2005年08月16日

次期火星探査計画

昨年暮れ、火星で現在も地殻活動が続いている可能性を示す証拠が発見された。
今年初めには火星大気中に有機物が発見され、生命の存在の可能性が高まった。
そして先月、ついに火星に巨大な氷が発見され、現在も火星に大量の水が存在することが確認された。

火星は死の星ではなかった?
火星大気にアンモニアを確認
果たして火星に生命は存在するのか?
マーズエクスプレスが火星のクレーター内に氷発見

ここまで色々な発見が相次げばそりゃ火星探査にも力が入ろうというもので、
次の探査機は将来人類が火星に降り立つことを想定した調査までミッションの目標に含んでいる。 
 
 
火星を探査、水と生命追え 米、将来の着陸地探しも
 【ワシントン12日共同】米航空宇宙局(NASA)は12日午前7時43分(日本時間同日午後8時43分)、新たな火星無人探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」を、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地からアトラス5ロケットで打ち上げた。
 火星を周回しながら、生命をはぐくんだ可能性がある水の痕跡や火星の気候を多様な角度から調べるのに加え、将来の火星有人探査での着陸最適地を探すことも目標に掲げている。
 衛星は来年3月に火星に到達。徐々に軌道を修正し、同年11月から高度約300キロの上空で観測を始める。

現実問題として人類が火星に到達するまでにはまだまだ解決しなければならない問題が山積みであり、50年後にも実現しているかどうかは怪しいところだが、順当に行けば軌道エレベーターと月基地くらいまでは達成しているだろう。
宇宙開発は将来が楽しみな分野だ。

軌道エレベーター構想
火星往復が3ヵ月、未来の宇宙旅行システムはこんな感じ?
posted by 黒影 at 14:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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