地球は「ハミング」している。人間の耳には聞こえないが、力強い海の波が、地中で「ハミング」するような音のハーモニーを生み出すのだ。地震計を用いれば、この音は至るところで検出できる。
地震学者から長年「雑音」扱いされてきたこの絶え間ない「ハミング」を新たに調べたところ、海の活動を知る手がかりになるほか、地球の構造に関する理解を深めるのに役立つ可能性があることがわかった。いつの日か、地震の予知にも利用できるかもしれない。
「ハミング」というWiredNewsの表現は中々洒落ている。
地球全体に広がるこうした「ハミング」の変化を観察すれば、
地球の内部構造を探ったり地震の予知をしたりする事ができるかも知れないという。
研究はまだ始まったばかり。
本当に役に立つのかどうかはこれからの研究成果を待つ必要があるが、面白い研究だと思う。