2005年09月15日

遺伝子診断の外来診察が始まっているらしい

遺伝子マーカーつながりということでこのニュースも。
遺伝子調べ節酒、禁煙 名古屋大が体質判定外来
 飲酒や喫煙の影響をどの程度受けやすい体質か遺伝子を調べて判定し、節酒や禁煙などの生活指導をする外来診療を、名古屋大病院大幸医療センターが春から始め、実施状況を15日、札幌市で開かれている日本癌(がん)学会で報告した。
 検査するのは、アルコール関連遺伝子2種類と、たばこ発がんに関連する遺伝子4種類。血液検査で数日後には結果が分かり、費用はアルコールが約1万2000円、たばこは約5000円かかる。知名度が低いせいか、これまでの受診者はそれぞれ10数人だが、同センターの浜島信之教授は「自分の体質を知って、病気予防のために行動を変えてほしい」と話している。
 
 
 
ちょっと気になるのがアルコール関連遺伝子の1万2千円。
アルコール関連遺伝子二つといえば普通ALDとALDHの二つのことだと思うが、
この二つの検査でこの値段なんだとしたらちょっとぼったくりな気がする。
一体どんな検査内容なんだろう?


ちなみにうちの大学のある学部では、学生実験でALDHのタイプを検査するが
一人辺りのコストは絶対千円もいってないはずなんだが。
人件費施設費診療費込みとしてもちょっと高いよなぁ。
posted by 黒影 at 15:17 | Comment(0) | TrackBack(1) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

遺伝子判定の外来診療
Excerpt: 遺伝子調べ節酒、禁煙 名古屋大が体質判定外来 遺伝子を調べることで自分の体質を知り、健康向上に役立てようという動きが広まってきているようです。 オーダーメイド医療実現化??
Weblog: 分子生物学研究者の卵の日記
Tracked: 2005-09-20 18:31