2008年02月02日

疑似科学とニセ歴史学と権威主義と

水伝の江本氏がまた新たな悟りの境地に達したらしい。
読んでいて危うくミカンの汁でむせるところだった。
Via もっと休むに似ている:水伝提唱者、ニセ歴史学に引っ掛かる

とりあえずまずはご覧あれ。
 
 
 
江本勝の日記 [2008年1月7日(月) 新年のご挨拶]
最近になって、僕と母の共通点についてもう一つあることに気がつきました。それは僕が大変尊敬するアインシュタインです。

母の実家は石丸と言い、母はその長女であったので一(かず)と名付けられました。つまり”石丸一(いしまる かず)”と言う名前でした。ご存知のようにアインシュタインのアインと言うドイツ語は数字の”一”と言う意味であり、シュタインはストーン、つまり”石”です。母の石丸一の中に、アインシュタインは存在していたのです。そして僕の名前は”まさる”、つまり悟れば(差とれば)”まる”で、母の名前の真ん中に、僕は既に存在していたのだと、勝手に解釈をしています。そう、僕は本当に悟った時、アインシュタインのよき理解者になれるんだと、本気に思っているのです。
ここで新年にあたり、僕の好きなアインシュタインが残したという不思議な日本人に対してのメッセージをご紹介させていただきます。(最近このメッセージは、アインシュタインさんが実際に書いた物では無いという説も有りますが、僕はこの文章がとても好きなので、その真偽はともかく、ご紹介させていただきます。)

近代日本の発達ほど、世界を驚かしたものはない。この驚異的な発展には、他の国と異なる何ものかがなくてはならない。果たせるかなこの国の、三千年の歴史 がそれであった。この長い歴史を通して、一系の天皇をいただいているということが、今日の日本をあらせしめたのである。私はこのような尊い国が、世界に一 カ所位なくてはならないと考えていた。なぜならば世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か戦いは繰り返されて、最後には戦いに疲れる時がくる。その時人類 はまことの平和を求めて、世界的な盟主を挙げねばならない。この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、凡ゆる国の歴史を抜き越えた、最も古くまた尊 い家柄ではなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。吾々は神に感謝する、吾々に 日本という尊い国を、作って置いてくれたことを。

MMRや聖書の暗号顔負けな前半部のこじ付けもさることながら、後半部分のネタは実にツボにはまった。
一昨年頃話題になった「アインシュタインの予言」をみなさんは覚えておられるだろうか?
アインシュタインの予言 - Wikipedia

私はこのネタを「玄倉川の岸辺」さんの関連エントリ知った口なんだが、未だにこのネタを使う人間がいるとは。
まあ真実よりもポエムを重視する人だからしょうがないか。
クリティシズムとは一番縁の遠い人だし。

最新日記の「2008年1月28日(月) デーヴィッド・アイク氏来日!」と言い、 江本氏は一体この先どこに向かうんだろうねえ。
相変わらず観測者を飽きさせない人だ。


どうでもいいが船井氏も引っかかってるんだねえこれ。
船井幸雄.com|船井幸雄の今すぐ知ってほしいこと

他にも「近代日本の発達ほど、世界を驚かしたものはない 」でググると何件も引っかかる。
そっち系の人を引き付ける何かがこの文章にあるんだろうか?


この記事へのコメント
  1. TBどうもありがとうございます。

    >そっち系の人を引き付ける何か

    ポイントはいくつかありますが、一つは「アインシュタイン」でしょう。「科学という権威」を批判しながら、実は権威に無茶苦茶弱いという(笑)
    これが、シュタイン博士ならこれほどの反応にはならなかったでしょうし、ましてや最初から田中智学の発言だった日には(以下略)

    もう一つは我が国をベタ誉めしてくれる「いい話」だからでしょう。非常に誉められるのに弱いねキミら(「謙遜」という美徳はどうした?)。そりゃあ、誰ぞに誉めてもらえる詐欺には引っ掛かり易いでしょうな(笑)。

    思うに、彼ら(だけではないと思いますが)には、こういったとてもとても恥ずかしくて口にできないような潜在的願望があって、

    ・「近代日本の発達が世界を驚かして欲しい」
    ・「このような尊い国が、世界に一カ所位なくてはならないと考えられていて欲しい」
    ・「日本という尊い国を、作って置いてくれたことを感謝して欲しい」

    その願望に沿った形で大著名人にして客観的価値観(科学)の権威様が誉めて下さったわけで、免疫のない人がリテラシー解除になるのも無理ないのではないかと。
  2. Posted by gallery at 2008年02月03日 13:04
  3. >galleryさん
    >ポイントはいくつかありますが、一つは「アインシュタイン」でしょう。「科学という権威」を批判しながら、実は権威に無茶苦茶弱いという(笑)

    ですよね。
    権威とおだて上げは人を引っ掛ける為の常套手段。
    彼らはまんまと乗せられた口だということですか。
    何事もうまい話には落とし穴が付き物ですね。
  4. Posted by 黒影 at 2008年02月06日 20:01
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