英国議会は「NHSでホメオパシーはもう扱わない」と言う - 食品安全情報blog
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2010/02/-end-homeopathy-on-nhs-say-briti.html?etoc
英国下院科学技術委員会は本日発表した報告書で、ホメオパシーはただのプラセボであり、NHSで提供されるべきではない、と結論した。1948年からNHSでホメオパシーを扱っている。さらに委員会は医薬品安全性担当機関であるMHRAに対し、無作為対照化試験で有効性が示されていないホメオパシー医薬品の薬局での販売承認を中止すべきであると助言した。
この結論は驚くべきことではない。委員会はさらに「ホメオパシーは十分な試験が行われており、ホメオパシーには効果がないというたくさんの根拠がある」と結論してさらなる研究の要請も否定した。
ホメオパシーの効果を否定する証拠は既に山のように積み上がっていたので、この決定はむしろ遅すぎるくらいのものだった。
しかし何もしないよりははるかに良い。英議会GJ。
このブログでも過去に何度となく紹介しているが、元々欧米圏では2005年ごろからインチキ代替医療に対して批判の声が高まっていた。2008年にはホメオパシーを名指しで批判する本が出版されるなど、かなり大きな社会問題としてメディアに取り上げられるようになっており、今回のホメオパシー追放はその動きの一つの終着点でもある。
このニュースは英語圏では主要メディアが連日大きく取り上げるほどのものであり、あちらではインチキ代替医療の追放に公的機関が本腰を入れて取り組んでいることが伺える。
幻影随想: ホメオパシー・オン・トライアル―ホメオパシーは詐欺か治療か―
homeopathy - Google ニュース
残念なことに、日本の大手メディアでこのような動きを取り上げたところは、まだ無い。
与党や閣僚が代替医療の保険適用に肯定的な意見を口にし、ホメオパシーの名前を真っ先に挙げてしまうようなこの国の現状では、こういうニュースこそ流す価値があるはずなのだが。
現在の国内メディアには、このホメオパシーという与太にあっさり引っ掛かる人間の方が多いらしく、雑誌での取り上げられ方などを見ていてもまだまだ礼賛一色だ。
幻影随想: JBpressのホメオパシー礼賛記事を笑い飛ばせない理由
幻影随想: SPA!のトンデモ記事および池田一等陸佐の免疫学に対する無知を切る
◆ホメオパシーはなぜ有害か?
ホメオパシーの有害性は、単純にそれが「効かない」ということに起因するものではない。
単に効かないというだけの代替医療なら、他にいくらでも、それこそ掃いて捨てるほど存在する。
ホメオパシーの危険性は、そのイデオロギーが、「既存の科学、現代医療のことごとくを否定した上にしか成立しないように構築されている」という点にある。
ホメオパシー - Skeptic's Wiki
英語版wikipediaのHomeopathyの項目
「Homeowatch」
Your Skeptical Guide to Homeopathic History, Theories, and Current Practices
「Homeowatch」はホメオパシーに極めて懐疑的なサイトであり、その基本的な考え方は「ホメオパシーの”レメディ”自体は無害であるが、それに付随する間違った考えは無害ではない。健康な時に人が何を信じるかはあまり問題にならないかも知れない。しかし、深刻な病気に襲われた時、間違った信念は大惨事に繋がることもある」というものである。ホメオパシーの理論は既存の物理や化学の法則と整合性がないこと、および、その効果を明確に示すことができていないことを忘れてはならない。
ホメオパシーの信者は、その教化の過程で、徐々に科学と現代医療の双方を捨て去るように洗脳されていく。
その洗脳のやり口は主にFUD戦略と呼ばれている方法であり、多くのニセ科学が同様の手段をとるため覚えておいて損は無いだろう。
What is FUD? 日本語訳
FUD とは、不安(Fear)、不確実(Uncertainty)、不信(Doubt)を表す。
FUD は、競合相手が自分達のものより優れていて、しかも価格も安い、つまりは自分達の製品では太刀打ちできない製品が発売されるときに利用されるマーケティングのテクニックである。具体的な事実でもって応酬できない場合に、不安による扇動が「ゴシップ筋」を通して、競合相手の売り込みに対し疑惑の影を投げかけ、競合相手の製品を使うのを思いとどまらせるのに利用されるのだ。
ホメオパシーは自らの理論を信用させるために、他者(この場合は通常医療や科学)を貶し信用に傷を付けることで、相対的に自分の地位を高めるという手段をとる。
もちろん真に実力があるのであればそんなことをする必要はない。
単に自身の効能を売り込めばよいだけなのだが、ホメオパシーにはプラセボ以上の効能は全くない。
そこで現代医療を貶めることができるネタには、その真偽なぞお構いなしに端から飛びついて信者の不安を煽るための材料とするのだ。
具体的に彼らがどのようなデタラメを振りまいているかは、以下の記事参照のこと。
幻影随想: 沖縄県の小中学校にニセ科学注意報発令中―ホメオパシー汚染―
幻影随想: SPA!のトンデモ記事および池田一等陸佐の免疫学に対する無知を切る
このようにホメオパシーが現代医療に対する不信を煽った結果何が起こったか?
その典型例は2009年にオーストラリアで起きた医療ネグレクトによる子供の死亡事件だ。
忘却からの帰還: 自分の生後9か月の娘を死なせたホメオパシー医
忘却からの帰還: ホメオパシーで娘を死なせたホメオパスに判決
このような事例は対岸の火事どころか、既にいつ日本で起きても不思議ではない状態である。
その証拠に、ホメオパシーでブログ検索をかけると、似たような事例はいくつも見つかる。
参考例としてNATROMさんが取り上げていたエントリはじめいくつかを紹介しておこう。
ホメオパシーと医療ネグレクト - NATROMの日記
マジにやばくないか?反社会カルトとしてのホメオパシー - 地下生活者の手遊び
困ったことに、日本におけるホメオパシー人口はここ10年程の間に大きく増えている。
原動力となったのは以下二つの団体だ。中の人の顔ぶれはそう変わらないが。
・ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー
・日本ホメオパシー医学協会
ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシーはホメオパスの養成機関であると同時に布教の窓口でもある。
「日本ホメオパシー医学協会」はその下部組織に「歯科協会」「獣医協会」「助産師協会」「鍼灸師協会」が存在し、それぞれの層をターゲットにして結構な勢いで浸透している。
特にヤバイ事になっているのが助産師協会で、すでに各地の助産師会はひどい場合には県単位で染められていたりする。
・助産師会、大丈夫か - 医療報道を斬る - 楽天ブログ(Blog)
・助産師会はあんまり大丈夫じゃないかも - Skepticism is beautiful
・助産師会とホメオパシーとの濃密な関係 | 鼬、キーボードを叩く
大丈夫とか、大丈夫でないとかいう以前に、ホメオパシー側から積極的にターゲットとして狙われているんだな。
それにしても、欧米圏では最近これだけ批判の声が強まっているにもかかわらず、国内では先月も政治家がこんな感じの答弁をしてしまう始末。
長妻厚労相がホメオパシーに言及した件 - Not so open-minded that our brains drop out.
統合医療は、もう言うまでもなく、西洋医学だけではなくて、伝統医学、漢方、鍼灸、温泉療法、音楽療法、芸術療法、心身療法、自然療法、ハーブ療法、ホメオパチーなどいろいろな広がりがあるものでございまして、厚生労働省といたしましても、この二十二年度の予算でかなりこれまで以上に、研究分野の統合医療の研究について十億円以上の予算を計上しまして、その効果も含めた研究というのに取り組んでいきたいというふうに考えております。
ホメオパシーに効果が無いことは既に明らかになっているんだが。
民主党の中枢に近い部分にホメオパシーに好意的な人間が少なくないというのは昨年から分かっていたが、
この先きちんとホメオパシーに対処できるのか激しく不安だ。
どうか彼らが海外の事例を見て思いとどまりますように。
そのためにもこういった事例は積極的に国内に紹介していかないとな。
<3/1追記>
上で「いつ日本で起きても不思議ではない」と書いたが、実際には既に起きている。
私の知っている限りでも、自宅出産でホメオパシーにハマった助産師が適切な介助を行わなかったことが主因と考えられる胎児死亡事例が複数存在する。
どちらも現在進行形で裁判が起こるかどうかの事例のため今は伏せておきたかったのだが、コメント欄でmwhikariさんが書かれていた事例が私の知るものと別であれば、ホメオパシー助産師関係でまた事例が増えたということになる。
こうした記事にホメオパシー助産師の問題事例を書かないのは妊婦にとっての不利益にしかならないと思うので追記しておく。
事例の詳細を書くことはできないが、探せば見つかる、とだけ書いておく。
<2010/07/10追記>
上で書いた件が裁判になりニュースで取り上げられた。
フォロー記事を書いたのでリンクを載せておく。
幻影随想: ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった
◆おまけ
ホメオパシーとは何かを簡単に説明する、秀逸なやる夫で学ぶシリーズ。
やる夫で学ぶホメオパシー1 - Not so open-minded that our brains drop out.
やる夫で学ぶホメオパシー2 - Not so open-minded that our brains drop out.
海外のホメオパシー批判のまとめサイト
Homeopathy: There's nothing in it | The 10:23 Campaign | #ten23
【疑似科学・ニセ科学・オカルト・トンデモの最新記事】
汚染された助産師会(ほんの一部だと信じたいですが)はホメオパシーを受け入れることのリスクをどう考えているんでしょうね。
…何も考えていないのかも。
日本助産師会では、平成21年度より、継続教育ポイント制度を実施しています。
助産師会教育委員会の認めた研修にのみポイントが発行されます。
ホメオパシーに関する研修には、根拠が曖昧(無い)であるという理由で、
ポイントの発行はされません。他にも、スピリチュアルなものや、骨盤ケアについても
ポイントが認定されないことになっています。
本部から返答がないのは、何故かは分かりませんが、われわれが本部から
受けている情報の中には、ホメオパシーによる乳児の死亡などの事例があり、
ホメオパシーには気をつけるよう忠告がなされています。
都道府県支部単位で、こんなに研修が行われている現実は憂慮すべきなので、
今後、何らかの形で本部に提案していきたいと思います。
助産師は、薬などが使用できないので、どうしても、こういった代替医療に
傾倒してしまうところがあるのですが、バランスが大切だと思います。
ホメオパスに関しては、その真偽を確かめたいために研修に参加している人もいると思います。
全ての助産師(特に開業助産師)が、おかしな方向に行っているわけではないので、
どうぞご理解ください。
私も内部からしっかり発言していきたいと思います。
>ホメオパシーを受け入れることのリスクをどう考えているんでしょうね。
ケースバイケースですね。
>日本ホメオパシー医学協会 全国提携クリニック紹介
>http://www.jphma.org/nintei/teikei_clinic/clinic_jyosan.html
上記のJPHMAのサイトからリンクを貼られているようなところは既に完全に取り込まれてしまっているでしょうが、
半信半疑ながらも患者が望むからと取り組んでいるところもあるでしょう。
>mwhikari さん
はじめまして。
助産師の方が実際に内部から働きかけていただけるのは心強いです。
私が今現在把握している限りでも、助産師関係で少なくともこれだけの講演が行われているようです。
>http://www.homoeopathy.co.jp/sinchyaku_new/index.cgi?index=1573
>ホメオパシージャパン株式会社 3/19兵庫県助産師会主催によるホメオパシー講演が行なわれました。
>http://www.jphma.org/homoeopath/h_ya/h_yu_1.html
>社団法人日本助産師会東京都支部主催でホメオパシー講演。
>社団法人日本助産師会大阪府支部主催でホメオパシー講演
http://www.homoeopathy.co.jp/event/ankeito_2007_11_19_kanagawa_midwife.htm
>2007年11月19日、日本助産師会神奈川県支部 招待講演
>http://www.homoeopathy.co.jp/sinchyaku_new/index.cgi?index=1571
> 3/16 とらこ先生が日本助産学会主催のセミナーで講演
注意喚起によって少しでも歯止めになればいいのですが。
代替療法は、死にいく(死なない人は誰もいませんから)人への心のケアという部分が大部分で、医学的な実効性を云々するものではないと思います。
西洋的な医学を否定せず、両立させて、心のケアの一手段としてそれを見ていく……という態度が必要だと思います。
「信者」にならない態度、そして自らこそが、自らの健康を決定するのだ、という態度が西洋的な医学そして代替療法、いずれに対するにも必要な気がします。
>ホメオパシーは一度もやったことがないのですけれど、代替療法の全てを否定してしまう、というのはどうなのでしょうか?
このエントリはホメオパシーについてのもので、代替医療の全てを否定するものではありませんよ。本文と本文中のリンク先をきちんと読まれればお分かりいただけるはずです。
代替医療にもいろいろあり、なかには効能を見込まれて検証が続けられているものもあります。
しかし、ホメオパシーはそうではありません。ホメオパシーは効かない代替医療の代表格です。いや、有害な代替医療の代表格といってもいいかもしれません。ホメオパシーの実態を知れば、この間、ICUから出てきましたさん(このハンドル、何度も書くの大変です。ま、コピペですが…)も蔓延するのを放ってはおけないと思われるのではないでしょうか。
本文にもあるように、死にいく人へのケアどころかごく普通の医療を受けていれば死なずに済んだひとを死なせてしまった例がいくつもあります。
普通の医療への不安を煽るようなことがなければ、とくに狂ったようにワクチンを否定するのだけでもやめてくれれば、だいぶ評価はマシになるんですけどねぇ。それでもまだ、かなりのマイナス評価ではあるんですが。
こんなに自分たちに都合のいい情報(なかにはかなりデタラメも混じってます)ばかり集めて不安を煽るのが常套手段です。
http://www.jphma.org/topics/topics_70.html
ホメオパシーで使われるレメディも原理どおりに作れば効果もない代わりに害もまずないはずなのに、実際に売られているものでは危険なものがあります。
http://transact.seesaa.net/article/121705816.html
http://transact.seesaa.net/article/121774649.html
http://transact.seesaa.net/article/134803096.html
ホメオパシーには副作用がないと薦めるひとはよく云いますが、その実ろくな臨床検査も行われずにこんなレメディが売られている実態があるわけですね。
ホメオパシーってそもそも一般的に知られていないのでは?
これがあまり報道されない理由だと思います。
大半の日本人が関わらずに生活している。それはそれでいいのですが、大衆の無関心の裏でヘンな政策をされると、こちらはあきれるばかり。
「どれだけ自分が”正気”なのかは、自分にとって嫌な話をどれだけ聞けるかでわかるのよ」
”代替医療”に期待をしていたり、”代替医療”に関わっていたり、した場合は、
その一つである”ホメオパシー”について批判している記事は”嫌な話”なのかもしれませんが、
その記事をきちんと読まずに批判してしまう様な態度こそが、
「信者」になっていく態度
に繋がるのではないでしょうか?
でしたね、間違いました。
信じられない(と思い込もうとしている)人に言ってもしょうがないことは承知していますが。
特に、癌だった親の腹水がとれたときには、医者が奇跡だといいました。
ホメオパシーだとは医者にはいいませんでしたが。
言ってもどうせ信じないことは想像が容易につきましたし、ね。
信じない人は損をしてるなぁと思うだけですが。
信じたい(効くと思い込もうとしている)人に言ってもしょうがないことは承知していますが。
癌だった親の腹水がとれたときには、医者が奇跡だという事もありますが、何の治療もしなくても自然にそうなる例もあります。
ホメオパシーだと医者に言っても確かに意味はないでしょう。
言っても、医者は「治療法が本当に効いたかどうかを判断する方法」を知っていますので。
(たまにその方法を忘れてしまうトンデモな医者もいますが)
信じる人は損をしてるなぁと思うだけですね。
と混ぜっ返してみましたが、
「体験談は根拠にならない」
「治療法が本当に効いたのか調べるには疫学を用いた臨床調査が必要」
という前提をご存じないから
「飲んだ→治った→効いた」の「3た論法」にはまってしまうのでしょう。
代替医療には良くあることです。
> 特に、癌だった親の腹水がとれたときには、医者が奇跡だといいました。
これは、貴方の親の腹水の症例には適用できるかもしれませんが、万人に適用できるかどうかはわかりません。
「貴方の親の場合はそうだったのかもしれませんね。でも他の人にも同じ方法が効くかどうかは分かりませんね」 でおしまいです。
だから、個人的体験に過ぎない話は一般化できないし、もし他人に同じ方法を勧めるのであれば、それは無責任と言えます。
命に関わる場合もあるからです。
そもそも、貴方が 「ホメオパシーが効いた」 と判断した理由も謎です。
たまたまホメオパシーを使用していただけであり、実際にはホメオパシーとは別の要因だった、という可能性もあります。
その違いはちゃんと切り分けなければいけません。
…で、どのように切り分けた結果、「ホメオパシーが効いた」 と判断したのか是非聞いてみたいところです。
# 「使った、治った、だから効いた」 という判断でしょうけど。
> 特に、癌だった親の腹水がとれたときには、医者が奇跡だといいました。
これは、貴方の親の腹水の症例には適用できるかもしれませんが、万人に適用できるかどうかはわかりません。
「貴方の親の場合はそうだったのかもしれませんね。でも他の人にも同じ方法が効くかどうかは分かりませんね」 でおしまいです。
だから、個人的体験に過ぎない話は一般化できないし、もし他人に同じ方法を勧めるのであれば、それは無責任と言えます。
なぜなら相手にも効くかどうかは分からないし、症状によっては命に関わる場合もあるからです。
そもそも、貴方が 「ホメオパシーが効いた」 と判断した理由も謎です。
たまたまホメオパシーを使用していただけであり、実際にはホメオパシーとは別の要因だった、という可能性だってあるでしょう。
その違いはちゃんと切り分けなければいけません。
…で、どのように切り分けた結果、「ホメオパシーが効いた」 と判断したのか是非聞いてみたいところです。
# 「使った、治った、だから効いた」 という判断でしょうけど。
すみません。
片方は削除しておいて下さい。
良く聞く話ですよね。
擬似治療が効いたのか平行してやってた現代治療が効いたのか分からないって言うインチキ話しですが(笑)
で環さんの癌だった親御様の経過はどうなのでしょうか?
もちろんホメオパシー治療によって癌も消滅し社会復帰なされている事でしょうね?
の環さんはkikulogで
>手術しなければいけないといわれた3センチのポリープが自然に体内から出てきました。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1265989441#CID1267500359
と同じ方なのでしょうか?
癌の親御さんの腹水が取れたり、ご自身のポリープが自然に出て来たり、スゴイデスネー。
そりゃホメオパシーを信じるしかないかもしれませんねぇ。
「医学」の名を使い東急を信用させたのでしょうが・・・
このようなカルト集団が平然と公共の場に広告を掲げられる事自体が異常です。
日本は我々国民が厚労省に働きかけ、動いてもらうしかないでしょうね。
ホメオパシーを「気」で説明するのは、あんまり一般的では無いでしょうねえ。
硬気功的な現象が実現したからといって、それが即「気」概念の立証を意味はしないのですが(定義にもよる)、あまり考えておられないのでしょう。
トイレや墓地のそばで、というのを説明するのに気概念を用いる必要は別に無いでしょう。認知心理学や社会心理学的な論理で充分だと思いますが。
西洋医学と並ぶようなものではありません。
また、漢方と呼ばれるものは、日本の薬事法、医師法のルールのなかで医療を行っている現代医学の一部であって、ホメオパシーのような似非医学と一緒にはできません。
ホメオパシーの中に、医療と呼べる部分はありません。現代医学の治療を受けながら、気休めにやるのなら、病気を治すためのお百度参りと変わらないでしょうけど、病気が治るなどと主張して金を取るとしたら、それは詐欺で許し難い犯罪行為でしょう。
今日こんなニュースがありました。(日本国内)
助産師が出産を担当した幼児にビタミンKを与えず、ホメオパシーと思われる錠剤を与えて、死亡させたという記事です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100709-00000173-yom-soci
ホメオパシー信者が一日も早く、マインドコントロールから開放される事を望みます。
ホメオパシー協会が大衆に説明している記述にもあるようにレメディに「霊性」があるとしています。砂糖に霊性があるので病気によく効くとうたっているのです。患者は自律ではなく、この霊性に依存してしまっているのです。その依存心はプラシーボとは比べものにならないくらい強いものとなってくるのです。ホメオパシーの信者が私も病気が治ったという体験談をよく読むのですがその真偽は別としてプラシーボや癒しで病気を治すことはある程度可能であることを示そうとしているのです。軽い病気ならば笑って済ませることができますが、感染症やある種の病気は「霊の力」では治らず、気づけば手遅れになってしまう恐れが出てきます。
だから、ホメオパシーで改善が見られなければ遠慮なしに普通の医者に診てもらいなさい、と患者に指導していれば事故は少なくて済むわけです。
しかし、そうしないのはホメオパシーが医療団体をよそおいながらもその隠れた実態は「霊感商法」=「霊感医療?」に明け暮れ儲けを追求しているからです。「何もない砂糖」に「霊」が宿るとうたい患者をだまして高く売りつける。「患者」はうやうやしくありがたくこれを買う。患者のホメオパシーに対する動揺は「癒しを無視する非人間的」現代医学への不安や不信感をあおることにより抑えている。悲劇はここからはじまる。
ホメオパシーの信者に訴えたい。そもそも「霊がお金で買える」なんて信じているのですか。「霊」(sprit)はあなた自身の内面にあり、なんと「無料」なのです。「霊」を鍛えるには日頃のあなた自身の鍛錬を要します。「金さへ払えば霊は買える」「金さへあれば不安を除けられる」なんてそもそも安直で第一不謹慎な考えではないでしょうか。
ホメオパシーは霊感商法です。早くめざめてください。
なぜならホメオパシーは科学のフリをするからだ。
科学は万人に信じられるような結果を残すものであり、万人にとって益があるものだ。
気は万人にとって益があると言うほど傲慢ではない。そもそも信じられにくい性質のものだだからだ。
私にとっては益がある。
信じたい人が信じる。それでいい。
偏頭痛で悩まされていましたが、ローマの姉の紹介で初めて知ったのが2年前、以来薬というものに縁がなくなりました。
実際に使って効果がある体験に勝るものはありません。
進化が現在進行形で行われているって^^いやしくも現役の分子生物学者にこんなお馬鹿な主張をされては、ため息を付くしかないよね。何度このお馬鹿なセンテンスに肩をすくめたことか^^
まさに、コペルニクスやガリレオの地動説もそうでしたね。
長年薬剤師してますが、現代西洋医学で、潰瘍性大腸炎などの、いわゆる難病が治った人はお目にかかったことがないです。どんどん薬が増えていく人ばかり。治らないんですよ。
でも、ホメオパシーや代替医療で直った方は実際知っています。
それに、薬の添付文書が、いかに非科学的かも散々遭遇してます。
かつて現代西洋医学は、いつでも有効だと思っていましたが、今では、命に関わる緊急の場合のみと確信しています。
実際ホメオパシーを勉強すると、それがよく解かります。
医者はガンになると、抗がん剤も手術使わないと言う話は山ほど聞きます。
皆さんはガンになって、抗がん剤や手術で治ったらラッキーです。
効果はすごいです。
20年来の不眠をレメディーで助けられています。精神科にはたっぷり薬漬けにされて薬害で10年苦しみましたが、その後始末をレメディーで行っています。
ただ精神薬の後遺症(セロトニン症候群)で、普通の人なら使えるリラックスタイプのマザーチンクチャーなどが興奮系で働くので全く使えません。でも、これはホメオパシーがどうのこうのと言うより精神科薬がいかに危険かと言う事ですよね。バナナ・豆乳・モモ肉も口に出来ない体質になりましたから。
この点も時間をかけてホメオパシーで改善して以降と思います。
子供も花粉症と薬害の排毒をしています。半年かかりましたが落ち着きが出て、心と体が軽くなったようです。
効果はすごいです。
20年来の不眠をレメディーで助けられています。精神科にはたっぷり薬漬けにされて薬害で10年苦しみましたが、その後始末をレメディーで行っています。
ただ精神薬の後遺症(セロトニン症候群)で、普通の人なら使えるリラックスタイプのマザーチンクチャーなどが興奮系で働くので全く使えません。でも、これはホメオパシーがどうのこうのと言うより精神科薬がいかに危険かと言う事ですよね。バナナ・豆乳・モモ肉も口に出来ない体質になりましたから。
この点も時間をかけてホメオパシーで改善して以降と思います。
子供も花粉症と薬害の排毒をしています。半年かかりましたが落ち着きが出て、心と体が軽くなったようです。