2007年07月03日

キメラサバにマグロを生ませる

Yahoo!ニュース - 時事通信 - 「サバからマグロ」実現へ本腰=精子のもとを移植−将来は量産化も・東京海洋大
 「サバがマグロを産む」−。マグロの精子のもととなる細胞をサバに移植し、サバの自然受精によってマグロを誕生させる研究を、東京海洋大学の吉崎悟朗准教授が年内に本格化させる。研究が成功し、将来の量産化につながれば、世界的な乱獲を背景に進むマグロ資源の減少に一定の歯止めが掛かる可能性がある。
 マグロとサバは同じサバ科に属し、遺伝子的にも関係が近い。研究ではまず、クロマグロの精巣から精子のもととなる細胞「精原幹細胞」を取り出し、卵からかえったばかりのサバの稚魚の腹に移植。オスの稚魚はサバとマグロ両方の精子を作り、メスも両方の卵を作る。成長したサバのオスとメスで受精卵を作れば、サバに加えマグロも産まれる、と見込んでいる。

面白い研究。
マグロ好きの日本人ならではの研究と言おうか。
他の魚種にも応用が利きそうだ。
posted by 黒影 at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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