陸域観測衛星、ほぼ完成 宇宙センターで公開
今年9月にもH2Aロケットで打ち上げる予定の陸域観測技術衛星「ALOS」がほぼ完成し、27日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターで公開された。
本体は縦約6・5メートル、横約3・5メートル、奥行き約4・5メートル。太陽電池パネルを広げると全長が約27メートルに達し、軌道上の重さ4トンは日本が飛ばしているどの人工衛星よりも重い。2階建て住宅ほどもある堂々とした姿だが、デリケートな装置を数多く搭載しているため、ほこりを避けるクリーンルームに格納している。
リンク先にはALOSの写真も公開されているが、非常に大きい。
「ALOS」はAdvanced Land Observing Satellite(陸域観測技術衛星)の略で、標高など地表の地形データを読みとる「パンクロマチック立体視センサ(PRISM)」、土地の表面の状態や利用状況を知るための「高性能可視近赤外放射計2型(AVNIR-2)」、昼夜・天候によらず陸地や氷床の観測が可能な「フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)」の3種類の観測装置を搭載する地球観測衛星だ。
前身である「ふよう(JERS−1)」の地表分解能18m「みどり(ADEOS)」の分解能8mに比べ「ALOS」の地表分解能は最大2.5mとかなり高く、観測データだけで25,000分の1地図を製作できるほどの高精度データ収集を行うことが可能だ。
各衛星の解像度比較データはこちらの資料を参考『環境研究と リモートセンシング技術(PDF)』
最新型の衛星だけあってデータの転送能力も非常に高く、地表観測衛星としては世界でもトップクラスの能力だろう。
以下雑文
面白いのは衛星の観測範囲にアジア一帯が含まれているということ。
関連情報を探していたら、前身の「ふよう」による「ピョンヤン」の観測写真や
中国のトルファン盆地での油田開発の様子を分析した写真を堂々公開していたりして思わず笑ってしまった。
「資源・環境観測解析センター」には他にも面白い写真が色々とおいてあるのでお勧め。
それにしても、公開していない情報に一体どんなものが含まれているのか非常に気になる。
中国や北朝鮮の軍事基地の写真なんかが絶対あるとにらんでいるんだが(笑)












