2007年07月06日

コレラ毒素やリシンの阻害剤をスクリーニングする

New Scientistから
New antidotes may combat deadliest poisons - health - 04 July 2007 - New Scientist

どちらも似たような作用機序を持つ毒素で、おまけに毒性が強い毒物だ。
タンパク毒ってのは結構厄介なんだよね。
タイトルを見た時は抗毒素抗体でも作ったのかと思ったけど、どうも読んでみたら違ったようだ。
良く考えてみたらどの毒素も抗毒素抗体は既にある罠。
今回報告されている分子は毒素の取り込みを阻害するらしい。

低分子なら化学合成が可能で製薬化しやすいとはいえ、
14400分子のスクリーニングとは、製薬研究は大変だ。
しかしこれでO-157やコレラの犠牲者も少しは減るかな?

リシンやコレラ毒素の作用機序は下記リンクを確認のこと
リシン (毒物) - Wikipedia
コレラ毒素:コレラ菌 - Wikipedia


ところで記事中にはこうあるけれど、
Ricin, cholera toxin and shiga toxin, produced by deadly strains of E. coli, are the stuff of every poisoner's handbook - because there is no antidote.

志賀毒素(ベロ毒素)はともかくリシンは下記ワクチンがあるし、コレラ毒素もついこの前ワクチン米作ってなかったっけ?
なんかちょっと違和感を感じた。


リシンは昨年ワクチンの開発に成功した模様
抗体物語Blog ≫ 抗テロ抗体!?
米研究チーム、リシンのワクチンを開発…効果も確認:生物化学・遺伝子兵器 | 2006-2007
コレラワクチン米の開発はこっちを参照のこと
幻影随想: 遺伝子組換え作物の世代交代始まる
posted by 黒影 at 00:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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