分量が膨大で一体何から手をつけたものやら。
まずはHotWiredから行くか。
昨年暮れにクローンネコが誕生して話題になった記憶もまだ色褪せぬ内に今度はクローン犬が誕生した模様。
韓国の黄禹錫教授のチームが行ったのか。
この人はもはや高等動物クローニングの押しも押されぬ第一人者だな。
韓国でクローンイヌの誕生に成功
科学者たちはこのクローンイヌに、「Seoul National University puppy」(ソウル大学の仔犬)を縮めた『Snuppy(写真)』(スナッピー)というニックネームをつけた。このイヌの作製者の1人である、ピッツバーグ大学医学部のジェラルド・シャッテン教授は、現在生後14週のスナッピーを「陽気で健康な普通のやんちゃな仔犬だ」と説明した。
これで以前ネコのクローニングに成功したGSC社のようなペットクローンビジネスは活気付くだろう。
これでイヌ、ネコという二大ペットがクローニング出来るようになったのだから。
しかし他の動物のクローニングに比べ成功率が一桁低いのはちょっと気になるところ。
クローンの成功率を他の動物並に上げないと商業ベースには移行できないな。
科学的な意味では、この実験は大成功だとは言えない。1000個以上のクローン胚が代理母の子宮に移植され、妊娠したのは3匹だけだった。これは、クローンネコやクローンウマの実験を下回る成功率だ。詳細は『ネイチャー』誌の8月4日号に掲載されている。
ネイチャーの要約はこちら。
Dogs cloned from adult somatic cells : Nature