2007年03月02日

バクテリアで土壌改良

先日YahooNewsにこんな記事が載っていた。
バクテリアを使って土を固め、地震のダメージを小さくするという研究である。
Live Bacteria Could Reduce Earthquake Damage - Yahoo! News


実は私も以前これに近い研究をやらされており、
やはり同じようにバチルスを使っていた。
 
 
 
何故バチルスかというと、バチルスはEPS(Extracellular PolySaccaride もしくは Extracellular Polymeric Substance)と呼ばれるネバネバを良く生産するからである。
要は納豆のネバネバを思い浮かべてもらえればいい。

このネバネバをうまく使えば、納豆の粒同士が固まるようにネバネバによって砂を固めることができ、
地震が起きても大丈夫…になればいいなあという研究である。

実際には砂を固めるには大量のEPSが必要だったり、投入したEPSが他の微生物に食われてしまったり、EPSが水を吸収しまくってペースト状になってしまったりと、中々思うようには行かないのだが。



実際のところ、この研究はいろんな意味で大変だったなあ。
なにせ土を固めるだけのEPSを得ようと思ったらリッター単位でバチルスを培養しなくてはならない。
そして納豆菌の親戚を大量培養するとなると、当然あの独特の臭いが部屋の中に充満するわけである。

私は納豆は嫌いではない、というかむしろ好きな方だ。
しかしあの研究をやっていた2ヶ月ほどは、さすがに一度も納豆を食べたいという気分にはならなかった。
それに服が納豆臭くなるのには心底参った。
あの臭気が染み付いた服で電車に乗るのはとてつもなく恥ずかしい。


まあそんなことも今となってはいい思い出だが。
このニュースを見て思わず昔の事を懐かしく思い出してしまった。
posted by 黒影 at 00:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | バイオトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!
  2. Posted by 投資の入門 at 2013年05月26日 21:30
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