2005年04月06日

NCBI

ちょっとでもバイオに関わる仕事をしているならば決して避けては通れないサイト。
NCBIは1988年にアメリカのNIH(National Institute of Health)によって設立された
バイオテクノロジー情報センター(National Center for Biotechnology Information)です。 
 
 
NCBIでは世界中のバイオ研究者に向けて様々なオンラインツールを公開しています。
生化学関連の分野にいる人間なら必ず一度はお世話になっているはず。
これからバイオの分野を目指すという人も是非覚えておきましょう。
代表的なツールとしては
PubMed(生化学関連の論文検索ツール)
BLAST(DNA、タンパク質の配列比較ツール)
Nucleotide(DNAの断片的な配列情報に対する検索ツール)
Protein(タンパク質情報の検索ツール)
Genome(完全長ゲノム情報の検索ツール)
Structure(タンパク質の立体構造データベース)
Taxonomy(系統学的データの検索ツール)

私はここのところ毎日のようにPubMedとBLAST、TaxonomyBrowserを使い続けています。
こういう巨大なデータセンターを作り、さらにそれを世界に向けて公開できるところがアメリカのバイオ戦略の強みでしょうね。

NIHが権限をもつ予算はなんと年間3兆円。
それを各方面の研究者に振り分けるのですが、その予算配分を決定する事務方の職員も含め
NIHの職員のほとんどが博士号を持っているというのは有名な話。
研究の中身まできちんと評価できる人間がこの膨大な予算をきちんと配分するならば、
バイオ分野でアメリカの独走状態が続いていることも頷けるというものです。
日本じゃ予算の桁が違うし権限も文系官僚の手に握られてるからなぁ。


日本でも戦略的に技術官僚を育成する計画を立ててみませんか?
と時々来ているgo.jpの人に呼びかけてみる。


◆参考書籍
アメリカNIHの生命科学戦略
理系の研究者には物足りない内容だと思いますが、文系の人、あるいはこれから大学に入る人にはちょうどいいかと。
posted by 黒影 at 19:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイオツール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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