2009年10月31日

ルナ・リコネイサンス・オービターがアポロ17号の活動跡の撮影に成功しました

昨年から活動中のアメリカの月探査機、ルナ・リコネイサンス・オービターがアポロ17号の着陸場所を写真に捕えました。
高度を落としたLROが捉えた分解能50cm級の映像には、着陸船の下段はもちろん、月面車のわだちの跡や、月面に立てられた旗の影すらくっきりと写っています。

Via Exploring the Apollo 17 Site LROC News System
ap17_1st50km_4release.png

画像中央の"Challenger Descent Stage"というのが月着陸船チャレンジャーの下段部分。
その上が旗を立てた場所ですね。

画像右手、SEPは月面電気伝導度実験装置(Surface Electronic Properties)
その下、LRVが月面車(Lunar Roving Vehicle)です。

左側、ALSEPというのは各種実験装置群(Apollo Lunar Surface Experiment Package)です。


過去の撮影では着陸船すらドットレベルでしか捉えていなかったので、まさかここまでくっきり写るとは、と感無量です。
写真を見たとき興奮で背筋がゾクゾクしました。


ちなみに過去の撮影ではこんな感じ。
今回の写真とは解像度がケタ違いです。
09/07/18: ルナー・リコネサンス・オービター、アポロ着陸点を撮影:月探査情報ステーションブログ

<11/6修正>
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2009年09月18日

HTV/ISSドッキング成功

無事成功しましたね。
HTV飛行ミッション〜ISSへの結合〜 - ニコニコ生放送
でずっと見てました。
とりあえず速報代わりにスクリーンショットを。

htv0.png
これはISS直下から徐々に接近を行っている4:10頃の一枚

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タグ:宇宙開発
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2009年09月17日

18日早朝にHTVのISSドッキングがライブ中継されます

先日打ち上げが成功した無人補給機HTVですが、H-IIB打ち上げに引き続き、HTVのISSへのドッキングの様子もJAXAがweb配信するようです。
HTVのISS結合、JAXAがライブ配信 18日朝に - ITmedia News
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、無人補給機「HTV」が国際宇宙ステーション(ISS)に結合する様子を、9月18日に朝にライブ配信する。

 ISSのロボットアームがHTVをつかむ様子を午前4時から、HTVがISSに結合する様子を午前7時から配信する。都内の情報センター「JAXA i」(丸の内オアゾ内)でも午前7時〜8時まで、ISS結合のライブ動画を上映するパブリックビューイングを行う。


JAXA|HTV/H-IIB特設サイト
2009年9月15日 更新

HTV最終接近開始!18日(金)早朝にライブ中継
9月11日(金)2時01分46秒にH-IIBロケット試験機によって打ち上げられた宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機は、現在順調に飛行を継続しています。 15日の国際宇宙ステーション(ISS)ミッション管理会議で、HTV技術実証機の ISSへの最終接近開始を判断したため、16日より高度調整マヌーバを行い、徐々にISSへ接近していく予定です。
いよいよ18日(金)にHTV技術実証機はISSに結合します。JAXAでは18日朝 4:00からISSのロボットアームがHTVを掴む模様を、朝7:00からHTVがISSに結合する様子をインターネット中継します。情報センターJAXA i も7時にオープンしてパブリックビューイングをいたします。早朝ですがお見逃しなく!

時間はアーム結合が04:00〜05:10、ISSドッキングが07:00〜08:00
明日の晩は早めに寝て、ライブ中継を見ようと思っています。

ちなみにH-IIB打ち上げの動画は既にJAXAチャンネルで公開されています。
前回の実況を見れなかった人はこちらでどうぞ。
YouTube - HTV技術実証機/H-IIBロケット試験機打ち上げ / Launch of HTV-1/H-IIB TF1 [HD]


今回のHTVドッキングもおそらく見逃したとしてもいずれ配信されるとは思いますが、打ち上げ動画の時と同様大幅に端折っての掲載になると思います。
ダイジェストで構わない人はあとからゆっくり見るのもいいと思いますが、ライブの臨場感はまた一味違った良さがありますよ。
タグ:宇宙開発
posted by 黒影 at 00:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月07日

今週末H-IIBの打ち上げがWeb配信されます

いよいよ新型ロケットH-IIBの打ち上げが今週末に行われるわけですが、
JAXAは今回もロケット打ち上げの様子をWeb上で実況中継するようです。

JAXA|HTV/H-IIB特設サイト
2009年9月3日 更新

HTV/H-IIB打ち上げの模様を、11日(金)1:30からインターネット中継!
9月11日(金)打ち上げ予定の宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機とH-IIBロケット試験機は、現在大型ロケット組立棟(VAB)で打ち上げの最終準備を行っています。
11日(金)1:30(10日25:30)から、この打ち上げの模様をインターネットでライブ中継します。種子島宇宙センターからの迫力ある映像をご自宅でご覧いただき、一緒に打ち上げを応援してください。
打ち上げ間近のHTV/H-IIB、そして両プロジェクトチームへの応援メッセージもお待ちしております。
※ライブ中継の日時は、国際宇宙ステーションの軌道や、当日の準備作業の状況、天候等により変更になる場合があります。


今回の打ち上げは夜間打ち上げで、9月10日の深夜というか、11日に日付が変わってから行われます。
打ち上げ予定時刻は深夜2:04(ストリーミングは1:30から)なのでちょっと眠いかもしれませんが、昼間の打ち上げは見れないという人でも見れるので、お時間のある方は是非。

実況予定地はこちら。
JAXA|ライブ中継〜SPACE@NAVI-Kibo SPECIAL LIVE


なお、YouTubeのJAXAチャンネルで公開されている関連動画が今まで以上のクオリティなので、見たことのない人はこっちも打ち上げ前に見ておきましょう。
これNHK辺りでそのまま流れててもまったく違和感無いなあ。
YouTube - For Future Space Transportation Mission〜HTV/H-IIB打ち上げ紹介ビデオ〜 [HD]


YouTube - H-II Transfer Vehicle〜日本初 宇宙ステーション補給機HTVプロジェクトの軌跡



◆関連記事
幻影随想: YoutubeのJAXAチャンネルを知ってる?
posted by 黒影 at 21:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月29日

YoutubeのJAXAチャンネルを知ってる?

ども、お久しぶりです。
ここしばらく仕事の追い込みで忙しかった黒影です。
今日も普通に仕事でしたが、明日以降は無事ゴールデンウィークを確保できたので、
久しぶりにエントリをアップしてみます。

ネタはYoutubeのJAXAチャンネルについて。
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posted by 黒影 at 23:45 | Comment(4) | TrackBack(2) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月19日

火星の水はやっぱり辛いぞ

ちょうど1年前に「火星の水は辛いぞ」という記事を書いた。
火星にはおそらく液体の水があるけれど、塩分がかなり濃いだろうと予想した記事だ。
そうしたら最近こんなニュースが。

火星の大地は塩分濃度が濃すぎて生命の誕生には適さなかった、NASA研究者 - Technobahn
Technobahn 2008/2/18 18:53】太古の火星は気候が現在よりも温暖な上に地表上には液体の水も存在していたことが、これまでの研究によって明らかとなっているが、生命誕生の条件が揃っていた太古の火星においても現在同様に生命が誕生し、進化を遂げるには過酷な環境であったことが16日までに、NASAの火星探査機「スピリット(Spirit)とオプチュニティー(Opportunity)」を用いた研究により明らかとなった。

 この研究を行ったのはNASAの火星ローバー科学探査チームのメンバーでハーバード大学教授のアンドリュー・ノール(Andrew H. Knoll)博士。ノール博士は今月、ボストンで開催された全米科学振興協会(American Association for the Advancement of Science)の年次会合の席上で、研究発表を行い、火星の大地は過去40億年に渡って、塩分と酸性濃度が非常に高い、生命体にとっては非常に過酷な環境にあったということを発表した。


むう、昔から塩分が濃かったのか。
これでは火星で生命が生き延びるのはちょっと難しいな。
火星に生命の存在を期待していた私にとっては残念なニュースだ。
posted by 黒影 at 22:36 | Comment(3) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月20日

かぐやが撮影した月の動画

JAXA|月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による世界初の月面撮影の成功について

風化作用を受けないからか、クレーターが意外に深い。
ムービーを眺めていたらなぜかFF4の魔導船を連想した。
posted by 黒影 at 23:28 | Comment(4) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

祝、かぐやの月到着

かぐや月到着記念。
本格的な観測開始までにまだ幾つか越えなければいけないハードルが残るものの、最大の山場は越えたと見ていいのではないでしょうか。
JAXAによると観測データが公開されるのは年明けぐらいになるそうです。
面白い観測データが出るといいね。

20071009_kaguya_07l.jpg
Photo by Jaxa

JAXA|月周回衛星「かぐや(SELENE)」のリレー衛星(Rstar)の分離及び主衛星搭載カメラによる月撮像について
posted by 黒影 at 21:09 | Comment(5) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

8月28日は皆既月食

あちこちで大きく取り上げているので知っている人も多いと思うが、28日は皆既月食だ。
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <皆既月食>28日、6年半ぶりに全国で
 国立天文台(東京都三鷹市)によると、東京では午後6時11分に3割ほど欠けた月が昇る。月全体が地球の影の中にすっぽりと入る皆既月食は同52分から約1時間半。その後、欠けた部分が徐々に小さくなっていき、9時24分に月食が終わる。


あいにく明日は本州で雨模様となり、観測可能なのは北海道や東北、九州、四国くらいのようだ。
できれば見に行きたかったのだが、私のいるところでも雨らしい。
9月1日のぎょしゃ座流星群も雨で観測できなそうだし、非常に残念だ。
ぎょしゃ座流星群の日は幸い休みだから、いっそ鹿児島辺りにでも行ってみるか、それとも志賀高原にでも登ってみるか?

気象庁 | 週間天気予報
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2007年08月21日

ぎょしゃ座流星群を見に行こう

お盆に実家に帰った時、ペルセウス座流星群を観察してました。
今年は40分で20個弱とそこそこいい感じに流れ星を観測できたのですが、来週末はさらに大きな流星群が期待できます。

幻影随想: ぎょしゃ座流星群が来年ピーク
Aurigids 2007 - Earth crossing the dust trail of a long-period comet C/1911 N1 (Kiess)

知名度が低い流星群なので、最近までどこもまともに取り上げてくれなかったのですが、
昨日ようやくAstroArtsが取り上げてくれました。
「異質の流星」に注目、9月1日にぎょしゃ座流星群が突発出現の可能性

この流星群が出現すると予想されているのは9月1日の晩。
ピーク予想時刻は午後8時半頃で、±1時間くらいが見頃でしょう。
NASAの予測によるとピーク時には一時間当たり200個の流星が見込まれています。
これは今年のペルセウス座流星群の3倍で、ここ数年の流星群の中でもかなりの規模です。


ただひとつ問題があって、予想ピーク時には、ふく射点が地平線の下なんですよね。
それに基本的に流星が観測しやすいのは夜明けなので、日本はちょっと観測条件が良くないです。
それでもペルセウス座流星群よりは多いだろうし、何よりピークが8時半と、子供でも平気で観測できる時間帯です。
幸い次の日は日曜ですし、夏休み最後の思い出に流星観測なぞいかがでしょう?
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2007年07月18日

次世代宇宙服バイオスーツ

今日になってあちこちのニュースが取り上げている新型宇宙服の話。
まるでSFの挿絵に出てくる宇宙服そのもので、実にスマートだ。
ガンダムのノーマルスーツもどきといった方が分かりやすいか。
Technobahn ニュース : 体操着? いえ最新の宇宙服です
【Technobahn 2007/7/18 15:43】レオタードのような体操着を着ているのはマサチューセッツ工科大学の宇宙工学(Astronautics)担当のDava Newman教授。実はこの服はNewman教授が新たに開発を行った「Biosuit」と呼ぶ新型の宇宙服となる。

  Newman教授を中心とする研究グループはMechanical Counter Pressure方式という新しい与圧方式を採用することにより、これまで分厚く、宇宙飛行士の行動に制約を付けてきた宇宙服の軽量、柔軟化に成功した。

この新しいタイプの宇宙服はバイオスーツと呼ぶらしい。
NewScientistの記事から写真を紹介。
Future spacesuits to act like a second skin - space - 17 July 2007 - New Scientist Space
biosuit.jpg


MITに行ってみたらYouTubeでNASA製作のビデオを公開しているようなので、こっちもリンクしておこう。
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posted by 黒影 at 22:48 | Comment(6) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

火星飛行のストレス耐性シミュレーション

バイオスフェア2では実験のストレスからメンバーの人間関係が破綻して実験が中断されたが、これはうまくいくのかな?
まあバイオスフェア2は内部気圧が下がったり食料が計画通り生産できなかったりと色々あったらしいけど。
SOGOODS.NET: バイオスフィア2

asahi.com: 閉鎖空間で520日間生活 火星飛行の模擬実験計画 - サイエンス
 火星飛行の模擬実験に参加しませんかと、欧州宇宙機関(ESA)が呼びかけている。参加資格は欧州15カ国かカナダの人で、英語とロシア語を話せる25〜50歳の健康な男女。選ばれた6人が2年後から、520日間にわたって閉鎖空間で共同生活する計画だ。

 月への飛行は往復1〜2週間だが、火星の場合は少なくとも1年半はかかる。狭い宇宙船に長期間にわたって閉じこめられると肉体や精神にどんな影響が表れるのか、データを集めるのが今回の実験のねらいだ。


そういえばバイオスフェア2は身売りしてからどうなったんだろ?
posted by 黒影 at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

民間宇宙ステーション打ち上げ成功

Technobahn ニュース : Bigelow、民間宇宙ステーション「Genesis 2」の打ち上げに成功
  Bigelow Aerospaceでは、このGenesisを大型化した本格的宇宙ステーション「BA 330」の打ち上げを2012年以降に予定しており、BA 330に関しては短期滞在型の宇宙観光旅行用に利用される見通しだ。

  BA 330を使った宇宙観光旅行は、宇宙ステーションへの4週間の滞在で1500万ドル(約 18億円)となる予定だ。

将来的には数億もあれば宇宙に滞在できるようになりそうだ。
先が楽しみなニュース。

Bigelow's Second Orbital Module Launches Into Space - Yahoo! News
Inflatable space station design tested - Yahoo! News
Bigelow Aerospace: Commercial Spacecraft and Complexes - Space Business
タグ:宇宙開発
posted by 黒影 at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月30日

一家に一枚シリーズ最新作、今度は"宇宙図"

Via 国立天文台 アストロ・トピックス (289)
 平成19年度 (第48回) 科学技術週間 (4月16日-22日) にあたり、文部科学省科学技術・学術政策局は、「一家に1枚 宇宙図2007」ポスターを、全国の小学校、中学校、高等学校に1枚づつ配布します。また、全国140館を超える配布協力科学館を通じて、この期間に訪れた一般見学者に一定部数を配布します。
 このポスターの制作は、 (社) 日本天文学会・天文教材委員会と協力研究者の監修の下、天文学とプラネタリウム (略称:天プラ) (※) 、国立天文台有志、デザイナー、コピーライター等で組織された「一家に1枚 宇宙図 2007」制作委員会によって7ヶ月に渡り進められました。

一家に1枚周期表、一家に1枚ヒトゲノムマップと来て、次は宇宙図ですか。
周期表のときはアレだったけど、ゲノムマップからは結構いいものが出来ている。
今回の宇宙図も中々良い感じだ。
下の図はPDFから自分でJPGに変換したもの。
spacemap.jpg

ファイルはこちらからゲットできる>科学技術週間
こういう取り組みは応援したい。
posted by 黒影 at 03:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月17日

火星の南極には膨大な水が眠っているらしい

今は凍り付いているが、その量は優に火星全土を覆いつくせる程だとか。
もし将来火星のテラフォーミングが行われるのであれば、海を作るのも可能な量だな。

Mars Pole Holds Enough Ice to Flood Planet, Radar Study Shows
火星の極地には惑星全土に洪水を引き起こせるほどの大量の氷が存在する事を、レーダー観測による研究が明らかにした。
Mars's southern polar ice cap contains enough water to cover the entire planet approximately 36 feet (11 meters) deep if melted, according to a new radar study.
最近のレーダー観測による研究によると、火星の南極の極氷冠には惑星全土を平均水深11メートルの海で覆いつくせるだけの水を保持している。


まだ月にすらろくに進出していない状態で気が早いかもしれないが、
人類の火星進出に向けて好材料がまた一つ増えたか。
posted by 黒影 at 22:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

中国の有人月探査計画

中国の宇宙開発はまさに昇竜の勢いだね。
実にうらやましい。
JAXAも予算削られながら頑張ってるんだが…
Technobahn - 宇宙開発: 中国、2022年までに有人月旅行を実現させる
【テクノバーン】(2007/3/7 14:12)中国は6日、2022年までに有人月旅行を達成する方向で必要な技術開発などの準備を進めていることを明らかにした。中国国営の新華社通信が有人宇宙計画当局の要人の発言として報じた。


ところで、このまま行くと米軍と中国軍が宇宙でドンパチはじめたりするんじゃないかと思ってしまう私はMOONLIGHT MILEにはまりすぎ?
この度WOWOWでアニメ化されたようなのでお祝いがてら紹介してみる。

ゴローがマンガと大分イメージが違うが、今度見てみよう。
公式サイトを見る限りじゃCGはかなりいい感じだ。

ビッグコミックスペリオール連載、『MOONLIGHT MILE』アニメ化! (MYCOMジャーナル)
MOONLIGHT MILEアニメ公式サイト
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2007年02月27日

火星の水は辛いぞ

多分だけど。

いや、最近は火星に水があるのが当たり前というような感じのニュースが立て続けに出てるので、
ちょっと書いてみたかっただけです。
地下にしみ込んだか蒸発したかで、残った水には大量の無機塩類が溶けているんじゃないかと。

火星探査機MRO、火星に地下水が流れていた証拠を発見

水のあるところ生命の可能性有り。
最近では火星の生命の可能性も公然と語られてるからなぁ。
5年前にこんな話をしていたら、夢物語と笑われるところだ。
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posted by 黒影 at 01:34 | Comment(0) | TrackBack(1) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

オリオン座流星群

来週の土曜日はオリオン座流星群が見られる模様。
オリオン座流星群が極大

オリオン座流星群はハレー彗星の残した塵が元になっている流星群だ。
最大で一時間に20〜30個程度の流星が予測されている。
残念ながらピークの17時にはまだオリオン座が昇っていないのだが、
夕暮れに東の空を眺めていたら、運が良ければ流星の一つや二つは見られるはず。


The Orionid Meteor Shower: See the Legacy of Halley's Comet - Yahoo! News
タグ:天文
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2006年08月26日

とうとう降格されちゃったね

今週のビッグニュースと言えばやはりこれ。
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <太陽系惑星>冥王星を除外 賛成多数で最終案採択 IAU
 【プラハ会川晴之】チェコのプラハで総会を開いている国際天文学連合(IAU)は最終日の24日、全体会議で惑星の定義案を議決、1930年の発見以来76年間、第9惑星の座にあった冥王星を惑星から降格する最終案を賛成多数で可決した。太陽系の惑星は一つ減って8個になった。全体会議に出席した数百人の科学者による投票で、教科書を書き換える歴史的問題が決着した。

前々から「冥王星なんて惑星じゃねぇ」という声はあったんですが、
かといってこれまでは直接行動にまでは結びつかなかったんですけどね。
先日の「惑星を12に増やそう」と言う案が薮蛇になったようです。
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タグ:天文
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2006年08月19日

火星の極環に吹き出すガス

火星の極環の一部で、地中からガスが噴出しているらしい。
極環はドライアイスと氷の固まりから出来ているが、毎年春になると弱い部分を突き破って地中からガスが噴出し、数カ月間止まらないらしい。
Spacecraft find suggests eruptions on Mars - Yahoo! News
Roaring Jets of Carbon Dioxide Solve Mars Mystery - Yahoo! News
Peculiar spots, fan-like markings, and spider-shaped features on Mars' southern ice cap are seasonal formations, researchers announced today.

The shapes [see Images] are formed by thin layers of dark dusty material that are sprayed by roaring jets of carbon dioxide that erupt through the ice cap.

リンク先の写真を見たときには思わずなんだこりゃと言いそうになった。
ドライアイスの地表を突き破って高く噴出するガスが、まるで林のように何箇所も…
地球上ではありえないシュールな風景だ。

しかしこれはやはり地熱があるのか?
近くを掘り返したら液体の水も出てこないだろうか?
posted by 黒影 at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする