2007年10月14日

日本の子供を反捕鯨プロモの標的とするオーストラリア政府

先日見かけて何だこりゃと思ったニュース。
Australia targets Japanese children with YouTube whale appeal - Yahoo! News
オーストラリア政府は日本の子供達をYouTubeを通じた反捕鯨推進運動の標的とした

「ザトウクジラを調査捕鯨の対象にするなら、うちは完全に敵に回るからな」ということらしい。
英語が苦手な人はITMediaからも記事が出ているのでこちらをどうぞ。
AFPの記事と読み比べると分かるが、多少記事のニュアンスというか焦点は異なる。
オーストラリア環境相、YouTubeで日本の捕鯨に反対 - ITmedia News


YouTubeのプロモ動画というのはこれ。

オージーイングリッシュなので聞き取りづらいが、字幕が付いているのであまり問題はないかと。
主張内容としてはかなりまともで、さすがにそこらの環境原理主義NGOとは違う。
まあところどころ本音が透けて見えるのでそこがまた楽しいわけだが。
 
 
 
反捕鯨国の建て前と本音の違いというのは見ていて結構興味深い。
関連で先日読んだ「神は細部に宿り給う」の木戸さんのブログ記事、ガイア教の天使シリーズが結構面白かったのでリンクしておく。
ガイア教の天使クジラ その1 神は細部に宿り給う
特にその2が秀逸。
ガイア教の天使クジラ その2 神は細部に宿り給う

<10/19 追記>
確かにYouTubeの動画が消されてますね。
公開してまだ1週間なのにね。

コピーはすでに複数出回ってますので、取り合えず代わりのリンク置いておきますね。
誰がアップしたのかは知りませんが非常にパンチというか毒の効いたタイトルになってますw
海の向こうでも批判が強かったのでしょうか?


オーストラリア政治家の偽善 on YouTube
YouTube - The hypocrisy of an Australian politician on YouTube


−頭が空っぽのオーストラリア人 - 亡命者の子孫
YouTube - Airheaded Aussie - Descendants of Exiles
posted by 黒影 at 15:25 | Comment(8) | TrackBack(1) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  1. ようつべみられませーん。
    消されたようです。
  2. Posted by いやあ at 2007年10月18日 18:12
  3. 木戸さんの書いてることは一理あります、というのもオージーはけっこう最近までアボリジニの子供をさらって白人家庭で育てるという恥知らずな行為をやってました。また第一次大戦後オーストラリアの首相はウィルソン大統領に白人の支配地域が増えることは良いことだ、と語って仰天させたとか言う話です。

    わざわざ日本やトルコを怒らせるアメリカ下院を思わせますが(だったらロシアや中国も非難しろよコラ)過去のことじゃないだけに厄介ですよね。
  4. Posted by SLEEP at 2007年10月19日 00:02
  5. >>同国での食用としてのクジラへの需要は低下している。

    商業捕鯨が禁止されて20年になろうとするんだから当たり前だろうと思いました
  6. Posted by ようつべみたかった・・・ at 2007年10月19日 01:28
  7. ご要望にお応えして、消されたYouTube動画のコピーへのリンクを追記しておきました。
  8. Posted by 黒影 at 2007年10月19日 02:44
  9. hypocrisyにAirHeadでExilesとはまた刺激的なタイトルですね
    肝心の内容は空疎ですが心に訴えかけてくる物があると思います
    久々に食べた鯨の竜田揚げは記憶の中より柔らかくて美味しかったです
  10. Posted by ようつべ拝見させていただきました at 2007年10月19日 04:05
  11. やっとyoutubeの動画見ました。こんな短いと思ってなかったのでちょっと拍子抜け。

    内容的にはこれといったものはありませんが、これどう見ても日本の子どもを標的というより、そのような政府を自国の選挙民に向けて広報するビデオですね。
  12. Posted by 木戸孝紀 at 2007年10月20日 13:31
  13. 動画内の子供向けサイトのこといってるんじゃないですか?
  14. Posted by さらさら at 2008年01月22日 07:50
  15. 日本も対抗手段として「可愛いカンガルーを殺さないで〜!」とか、子供を使ったキャンぺーンをすべきですね。
    数十年前の日本のTVでオーストラリアのドキュメンタリー番組を放送し、プロのカンガルーハンター物があった。夜間に襲い一晩で25頭以上屠殺、全てペットフードにするとの解説だった。

    数十年前まで有色人種排斥をしてた豪州は、未だ人々の本音では白人優越主義が色濃くあり、現地に住んでる日本人は、露骨に差別・嫌がらせをされると聞きます。
    最近は傍若無人で有名な韓国人が増え、オージーの標的は韓国人になってるとの事ですが(笑)。

    今回のシーシェパード騒動では、韓国系女が体を真っ赤に染めたパフォーマンスなどでシーシェパードと組んでるが、韓国人が犬喰い(実は猫も。私、ソウルで猫を解体調理してる処に偶然遭遇)民族と知らない訳がないのに、ホントにご都合主義の奴等だ。
  16. Posted by AZ at 2008年04月15日 05:42
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

ガイア教の天使クジラ その5
Excerpt:  (ガイア教の天使クジラ その4 の続き)ずいぶん間が空いたが久しぶりに続きを書く。あちこちからリンクされているのは喜ばしいのだが、若干誤読されていそうな気配も出てきたの...
Weblog: 神は細部に宿り給う
Tracked: 2007-11-06 22:38