2007年07月13日

ネズミが増えて困るなら、食べてしまえばいいじゃない

先日取り上げた中国の20億匹ネズミ大行進の続き。
前のエントリでも言ったように、この圧倒的な数を前にしては百万や二百万駆除したところでどうにもならない。一応不完全にしろ防壁で囲い込んである程度被害を抑えることには成功したみたいだが、近いうちにまたエサを求めて大移動を始めると見られており、現地の人間は戦々恐々としている。
それにしても、こんなときにもニセモノ商売とはあきれるべきか笑うべきか。
<続報>ネズミ20億匹との“戦争”続く、数百万匹駆除も焼け石に水―湖南省洞庭湖沿岸:レコードチャイナ
<続報>洞庭湖のネズミ、ニセ殺鼠剤にも警戒!中旬に再び大移動か?―中国:レコードチャイナ
先日来お伝えしている洞庭湖のネズミ被害について、2007年7月12日人民網の報道によると、農業部は今月中旬に再び大移動する可能性が高まったとして警戒を呼びかけている。同地区のネズミ発生数を観測した結果、この20年で最も密度が高くなっていることが分かったという。

今年は3年ぶりに洞庭湖の水位が大幅に上昇し、中州が水没。住みかを失った無数のネズミが堤防沿いに移動を始め、農地に被害をもたらしている。そこで同部は堤防の周りに溝を掘り、壁を巡らせてネズミを誘導し、集中捕獲するよう指導している。

同部はネズミ撲滅のために1000万元(約1億6000万円)を拠出、専門家による対策チームを組織し、現地の指導に当たっている。また現地政府も緊急支援として殺鼠剤や毒餌を購入し、死骸の処理も行う。

今回の緊急事態に便乗する形で、ニセの殺鼠剤や粗悪品が出回る可能性が出てきたとして、同部は殺鼠剤市場に対しても管理監督を強化しているという。(翻訳・編集/WF)

一方中国のネット界隈では「ネズミが増えて困るなら食べてしまえばいい」という意見が出され、物議を醸している。
 
 
「20億匹のネズミ、殺さないで食べよう!」とんでも提案にネット界は大揺れ―中国:レコードチャイナ
中国のインターネット界でもさまざまな意見が飛びかったが、あるネットユーザーは「ネズミは殺さないで、生きたまま広東省に運んでくれば、1匹1元で売れるから20億元(320億円)の売り上げになる。ネズミはうまいぞ」と提案した。

現代の日本人には悪い冗談にしか思えないが、この書き込みに多くの賛同者があらわれ、「ネズミは確かにうまい」「俺も小学校の頃に食べたが、ブタ肉よりうまかった」などの意見が続出した。

「机や椅子以外はなんでも食べる」と言われる広東人だが、「ネズミは体内に寄生虫や病原菌を持っているので決して食べないように」と、広東省疾病抑制センターは警告している。広東省では近年、ネズミが原因と見られる流行性出血熱の発症率が増加しているという。(翻訳・編集/本郷智子)

さすが広東人。
何でも食べようとするそのバイタリティに感動した。

ちなみに、野ネズミを食べるのは色々と危険なので当局に禁止されている。
だからこの提案はちょっと無理。
下のリンク先に行けばネズミ料理の写真があるぞ。
野ネズミ料理にご用心!―広東省仏山市:レコードチャイナ
2007年3月28日、広東省仏山市の一部レストランで、野ネズミの肉が供されているのが発覚した。仏山市衛生監督所は緊急調査にあたり、各レストランに野ネズミ料理を禁止する通知書を出した。
2007年3月28日、広東省仏山市の一部レストランで、野ネズミ料理が客に提供されているのが発覚した。仏山市衛生監督所は緊急調査にあたり、各レストランに野ネズミ料理を禁止する通知書を出した。

仏山市疾病センターの梁自勉(リャン・ズーミエン)科長は、野ネズミを捕獲・調理する過程で、寄生虫やウイルスが人に感染する可能性が高い。また感染症だけではなく、雑食のネズミの体内には高濃度の科学物質が蓄積されているため、中毒症状を引き起こすリスクも高いと、ネズミ肉の危険性を解説した。
posted by 黒影 at 21:25 | Comment(1) | TrackBack(0) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  1. 後日談。
    既に食べられてました。

    洞庭湖のネズミ、すでに食べられていた!ゲテモノ闇市場で追跡調査―広東省広州市:レコードチャイナ
    http://www.recordchina.co.jp/group/g9722.html

  2. Posted by 黒影 at 2007年07月15日 09:10
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