ペットクローン商売始まる : Yomiuri Weekly
長年、家族同然で、生活を共にしてきた。家族以上に人生を癒やしてくれた――そんな、かけがえのないペットが間もなく自分から永遠に去っていってしまう。そういう状況で、もし獣医から、
「クローンを誕生させるため、細胞を保存しておきますか」
と問われたら、あなたはどうするだろうか。
まるでSFのような設定だが、すでにアメリカでは現実の話。それどころか、ペットクローンの波は太平洋を渡り、間もなく日本にやってこようとしている。
クローンペットの話は以前このブログでも何度か取り上げたが、
アメリカでは既に実用化段階。日本に入って来るのも時間の問題だと言える。
そこで冒頭の質問だ。
「あなたはクローンペットを受け入れられますか?」
いや、なにもあなたがクローンペットを飼うという意味ではない。
日本にも確実に4桁のクローンペットを望む人間がいる。
クローンペットが手に入るとなれば少なからぬ人がペットのクローニングを行うだろう。
10年後、20年後にはかなりのクローンペットが日本に入ってくることになるはずだ。
ある日友人から「自分のペットはクローンだ」などと打ち明け話をされるかも知れない。
そのときあなたはどういうリアクションを返しますか?
早ければ数年後にはそういう時代がやってくるということを、頭の隅に入れておいた方がいいと思う。
というか品種改良・純血化の結果としてのペット達ですから、今更という感じもします。
というわけで私は「クローン?あ、そう。」でFA。
寧ろ、可愛がっていたペットを亡くされてクローン再生、でもやはり中身は別で一時期余計辛いがそれを乗り越えて再び愛情を〜というベタな小説のようなシチュエーションが現実になりそうな。
いやマジで。
P.S.今週はハヤブサがイトカワに最接近する週ですね。観測とサンプリングが成功することを祈ってます。
>寧ろ、可愛がっていたペットを亡くされてクローン再生、でもやはり中身は別で一時期余計辛いがそれを乗り越えて再び愛情を〜というベタな小説のようなシチュエーションが現実になりそうな。
>いやマジで。
マスコミが好んで飛びつきそうな話ですね。
かなりの高確率でその手の話が出てくると思います。