【サンフランシスコ13日共同】1匹当たり5万ドル(約530万円)でペットのネコのクローンづくりを請け負ってきた米ベンチャー企業が12日、今後は代金を大幅に値下げし3万2000ドル(約340万円)で販売すると発表した。
以前取り上げたペットクローンビジネスの会社が、販促セールに出ているようだ。
36%OFFとはなかなか思い切ったことをする。
このビジネスは今かなり人気が出ているらしい。
なんでも既に相当数の予約が殺到しているとか。
主力マーケットとして日本にも力を入れているようで
この企業のHPにはちゃんと日本語の説明もあったりする。
最愛のペットを失った時に蘇らせたいと思う気持ちは理解できなくもないが、
クローンはあくまでもクローンでありオリジナルが蘇るわけではないのにと関連ニュースを聞くたび思う。
ペットのクローンを作りたがる人は家族(特に子供)を亡くしたときも同じことを考えそうなので
どこで線を引くかと言う倫理的な問題がこの先ますます難しくなっていくのではないだろうか。
ちなみにこの商売に関して私は自分が利用したいとは思わないけれど、
利用したい人がいるならあえて止めようとも思わない。
いわば消極的賛成派ということになろうか。
どうでもいいことだがこの企業の粗利益率ってどのくらいなのだろうか?
どう見てもかなりぼったくっているように見えるんだが。
1万ドルくらいでも十分商売が成り立ちそうに感じる。
人様のビジネスに口をはさむのも野暮だが、それだけちょっと気になった。
◆お勧め
・不死販売株式会社―ハヤカワ文庫SF
この記事が参考になったら→ブログランキングに投票