2007年06月23日

BioInformaticsの今後の方向性の一つとして

Bioinformaticsの市場は現在完全にバイオ研究市場に依存する形になっている。
今後の成長のためにはバイオ市場そのものが大きくなってパイの取り分が増える事を期待するか、バイオ研究がよりITに依存する形になっていくよう仕向けるか、あるいは自分で新たな市場を作っていくしかない。

自分達で市場を切り開いていく事を選択した場合、当然その最大のターゲットは一般人になるわけで、このニュースのネタは一般向けのバイオインフォマティクスソリューションの一つの方向性としてかなり有望だ。
DNA解析と家系図作成をセットにしている辺りよく分かってる。
日本でもどこかやらないかな?
ドラゴンとかなら人もハードもそろっているし簡単に出来そうなんだが。

ITmedia News:オンラインDNA鑑定で自分のルーツを追跡
オンライン家系情報サイトがDNA鑑定研究所と提携、ネットで自分のルーツが追跡可能になる。
2007年06月19日 09時08分 更新

 オンライン家系情報サイト「Ancestry.com」の親会社米Generations Networkは6月18日、DNA鑑定研究所米Sorenson Genomicsとの提携を発表した。これにより簡単なテスト結果をオンラインのデータベースと照合、自分のルーツが追跡できるようになる。

 Ancestry.comの登録ユーザーは1400万人を超え、過去12カ月で200万人以上の人々が同サイトで家系図を作成した。同サイトの保有するデータベースは2万4000以上。Sorenson Genomicsは2001年から系図学者に遺伝子鑑定ソリューションを提供、家系図作成を支援している。


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posted by 黒影 at 02:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイオインフォマティクス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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