクはさらに恥の上塗りだな。<br /><br />まあもっと恥ずかしいのは、<br /><blockquote>　特許出願中のため構造は極秘だが、電気工学や機械工学、物理学の研究者らが相次ぎ視察。元九州電力最高顧問で核燃料サイクルのプルサーマル研究に携わってきた元国際原子力機関委員の松下清彦さんは「画期的な発電装置」と認めている。</blockquote><br />なんて書かれている、東大工学部電気工学科卒でずっと九州電力に勤めてきた経歴を持ちながら、<br />まんまとこんなのに引っ掛かっている松下清彦氏のほうだけども。<br />関連：<a href="http://www.kyuden.co.jp/library/pdf/press/2005/h050511d-4.pdf
" target="_blank" rel="nofollow">九州電力役員履歴書（2005）</a><br /><br />それとも、<br /><blockquote>　松下さんはたびたびドイツを訪れ第一級の研究者と、この発電装置の理論的な解明に取り組んできた。松下さんは「ドイツの学者、研究者は発電装置として認めている」と話し、同研究所は「ほぼ実証された」として公開展示に踏み切ることになった。</blockquote><br />なんて書かれているあたり、彼も騙す側の人間なのだろうか？<br />＜追記＞<br />KTのタレコミ内容を見る限り、彼もまたトな人か能動的にだます側のどちらかのように思われる。<br />WESの時みたいにGIGAJINE辺りに突撃取材を期待したいものだ。<br /><br /><br />幸い今回のネタに関しては各所反応が早く、<br />はてブとスラドを中心にかなり話題になっているので、少なくともネット上でこれに引っ掛かる人間は少なそうだ。<br /><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090319ddlk14040128000c.html" target="_blank" rel="nofollow">はてなブックマーク - 発電装置：太陽光や風力より効率良く、電磁力で電力供給－－木下さん開発　／神奈川 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)</a><br /><a href="http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=09/03/20/1221229" target="_blank" rel="nofollow">「永久機関」としか思えない発電装置が報道される - スラッシュドット・ジャパン</a><br />これで騙される人間はよほどアンテナの鈍い人間くらいだろう。<br />とりあえずうちのブログでもダメ押しに関連情報のまとめエントリを上げておくことにする。<br /><br /><strong>◆追記3/22</strong><br />某掲示板で現地レポートが上がってたので載せておく。<br /><blockquote><a href="http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1237624007/" target="_blank" rel="nofollow">【研究】電磁力を応用した高効率な小型発電装置を開発、始動用モーターの消費電力の１０００倍の発電が可能-相模原の木下さん★４</a><br />：名無しさん＠九周年：2009/03/21(土) 18:26:02 ID:JXrHNuqU0<br />新百合ヶ丘住宅展示場に行って来ました。 <br /><br />私が、ダイワハウスの家の前を見ると、下記の貼り紙がありました。 <br />そこで、ないのか・・・とうろうろしていると、中肉中背で、白髪の紳士らしき人が寄ってきた。 <br />これが木下さんであった。 <br />木下さん・・・「あの、磁石の・・・ですか？」 <br />私・・・・・・・・・「はあ、なんか面白うそうなんで来たんですけど、もうやってないんですか？」 <br />木下さん・・・「そうなんですよ、マスコミで報道されてから人が沢山来て、運転は中止しちゃったんです。」 <br />　　　　　　　「もし、ご検討、パンフレット等必要でしたら、こちらまで連絡を下さい。すみません。」 <br />と言って、名刺をもらった私。 <br />私・・・・・・・「はあ・・・」 <br />　　　　　　（ダイワハウスの貼り紙には、当社と一切関係がありません、と書いてあったなあと思ったり） <br />そう言うと、すたすたとプリウス！（下の写真参照）に戻ってしましました。 <br /><br />その後少しすると、私と同じような人間が来たので写真を撮りました（見学者と木下さん） <br />なんか、普通のおじさんでした。 <br /><br />モデルルーム貼り紙 <br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/uporg2107412.jpg" alt="uporg2107412.jpg" width="480" height="640" border="0" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/uporg2107412.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/uporg2107415.jpg" alt="uporg2107415.jpg" width="768" height="576" border="0" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/uporg2107415.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />見学者と木下さん <br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/uporg2107425.jpg" width="768" height="576" border="0" align="" alt="uporg2107425.jpg" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/uporg2107425.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/uporg2107426.jpg" width="768" height="576" border="0" align="" alt="uporg2107426.jpg" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/uporg2107426.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/uporg2107427.jpg" width="768" height="576" border="0" align="" alt="uporg2107427.jpg" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/uporg2107427.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /> <br /><br />名刺 <br /><img src="http://blackshadow.up.seesaa.net/image/uporg2107411.jpg" width="509" height="303" border="0" align="" alt="uporg2107411.jpg" onclick="location.href = 'http://blackshadow.seesaa.net/upload/detail/image/uporg2107411.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></blockquote><br />クロサギでそのまま出てきても違和感無さそうな話だな。<br />公開展示会を開いておいて人が大勢来たから中止とか意味分からんし、<br />ダイワハウス側の張り紙を見る限り関わり合いになりたくなくて追い出されたように読める。<br />nikaidou.comのタレコミ人KTとのあまりの温度差に、KTに対しては憐憫の情を禁じ得ない。<br /><br /><strong>◆追記3/22</strong><br />TBで別の人からもレポートを貰った。<br />こちらにも中々興味深いことが書いてある。<br /><a href="http://tafu.iza.ne.jp/blog/entry/963284" target="_blank" rel="nofollow">電磁力発電、実験封印のナゾ：イザ！</a><br /><blockquote>実は昨年にも二階堂さんで取り上げており、その時には同じ新百合ヶ丘展示場大和ハウスのモデルルームの営業○○氏いわく、事情があって延期になった云々という事だったので、今回の大和ハウスの対応には狐につままれた感がした。<br />＜中略＞<br />実験装置を撮影させてもらうために私も名刺を差し出し、木下氏から話を伺ったのだが、毎日記事や二階堂ドットコムの投稿内容とは話が違うので当惑してしまった。<br /><br />しかも装置は大和ハウスの手によってベニヤ板で囲われてしまった、と言うのである（下の写真）。<br /><br />木下氏いわく、そもそも今回の実験は非公開だった由。毎日新聞の記者は昨年から毎週のように取材に来ていたそうだが、今回の実験について毎日新聞に「書いてくれ」と頼んだことは無いそうである。<br /><br />また、この「電磁力発電」は大和ハウスの関連会社である「大和エネルギー株式会社」と共同でやっていた…という。<br /><br />そして氏によると、大和エネルギーが親会社に「電磁力発電」や本件について根回しをしていなかったらしい…由。</blockquote><br />二階堂は去年も引っ掛かってたのか。<br />昨年から毎週のように取材に通い、見抜くどころか新聞にあんな記事を書くにまで至った記者は考え無しすぎるが、ある意味怪我の功名でもある。<br />無能な働き者を放置して全国レベルでさらし者にされた連中涙目。<br />こういう記事がたまにあるから、毎日新聞は情報源として外せないんだよな。ウォッチ対象として。<br /><br /><br /><strong>◆関連記事</strong><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/103236187.html" target=_blank>幻影随想: サギとマルチと疑似科学</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/100336501.html" target="_blank">幻影随想: 何のエネルギーも使わずに水を燃料化？高校の物理化学から出直して来い。</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/100444655.html" target="_blank">幻影随想: ウォーターエネルギーシステムの中身が予想以上にしょぼくて脱力した件</a><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/116023859.html" target="_blank">幻影随想: グローバルエナジーjpの"超発電機"が面白すぎる</a><br /><br />＜修正履歴＞<br />・3/22現地レポートとnikaidou.comの話を追記。<br />・3/26IPDLへの検索リンクを追記。現地レポをもう一件追記

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/114869584.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/114869584.html</link>
<title>自分の可聴領域を調べてみた。</title>
<description>今日GIGAZINEにこんな記事が出ていた。自分が若者の聴覚を持っているのかどうかがわかる「THE TEENAGER AUDIO TEST」 - GIGAZINE人間の平均的な可聴域の上限は大体14000～16000hzくらいと言われていて、しかも年を取るにしたがって可聴域は狭くなる。ゆえにどれくらいの波長領域まで聞こえるかを調べると聴覚年齢が分かるという代物なんだが…正直言って、個人差がありすぎてあまり当てにならない。私の場合普通に17000hzくらいまで聞こえるので、一度...</description>
<dc:subject>バイオトピックス</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-02-27T00:39:42+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
今日GIGAZINEにこんな記事が出ていた。<br /><a href="http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090226_teenager_audio_test/" target="_blank">自分が若者の聴覚を持っているのかどうかがわかる「THE TEENAGER AUDIO TEST」 - GIGAZINE</a><br /><br />人間の平均的な可聴域の上限は大体14000～16000hzくらいと言われていて、しかも年を取るにしたがって可聴域は狭くなる。<br />ゆえにどれくらいの波長領域まで聞こえるかを調べると聴覚年齢が分かるという代物なんだが…<br />正直言って、個人差がありすぎてあまり当てにならない。<br /><br />私の場合普通に17000hzくらいまで聞こえるので、一度可聴域の限界を調べてみたいなーと<a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090226_teenager_audio_test/" target="_blank">はてブにコメント</a>したら、id:y_rさんから可聴域を測定するツールを教えてもらった。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br />紹介してもらったツールはこれ。<br /><a href="http://masudayoshihiro.jp/software/mamimi.php" target="_blank">可聴周波数域チェッカ</a><br />Windows用のアプリで、周波数を指定して聞こえるかどうかをチェックするというもの。<br />興味のある人は、最低でも上限22000hzまでは再生できる、少し良い目のイヤホンを用意して試すことをお勧めする。<br /><br />私の場合、このツールで周波数17500hzくらいまでは何の問題もなく聞こえた。<br />それ以上になると分かりにくくなってくるが、17800～18000hzあたりで十分耳を慣らして臨めば、19000hzオーバーでも聞きとることができる。<br />限界は19300hzで、さすがにそれ以上はいくら耳を澄ませても分からなかった。<br />この領域まで行くと、もう若いとか聴覚年齢がどうとかいう話とは別問題になってくる。<br />結果を友人に教えたら、「お前はコウモリの親戚か何かか？」といわれた。<br /><br /><br />まあ可聴域が広くてもあまり得なことはないけどな。<br />子供の頃からテレビのブラウン管や機械の発する高周波が嫌で仕方なかったし、今も超音波機器には可能な限り近寄らないようにしている。<br />人に言っても中々理解してもらえないんだよな、これ。

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/114810385.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/114810385.html</link>
<title>氷点下の海で裸で泳ぐ超人ルイス・ゴードン・ピュー</title>
<description>通常、人は氷点下の水に漬かると過呼吸症候群に陥り、数分のうちに溺れ死んでしまう。しかし一部の超人は、氷点下の水のショックに耐えられるばかりか、その状況で1kmも泳いでみせることが出来る。Superhuman: The secrets of the ice man - life - 24 February 2009 - New Scientist南極地域の氷床の縁にたたずみ、ルイス・ゴードン・ピューは波の様子を調べた。0度でも、水は彼の下の海ほど冷たくならない。誰にも止められる...</description>
<dc:subject>バイオトピックス</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-02-25T22:07:14+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
通常、人は氷点下の水に漬かると過呼吸症候群に陥り、数分のうちに溺れ死んでしまう。<br />しかし一部の超人は、氷点下の水のショックに耐えられるばかりか、その状況で1kmも泳いでみせることが出来る。<br /><br /><blockquote><a href="http://www.newscientist.com/article/mg20126962.200-superhuman-the-secrets-of-the-ice-man.html" target="_blank">Superhuman: The secrets of the ice man - life - 24 February 2009 - New Scientist</a><br />南極地域の氷床の縁にたたずみ、ルイス・ゴードン・ピューは波の様子を調べた。0度でも、水は彼の下の海ほど冷たくならない。誰にも止められることなく、彼は上着を脱ぎ、スイミングパンツ一枚になって海に飛び込んだ。（リンク先に飛び込む瞬間の写真あり）</blockquote><br /><br />ドライスーツも着ずに南極圏でスイミングをするなんて、聞いただけでも寒気のする話だ。<br /><br />人間の体は、中枢体温が36度くらいまで下がると震えが止まらなくなり、<br />35度で低体温症になり、<br />30～33度で意識を失い、<br />中枢体温が30度以下に下がると致命的な心臓発作を起こす。<br /><br />上でも書いたように、普通の人間が彼と同じことをすると間違いなく死ねる。<br />しかし彼のような一部の超人は、これを可能とする。<br />一体どのような能力が、この極限環境でのサバイバルを可能とするのだろうか？<br />彼のような超人は普通の人とは遺伝子レベルで異なっているのだろうか？<br /><br />今回ピュー氏の超人的な能力を検証した結果分かった事実は、この能力は先天的な資質によるものではなく、大部分がトレーニングによって得られたもの、すなわち、訓練次第で誰もが身につけることが出来る可能性を持つ能力であるという事実だった。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br />低温に耐える彼の能力は非常に興味深い。<br />まず彼は、自分の意思でかなりの程度体温をコントロールできる。<br /><blockquote>As the swim gets closer, he psychs himself up by listening to music by the likes of Eminem and P. Diddy. In the minutes before entering the water, Pugh recalls these emotions and is able to raise his core temperature, without doing any physical exercise, to 38.4 °C. That's an extraordinary 1.4 °C above his normal body temperature. Such "anticipatory thermogenesis" has been observed before, but not to such a high degree, says Timothy Noakes, a sports scientist at the University of Cape Town, South Africa, who has been studying Pugh as he swims.</blockquote><br />こっちのページに<a href="http://www.newscientist.com/articleimages/mg20126962.200/1-superhuman-the-secrets-of-the-ice-man.html" target="_blank">寒中水泳中の体温のグラフ</a>があるが、<br />運動もせず自分の意思で体温を1.4度も上げられ、氷水に漬かってなお20分も37度以上の体温を保てるというのはすごいの一言に尽きる。<br />気が抜けるのか、むしろ水から上がってからのほうが体温の下がり方が激しいくらいだ。<br /><br />別の調査によれば、ロシアの寒中水泳者にアドレナリン注射を行ったときに同様の反応が観察されており、ピュー氏は自分の意思によるコントロールで体温の上昇を引き起こしているものと考えられる。<br /><br /><br />もう一つ興味深いのが、震えのコントロール。<br />人は急激な体表温度の低下に直面すると、自然に体が震え始める。<br />特に、冷たい水の中に飛び込むようなまねをすると、激しい震えによって体がコントロールできなくなり、同時に起こる過呼吸によって速やかに溺れてしまう。<br />しかしピュー氏はこれも抑え込んでしまう。<br />勿論抑え込めるといっても最初のうちは相当苦しいようだが。<br /><blockquote>Pugh does have one skill that has so far defied scientific explanation: when swimming he can stop himself shivering. Normally, shivering is an involuntary response to cold that kicks in once core body temperature drops below 36.6 °C or when skin temperature falls below 28 °C. This is ususally beneficial, as the muscle contractions generate heat, but in cold water it only serves to increase the rate at which the body cools, Noakes says. That's because the increased blood flow transfers more heat from the core to the body's extremities. Somehow Pugh manages to avoid shivering even when his core temperature is below 36.6 °C and his skin temperature is around 5 °C.</blockquote><br />武道で言うところの脱力をうまく使えば、確かに似たようなことは可能だ。<br />寒さで体が震えるときに、息を吐きながら体の力を抜くことで一時的に震えを止めるくらいまでなら私でも出来る。<br /><div class=ref>＃もっとも気を抜くとすぐにまた震え始めるが。</div><br /><br />しかし20分に渡る氷点下の寒中水泳の最中それを続けるなんて、どれだけの意志の強さとセルフコントロールがあれば可能なのか、ちょっと想像が付かない。<br />なんせ彼の挑戦は、泳ぐ傍から手や足の指が凍っていくレベルだからな。<br /><br /><blockquote>"When I went below 0 °C the cells in my fingers started to freeze. It took another four months before I could feel my hands again,"</blockquote><br /><blockquote>氷点下の海に入ると、手の指の細胞が凍り始めるんだ。もう一度手の感覚を感じられるようになるまで4ヶ月かかったよ。</blockquote><br />多分彼なら「心頭滅却すれば火もまた涼し」の境地を理解できると思う。<br />いろんな意味ですごすぎる。<br /><br /><br /><strong>◆参考リンク</strong><br /><a href="http://www.g-forse.com/top/news561.html" target="_blank">英国のスイマーが北極での寒中水泳記録に挑戦</a> <br /><br /><strong>◆参考図書</strong><br /><a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309251609/blackshadow-22 target=_blank rel=nofollow><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4309251609.09.TZZZZZZZ.jpg"><br>人間はどこまで耐えられるのか: フランセス アッシュクロフト</a><br />気圧、水圧、熱、寒さ、自分の命をかけて人間がどこまで耐えられるのかを調べた科学者達の列伝。<br />おすすめ。

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/113963781.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/113963781.html</link>
<title>50万円で自分のゲノムを解読できる時代がやって来ます</title>
<description>二年前、アメリカのワトソン博士が自分のゲノムを解読したときに掛かったコストは約1億円。これは当時としては破格の安さであり、当時他所で同じことをやるなら軽く数億は掛かりました。幻影随想: 次世代ゲノムシーケンサの本命は？ワトソン博士のゲノム解読の場合、かかったコストが4か月100万ドルと朝日の記事に書いてある。ただしこれはあくまでも人件費や消耗品のコストなどの必要経費しか計算に入っていない。asahi.com： ワトソン博士、自分のゲノム公開 ＤＮＡ構造発見者 - サイエンス ...</description>
<dc:subject>バイオインフォマティクス</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-02-10T00:09:54+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
二年前、アメリカのワトソン博士が自分のゲノムを解読したときに掛かったコストは約1億円。<br />これは当時としては破格の安さであり、当時他所で同じことをやるなら軽く数億は掛かりました。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/81939823.html" target="_blank">幻影随想: 次世代ゲノムシーケンサの本命は？</a><br /><blockquote>ワトソン博士のゲノム解読の場合、かかったコストが4か月100万ドルと朝日の記事に書いてある。ただしこれはあくまでも人件費や消耗品のコストなどの必要経費しか計算に入っていない。<br /><a href="http://www.asahi.com/science/update/0529/TKY200705290419.html" target="_blank" rel=nofollow>asahi.com： ワトソン博士、自分のゲノム公開　ＤＮＡ構造発見者 - サイエンス</a><blockquote>　ワトソン博士は２年前に、米バイオ企業「４５４ライフサイエンシズ」が提案したゲノムの公開計画に同意。同社は博士の血液をもとに６７日間、約１００万ドル（約１億２０００万円）かけて、塩基配列を明らかにした。 </blockquote></blockquote><br /><br />ここ数年、ゲノム解読のコストは価格破壊という言葉すら生温い勢いで急速にコストダウンが進んでいます。<br />1990年にはじまったゲノムプロジェクトには軽く何百億円もの資金と15年近い歳月が費やされたのに対し、2007年にワトソン博士のゲノム解読に要した時間とコストはわずかその100分の1。<br />さらに昨年、Applied Biosystemsはこのコストをわずか6万ドルにまで下げて見せました。<br /><br /><a href="http://www.newscientist.com/article/mg19726482.900-genome-is-a-snip-at-60000.html" target="_blank">Genome is a snip at $60,000 - life - 25 March 2008 - New Scientist</a><br /><blockquote>Last week, Applied Biosystems of Foster City, California, announced that it had sequenced the genome of a Nigerian man at a cost of less than $60,000, excluding labour.</blockquote><br /><br />そして今年、ゲノム解析のコストはとうとう1000ドルオーダーまで下がるようです。<br /><a href="http://www.newscientist.com/article/dn16552-genome-sequencing-falls-to-5000.html" target="_blank">Genome sequencing falls to $5000 - science-in-society - 06 February 2009 - New Scientist<br />ゲノムシーケンスが5000ドルまで値下がりする</a><br /><blockquote>The price of sequencing a human genome is about to plummet. A company called Complete Genomics, based in Mountain View, California, says it can read entire human genomes at $5000 a shot.<br />ヒトゲノムをシーケンスするコストが今まさに急落しようとしている。カリフォルニアのマウンテン・ビューに本拠を構えるコンプリート・ゲノミクスという名の会社が、5000ドルでヒトゲノムを完全に解読できると発表した。</blockquote><br /><blockquote>Complete Genomics says it can beat that cost by more than a factor of 10, and it is putting its business plan where its mouth is: companies and academic researchers will be able to start placing orders at the quoted $5000 price tag from June this year.</blockquote><br />記事によると、<a href="http://www.completegenomics.com/default.aspx" target="_blank">コンプリート・ゲノムクス社</a>は、今年の6月から企業・研究機関に対し5000ドルでゲノム解読の受注を開始する模様です。<br />シーケンス技術はまだまだ発展途上の技術であり、後続他社もすぐに負けじと追いついてくるはずです。数年と経たないうちに、ゲノム解読のコストは1000ドル台にまで下がることになるでしょう。<br /><br /><br />ワトソン博士はかつて、「ゲノム解析の価格がファミリーカーの価格と変わらないレベルに到達したとき、個人ゲノムの時代が始まるだろう」と<a href="http://www.newscientist.com/article/mg19626262.100-interview-licence-to-annoy.html" target="_blank">語っています</a>が、今我々はまさにその扉が開く瞬間を目の当たりにしています。<br />今後5年で、先端医療や健康産業は大きく様変わりしていくことでしょう。ゲノム情報に根ざしたオーダーメードの方向に。<br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/8473026.html" target="_blank">ピロシーケンス法の4時間2500万bpに顎を落っことした3年半年前</a>からは隔世の感がありますね。<br />当時の自分がたった数年でここまで変わると聞いても、絶対信じなかったろうなあ。<br />この時代の激流にどれだけの研究者がキャッチアップできているのだろう？<br />とりあえずバイオインフォ屋としては仕事が増えそうな流れなので歓迎ですが。<br /><br /><br /><strong>◆関連記事</strong><br />・<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/91121326.html" target="_blank">幻影随想: ゲノム解析のコストが6万ドルまで下がった</a><br />・<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/87280446.html" target="_blank">幻影随想: 1時間で1000億塩基解読可能な次世代シーケンサー</a><br />・<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/99525264.html" target="_blank">幻影随想: 次世代高速シーケンサーの解析コストとか日本の出遅れ具合とか</a><br />・<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/81939823.html" target="_blank">幻影随想: 次世代ゲノムシーケンサの本命は？</a><br />・<a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/106718389.html" target="_blank">幻影随想: All Your base are belong to us!</a><br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br />一方その頃日本は…<br /><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090108-OYT1T00035.htm" target="_blank">はてなブックマーク - 日本人の遺伝情報、３年がかりで解読へ…産総研が計画 : 科学 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）</a><br />時代の最先端から3年分は遅れているのでした。orz<br />　<br />　

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/113860729.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/113860729.html</link>
<title>NHKがネアンデルタール人の番組でやらかしたらしい</title>
<description>一月にNHKがハイビジョン特集 フロンティアネアンデルタール人の謎～最新報告・ゲノム解読の試み～という番組を報道していたそうな。私はテレビを見ない人間なので例によってこの番組もスルーしていたのだが、どうも伝え聞くところによると、以前の記事で書いた間違いをまんまやらかしたらしい。「ネアンデルタール人の遺伝子の痕跡が現代人に」とやったようだ。誰だ番組の監修をしたのは？そのネタは暫定ゲノムの報告でほぼ完全に否定されていたはずなんだが。幻影随想: ネアンデルタール人のゲノムがもうすぐ...</description>
<dc:subject>サイエンスニュース</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-02-08T00:38:04+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
一月にNHKが<br /><a href="http://www.nhk.or.jp/frontier/archives/20090112.html" target="_blank">ハイビジョン特集 フロンティア<br />ネアンデルタール人の謎<br />～最新報告・ゲノム解読の試み～</a><br />という番組を報道していたそうな。<br />私はテレビを見ない人間なので例によってこの番組もスルーしていたのだが、どうも伝え聞くところによると、以前の記事で書いた間違いをまんまやらかしたらしい。<br />「ネアンデルタール人の遺伝子の痕跡が現代人に」とやったようだ。<br />誰だ番組の監修をしたのは？そのネタは暫定ゲノムの報告でほぼ完全に否定されていたはずなんだが。<br /><br /><a href="http://blackshadow.seesaa.net/article/111042486.html" target="_blank">幻影随想: ネアンデルタール人のゲノムがもうすぐ公開されます</a><br /><blockquote>中でも重要なのが、現代人との交雑の可能性がほぼ完全に消えたこと。<br />これまで両者の関係性については結構好き勝手なことがいわれていたのですが、ゲノムレベルでネアンデルタール人と現生人類を比較してみても、両者の間に交雑の痕跡は認められませんでした。<br />もしヨーロッパ人の先祖がネアンデルタール人と交配していれば、多少なりとも遺伝子にその痕跡が残るはずなのですが、そういったものはまるで見られなかったのです。<br /><br />ネアンデルタール人の遺伝子に関する与太論文ってのは結構存在していて、以前もちょっとだけ触れましたが「欧米人は脳の進化の鍵となる脳容積を増やす遺伝子変異をネアンデルタール人から受け継いだ」という感じの内容の、失笑ものの論文がPNASに載っちゃってたりします。<br />ぶっちゃけ遺伝学でトッピングした白人至上主義の亜流に過ぎませんが。</blockquote><br /><br />元々これまでに報告されている「ネアンデルタール人が現代人につながる遺伝的証拠を発見したと主張する論文」自体、どれもこれも眉唾物で、まともに相手するようなものじゃなかった。<br />番組内では赤毛、薄い体色、言語を操る遺伝子という三つのネタについて取り上げたようだが、言語遺伝子が現生人類に受け継がれた可能性は否定されているし、薄い体色も、赤毛遺伝子も、原生人類のそれとネアンデルタール人のそれが別物であることは既に確認されている。<br />その上にダメ押しで昨年の暫定報告があったというのに、NHKは何を今更血迷ったんだろう？と思っていたら、どうもこの番組はただの吹き替え放送らしい。<br /><blockquote>・原題：The Neanderthal Code<br />・制作年：2008年<br />・制作会社：Wall to Wall Media（イギリス）</blockquote><br />ちょっと調べてみたら、私が昨年取り上げた暫定ゲノムの報告が出る前、すなわちまだネアンデルタール人のゲノムについて想像で好き勝手なことが言われていた頃に作られた番組らしい。<br />今更最新情報に基づいた番組への置き換えもできなかったのか、あるいは単に状況の変化を知らないままやってしまったのか。<br />誰か忠告してくれるような研究者に繋ぎは取ってなかったのかねえ。<a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://blackshadow.seesaa.net/article/113593203.html">
<link>http://blackshadow.seesaa.net/article/113593203.html</link>
<title>「ビタミンAがなければ、リンゴを食べればいいじゃない」byヴァンダナ・シヴァ</title>
<description>このエントリは遺伝子組み換え作物と知的所有権（生産者を 支配するもの）。 - hituziのブログじゃがー遺伝子組み換え作物、知的所有権、そして農薬。 - hituziのブログじゃがーに対する反応です。このエントリだけ見ても理解できるようにはなっていますが、まずは上記のエントリに目を通すことをお勧めします。まず最初に取り上げるのは、ヴァンダナ・シヴァのトンデモ発言について。反遺伝子組み換えグループがこの暴言をまるで英雄的行為のごとく称えているんですが、ヴァンダナ・シヴァの発言...</description>
<dc:subject>バイオトピックス</dc:subject>
<dc:creator>黒影</dc:creator>
<dc:date>2009-02-03T02:01:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
このエントリは<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/hituzinosanpo/20081229/1230565660" target="_blank">遺伝子組み換え作物と知的所有権（生産者を 支配するもの）。 - hituziのブログじゃがー</a><br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/hituzinosanpo/20090121/1232550907" target="_blank">遺伝子組み換え作物、知的所有権、そして農薬。 - hituziのブログじゃがー</a><br />に対する反応です。<br />このエントリだけ見ても理解できるようにはなっていますが、まずは上記のエントリに目を通すことをお勧めします。<br /><br />まず最初に取り上げるのは、ヴァンダナ・シヴァのトンデモ発言について。<br />反遺伝子組み換えグループがこの暴言をまるで英雄的行為のごとく称えているんですが、ヴァンダナ・シヴァの発言内容も、それをもてはやす側の視野の狭さも、はっきり言って反吐が出そうなくらいひどいものです。<br />このエントリでは、彼女らの発言の何がおかしいかについて取り上げます。<br /><a name="more"></a>　<br />　<br />　<br />まずは問題の発言内容を見てもらいます。<br /><blockquote>　辻信一（つじ・しんいち）さんとの共著の『そろそろスローフード』で、島村奈津（しまむら・なつ）さんは、「遺伝子組み換えは食べものの世界においてはあり得ない」と いっています。その理由は、つぎのとおりです。<br /><br /><blockquote>    ビタミン含有率が高い遺伝子組み換えのゴールデンライスの開発に対して、イギリスのビタミン不足の子どもたちのために開発しているのになぜ反対かと、ヴァンダナ・シヴァさんが責められた。答えは、「そんなものはいらない。リンゴひとつ食べればビタミンは補えるもの」。バランス良く食べれば、そんなものはつくる必要がないし、ほんとうに栄養不足の子どもたちの役にたつわけでもない。そして、ゴールデンライスみたいな画一的な圃場（ほじょう）をつくるためになぎ倒された、たくさんの薬草でビタミンを補給していたインドの子どもたちが、年間4000人失明していると反論していました。もうひとつは、バスマティライスに象徴される特許の話があります。何百年もかけてそこの風土に合う品種を農家の人たちが選抜してきたものと本質的に違うのは、スピードと暴力性。アメリカの大企業が特許をとって、インドの農家がバスマティライスという名前で売れないという状況をつくってしまうというのは、あり得ないと思うんです。</blockquote></blockquote><br /><br /><strong>◆ゴールデンライスとは何か？</strong><br />まずゴールデンライスというものがそもそも何のために作られたかを知るための説明を少し書きます。<br />ゴールデンライスとは、遺伝子組み換え技術を用いてビタミンAの前駆体であるβカロチン含有量を大幅に高めた米の新品種で、βカロチン色素のため名前のとおり金色をしています。<br /><br />ビタミンが人間の生存のために必要不可欠な栄養素であることは説明をするまでも無いことでしょう。<br />人類はその進化の過程の中でさまざまなビタミンの合成能力を失ってきており、そのため食事によってそれらを補給しないと健康障害を起こしたり、死亡したりします。<br />たとえばビタミンAについて見ると、WHOの統計によれば、現在世界人口のうち1億人が慢性的なビタミンA欠乏状態にあり、毎年数百万の子供がビタミンA不足のために失明したり、死亡したりしています。<br />このようなビタミン欠乏状態にある者は、その大半が貧困層、すなわち日々の糧を得るだけで精一杯で、栄養まで気を使う余裕が無い者です。<br />そういった、満足な栄養補給も出来ない極貧層が、大きな負担を強いられることなく最低限のカロリーを補給するついでにビタミンＡを摂取する事が出来るようにしようというのが、このプロジェクトの趣旨です。<br />そしてなぜ米なのかの理由ですが、米はカロチンをほとんど含まないため、ビタミンＡ欠乏症は米を主食としているアジア一帯で特に蔓延しているからです。<br /><br /><blockquote><a href="http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/grkibou.htm" target=_blank>希望の米、ゴールデンライス</a><br />グリーンピースはGolden Riceを“間抜けのGold”と呼ぶが、何百万の命を救うと信じている栄養学者は多い。この米はベータカロチンを組み込んだものだが、GM論争の中でイデオロギーという潰れかねない大荷物を背負わされるはめになった。この小さな米粒は最も貧しい人々のためのものだ。<br /><br />基本的事実を争うものはいない。世界で１億人以上の子供がビタミンＡ欠乏の影響を受けている。その結果、毎年２００万の子供達が死に５０万の子供が失明している。この子供達は、途上国の最も貧しい家庭に生まれて、先進国では当たり前になっているバランスの取れた食事が、全くないか摂れてもわずかだ。例えば、アジアの貧しい家族は米を主食としている。赤ん坊はお粥で離乳する。米にはビタミンAの元になるベータカロチンがない。葉や茎には一杯あるが、どの伝統品種にも米粒の内乳核にはない。（玄米にはわずかのベータカロチンがある。）</blockquote><br /><blockquote><a href="http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/agc/ishiura/ishiura42.html" target=_blank>第42回　ゴールデンライスの教訓</a><br />　確かに、2000年の段階では、グリーンピースの言い分も理解できるものだった。その当時のゴールデンライスは、ｇ当たり1.6μｇのβカロテンしか含まなかったので、2歳の子供でも必要量を補うには3kgも食べなければならない。これでは、ビタミン補給などできないというのが彼等の主張であった。皆さんは、どう思われるだろうか。実は、ビタミンAをすべて米から摂取するわけではなく、たとえ必要量の半分でも摂取できれば、栄養失調を抑えることができるではないか、というのが発明者の理論である。どうも、これも正しいように思える。<br /><br />　しかし科学の進展はすばらしく、新種のゴールデンライスが作られた。このイネは通常のイネの23倍ものβカロテンを含んでいるのである。これを使えば、少量の摂取で栄養不足を補うことができる。これを使えばいいじゃないか、と普通の人は考えるが、行きがかり上、反対派は「遺伝子改変食物反対」を止めるわけには行かないのである。そのためゴールデンライスも、実際はほとんど作られていないのだ。不安だ不安だというのが最近の流行になっているが、ただ反対したために助かるべき人は助からないという現状の責任は、誰がとるのだろうか。</blockquote><br /><br /><br />さて、それでは以上を踏まえてヴァンダナ・シヴァ周辺の発言を振り返ってみましょう。<br /><br /><br /><strong>◆「ビタミンAがなければ、リンゴを食べればいいじゃない」byヴァンダナ・シヴァ</strong><br />まずは多くのバイオ研究者や健康問題に取り組む者達をぶち切れさせたこの暴言について。<br /><blockquote>「そんなものはいらない。リンゴひとつ食べればビタミンは補えるもの」</blockquote><br />この暴言は単に無知の表れであるだけに留まらず、彼女らの主張の根幹的な問題を内包しています。<br />問題は大きく三つのレイヤーに分かれるので、一つずつ解説していきます。<br /><br /><strong>１．リンゴでビタミンＡは補給できない。</strong><br />まず一つ目の問題点。<br />リンゴは栄養豊富な果物であるが、ビタミンＣは含んでいてもベータカロチンは含みません。<br />当然いくらリンゴを食べたところで、ビタミンＡの欠乏は解消されません。<br /><br />もっとも、この間違いについてはさほど大きな問題ではありません。<br />彼女自身「ビタミンＡ豊富な薬草を食べさせればいい」という<a href="http://eco.nikkeibp.co.jp/style/eco/column/shimamura/080520_siva/index2.html" target="_blank" rel="nofollow">発言</a>も行っているため、少なくともゴールデンライスがビタミンＡ欠乏に対する処方箋であることは理解しているのでしょう。<br />問題は、彼女の出す対案が、まるでビタミンＡ欠乏の対処策として役に立たないことです。<br />たとえリンゴがニンジンに変わったところで、問題は何も変わらないのです。<br /><br /><strong>２．貧困層は主食を手に入れるだけでも精一杯</strong><br />食について恵まれた環境にある人間には、彼女の発言の問題点はかえって理解しにくいかもしれませんが、彼女の発言の問題点は、単に「リンゴでビタミンＡの補給が出来るか阿呆」という話には留まりません。<br /><blockquote>バランス良く食べれば、そんなものはつくる必要がないし、ほんとうに栄養不足の子どもたちの役にたつわけでもない。そして、ゴールデンライスみたいな画一的な圃場（ほじょう）をつくるためになぎ倒された、たくさんの薬草でビタミンを補給していたインドの子どもたちが、年間4000人失明していると反論していました。</blockquote><br />文中にはこうあるのですが、そもそもバランス良く食べられる環境下にあればビタミンＡ欠乏など起こらないのです。<br />最大の問題は、彼らに肉類、乳製品やニンジン、トマトなどビタミンＡの補給源を購入するだけの経済的余裕が無いことです。<br />そして農村部ならまだしも、ビタミン欠乏の最大の病巣である都市部の貧困層にとっては、道端の薬草を摘んで食事に添えるという選択肢すらないのです。<br /><br />野菜や肉類からビタミンを摂取するだけの余裕を持たない層に対し、バランスの良い食事を取ればいいとか、あぜ道の薬草を摘めばいいなどと発言するのは、現状に対する理解をまるで欠いている発言であり、その日の糧に事欠く人間に対し「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と言うのと何ら変わりありません。<br /><br />そして、これが一番重要なのですが、ゴールデンライスの特許は無償公開されています。<br />最低限のカロリーを摂取するだけで精一杯な層が、それ以上の負担を強いられることなくビタミンＡを補給するためのゴールデンライスである以上、これは当然の話です。<br />度重なるいちゃもん付けの結果、その実用化の日程はずれにずれていますが。<br /><br />「遺伝子組み換え＝企業による支配の道具」という短絡思考に走って、GMと聞けば何でも反対すればいいと勘違いしている人間が多くて研究者は頭を抱えています。実際には小規模農家向け、第三世界向けのGMを研究している研究者も大勢いるのにもかかわらず。<br />GM反対論者達は、何でもかんでも反対することで、結果的に自分達が守っているつもりの第三世界の貧農・貧困層の首を締めています。<br /><blockquote><a href="http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/088/mgzn08806.html
" target=_blank>ＧＭＯ情報：ビタミンＡ強化米 ゴールデンライスの開発阻害要因 (情報：農業と環境 No.88 2007.8)</a><br />ゴールデンライスの開発者の一人である Potrykus 博士（元スイス連邦植物工学研究所）は、本年（２００７年）５月、イギリスの非営利団体 “CropGen” のホームページで、「ゴールデンライスの実用化が遅れている最大の原因は資金不足ではなく、科学的根拠に基づかない過度な予防原則による規制が強すぎるため」と述べている。これは２００７年９月に発行される世界銀行の 「世界開発レポート２００８」 に記されたゴールデンライス開発が遅れている理由に対して、博士の見解を示したものである。<br /><blockquote>「我々は途上国の貧困層のビタミンＡ欠乏症を解消するため、国際共同プロジェクトを設立して、農民にゴールデンライスを無償で配布することをめざしている。貧困層に利益のある形質を持った組換え作物の研究が少ないのは事実だが、途上国や西側先進国の研究所には、貧困層向けの作物の開発に強い意欲を持った研究者は大勢いる。民間企業にこのような研究を期待するのは間違っている。」<br />「過去２５年間の組換え作物の安全性に関する研究や審査において、組換え技術そのものに由来する特有なリスクがないことは多くの科学的知見から証明されている。もし、反論する人がいるとすれば、その人は科学文献を読んでいないか、嘘をついているのだろう。しかし、（科学的ではなく） 心理的な点からのリスク認識が存在することは認める。」<br />「国レベルの安全性審査体制が十分に整備されていないことが、研究・開発の遅れの主な原因ではない。審査する行政当局は体制が整っていないからではなく、『過度な予防的規制』 原則のために審査が遅れている。行政関係者は間違いを犯すことを恐れており、このため反対派から批判されるよりも決定を先延ばしにしたほうが良いという心理状態に陥っているのだ。」<br />「開発が遅れている最大の理由は世界中に定着した 『過度の予防的規制』 システムである。途上国向けの非組換え作物の開発と比べて、ゴールデンライスでは安全性審査のために約２０００万ドルの経費と１０年間の歳月を費やさなければならない。安全性や機能性検証のためのデータ取り研究を公的機関で１０年間も行う余裕はなく、新規性のある研究ではないので、論文として発表できる機会も少ない。イデオロギーや心理的要因によるものではなく、科学的根拠に基づいた規制要件に変わらない限り、研究・開発の遅れは解消しないだろう。」</blockquote></blockquote><br />認可の遅れによって生じたコストと命の損失に対する責任は、果たして誰がとるのでしょう？<br /><br /><br /><strong>３．仮に遺伝子組み換え作物を追放したところで、状況は何も変わらない</strong><br />最初に引用した記述の根本的に思い違いをしている最後の点は、「遺伝子組み換えは食べものの世界においてはあり得ない」理由として、「スピードと暴力性」なんて挙げている点。<br />仮に遺伝子組み換え作物を追放したとして、状況は何か変わるでしょうか？<br />答えは否です。<br /><br />遺伝子組み換え技術は、あくまでも品種改良の技術の一つに過ぎません。<br />他の手法に比べ圧倒的にコストパフォーマンスに優れた技術ではありますが、遺伝子組み換えでできることは、基本的に従来技術でも可能です。ただ、かかるコストが比較にならないくらい違うというだけで。<br /><br /><br /><strong>◆遺伝子組み換えからゲノム育種へ</strong><br />これは微生物屋には有名な話なのですが、ミツカングループが「におわなっとう」という製品を出していることをご存知でしょうか？<br /><a href="http://www.mizkan.co.jp/chilled/shohinshokai/04_niowa.html
" target=_blank>納豆 金のつぶ におわなっとう 3P｜ミツカングループウェブサイト</a><br />この製品は10年ほど前に売り出された製品で、「納豆特有のにおい」が従来製品に比べ格段に抑えられており、現在までに十億食を売りあげる大ヒットとなりました。そのため他のメーカーもこぞって臭わない納豆の開発に向かったことで有名ですが、この製品の開発の影で遺伝子組み換え技術が使われていたことを知るものはそれほど多くありません。<br /><br />この製品では、当初遺伝子組換えによって臭いの少ない菌を育種していたのですが、遺伝子組換え技術に対する世間の反発を懸念して、わざわざ自然界から20000株の納豆菌をスクリーニングしなおして、その中から臭いの少ないものを選抜、育種して使っています。<br />遺伝子組換えの株とスクリーニングしなおした株は、同じ遺伝変異を持っており、どちらを使おうと製品の品質に違いはありません。遺伝子組換えという技術に対して消費者の反発が存在するため、わざわざ二度手間をかけたという、バイオ者にとってはあまり笑えない笑い話です。<br /><br />後続の企業がやったことも似たようなものです。同じようにスクリーニングを行って別の菌を探したり、あるいはどの遺伝子がどう変われば目的の形質になるかは既に分かっていたので、その形質（変異）を持つ菌の育種を行ったり。<br />たとえ遺伝子組換え菌そのものを使うことができなくても、あらかじめ完成形が見えていればその方向に向けて育種するのはさほど難しいことではありません。<br /><br /><br />さて、ここまで前置き。<br />現在モンサントのような多国籍アグリビジネスもまた、同様の方向にシフトしつつあり、研究の主軸を遺伝子組み換え作物から、従来の品種改良技術の延長線上にある新たな育種技術に移していっています。<br />その技術は、ゲノム育種と呼ばれています。<br /><a href="http://www8.cao.go.jp/cstp/5minutes/010/index.html" target=_blank>環境・エネルギー・食料問題の解決に貢献するゲノム育種 1　- 科学技術政策 -</a><br /><br />品種改良や育種というのは、一種のばくちです。<br />その成功は運に左右される部分が大きく、世間では緑の革命やF1品種のような成功例にばかり注目が集まるのですが、その影には何十倍もの失敗例の山が積み重なっています。<br />リターンは大きいがリスクもまた大きく、おいそれと誰もが手を出せるものではありませんでした。<br /><br />遺伝子組み換え技術はその点、狙った目をある程度自由に出すことが可能というまさに反則のような技術革新だったわけですが、その分世間の反発も大きく事実上使用不能になってしまいました。<br />そこで次に発達してきたのが、遺伝子の変異のサイコロを振るのは運に任せて、ベットする前に出た目を覗き見るチート、ゲノム育種です。<br />ゲノム情報の蓄積によって、コスト面はともかく、品種改良の速度は従来とは比較にならない程早くなりました。<br />従来の品種改良では、見た目に分かる表現型の変化を元にした育種しか出来なかったのですが、ゲノム育種では表現型によらず一塩基レベルから遺伝子の変化を把握できます。<br /><br />これがどういうことかというと、一塩基ずつ偶然任せの変異を積み重ねることで、いくらでも任意の遺伝子を作り上げることが可能になるということです。<br /><br />仮に特定塩基の変異率100万分の1という条件で、300塩基100アミノ酸の新規遺伝子を導入したいと思ったら、従来だと10の1800乗分の1というありえない確率をクリアしなければなりませんでした。<br />しかしゲノム育種の技術を使い一塩基ずつ変異を積み重ねるのであれば、100万分の1の賭けを300回繰り返すだけで済みます。<br />例えば1億粒の種を蒔いて目的の変異を持つ株のみを選抜するというルーチンを繰り返せば、コストを負担する覚悟さえあれば任意の遺伝子を好きなように育種できるようになります。<br />それがたとえ那由他の彼方でも、もはやバイオ技術者には十分に過ぎるのです。<br /><br />問題は、従来技術ほどではないにせよ、このゲノム育種もやはり資本力がものを言う世界だということ。<br />そして遺伝子組換えと違いあくまで従来の育種技術を用いているため、何ら規制に縛られないということ。<br />先頭を突っ走っている会社は優に数年分の技術格差を開いているので、多分このまま行くと独走態勢になります。<br />そして仮にこの技術を規制で縛ろうとした場合も、従来技術もまとめて縛らざるを得ず、新品種の登録に高い壁がそびえ立つことになってそれだけで零細メーカーは立ち往生します。<br />どちらに転んでも、現状かなり詰みに近い局面です。<br /><br /><div class=ref>＃変異率（サイコロが振られる回数）は従来技術でも様々なコントロール手段があるし、変異の順はどこからでも変異した順に固定していけばよい点、コドンやアミノ酸配列の冗長性による可変性などのため、現実には数百桁は難易度が下がります。面倒なのでいちいち計算はしませんが。</div><br /><br /><br /><strong>◆誰が殺した遺伝子組み換え技術？</strong><br />遺伝子組み換え技術が登場した当初、この技術は「夢の技術」であるかのように言われていましたが、その最大の理由は、遺伝子組み換え技術が品種改良のコストを劇的に下げることが出来るからでした。<br /><br />品種改良には膨大なコストが掛かります。<br />専門の機関で大量の人員を投入し、10年近い年月と膨大なコストをかけて開発するなんていうこともざらです。<br />遺伝子組み換え技術はそこに革命を起こし、大学の研究室レベルで容易に新品種を作り出すことを可能としました。<br /><br />モンサントやシンジェンタといった企業はいち早くその有用性に気付き商業化することに成功しましたが、本来この技術の有用性は、資本力の無い零細種苗メーカーや、大学研究室などの規模の小さな研究機関に対する福音となるはずでした。<br />資本力に縛られることなく純粋にアイデアだけで勝負が出来るのであれば、彼らが新品種の作出というフィールドで大企業と互角に渡り合えるからです。<br />事実、90年代ごろには、そうやって作出された新品種がそれなりの数存在しており、モンサントらの成功に続くはずでした。<br />全部予防的原則の壁と世間の逆風に遮られて消え去ってしまいましたが。<br /><br />現在従来技術で作られた品種には存在しないにも関わらず、遺伝子組み換え品種にのみ存在する安全証明義務と、うなぎのぼりなそのためのコストは、大資本のみを利しており、零細メーカーや小規模研究機関に対する容易ならざる参入障壁となっています。<br />ゴールデンライスのように一品種の認可に何十億円も掛かる現状では、投資回収のあてがある大企業以外はどこもおいそれと手は出せません。<br />新品種の作出までは零細でも可能ですが、その後の認可は資本力のあるところにしか越えられないのです。<br /><br />そして例え認可を越えた所で、待ち受けているのは世間のGM反対の声と不買運動です。<br />ここ10年で、幾多もの研究者、零細メーカーがGM作物のみならず、作物の品種改良そのものから手を引きました。<br />資本力のあるところは、たとえ遺伝子組換えを使えずとも上記のゲノム育種のような代替手段が存在するため技術革新の速度は鈍りませんが、資本力の無いところはそうではないため、もはや競争力を失ったのです。<br /><br />GM反対論者達が不必要なまでに高くした二重の障壁ですが、彼らには自分達がモンサントのライバルをわざわざ排除してやり支配の体制を整えてやっているのだという自覚はありません。<br />遺伝子組み換え技術が支配の道具？そうさせたのは他ならない自分達だというのに。<br />GM反対者達は、遺伝子組み換え技術を社会的に抹殺することには成功しましたが、それは結果的に小規模種苗会社や貧農の首を締め、種苗の一極支配の道を開いたのです。<br /><br /><br /><br /><strong>◆彼らが取るべきだった戦略</strong><br />GMO反対者達の不幸は、彼らに大局を見て戦略を描ける人材がいなかったことです。<br />根本的な問題が<br />１．小規模農家、貧農が有効活用できる作物品種が存在しないこと。<br />２．コスト、品質の両面で大量栽培向きの新品種と大規模農家に押されてどうしようもなくなっていること。<br />であるにもかかわらず、たかが新品種を作る技術の一つを封じたところで、状況は何も変わりません。<br />むしろ、上に書いたように状況は悪化しています。<br /><br /><strong>在来種の見直し？</strong><br />品質、コストの両面で敗れたものを再び引っ張り出しても過去と同じことの繰り返しです。<br />id:hituzinosanpoの記事に決定的に欠けているのは、ビジネスの視点です。<br />自給農、すなわち生産物が市場の競争にさらされる心配をする必要の無い立場、採れたものを自分で食べるだけならば、生産性や品質にさほど気を使う必要はありません。<br />しかし採れたものを売ろうと考えるのであれば、そうは行きません。<br />買い手はいくつもの選択肢から、もっともよいものを選択できるからです。<br /><br /><strong>なぜ在来種が廃れたか？</strong><br />答えはいくつか存在しますが、決定的な要因になったのは、「品質、コスト面で新品種との競争に負けたこと」です。<br />つまり新品種よりも品質（or/and）値段（コスト）で劣ったために売れなくなり、売れないがために作られなくなった。<br />農業もビジネスである以上、売れないものを作らなくなるのは当然の流れです。<br /><br />GM反対運動を行っている者たちが本当に行うべきだったことは、<br />小規模農家や、有機農家、資本力の無い貧農でも作ることの出来る、彼らのニーズに合った商品価値のある作物を開発することでした。<br />そこに存在する競争を否定し、技術革新がもたらす新品種の圧倒的なアドバンテージから目を逸らしたところで、待っているのは緩慢な死のみです。<br />もっとも、彼らが無意味な反対運動にばかりかまけていたせいで、現状では技術格差は開くばかりですが。<br />上に引用したように、こういった方面に関心を持つ研究者というのは、多数派でこそないものの決して少なくありません。<br />反対運動にかける熱意の１０分の１でもこちらにまわしていれば、現状は少しは違ったはずです。<br /><br /><br />本気で一部の企業による種子の支配を許さないというのであれば、とるべき道は３つあります。<br /><br />一つ、完全な自給自足体制のコミュニティをつくり、外で何を栽培していようが無関係な閉じた経済圏を作り出すこと。<br />生活レベルを犠牲にすることにはなりますが、技術競争からは逃れることが可能です。<br /><br />二つ、品質やコストでは測れないプレミアを付加すること。もしくは、品質の一点突破を狙うこと。<br />前者は今現在スローフード運動や地産地消運動がやっていることです。<br />品質、コスト面で土俵に上がれない場合は決して主流にはなりえませんが、一定の支持を得ることは可能でしょう。<br />後者は、日本の果樹栽培の成功の理由です。コスト面で見た場合、日本の果物は高すぎて海外製品にかないませんが、品質を突き詰めることで、高級品として海外に輸出されるまでになっています。大量生産品とコストで勝負して勝てるわけが無いので、品質の一点突破を狙うのは、小規模農家の必然の戦略となります。<br /><br />三つ、モンサントのような多国籍アグリビジネスに対抗できるだけの研究開発能力を持つ、非営利の育種専門の機関・組織を設立もしくは援助し、大量栽培志向とは異なる方向性の作物の開発を行うこと。<br />その地域にあわせて特化し、なおかつ品質、コスト面で競争力を持つ品種を作り出すことができるならば、そもそもGMだ企業の支配だなどと騒ぐ必要も無いのです。そしてこういった行動を企業に求めるのは間違っています。このマーケットは相対的に小さいので彼らの投資の対象にはなりにくいですから。<br />日本を含めて先進国は必ず、国家の育種機関を持っており、こうした活動を行っています。それは農産物が戦略物資でもあるからです。反対のための反対でなく本気で企業による独占を阻止したいと言うのであれば、この選択肢が出てこないというのはありえないはずです。<br /><br /><br />私のお勧めは３つ目です。<br />すくなくとも、あと10年経てばゲノム育種による新品種が台頭し、反遺伝子組換えという立ち位置は反多国籍アグリのスタンスとしては無意味なものと化します。<br /><br />そのとき彼らはどうするのか？<br />F1品種を否定し、緑の革命を否定し、遺伝子組換え技術を否定し、そしてまた新たな技術を否定するのでは何の進歩もありません。<br />それは単に技術の進歩から目を逸らしているだけです。<br />いい加減、彼らは技術を自分のものとして取り込み利用することを覚えるべきでしょう。<br />なお、２番目と３番目の選択肢は別に矛盾するものではないので、並立も可能なはずです。<br /><br /><br />つづきます。<br />

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
</item>
</rdf:RDF>
