2011年07月18日

私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか

dlitさんのエントリを切欠にして自分の黒歴史やら遍歴やらを晒すというのが流行っているようなので便乗してみる。続きを読む

2010年07月11日

ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった


既に各所で話題になっているのでこのブログの読者なら知っている人も多いと思うが、
数ヶ月前にこのブログで少し触れた件について、ついに裁判が開始されたようだ。
取り上げたのはこの記事。
幻影随想: ホメオパシーがようやく英国から追放されそうな件について
<3/1追記>
上で「いつ日本で起きても不思議ではない」と書いたが、実際には既に起きている。
私の知っている限りでも、自宅出産でホメオパシーにハマった助産師が適切な介助を行わなかったことが主因と考えられる胎児死亡事例が複数存在する。
どちらも現在進行形で裁判が起こるかどうかの事例のため今は伏せておきたかったのだが、コメント欄でmwhikariさんが書かれていた事例が私の知るものと別であれば、ホメオパシー助産師関係でまた事例が増えたということになる。
こうした記事にホメオパシー助産師の問題事例を書かないのは妊婦にとっての不利益にしかならないと思うので追記しておく。
事例の詳細を書くことはできないが、探せば見つかる、とだけ書いておく。


本件の第一報は読売から。
ホメオパシーの名が出ていないためベストではないけれど、十分GJな記事といえる。関係者には十分伝わる内容だ。
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2010年07月04日

日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー

先日はてブを介して発見して大爆笑した。
ギリギリ科学少女の初音ミクバージョンがちょっと前に作られていたのは知ってたが、
それに振り付けがついていたとは。

日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー‐ニコニコ動画(9)


相変わらず中毒性のある歌だ。

2010年07月03日

トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ

最近また海外のQuackery(ニセ医療)が一つ国内に入って来ようとしているようだ。
シモンチニーがんセンター

ざっと調べてみたところ、国内のWeb記事で対抗言論が引っかかるのはNATROMさんのところくらい。
癌は真菌であり、重炭酸ナトリウムで治療可能だったんだよ! - NATROMの日記
現状では批判がほとんど存在していないようなので、ちょっと資料をまとめておくことにする。
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2010年03月29日

『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる

科学的合理性の判断と、政治的合理性の判断は、明確に分離すべきなのだろうね。

先日こんなエントリを読んだ。
リスク社会における公共的決定2――「トンデモ」批判の政治性と政治の未来 - on the ground

似たような感想の人が他にもいたけれど、私のこのエントリに対する感想は、
ネタなのか本気なのか、天然なのか釣り針なのか判断に迷うなあ、というもの。
1.に概ね同意し、2.でお茶を吹き、3.でネタなのか本気なのか判断に迷ったというのが正直なところだろうか。

元エントリでは「科学」という言葉をかなり特殊な使い方をしているので、
自然科学系の人は多分ツッコミの一つや二つ入れたくなるだろうけれど、
問題意識そのものは多少分かるだけに、面白いとは思う。
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2010年03月24日

ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ

先週バイオラバー関係で壮快薬品が書類送検を受けた。
「がんに効能」で薬事法違反容疑 社長と会社を書類送検 - 47NEWS(よんななニュース)
 高速水着素材の開発で知られる山本化学工業(大阪市)の製品を「がんに効能がある」とうたって販売したとして、京都府警が薬事法違反容疑で健康用品販売会社「壮快薬品」(東京都)の男性社長(58)を書類送検したことが17日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、書類送検はことし2月。両罰規定に基づき法人としての同社も書類送検した。社長は容疑を認めている。
 京都区検は17日、社長と同社を略式起訴した。
 販売したのはバイオラバーと呼ばれる特殊素材を使った製品。医療機器として国の承認を受けておらず、医学的効能をうたった販売は禁止されている。
 京都府警が昨年10月と12月、薬事法違反容疑で同社元役員や山本化学工業の関連会社社員らを逮捕し、全員が罰金の略式命令を受けた。
 社長の送検容疑は昨年7月、同法違反の罪で略式命令を受けた元役員らと共謀し、壮快薬品京都駅前店で女性客に医学的効能をうたって、バイオラバーのベルトを約23万円で販売した疑い。

元々バイオラバーが摘発されるきっかけとなったのはこの会社で、昨年10月に家宅捜索を受けてから5ヶ月後の書類送検となる。
がん抑制うたい健康器具を販売 会社を家宅捜査 京都府警 - MSN産経ニュース
 高速水着素材の開発で知られる山本化学工業(大阪市生野区)の「バイオラバー」を使った商品を「がんに効能がある」とうたって販売したとして、京都府警は20日、薬事法違反容疑で健康器具販売会社「壮快薬品」(東京)の京都駅前店(京都市下京区)を家宅捜索した。
 壮快薬品は各地に支店があり、バイオラバーを使ったマットやベストの顧客説明会を各地で開催し販売。捜査関係者によると、医療機器として厚生労働相の承認を受けていないのに、社員らががん抑制の効能をうたっていた疑いが持たれている。
 壮快薬品は取材に対し「薬事法に触れるような販売方法はしていない」としているが、現在は販売を中止している。

壮快薬品のウェブサイトを見ると京都駅前店は閉店したらしいが、インターネット店舗の方ではまだ有機ゲルマニウムだの水素水だの、アレな商品の販売を続けているようだ。
壮快ネット | 壮快薬品インターネット店(壮快薬局)

この会社のアレさ加減については昨年putoriusさんも取り上げていた。
ニセ健康食品のセレクトショップ | 鼬、キーボードを叩く
そうそう体質は変わらないということか。
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2010年03月19日

鍼治療でB型肝炎感染

今日こんなニュースを見た。
鍼治療が感染症を広げる - テレグラフ(Acupuncture 'spreading disease' - Telegraph)

以前取り上げた血液サラサラ詐欺によるB型肝炎感染の話と同根の問題である。
幻影随想: 血液サラサラ詐欺の被害者にウイルス性肝炎感染の恐れあり
今日は多少余裕があるので軽く取り上げておこうと思う。
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2010年03月13日

アトピー患者が素人判断でステロイド治療を止めマコモ風呂を始めた場合の最悪のケース

仕事疲れで爆睡して昼過ぎに目を覚ましたら、ツイッターでマコモ風呂の記事が微妙に話題になっていた模様。
良い機会なので、補足エントリを上げておくことにする。

幻影随想: 恐怖のマコモ風呂

私は以前上の記事でこのように書いた。
正常な免疫系を持つ人間ならいざ知らず、免疫力が十分発達していない乳幼児や、免疫力の弱った人間、免疫系に問題を抱えた人間がこんなことをしたら、感染症を引き起こして病院に担ぎ込まれるのがオチである。

そして後日その事例を一つ別の記事で取り上げた。
幻影随想: サギとヤブ医とアトピービジネス
2歳1ヶ月の女児、アトピー性皮膚炎に対しステロイド概要による治療を受けていたが、2ヶ月前から中止、マコモの内服治療を始めたが、2,3日後に顔面と下肢に腫脹をきたし内服を中止した。その後、マコモの入浴剤と軟膏・リンスの外用を続けたが皮疹はさらに増悪し皮膚科を受診した。ほぼ全身に著しい落屑、苔癬を伴う紅斑を認め、紅皮症状態を呈していた。ステロイドの外用を主体とする治療で3週間でほぼ治癒した。マコモ(真菰)Zizania latifoliaは湖沼などの水辺に群生するイネ科の大型多年草で、乾燥し砕断加工したものを内用・外用・入浴剤として使うが、一時刺激性が極めて強くアトピー性皮膚炎に使用するのは疑問である。内服で皮疹の増悪を見ているので中毒疹の可能性もある。
(竹原和彦 他, 民間療法をどう考えるか?, 皮膚臨床 1998;40(6)特:988-92)


今日はもう一例、マコモ風呂を実際に実践している自由診療のクリニックが警告として取り上げている事例を紹介しておこうと思う。
批判者からだけでなく実践者からも同じように警告が出ていることを知れば、自覚無きロシアンルーレッターも少しは減るかもしれないので。
アトピー治療でステロイド離脱、マコモ入浴を自宅で行なう場合の注意 - ナチュラルクリニック21院長ブログ(cache)
※ステロイド離脱 マコモ入浴を自宅で行なう場合の注意

強いステロイド外用を長年使用した方がステロイド外用をやめると急激にアレルギー性の皮膚炎が悪化し、表皮剥離 滲出性変化が生じます。 強いそう痒で不眠 イライラも生じさらにアレルギーが悪化します。その際にマコモ風呂を始めると余計に炎症が強くなりコントロールができなくなる事があります。

また 皮膚炎を爪破する為 強いばい菌感染やヘルペスウイルス感染(カポジー水痘様発疹)が生じ、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群と呼ばれる重篤な状態に陥る事があり生命に関わってきます

その際には速やかな医学的治療が必要になります。理解のある医師の下でステロイド離脱を行なった方が安心です

まこも風呂を試す時は ステロイド外用をやめることができて皮膚が比較的安定した状態で行なってください。皮膚炎が悪化したらしばらく休んでください。

強調は原文ママ。
こういう警告文が出されるということが、どういう意味かは分かるよな?
実際にここで書かれているような結果になった患者が複数存在するということだ。
元エントリにはそうなった患者の写真も載っているが、なかなかに強烈だぞ。(グロ注意)
 
 

2010年03月03日

O-リングテストのトリック これであなたも自由自在

結構前の話になるが、以前友人とニセ科学の話をしていたときに、O-リングテストの話になったことがある。
その友人はそういうものは全く信じていないんだが、実際に目の前で見たことがあり、どういう仕組みなのか教えろと聞いてきたのだ。

オーリングテストには幾つか流派があるので全てに当てはまる訳ではないのだけれど、確かにあれにはトリックというか、コツが存在する。
基本的にあれのメカニズムは心理的なものとテクニック的なものの複合的なものなんだが、ぶっちゃけオーリングテストには「必勝法」ともいえるコツがあり、実はそのテクニックさえ知っていれば、誰でも自由自在に外したり外せなくしたり出来る。

それを説明して実際に友人の目の前でやって見せたらえらく感心された。
最近オーリング診療なんてことをやっている問題医師が増えているようなので、ちょっとトリック暴きがてら紹介してみようと思う。
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2010年02月28日

ホメオパシーがようやく英国から追放されそうな件について

ここ2週間ほど忙しくて取り上げている暇が無かったのだが、英国の公的保険からいよいよホメオパシーが完全に追放されることが確定した。

英国議会は「NHSでホメオパシーはもう扱わない」と言う - 食品安全情報blog
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2010/02/-end-homeopathy-on-nhs-say-briti.html?etoc
英国下院科学技術委員会は本日発表した報告書で、ホメオパシーはただのプラセボであり、NHSで提供されるべきではない、と結論した。1948年からNHSでホメオパシーを扱っている。さらに委員会は医薬品安全性担当機関であるMHRAに対し、無作為対照化試験で有効性が示されていないホメオパシー医薬品の薬局での販売承認を中止すべきであると助言した。
この結論は驚くべきことではない。委員会はさらに「ホメオパシーは十分な試験が行われており、ホメオパシーには効果がないというたくさんの根拠がある」と結論してさらなる研究の要請も否定した。

ホメオパシーの効果を否定する証拠は既に山のように積み上がっていたので、この決定はむしろ遅すぎるくらいのものだった。
しかし何もしないよりははるかに良い。英議会GJ。
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2010年01月25日

血液サラサラ詐欺の被害者にウイルス性肝炎感染の恐れあり

先日apjさんのところで気になる話を取り上げていたので、このブログでも取り上げておこうと思う。
何年か前に話題になっていた血液サラサラ詐欺に関連して、健康被害の可能性を指摘するエントリだ。
【注意喚起】血液サラサラの写真撮影を病院以外でされちゃった方へ :: Archives
最近になって気がかりな話が伝わってきた。血液サラサラの写真を撮るためには、針などでわずかに傷をつくって(耳たぶや指など)血液を採取するといったことをするのだけど、この採血の器具を使い回ししていた業者が居たという話でである。ごくわずかの傷であっても、他人の血液に触れた器具を使うと、感染症の危険、例えばポピュラーなところでは、C型肝炎に感染する危険がある。

 マイナスイオングッズ、及びその他の健康グッズの売り込みを受けた際に、業者に勧められて、医療機関以外で血液サラサラの写真を撮ってもらった覚えのある方は、医師の診断を受けることをお薦めする。
 針等の使い回しをしていた業者が中には混じっていて、「マイナスイオンで健康に」などと言っている間に、C型肝炎に感染させられている可能性が否定できない。C型は放っておくと命に関わるので、早めに発見して手を打たなければならない。他の感染症についても同様である。

一応念のために言っておくと、まだ具体的に犠牲者の存在が判明しているわけではなく、危険性が指摘された段階である。
しかし私の個人的な予測としては、この恐れが現実に起こっている可能性はかなり高いとみている。
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2010年01月20日

SPA!のトンデモ記事および池田一等陸佐の免疫学に対する無知を切る

皆さんお待ちかね。
今日は先日予告した、SPA!のトンデモ記事と池田整治一等陸佐のデタラメ主張を切るエントリだ。

まず前提として、私は北大の院にいた頃に、近くの専門学校で免疫学の講師のバイトをしていたことがある。
微生物屋は感染症的な意味で、歴史的に免疫学とは縁が深いのだ。
当然免疫学についてもそれなり以上に詳しい自信がある。
そんな立場から見れば、池田氏の主張からうかがえる彼の免疫学への理解は、控え目に言ってもど素人レベルである。
まあ彼の主張のひどさを指摘するには、別に免疫学の知識が無くてもそれほど問題は無いのだが。
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2010年01月18日

現役自衛官がSPAでトンデモ主張を垂れ流している件について

田母神や竹原に続く新たな大型物件だね、これは。

新型インフルはウイルステロだった−世界金融体制が騒動を解くキーワード | エキサイトニュース
新型インフルはウイルステロだった−世界金融体制が騒動を解くキーワード
誌名 : SPA! [ 2010年01月19日号]
http://spa.fusosha.co.jp/
ページ : 20
発売日 : 2010年01月12日
カテゴリ : 政治
キーワード : 陸上自衛隊1等陸佐・池田整治(インタビュー)/ワクチン

総力特集 大マスコミが報じない隠された真実|新型インフルはウイルステロだった!(pdf)
医療系の看過できない類のデタラメをこうも盛大に並べたてられては、ちょっと見過ごせない。
電波が強すぎて解毒に時間がかかりそうなので、後でDisる。

とりあえずメモ。
Gazing at the Celestial Blue 自衛官の人材は幅広く奥深い、ようだ
池田整治の心の旅路(池田整治ファンサイト)
船井幸雄.com|船井幸雄の「この人いいよ!」

2010年01月17日

今年の倫理のセンター試験問題が科学哲学的に非常に面白い件について

読んだ瞬間思わずお茶吹いた。
というかオーウェルの1984年を問題に使用していたりと色々とすごいな今年の試験問題。
個人的にはyu-kuboさんがどういった経緯でこの問題を知ったのか非常に気にかかる。

via はてなブックマーク - センター試験解答速報2010 倫理 第4問
センター試験解答速報2010:倫理 第4問
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2010年01月09日

先日摘発されたルルドゲルマニウム社について

あけましておめでとうございます。
昨年はブログの更新にあまり時間を割けない時期が続いたのですが、今年は少しは状況を改善できそうです。
これからも幻影随想をよろしくお願いします。

さて、今年の最初の記事は、先日摘発されたエセ医療機器の業者について。
昨年あたりから行政と警察のニセ医療に対する摘発が何件も続いていることにみなさんはお気づきでしょうか。
これは被害がそれだけ看過しえない規模になってきたことの証左ではありますが、それでも死亡事故でも起こさない限り実質放置状態に近かったこれまでのことを考えると、大きな前進です。
未だ摘発を免れている業者は無数に存在するので、警察と国民生活センターには今後もこの調子で頑張ってほしいものです。

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2009年12月28日

IP:126.253.121.***、125.194.13.***をコメント禁止処分にしました。

数日前から
幻影随想: 沖縄県の小中学校にニセ科学注意報発令中―ホメオパシー汚染―
のコメント欄にホメオパシーのビリーバーと思しき人が来ていたのですが、
こちらの警告を無視して人のハンドルネームを騙るというふざけた真似をしてくれ
最後通告にも応じなかったためコメント禁止処分としました。
スパマーを除けば、このブログの記念すべきコメント禁止第一号です。

あの調子だと少なくない確率で他所でもやらかす(もしくは既にやらかしている)と考えられるので、情報共有のためIPの上24bitを公開しておきます。

IP:126.253.121.***
host:pw126253121***.**.tss.panda-world.ne.jp

IPを調べれば分かるでしょうが対象者はiPhoneユーザーで、このIPを禁止したところで別のアクセス手段でまたやって来る可能性があります。
(iPhoneのIPは固定ではないので、巻き添えが出かねない範囲指定でのbanをするかどうかは考え中)
このブログに再度現れた場合はこちらで適当に対処しますので、相手にしないことを推奨します。

<追記>
改めて調べなおしたら固定回線のIPも既に割れてました。
禁止対象に以下も追加です。

IP:125.194.13.***
host:FLH1Adl***.fko.mesh.ad.jp

多分これで当面は静かになるでしょう。

2009年11月24日

トルマリンゴのプロモーションムービー

きくちさんと亀さん六さんのどちらが見つけてきたのか忘れたけれど、
週末の渋研ナイトで持ち出してきて大うけしたネタ。
再生回数二桁なのにどこから見つけてきたのやらw

YouTube - tourmalingo-promo-video


YouTube - tourmalingo-promo-video2

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ニセ科学フォーラム2009に行ってきました

ニセ科学フォーラム 2009に行ってきました。
きくちさんの話によると、元々150人くらいの定員を想定していたのが蓋を開けたらあっという間に定員オーバーで、会場の収容人数限界の190人まで定員を増やしてもなお、12日の時点で既に定員オーバーになってしまったとか。
会場は溢れんばかりの人でした。
ちなみにフォーラムの様子は、どこの番組か忘れましたがテレビで流れたらしいです。
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タグ:疑似科学

2009年11月06日

ニセ科学フォーラム2009のお知らせ

11月23日に大阪でニセ科学フォーラム2009が開催されます。
この界隈では名前を知らない者がいない豪華な面子がそろっているので、興味のある人は是非どうぞ。
詳細については下のリンク先を読んでください。

関西圏でこの手の催しは意外と少ないので、「東京まで出るのはちょっと…」という人はこのチャンスをお見逃しなく。

22日には渋研ナイトもあります。
私も既に両方参加申し込み済みです。

申し込む場合は、
それぞれリンク先に書かれているメールアドレスに参加申し込みのメールを送ること。


ニセ科学フォーラム 2009
日時・会場
2009 年 11 月 23 日(月曜日・祝日) 13:00-16:30 (12:30 より受付)
大阪大学中之島センター 10F 佐治敬三メモリアルホール

プログラム
 「ニセ科学のある風景」 菊池誠(大阪大学サイバーメディアセンター)
 「教育の世界にはびこるニセ科学」 左巻健男(法政大学生命科学部)
 「ニセ科学を巡る批判的言論における不法行為責任 名誉毀損訴訟の報告」天羽優子(山形大学理学部)
 「大学で扱う科学とニセ科学」 飯島玲生(大阪大学 scienthrough(学生団体))
 「脳の迷信」 藤田一郎(大阪大学生命機能研究科)
  全体討論


PSJ渋谷研究所X: 渋研ナイト@大阪
○渋研ナイト
渋谷研究所X「おかしな科学」-- 亀さん・六さんと遊ぼう --

身のまわりのニセ科学を徹底的に語る脱力系トークバトル本『おかしな科学』(渋谷研究所X+菊池誠/楽工社刊/1,500円)の出版を記念して (出たのは7月ですけど)、渋谷研究所Xの脱力キャラ「亀さん」と「六さん」と、大阪大学サイバーメディアセンター教授で物理学者の菊池誠さんが、『おかしな科学』について脱力系でちょっとまじめ(かもしれない)なトークを繰り広げます。

日 時/11月22日(日)6:00pm〜8:00pm open5:30pm
出 演/渋谷研究所X(亀さん&六さん)+菊池誠
場 所/workroom A (大阪市中央区備後町)
http://www.workroom.co.jp/wra/wra_top.html
参加費/予約1,000円 当日1,500円(1drinkつき)


2009年09月03日

JBpressのホメオパシー礼賛記事を笑い飛ばせない理由

19世紀の医療改革者ナイチンゲールいわく
ホメオパチー療法は素人女性の素人療法に根本的な改善をもたらした。というのは、その用薬法はまことに良く出来ており、かつその投薬には比較的害が少ないからである。その「丸薬」は、どうしても善行を施して満足したい人たちが必要とする一粒の愚行なのであろう。というわけで、どうしても他人に薬を与えたいという女性には、ホメオパチーの薬を与えさせるとよい。さしたる害とはならないであろう。
ナイチンゲール曰く、「ホメオパシー療法は根本的な改善をもたらした - NATROMの日記

150年前に「素人判断で薬を使わせたら危なっかしいので、薬を与えたがる素人女性にはただの砂糖玉でも与えさせておけ」と言い放ったナイチンゲールなら、150年後の「医療ジャーナリスト」や「医者」がこんなことを言っているのを見たら、一体なんとコメントしただろうか?
私は彼女なら相当辛辣なコメントをしてくれただろうと思っているのだが。

世界で最も安全な医療 自然治癒力を高める「ホメオパシー」 JBpress(日本ビジネスプレス)
ホメオパシーという言葉を聞いたことがあるだろうか? これは、200年前にドイツの医師サミュエル・ハーネマンが生涯をかけて確立した医療で、海外では既にかなりポピュラーになっている。

 英国の国会では「最も安全な療法」と認められ、インドでは第1医学として用いられている。また、インド、ドイツ、南アフリカ、メキシコなどでは、ホメオパシーを専門として学ぶ大学もある。日本ではやっと近年になって少しずつ認知され始めているが、まだまだこれからという段階だ。

 日本の医療の主流である近代西洋医学の常識から考えると、実に不思議な感じがする療法だが、実に興味深く、未来における新しい可能性を感じるものがあるので、2回にわたって紹介することにする。

Lancetをはじめ多くの医療論文でその効果はプラセボでしかないと断定され、
イギリスではすでに保険の適用を打ち切られ、
現在欧米のニセ医療批判の槍玉に真っ先に上げられるホメオパシー。
最近だとオーストラリアでホメオパスの医療拒否によって死なずに済んだはずの子供を死に追いやったホメオパシー。


欧米のホメオパシー批判・排斥運動がまだ日本の一般層には波及していないとはいえ、
いまさらこんな風に提灯記事を書くとは、現状認識に欠けること甚だしい。
まあ既にはてブではフルボッコ状態になっているわけだが。
はてなブックマーク - 世界で最も安全な医療 自然治癒力を高める「ホメオパシー」 JBpress(日本ビジネスプレス)

この記事自体は信用のおけない医者と医療ジャーナリストの名を知らしめたという点で評価できなくもないが、実際問題として民主党政権下で下手をするとホメオパシーが保険適用されかねないというのが怖い。

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