2005年02月18日

日朝友好と拉致問題追及は対立命題か?

日本人救出活動か日朝友好か 京都府議、拉致議運設立で戸惑う
 16日開会した京都府議会の与党会派議員有志が、北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を目指す議員連盟結成の動きを本格化させている。しかし一方で、超党派の「日朝友好促進府議会議員連盟」があるため、一部の府議から「拉致問題の解決は重要だが、両方の議連に簡単に参加できない」と戸惑う声も出ている。

私は金政権を相手に北朝鮮と対等な友好関係を築くなどほとんど不可能だと思っている。
つまりこの議員達とは正反対の立場にいるわけだがいるわけだが、
彼等の「日朝友好」という考え方そのものは否定する気は無い。
それでも日朝友好の立場に立つ彼等が拉致問題解決との両立ができないと発言するのを見るとあきれてしまう。


 拉致議連の呼びかけ人の自民府議は「友好議連とは別に、拉致問題の早期解決を目指して府議会でも活動を展開する」と意気込むが、友好議連に加わる別の与党府議は「手のひらを返すように拉致議連に参加するのは難しい。友好議連の在り方も再検討すべきだ」と話している。

相手の顔色を窺って正すべき間違いも指摘できない有様のどこが友好だろうか。
真の友好関係を目指すなら、言うべきことは言える関係を目指してしかるべきだろう。

一方的に友好関係を求めるだけの会ならば
いっそ「北朝鮮に友好的に振舞って欲しい府議会議員連盟」とでも改名したらいい。
そのほうがよっぽど実情に即している。

日朝友好と拉致問題解決は対立命題ではない。
拉致問題が友好を阻害しているのは問題が解決されないからだ。
真に友好を望むなら問題解決に向けて努力すべきだろう。
こんな程度で思考停止していないで、早く問題解決に動いて欲しいものだ。


そもそも国際外交なんて片手で握手しながらもう一方の手で殴りあうような代物だ。
それにもかかわらず握手だけで外交が成り立つと考えているような世間知らずの議員がいかに多いか。
このニュースの価値はその事実を分かりやすく示してくれたことだと思う。
記事を読む限り記者がそれに気づいているか疑問だけどね。

頼むから記者にはこの程度の偽対立命題にはその場で突っ込みを入れられるセンスを身につけて欲しい。
と言うか何故議員の名前を伏せる。
こういうニュースこそ、どの議員の発言か明確にして欲しいのに。


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posted by 黒影 at 13:47 | Comment(2) | TrackBack(1) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  1. >北朝鮮と対等な友好関係を築くなどほとんど不可能

    というより

    北朝鮮と対等な友好関係を築く必要なし

    のような気がします。
  2. Posted by wowow at 2005年02月18日 16:41
  3. >wowowさん
    >北朝鮮と対等な友好関係を築く必要なし
    確かに拉致問題さえなければ日本側には特に友好を求める必然性がありませんね。
    となると北朝鮮は交渉の切り札となる拉致日本人を簡単には離さないと言うことになり、
    今後の交渉は厳しくなって来そうです。
  4. Posted by 黒影 at 2005年02月18日 23:14
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