読売は最近他紙に比べて科学ニュースの充実度がかなり上がっているのでうれしい。
科学技術ニュースなどに「関心がある」6割…内閣府調査 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
内閣府は2日、「科学技術と社会に関する世論調査」の結果を発表した。
科学技術についてのニュースや話題に「関心がある」との回答が6割と過去最高だった。
内閣府は「温暖化など地球規模の問題が話題を集めており、その解決に科学技術への期待感が高まっているためだろう」と分析している。
調査は昨年11〜12月に、全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施。1667人が回答した。
科学技術についてのニュースや話題に「関心がある」と答えたのは61・1%で、前回調査(2004年)から8・4ポイントアップし、1981年に調査を始めてから最高を記録した。
科学者や技術者の話しを「聞いてみたい」との回答も60・4%で、前回から9・7ポイント高まった。
また、「社会の新たな問題は科学技術で解決される」と考えている人は62・1%で、前回の34・9%から大幅に増加。科学技術が貢献すべき分野は、「地球環境や自然環境の保全」(72・8%)、「資源・エネルギー開発やリサイクル」(71・4%)、「廃棄物の処理・処分」(48・5%)など、環境問題が上位を占めた。
自称科学ブロガーな黒影としては、科学技術の話題に興味関心を持つ層が増えているというのはありがたい。
今後も面白い科学ニュースを取り上げて、こういう層の増加に少しでも貢献できたらいいなあと思う。
タグ:サイエンス
コメントは、滅多に書きませんがいつも楽しみにチェックしています。
これからも面白い記事を期待しています。
「科学が自分に何をもたらしてくれるか」
の1点にしか興味がないことが分かって落胆しました。
結局、多くの日本人にとって科学は「搾取」の対象でしかないようです。だから水伝みたいなのに引っかかるんだと思ったり。
日本人というのは良くも悪くも実利的すぎるんでしょう。国際会議なんかでもめんどくさいからあんたら決まったら連絡してよという風になりがちです。男は黙ってキリンビールの世界です。
ですから科学についても、ほとんどの日本人からすればそれで何ができるの?利益は?リスクは?になりますよね。基礎科学が弱いのもある意味当然ですが、製造業の強さを考えたらそんな悪いことでもないような気がします。
男は黙ってサッポ□ビールだったような…
さておき、言い方を変えたら
「どんな夢が実現可能になりますか?」
って、そういう風に言うとかなりわくわく感が。
自分たちの世界にどのような影響を与えるかということを考えるのも悪いことではないと思います。
真理の探究も大切なんですが、それはそれで。
>これからも面白い記事を期待しています。
コメントありがとうございます。
これからも面白い記事を書けるよう頑張っていきたいと思っています。
>cyber-starさん
日本はもともと現世利益信仰の強い国ですからね。
ある程度は仕方ないかと。
きっかけは「科学が自分に何をもたらしてくれるか」でも、
中にはそこから科学の面白さに引き込まれる人もいるでしょうし。
>SLEEPさん
日本は決して基礎研究弱くないですよ。
ただそれを成果に結びつけるところで欧米に大きく後れを取っているだけで…
>キ〇〇シMK3さん
>「どんな夢が実現可能になりますか?」
>って、そういう風に言うとかなりわくわく感が。
それいいですね。
現代だって100年前には想像すらできなかったレベルに科学技術は発展してきているわけで、
さらに100年後の世界もまた、我々の想像を超えたレベルの社会になっているでしょう。
そういう想像をするのは確かに胸が躍ります。