2008年12月29日

「身土不二」を題材にしたTOSSの食育教材がダメダメな件について

今日疑似科学系のはてブをつらつらと眺めていたら、こんなものを見かけて思わず噴き出した。

身土不二 65歳のときに健康か
TOSS系の教材で食育を題材にしているという、通にはこれだけですぐピンと来る地雷だ。
早速読みにいってみたら、これが予想以上のトンデモ教材だった。

おそらく信頼性の低い本やWebの記述を、ろくに検証もせずに使っているのだろう。
文章中に出てくるキーワードを元に軽く調べてみただけでも、TOSS系のサイトで同様のトンデモ記述を行っているサイトが他に二件、それ以外のWebサイトでも何件かヒットした。
「大腸がん」を防ぐためのポイント3
タヒチ・トンガ◆タヒチ・トンガの食生活◆
教師がこの程度のトンデモに易々と引っかかるようでは困るので、ちょっと取り上げておくことにする。
 
 
 
さて、早速中身を見ていってみよう。
○平均寿命は長いけど、病気の人が多いのはどうしてでしょう。
食生活の変化に問題があると言われます。
「身土不二」という考えがあります。環境と体は切っても切れない関係だということです。
具体的には、「地元のものを食べよう」「旬のものを食べよう」ということです。
HPで言葉の意味を確認する。
「インターネットにも、このように説明がのっています。興味のある人は後で見てください。」
(インターネットを活用して学習するために、プリントアウトして配布することも効果的)


「身土不二」というキーワードが見慣れないと思うので簡単に説明を入れると、明治期の軍人石塚左玄が創始した「自分が住む土地、その季節に採れた食物が体に良い」とする食思想のことである。
戦後、これを桜沢如一がアレンジしてマクロビオティックとして広め、現在では代替医療・有機自然農法等のグループに広まっている。また80年代からはじまった地産地消やスローフードの運動に合致する側面があったために、これらの運動側でキーワード的に取り込んでいるという部分もある。
身土不二 - Wikipedia
1907年(明治40年)、陸軍薬剤監の石塚左玄を会長として発足した食養会は、食事で健康を養うための独自の理論を展開した。その中に、その土地、その季節の食物がいいという考えがあった。
1912年(明治45年)、食養会理事で陸軍騎兵大佐の西端学が、この考え方を表すために提唱した[1]。石塚の考えを一般化するために「地元の食品を食べると身体に良く、他の地域の食品を食べると身体に悪い。」と解説したところ、京都の僧侶が「仏典に身土不二という言葉がある。」と教えた。仏典とは意味が違うが、西端は以降この説を「身土不二(じ)」と呼び、食養会独自の大原則として広めた。
昭和に入ると、「地元の食品が身体に良いという考えは、仏教に基づく日本の伝統。」との説が、有機農業・自然食販売業・生協運動・一部農業団体・代替医療などの分野で広まった。例えば、食養思想を元にマクロビオティックを創始したことで知られる桜沢如一が、身土不二は法華経に基づくと記している。

科学的にみた場合、旬の食材の栄養価が高く体に良いというのは決して間違いではないし、他にも地域経済への貢献や農業振興などプラスの側面はあるだろう。しかし「自分の住む土地で取れたものだけが体によく、他所で取れたものは体に悪い」という考えは明白に誤りである。
例えば日本国内に限っても、土地の生産物だけを食べた場合にヨウ素やカルシウム、亜鉛等の必須元素の欠乏を起こす地域、あるいは逆に過剰摂取となる地域は結構存在するし、海外に目を転じても、その土地で取れた食品だけでは栄養素が足りないために起こる風土病や、主食としている芋や豆に含まれる毒素のために起こる病気などはかなりありふれたものだ。
FoodScience--食の機能と安全--:うねやま研究室●ヨウ素を十分過ぎるくらい摂っている日本人が考えるべきこと

また、戦前日常的に食べられていたような「伝統的な」日本食ではタンパク質や総カロリー等の摂取量が栄養摂取量の目安を満たしていない。戦前の日本人の平均寿命は50歳に満たなかったが、これは医療技術が未発達だったからだけではなく、栄養状態が良くなかったためでもある。戦後日本人の平均寿命は飛躍的に延び、体格も大きく改善されたが、これは栄養状態の飛躍的な改善による部分が大きい。
参考資料1 平均余命の年次推移

余談だが現在「伝統的な日本食」と呼ばれているものは、既に本来のそれとはまったくの別物と化していて、現在の食材と調味料と調理法を用いた、昔の人間からしたら相当なご馳走になる。
「身土不二」という言葉自体も既に相当形骸化しているため、個人的には、本当に「伝統的な」食生活への復古を唱えるような一部の過激派や、「他所の食べ物はダメ」とか「砂糖は毒」とか「牛乳は有害」のような、マクロビから派生してくる栄養学的な根拠を持たない食思想の悪影響を除けば、そう目くじらを立てるほどのものでもないと思っている。
もっともTOSSや育児のコミュニティにその一部の例外がはびこってるのが困ったもんだが。


さて、ここからがすごい。
【トンガの話】
トンガにハリケーンが襲いました。トンガの人は食べる物に困りました。
そこに海外から救援物資が届きました。それは、パン、肉などの欧米食でした。
今まで食べていたものと、ガラッとかわりました。
洪水の被害がおさまっても、その食事を続けました。
数年後、トンガには病人があふれかえります。

【タヒチ話】 (タヒチの写真を提示しながら・・・インターネットで調べ学習を示唆できる。)
キャプテンクックの記録によると、170年前、タヒチには驚くほど体格のが良く健康な人々が2000万人住んでいた。西欧食の導入により1万人に大激減しました。食生活が大きく変わったためにこれほどの影響を受けたのですね。

【イヌイットの話】
アラスカの極寒の地に住むイヌイットの人々の食事は、動物の肉しか食べていない。
しかし、動物の肉から体に必要な栄養源をとることができている。

もう突っ込みどころだらけで食育の教材としては一つとして正しい文章がないので、片っ端から突っ込んでいこうか。

突っ込み1
トンガに高血圧や糖尿病が多いのは事実だが、これは肥満が原因の副次的なもの。
そして太平洋地域は世界でも最も肥満率の高い地域である。
トンガ被災時の援助は、その肥満率や生活習慣病には直接の関係がない。
アメリカはよく肥満大国と呼ばれるが、世界の肥満国家のTOP10の大部分を太平洋の島国が占めていると言うことは知っておくべき。
World's Fattest Countries - Forbes.com
Rank Country %
1. ナウル共和国(Nauru) 94.5
2. ミクロネシア連邦(Micronesia, Federated States of) 91.1
3. クック諸島(Cook Islands) 90.9
4. トンガ王国(Tonga) 90.8
5. ニウエ(Niue) 81.7
6. サモア(Samoa) 80.4
7. パラウ(Palau) 78.4
8. クウェート(Kuwait) 74.2
9. アメリカ合衆国United States 74.1
10. キリバス共和国(Kiribati) 73.6



突っ込み2
キャプテンクックやブーガンヴィルがタヒチを訪れたのは1769年で、今から240年前の話。
170年前には彼らはとっくに死んでいる。
元ネタが70年前の本であることを知らぬままに人の受け売りで書いているから、こういう初歩的なミスが存在するのだろうと思われる。

突っ込み3
タヒチは総面積1000平方km程度の火山性の小さな島で、しかも山ばかりだから海岸線沿いの一割程度しか居住可能地域が無い。
そんな狭い面積に人口2000万だと、20万人/平方kmもしくは一人当たり5平方メートルということになるんだが。
下にオリジナルと思われる文章を引用しといたが、これはおそらく伝言ゲームによる桁の間違い。

なお、現在世界で最も人口過密な都市でさえ、せいぜい2万人/平方kmというレベル。
人口密度 - Wikipedia
18世紀の太平洋の小島なのにメガロポリスも目じゃない人口過密っぷりという時点で、何かがおかしいと気が付かないと。
地図や人口の桁を見て何か変だと思わなかったのだろうか?

大きな地図で見る


突っ込み4
太平洋の島々の原住民が19〜20世紀にかけて激減したのは事実だが、下の引用文献にもあるようにその理由は、欧米から持ち込まれた結核や天然痘、はしか等の伝染病による死亡率の劇的な上昇のため。アメリカ大陸の先住民もそうだったように、太平洋の先住民も未知の伝染病の前にはひとたまりも無かった。
ここで食を持ち出してくるのは間違い。


突っ込み5
イヌイットの寿命は、他の民族に比べ有意に短い。
カナダの健康調査によると、カナダ国内のイヌイット民族の平均寿命は1991年の時点で68歳で、これは当時のカナダ全体の平均寿命78歳よりも10歳も短いものだった。
また、2001年の調査でカナダ全体の平均寿命が80歳になったのに対し、イヌイットは変化が無く、寿命の差は12歳に広がっていた。
Health Report: Life expectancy in the Inuit-inhabited areas of Canada, 1989 to 2003
In 1991, life expectancy at birth in the Inuit-inhabited areas was about 68 years, which was 10 years lower than for Canada overall. From 1991 to 2001, life expectancy in the Inuit-inhabited areas did not increase, although it rose by about two years for Canada as a whole. As a result, the gap widened to more than 12 years.


また、彼らの食生活がその死を早めていることが、死因調査から判明している。
栄養素摂取の日米比較1
 イヌイット(エスキモーと呼ばれたことがある)は、魚や海獣をもっぱら食べています。海獣も魚を常食としていますので、体の脂肪酸構成は魚のそれと近似しています。このイヌイットは、世界で最も短命な部族の一つなのです。脳出血や肺動脱出血で死ぬ人が多いのは血液が固まりにくくなっているためです。老化の早いこともよく知られています。最近わが国には、魚油は多く摂るほど体に良いと考えている人もいます。しかし、これはきわめて危険なことです。総脂肪には適正な量と適正な脂肪酸の割合があります。アメリカの目標、あるいは日本の現状を大きく逸脱した摂取は有害なのです。

以上の理由から、イヌイットの話は食育における「望ましくない」例にはなりうるが、この教材のように良い例扱いするのは論外。


このトンデモ教材のネタ元は?
大抵のトンデモがそうであるように、このトンデモ教材も何か元ネタがあってそこから作成された可能性が高いと考えられる。
この場合、マクロビ系統のコミュニティを調べれば、何かしら情報がヒットするはずである。
この推測を元に色々と情報を漁ってみた結果、一冊の本に行き当たった。

おそらくこの教材のトンデモ記述の数々の元ネタは、以下に引用する本から取られたのであろうと思われる。
かなりゆがんではいるが、上の教材の文章には、この文章の痕跡が垣間見られる。
おそらくマクロビ方面の誰かがこの文章を恣意的に抜き出し、伝言ゲームを繰り返すうちに現在の形になったのだろう。
プライス「食生活と身体の退化」8章 ジャーニー・トゥ・フォーエバーの小さな農場図書館より
まず手初めに調査を行なったのはマルケサス諸島においてであった。ここはペルーから約4000マイル西の南緯9度、西経140度に位置している。初期の航海者たちも、南洋諸島に住む未開種族のなかでこの島の人ほど身体が美しく、発育もすばらしい人は他に例がないと熱烈にほめたたえたほどである。しかし、今日では虫歯が蔓延している。初期航海者の記録によると、10万人にも及ぶ陽気で楽しげなマルケサスの人々が7つのおもだった島々に住んでいたとある。だが、おそらく、今日この諸島でみられる悲惨な情景は、世界にも稀なものであろう。あるフランス政府の役人によると、原住民の数は2000人にも減少してしまったのであるが、そのほとんどが結核によるものであるということであった。時には天然痘やはしかなどの伝染病が猛威をふるい死亡率がひじょうに増加したこともある。およそ100人ほどいた成人と子どもの集団のなかに、明らかに結核の徴候の見られる痩せ衰えた咳の絶えない者が10人もいた。診療所が開く8時間も前から大勢の人が列をなして治療を待っていた。過去には原住民もすばらしい体格をし、立派な顔立ちをしていた。婦人の場合も美しい目鼻立ちをしていた。しかし、彼らも今や病に臥し、滅びゆく未開種族にほかならない。ところで、港には貿易船が入って、コプラ〔ココヤシの乾燥種子〕と精白小麦粉や砂糖が積み換えられていた。もはや住民たちは、海産物をほとんど食べなくなってしまった。虫歯もひどかった。調査をした時点で土地で産する作物や果実と輸入食品を併用している人々の歯は、36.9%も虫歯になっていた。原地食だけで生活している者はきわめてわずかであった。かって初期航海者は、マルケサス諸島の住民が美しく健康であることに驚き、マルケサス諸島を「エデンの園」と呼んだほどである。

タヒチはソシエテ諸島のなかで最大の島であって、赤道下の南緯17度、西経149度に位置している。幸いにも、ここでは身体的退化はさほど広がってもいず、深刻な状態でもなかった。しかしながら、タヒチの人口は以前20万人と推定されていた時から、今では約1万人程度に減少している。タヒチはフランス領に属していることから、第一次世界大戦中には、兵士として身体が健康な若者はフランス本国へ送られていった。だが、戻って来たのはほんの少数で、それも大部分は、身体が不自由になったり、手足を失くしたりした者であった。タヒチ人は実に陽気で快活であるが、人口の面でも健康の面でも自分たちが急速に衰退していっていることを十分自覚しているとはいうものの、未開生活を送る人々は図33にも見られるように立派な体格をもち歯列弓もすばらしいものがある。

この本は1939年に出版されたもので、ある歯科医が調査した、食生活の欧米化により各地の先住民の間に広がった虫歯や歯の障害についての本である。退化とか退化病という言葉を変な定義で使っていたりと多少おかしな部分はあるが、よく調査された史料価値の高い本だと思う。

この本の内容はマクロビの中の人にとって都合が良かったらしく、近年発掘されて著者の名を冠した財団を立ち上げてみたり、今回取り上げた教材のように都合よくその内容を誇張して利用してみたりと、結構好き勝手な使い方をされているようだ。
よく読めばマクロビを肯定するどころか、その主張を否定する内容も結構書かれているんだが。
#この本の結論部は現在の栄養学の視点で見てもあまり遜色のない良質なものだが、それゆえに当然マクロビの主張を否定する内容も多く含まれている。
#ミネラル・ビタミンの十分な摂取や砂糖の取りすぎの害の指摘は矛盾しないだろうが、この本の結論部分では、虫歯予防のための食生活としてビーガン(vegan:絶対菜食主義)を否定し、十分な量の動物性タンパク質と脂質の摂取、特に質の良い乳製品の摂取を推奨している。
#これをマクロビ信者がどう考えているかというのは、中々興味を引かれる疑問点だ。



以上、ざっと目に付いた問題点を羅列してみたが、はっきり言って間違いだらけの教材で、とても子供に対して教えていいレベルのものじゃない。
こんな雑なものも公開していてよく今まで誰からも突っ込まれなかったものだと思う。
指摘した項目は全て参考となる情報をリンクしておいたので、ここからさらに関連情報をしらべるなり見識を深めるなり、間違った食育に対するカウンターとして有効に活用してほしい。


◆おまけ
ロハスに取り付かれた友人 : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
先日久しぶりに友人と会ったのですが、びっくりするほど痩せ細り、目の下がくまで真っ黒に落ち窪み、肌や髪もパサついた感じで明らかに不健康に見えました。
当の本人はロハスに目覚めたとのことで「心身共に健康ですごく毎日充実している」「自然な生活をしている自分が大好き」と言っていました。

具体的には、マクロビオテックを実践し本人と二人の子供(3、4歳)は肉、魚、卵、牛乳、砂糖等を一切絶ち(夫は肉や油っぽいもの大好きなので毎日外食で食事は別に取っているそうです)、石鹸や化粧品も手作り、そしてホメオパシーに感銘を受け有名な先生の何万円もするカウンセリングやセミナーを受けたり、マクロやホメオパシー好きの仲間のサークルに参加しているそうです。

話を聞いていて胡散臭いと思いましたが私はロハスの詳しい知識がなく、そもそも他人の家庭事情に口出しすることでもないので友人に意見したり否定する気は全くありません。
ただ友人が「精神的に落ち着いている」と言う割にカリカリしていて、まるで取り付かれた様に人相が変わっているの見て心配でもあります。
こういったものは本当に効果があるのでしょうか?

コメント欄が良い感じで一見の価値あり。
「健康のためなら死んでもいい」という狂信者ならともかく、健康になるための行動で健康+αを失うというのは、明らかに間違っているよな。


◆関連エントリ
幻影随想: マクガバン・レポートとは
 マクロビ系統のアレゲな主張にたまに出てくるキーワード、マクガバン・レポートとは?
幻影随想: 例の食育マンガのネタについてまとめてみた
 マクロビ系統の、明後日の方向に旅立った食育マンガをネタ的に取り上げるエントリ。

<12/30 追記修正>
<12/31 リンク追記>
この記事へのコメント
  1. こんにちは
    TOSSも問題なのですが、そもそも「身土不二」というのは内閣府の食育推進サイト内にも結構出てくるんですよね。
    身土不二 site:www8.cao.go.jp/syokuiku で検索すると9件です。内閣府全体だと149件です。
    地方自治体レベルで身土不二を公式にスローガンにしているところがあったりするので頭が痛いです。
    他にも根拠のよくわからない主張が多すぎて、食育そのものが「どうしたもんだろう」状態です。しかも問題があるのは日本だけではないので。

    地産地消は安全性とは関係ないという話はちょっとだけ以下の記事でも触れています。ご参考まで。
    http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=2569
  2. Posted by uneyama at 2008年12月31日 09:30
  3. 幻影さん♪

    こんにちは。

    日本の教師って四年生の大学を卒業していると思うのですが、授業で使う資料の正確性について、なぜネットないし図書館で調べて確認することをしないのでしょうか。

    トンガのお話を読んで、アタシが小学生で授業で取り上げられたら、「ほんとかな?」と疑うことなく信じていたことでしょう。

    授業で使う教材の適正などを、校長とかが目を通して承認するようなことがあったら、少しは「まし」になるのかしらね。。。
  4. Posted by koneko04 at 2008年12月31日 13:29
  5. >uneyamaさん
    こんにちは。

    >地方自治体レベルで身土不二を公式にスローガンにしているところがあったりするので頭が痛いです。
    >他にも根拠のよくわからない主張が多すぎて、食育そのものが「どうしたもんだろう」状態です。しかも問題があるのは日本だけではないので。
    そうなんですよね。
    地産地消のスローガン止まりならまだしも、それ以上に染まっちゃっているところが少なくないのが頭痛の種です。

    あと記事の紹介ありがとうございます。
    エントリ中でリンク紹介させていただきました。

    >koneko04さん
    >授業で使う資料の正確性について、なぜネットないし図書館で調べて確認することをしないのでしょうか。
    何の疑いも持たずに資料を受け入れているから、もしくは判断の基礎となるべき常識を持たないからではないでしょうか?
    タヒチの人口2000万とか、170年前のクック船長とか、常識的に考えてありえない記述をスルーしてしまうというのは、そういうことだと思います。

    あと、本来は教材のチェックや査読機能を、TOSSというコミュニティが受け持つはずだったと思うのです。
    論文でもそうですが教材を公開するというのは、共有以外にも他者の目に触れる事で間違いをチェックするという意味合いがあるはずですから。
    しかし現状ではそれが出来ているとは言い難い情況で、この手のおかしな教材が誰からもツッコミを受けないままに放置されています。
    自浄作用を働かせることが出来ないと、コミュニティ自身の信用を失うんですけどね。
  6. Posted by 黒影 at 2008年12月31日 16:15
  7. そもそも、日本だって昔は脳溢血などの脳血管疾患が死因のトップだった訳で、そのため国を挙げての減塩運動を行っていたって事実って忘れられているのですよね。つまり下手に「身土不二」だったのを是正していったが故に、現代日本人の長寿が成り立っている訳で。

    序でを言えば、日本で一番長寿の沖縄って意外なことに「身土不二」じゃなかったりするんですよね。琉球料理に昆布は欠かせないけど、そもそもは幕府との貿易で蝦夷地から入ってきたものだったりしますし。
  8. Posted by 杉山真大 at 2009年01月18日 20:56
  9. こんばんは。

    以前、TOSSウォッチングというところでも、話題になったことがありますが、緻密な検証で、感動です。
    もう一つ気になった点があります。
    それは腸の長さについてです。
    どうもヨーロッパ=食肉=狩猟生活、日本=農耕生活の図式を抜け出せないようです。
    ヨーロッパの方が、日本よりは農耕の歴史は長いですし、日本は仏教が広まるまで肉を食べておりました。そこは、どう考えられているんでしょうね。

    TOSSと読売新聞で作成した食育テキストです。5,6年生のものをぜひご覧ください。
    http://syokuiku.yomiuri.co.jp/dl.htm

    読売新聞社も、ちょっとお粗末ですね。
  10. Posted by ドラゴン at 2009年03月04日 19:18
  11. こんばんは。

    >それは腸の長さについてです。

    >どうもヨーロッパ=食肉=狩猟生活、日本=農耕生活の図式を抜け出せないようです。

    日本の農耕は縄文時代に始まっているようですから、意外に早く始まっているようです。

    縄文時代 - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%84%E6%96%87%E6%99%82%E4%BB%A3

    逆にヨーロッパの麦作ですが、麦の淡白質には(アミノ酸の)偏りがあり、肉食を組み合わせる必要があると聞きます。

    #実際には、乳製品を多用していると思いますが。


    >5,6年生のものをぜひご覧ください。

    低血糖... 頭が痛くなりました。

    フォークは、ルネサンス期のイタリアの発明のようで

    フォーク (食器) - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF_(%E9%A3%9F%E5%99%A8)

    スプーンは日本でも古くから使われ。

    すでに、あちこちでネタになっているようです。
  12. Posted by att460 at 2009年03月06日 00:18
  13. はじめまして。
    食育と聞いてふと「服部幸應」を調べてみました。まさかと思いましたが・・・・
    服部幸應のポッドキャスト『食育の時間』
    http://www.jfn.co.jp/shokuiku/
    で「マクロビオティック」を持ち上げてました。
    服部栄養専門学校校長・医学博士のくせに・・・orz。
  14. Posted by うさぎ林檎 at 2009年03月18日 17:01
  15. 管理人様

    突然の書き込み失礼します。
    最近糖質制限食を軸に歴史科学や現代社会について追及するブログを立ち上げたgiga8plusと申します。

    身土不二や腸の長さの記事ですが、管理人様の記事を拝見しますといかにこの手の団体が幼稚なのかが明瞭ですね(日本古来や伝統食、肉を食べると獰猛説、善玉菌悪玉菌なども含む)

    同時に、こんな歴史及び自然科学と無縁な暴論なんてその手の専門書を読めば誰でもわかりそうなのに、9割以上の人が疑わないのも随分と滑稽だと思いました。

    考える事が出来ない人ばかりになったのが
    最悪の原因なのでしょうが、これでは一生悪い奴から利用され続けられかねませんね。
    私も気を付けなければ、、、。


  16. Posted by giga8plus at 2014年07月05日 05:53
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