2005年04月18日

市民と交流する科学者

「科学者は自分の研究分野について、一般人に対して積極的に情報発信すべき」
というのが私の持論なんだが、
どうやらようやくそういう環境も整いつつあるようだ。

<科学カフェ>研究者との語らいの場 文科省が初開催
 コーヒーやワインを片手に研究者と市民が語り合う「サイエンスカフェ」の取り組みが広がり始めた。文部科学省が今年の科学技術週間(4月18〜24日)に合わせて初めて開くほか、民間でも試みが始まった。「科学離れを防ぎ、研究者の意識改革にもつながる」と同省の期待は大きい。
 98年に英国で始まり、米国やシンガポールに広がった。科学を身近に感じてもらうため、30〜40人の比較的少人数がバーやカフェ、書店に集まり、科学者と対話する。
 文科省のサイエンスカフェは、丸の内ビルディング(千代田区丸の内)1階のカフェ・イーズで22日午後2時と23日午後2時、同5時の計3回開かれる。宇宙飛行士の毛利衛さんと市民が、宇宙での暮らしや地球外生命について語り合う。

いいね、こういう場が存在するのって。
北海道にも出来ないだろうか?
 
 
 
最近よく思うことなんだが、科学者がブログを作ったら絶対に面白いものを書けるんじゃないかと。
科学者に限らず、その道の第一人者なら絶対に聞いてみたくなるような話のネタを持っているものだ。
面白さを伝えるにはそれなりの文章力が必要だが、最先端の研究で面白くないものなどないと思う。
研究者同士の交流も生まれやすいし、市民との交流も出来て絶対にメリットがあると思うのだが。

ネットが生まれたそもそものきっかけも研究者同士の情報交換なんだから
コミュニケーションツールとして生かす人がどんどん出てくると面白いと思う。
私は科学者のブログ開設を応援しています。


posted by 黒影 at 19:51 | Comment(3) | TrackBack(2) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  1. お返事をいただいていい気になってまたきてしまいました。

    いいですねえ。
    そうなると科学者の側の発信能力が劇的に向上しそうですね。

    でも続けて更新するような物好きは既にwebサイトや掲示板での活躍をやってる/やってた気もします。でもたいがい当人が多忙になったりして滞っていたような。

    ブログの閾値の低さがあるとまた違ってくるでしょうか。

    とりあえずretireした方あたりが、どんどん発信してくれるようになったりすると楽しいかも知れませんね。

    あと対象読者が難しいですよね。固定読者がつかないとモチベーションの維持は難しいでしょうけど、主に同業者と話しているようなところでは、背景知識の部分で一般読者に厳しかったりしますし。

    私の話で恐縮ですが、最近
    http://www.newscientist.com/article.ns?id=mg18624954.800
    を面白いと思ってネタにしようとしたのですが、分かりやすくしようと格闘しているうちに挫折してしまいました(^^;。

    はてなのようなサポート機能とかあると少しはいいのかな?

    どうも長々と済みませんでした。
  2. Posted by du@docozo at 2005年04月19日 14:44
  3. >du@docozoさん
    >でも続けて更新するような物好きは既にwebサイトや掲示板での活躍をやってる/やってた気もします。でもたいがい当人が多忙になったりして滞っていたような。
    確かにその通りかも。
    でもブログというツールは情報発信の難易度を格段に下げたと思います。
    現役の研究者でも何人かブログを書いている人はいますし
    今後どんどん発信者が広がっていくことを期待しています。

    ところでリンク記事のシークエンス解析法面白いですね。
    DNAの伸長反応と同時にシグナルが出るようになっているのですか…
    シークエンス解析法はサンガー法以来根本的な変化が無いので、
    そろそろ画期的な新しい方法が出てくるのではないかと期待できそうです。
    でもこれを一般の人に噛み砕いて説明するのは大変そうだなぁ。
  4. Posted by 黒影 at 2005年04月20日 10:44
  5. せっかくなので、こちらにもコメント。半分(以上)宣伝。

    サイエンスカフェ、最近流行ですね。
    文科省が昨年行ったパブリックコメントでも研究者が社会に出ることが求められていることがよくわかります。
    また研究者側もそのような機会を必要としているがなかなか難しいという現状も見えています。
    今回文科省がサイエンスカフェを開催する背景にそういうのもあるのかなぁ、とちょっと考えてみたり。
    このサイエンスカフェがどれだけ「研究者と市民が同じ目線」に立てるのか注目。

    わたくし、ScienceStationっていうNPOに所属してるんですけど、そこで理系大学生・大学院生が大学の学園祭でサイエンスカフェなるものをやります。
    でもって、近々webでここのNPOに所属する学生、研究者が交代でblogを付け始める予定(不定期ですが)。
    よかったら観察してみてくださいな(・_・)
    http://www.sciencestation.jp/
  6. Posted by hina@FU. at 2005年04月21日 20:39
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Excerpt: 今日は趣向を変えてまじめな科学ネタ。ポピュラーサイエンス系の雑誌であるNewScientist誌2495号(2005年4月16日)の10ページにある小さな記事の紹介である。DNAが生き物を作ったり動か..
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Tracked: 2005-04-22 17:43

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Excerpt: 科学技術週間なるサイト。 そこで懐かしの「元素周期表」のpdfがdownload出来るサービスがおこなわれており、興味本位でdownloadして見てみたのだが、それがすごく面白い[:ピース:]
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Tracked: 2005-04-22 19:53