船井幸雄、森田健、村上和雄、江原啓之
マクロビオティック、お産、ホメオパシー、さまざまな医療、レイキ
超心理学、精神世界・新霊性運動・超自然・超科学
さて、上に列挙したものを見て何だと思うだろうか?
疑似科学のリスト?
確かにそうだが、どこにあったリストだと思う?
答えは、とある大学教授が自分のホームページに「もっと勉強したい」とタイトルを付けて列挙した、読破済みの本のジャンル一覧である。
もっと勉強したい
この時点で「なんじゃそりゃー!」と呆れかえる人の姿が目に浮かぶようだが、まだまだこの程度で驚いてもらっては困る。
次にはもっと破壊力のあるページを見てもらわなければならないのだから。
笑撃のページはこちら。
メニュー(A)学問の基礎について知りたい
というこのページ、サブタイトルが「学問・科学・超科学・本・大学など」となっていてワクワクしながらページを開いたのだが、予想通りとはいえ、そこにあった物のあまりのインパクトに、本気でしばらく笑い転げた。
「学問の基礎」というタイトルで、江本勝、喰代栄一、飛鳥昭雄、中丸薫というそうそうたる面子がいきなり目に飛び込んで来るんだぞ?おまけにまともな学者の名前は一つも上がって無いし。
#江本はともかく、その他は知らない人もいるだろうから、各自リンク先をたどって紹介文を参照されたし。
それぞれの本の紹介文も突っ込みどころ満載というか、もう疑似科学ウォッチャーを笑死させるための罠なんじゃないかって具合で、もう腹の皮がよじれそうだ。
最近渋研さんとこあたりで、『go.jp』ドメインや『ac.jp』ドメイン、『ed.jp』ドメイン内の疑似科学ネタを探すのが流行っているようなので、私も試しに『site:ac.jp ホメオパシー -ニセ科学』でやってみたら、一件目にヒットしたのがこのサイトだった。
あまりの笑撃度にこれ一つでおなか一杯というか、このレベルのが他にいくつも出てきたら腹筋が持たない。
この大学教授、専門は宗教学や哲学なのだそうだが、哲学系や宗教学系の先生で疑似科学に免疫がないどころか諸手を挙げて歓迎してしまうような人というのは、実は結構いたりする。
・PSJ渋谷研究所X: 国土交通省にも神戸市にも「水伝」汚染?
【疑似科学・ニセ科学・オカルト・トンデモの最新記事】
研究室のトップページを見ると、すでに閉鎖されたことになっているのもなんだか……。
この方でしょうね。
http://www.yokkaichi-u.ac.jp/kyouin/sogo/sog014_teraishi.html
ありがちな「言ってほしかったことが書かれているので、うっかり信じた」といったこととも違いますね。ある種の極端な相対化の例でしょうか。こうなると、広島工大の例なんかかわいいものですね……。
頭がドーナッツになっているんじゃないかと思います。私が思うにはセンター試験で理科科目選択になってから全く理科系の3/4か2/4が喪失したまま大学の教員になって上辺だけ取りつくろっているっていう手合いの一人かと思います。基礎的な科学知識がないまま環境問題や最先端科学について論じている大学教員を排除できなければ科学立国日本の将来は真っ暗です。
>四日市大学総合政策学部論集 (ISSN 1347-068X 第7巻第1・2合併号 2008年3月)
>『現代日本におけるレイキ−レイキはどのように紹介されているか−』 寺石悦章
>『船井幸雄の聖地論』 寺石悦章
>『江原啓之の巡礼論』 寺石悦章
>『深見東州の巡礼論』 寺石悦章
そういうのを研究している人だと思いたかった…。
このひとは、1964年06月うまれで18歳のときは、理科科目選択どころか、センター試験すら始まってませんよ。
いくら勉強したところで、こういうのにはまるのは一定の確率で出てくるわけで。
科研費の研究成果の一部って...
http://ci.nii.ac.jp/els/110007041652.pdf?id=ART0008968323&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1301994251&cp=
私は売れない研究者ですが、まじめに研究するのが少しあほらしくなりました。