2007年04月12日

Science for all americans

今後の翻訳のネタにScience for All Americans: Project 2061関連の情報を探していたら、
sivadさん@赤の女王とお茶をのエントリがいくつか引っ掛かったので、メモがてらリンク
アメリカの科学教育は76ヶ年計画で着々と進行中。
納豆だの波動水だの血液型だのに沸く日本列島。

安部首相率いる現政府は「識者」達の「教育再生会議」を招集し、実にステキな対策や提言を通じて教育改革に取り組んでいます。

一方、アメリカにおいては既に1985年から大規模な教育改革プログラムが発動しており、現在も進行中です。

その名も"Project 2061"。

Project 2061は、先日も書いた最強の民間理系支持団体AAASを中心として、様々な分野の専門家を集め国ぐるみで作成された一大プロジェクトであり、全アメリカ国民の科学的思考力を増進するための76ヵ年計画を米国全土、あるいは州レベルにおいて遂行せんとする極めて戦略的で具体的なプランです。

Project 2061ではまず、Science for All Americansという報告をまとめ、「科学」とは何か、そして国民が身に付けるべき「科学力」とはどういうものであるか、について徹底的に分析しています。

日本の理系が敗北するたった一つのシンプルな理由
ですが実は、日本の技術者や研究者の社会的立場がいつまでたっても弱く、「搾取」され続ける理由は明白なんです。

支持団体がないから

これですよ。

もちろん瑣末な理由はいくらでも出して来れますが、社会的に観るならば間違いなくコレです。

例えば米国。

かの国には世界最大・最強の理系支持団体、

"AAAS (American Association for the Advancement of Science)"

があります。

262の支部と1000万人の加入者を誇るこのNPOは世界最高峰の科学雑誌「Science」の発行元として有名ですが、ホームページを読めばその活動はまさに「アメリカ理系力」の土台となる極めて重要なものであることが分かります。

個別に、それでいて結束して。

いちいち頷けるいいことを書いているなあ。

sivadさんのところは以前ID論関係で変なのとガチンコしているところを見かけて記憶に残っていたのだが、今日またヒットした事で過去記事も色々と読んでみた。
記事の傾向に何か親近感を感じると思ったら、それもそのはず生命科学者をされていたのか。
posted by 黒影 at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンストピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。