その友人はそういうものは全く信じていないんだが、実際に目の前で見たことがあり、どういう仕組みなのか教えろと聞いてきたのだ。
オーリングテストには幾つか流派があるので全てに当てはまる訳ではないのだけれど、確かにあれにはトリックというか、コツが存在する。
基本的にあれのメカニズムは心理的なものとテクニック的なものの複合的なものなんだが、ぶっちゃけオーリングテストには「必勝法」ともいえるコツがあり、実はそのテクニックさえ知っていれば、誰でも自由自在に外したり外せなくしたり出来る。
それを説明して実際に友人の目の前でやって見せたらえらく感心された。
最近オーリング診療なんてことをやっている問題医師が増えているようなので、ちょっとトリック暴きがてら紹介してみようと思う。
◆O-リングのトリック
探してみたらオーリングテストのトリックがまるわかりの良い動画があった。
これを元に解説してみようと思う。
この動画の中で、演者はO-リングを作って切ったり抵抗して見せたりしている。
その部分だけ、動画から静止画に手の動きを切りだしてみた。
まず一枚目、リングが切れない時の手の動き。
二枚目、リングが切れるときの手の動き。
それぞれの画像には、分かりやすいように手の動きのベクトルに線を引いてみた。
これを見れば、リングが切れるときと切れない時で何が違うのかは一目瞭然だろう。
リングが切れない時は、負荷の大部分が親指に集中するように手を動かし、リングを切りたいときは薬指にだけ負荷が集中するように手を動かしているのだ。
親指というのは、当然だが手指のうちで最も太く、力のある指である。
一方で薬指は、下手をすると小指以上に力が無い。
ゆえに力のかけ具合は一定でも、そのベクトルと位置を操作してやればリングの開閉は自由に操作することが可能なのである。
開く時のコツは薬指の先端を指と垂直方向に押してやることで、こうすることでほとんど力を入れずともリングはあっさり開く。
一度親指側に力をかけると薬指の力が抜けるので、そのタイミングを見計らって力のベクトルの向きを変えるのがポイントだ。
中指や人差指を使ったリングの場合でも、多少必要となる力は大きくなるが基本的に同じ要領で行うことができる。
動画を見ながら、力のベクトルに注意して自分でも試してみるといいだろう。
なお、O-リングテストのビリーバーは大概無自覚に、リングを切りたいときだけ切れやすい方向に手を動かしている。
自覚的に騙すためにやっている人間もたまにいるけれど。
(注)
文中で「O-リングテスト」と「オーリングテスト」の表記ゆれがあるのは、検索対策のためにわざとやっています。
【疑似科学・ニセ科学・オカルト・トンデモの最新記事】
輪を作る指を代えてもおおよそ同じだということは、エントリー中でも言及されているはずですが。
それに、手品のタネで代用可能であることの意味を分かっていますか?
易々とスプーンを曲げる手品師の隣で、「超能力者」がスプーン曲げをしても拍手してくれる人はいませんよ。
ありますよ。
元々このO−リングテストと言うのは大村恵昭という人が始めたんですが、
支持者のサイトに彼の文献や論文についての情報がまとまっています。
>References to the O-Ring
>http://www.baobab.or.jp/~oring/refer.shtml
ちなみに海外ではO-リングテストという名前はほとんど使われていないようで、
エントリ中で紹介した動画にもあるように"muscle testing"とか"muscle test"と呼ばれているようです。
>田沼 さん
エントリ中で取り上げた動画の中では、あからさまにその「手品の手口」を使ってオーリングテストを行っています。
resonantに触れていれば指が開かないけどdissonantなら開くと言いつつ、同じ動作を何度も繰り返しているのでわかりやすいかと。
最近は商売でやっている連中やビリーバーが自分からこの手のコンテンツをWeb上にアップしてくれるので、検証する側としては以前とは比較にならないほど楽になりました。
あなたも一度疑いの目を持って眺めてみることをお勧めしますよ。
この手のトリックに気が付くヒントなんて、いくらでも転がっていますから。
紹介ありがとうございます。0リングテストに対して懐疑的な立場からの追試や臨床試験について調べたいと思っています。またリンク先を全部読んでいないのですが、日本語のネット上ではあまり見つかりませんでした。"muscle test"で英語圏の論文など探してみます。
この手の事を無垢に信じられる頭になりたい今日この頃です。
きっとスパゲティモンスターやふぉるしぃも祝福してくれるでしょう。たぶん…
7月16〜19日に「第20回日本バイ・ディジタルO-リングテスト医学会/第10回国際シンポジウム」というのが開催されるらしいですね(「医道の日本」2月号、196ページ)。このテスト(?)、まだまだ命脈を保っているようで。
ところで、むかし通っていた整骨院で「バイ・ディジタルO-リングテストの実習」という本まるまる一冊分のコピーをいただいておりました。もしお入り用なら、お送りしましょうか? 私のは確保できてますから、ご遠慮無用です。
%→@で、コンタクトくだされば…。
自分の脳が作り出しているだけです。
そばアレルギーの人にそば粉を持たせてテストをしてみて下さい。
もちろんそば粉であることは告げづに。
オーリングは開かないかも知れませんよ。もし開かなければその物から出ている振動や波動を拾っているのではないですよね。
同じ物を中身を告げてやってみて下さい。きっとすぐに開くでしょう。脳が反応しているだけのことです。つまり自分がリングを壊すか壊さないか、自分でも気付かないほど微妙な力加減で脳が反応を作り出しているのです。物が何か分からなくても自分に取って悪い物が選べるなら本当に不思議な宇宙の論理ですけどね(笑)
自分の脳が作り出しているだけです。
そばアレルギーの人にそば粉を持たせてテストをしてみて下さい。
もちろんそば粉であることは告げづに。
オーリングは開かないかも知れませんよ。もし開かなければその物から出ている振動や波動を拾っているのではないですよね。
同じ物を中身を告げてやってみて下さい。きっとすぐに開くでしょう。脳が反応しているだけのことです。つまり自分がリングを壊すか壊さないか、自分でも気付かないほど微妙な力加減で脳が反応を作り出しているのです。
手のひらの物やその成分が何か分からなくても自分に取って悪い物が選べるなら本当に不思議な宇宙の論理ですけどね(笑)
テストをしてくれた先生の都合の良い結果にはなったようです。私の希望していたものは、他の場所で、筋肉の動きにも詳しい人にテストしてもらった時に最適と判断されていただけに…
先生の意念は影響ないのか気になっていて、先生にもわからないようにサンプルに覆いをしてテストをし直したいです。
その時のは磁気か何かのシール?カップ?(ぴとっとくっつく感じがした)を用いました。
その器具(小さめ)を張っては施術者が両手で引っ張り、別の場所に張ってはを引っ張りを繰り返しました。
するとなぜかあるポイントの所だけ力が入らなくなるところがありましたね。
結構本気で力込めてたんですけど開いちゃう。
結構ピンポイントみたいで油性ペンで印描かれました(笑)
張るのに押す等痛みは無いので反応で判断したわけではないですし、私からは見えないのでこの場所が痛いはず!みたいな場所もありません。
そもそも全体が痛くて何処が痛いのか分からないからやったのであって、向こうの開いて欲しいとかは意味がないのですから。
主さんがおっしゃったタイプとは違うので参考にはならないかもしれませんが
磁気?か何かを患部に当てるタイプのOリングテストは体験しました。
占いは霊感(直感?) というをものを活用してますが、
このオーリングテストは、波動を活用している様なので、かなり科学的だと思われます。
波動は既に量子論などで語られていますが、それは見られる事によって素粒子に変わるそうです。
つまりもっと具体的に言えば、物は見られる事によって瞬時に波動から素粒子に変わって、この世に物が出現する・・・・・
科学はこのように、ちょっと信じられない様な見解に行き着いています。
それと同じで、このテストが本物かニセモノかは、その人の思惑に大いに左右されると思われます。
占いもそうですが、こういうものは非常にデリケートな感覚というか直感が必要です。
信じないなら何度やっても、恐らくその様な結果(ニセモノ) となるでしょう。
でももし、信じるでもなく信じないでもなく、それに無頓着(無) の状態で行なうなら、本当の事が分かるのだと思います。
少し訓練も必要でしょうけど。
虎穴に入らずんば虎児を得ずで、まずニュートラルな気持ちで根気良くトライして見て、初めてそれを語ることが出来るのではないでしょうか。
進化が現在進行形で行われているって^^いやしくも現役の分子生物学者にこんなお馬鹿な主張をされては、ため息を付くしかないよね。何度このお馬鹿なセンテンスに肩をすくめたことか^^
進化が現在進行形で行われているって^^いやしくも現役の分子生物学者にこんなお馬鹿な主張をされては、ため息を付くしかないよね。何度このお馬鹿なセンテンスに肩をすくめたことか^^
進化が現在進行形で行われているって^^いやしくも現役の分子生物学者にこんなお馬鹿な主張をされては、ため息を付くしかないよね。何度このお馬鹿なセンテンスに肩をすくめたことか^^
本来は自分ひとりでやるものではなく、複数人数で行うものです。
それにこのやり方では、指が外れやすすぎますね。
普段はもっときつく他者同士で結び、問題を判断するものです。
これは、ちょっとお粗末じゃないですかね。
考えが浅はかすぎると思います。
しかも医師や歯科医、鍼灸師などの国家資格者でないと資格は取れません。
国内での資格者は少ないです。
資格をとっても毎年更新制でその精度をチェックされる厳しいものです。
一般の方がやられているのはOリングテストに形は似ていますが全く違う物です。
そしてOリングテストは習ったからといって、誰にでもできるという物ではありません。