8月は出張や旅行であっちこっち飛び回っていましたが、9月に入りようやくちょっと落ち着いたのでブログの更新を再開しようかと思います。
今日はとりあえず肩慣らしということで軽い記事を。
先日「赤の女王とお茶を」のsivadさんがアナウンスされていたのですが、
9月23日に「博士ネットワーク・ミーティング@京都」なるものが開催されます。
京都なら地元なので参加できるし、ついでにアナウンスくらいはお手伝いをさせていただこうかと。
2008-09-23 - 赤の女王とお茶を:博士ネットワーク・ミーティング@京都、開催します!
2007年の第71回総合科学技術会議ではポスドク年限を制限する方針が提案され、また全国の理系大学院博士課程では学生の減少が一層加速しています。
はっきり言って今の日本、博士もポスドクも科学も研究も待ったなしの状況になっています。
私もあれやこれや書いている以上できる限りのことはしていきたいと思っていまして、今回NPO法人サイコム様協力の下、とNPO法人KGCの柴田代表そして株式会社フューチャーラボラトリの橋本社長をお招きし、博士・ポスドク・大学院生・テクノロジスト、その他科学や研究や知識労働に携わる皆様のネットワーキングの機会を京都で設けようということになりました。
こちらでご紹介されているドラッカーの指摘のように、知識労働による生産においては専門家のネットワークがなによりも重要です。
個人のライフハックも大事ですが、一つの専門から社会に生み出せる価値は限られてきます。
特にライフサイエンスに代表されるサイエンス・ビジネスでは多分野の専門家による「すり合わせ」型の仕事が必要不可欠なのです。
というわけで、私もさっき参加申し込みのメールを出してみました。
要項は以下のとおりです。
もしこのブログの読者で他に参加する方がいたら、当日会場でお会いしましょう。
…既に定員オーバーでなければ。
SciCom Japan Information: ”博士ネットワーク・ミーティング@京都”開催! 08年9月23日
”博士ネットワーク・ミーティング@京都”開催! 08年9月23日
2007年の第71回総合科学技術会議ではポスドク年限を制限する方針が提案され、また全国の理系大学院博士課程では学生の減少が一層加速しています。
一方で、現代と未来の生活を支えるために科学・技術が必須であることは論を待ちません。
日本におけるこの矛盾は、科学や技術、研究に携わる人たち個人の力不足というよりは、欧米のような人的ネットワークを持たないゆえの社会力の不足にあるのではないかというのがサイコムの問題意識の一つです。
もちろん日本学術会議のようなトップダウンによる組織はすでにありますが、アメリカのAAASを見ても分かるように、やはりボトムアップの組織こそがこれからの世の中を動かしていくのではないかと考えています。
そこで私たちは、博士を初めとする知的生産に関わる人たちのネットワークをボトムアップで作っていくための交流会を今月、京都で開催することにいたしました。
博士ネットワーク・ミーティング@京都
日時 :2008年9月23日(火曜、秋分の日、祝日) 13:30〜15:30
会場 :ちおん舎 http://www.usaato.com/info-map/chion-map.html
会費 :社会人3000円 学生1000円
パネルディスカッション「博士の使命と日本の未来」を予定しています。
パネリストとしてサイコム代表榎木をはじめ
株式会社フューチャーラボラトリ社長 橋本昌隆氏
特定非営利活動法人KGC代表 柴田有三氏
他をお迎えして日本の将来や知的環境に関する議論を行います。
今後につながるネットワーク作りを志向していますので、当日は出来る限り名刺持参での
交流をお願いしたいと思います。
仕事や研究のための人脈形成、異分野との交流、知的刺激の追求、志の共有などさまざまな目的を持っておいでいただけると嬉しいです。
参加希望の方は
hakasenetwork@gmail.com(@を小文字に変えてください)
へタイトルにミーティング参加希望と明記の上、メールで申し込みをよろしくお願いしま
す。
一次締切を9月13日とします。
皆様の参加を心よりお待ちしております。
なお、「博士」と銘打ってありますが、対象はネットワーキングと科学・技術・研究に関心のある学生・社会人の方も含まれます。博士号取得者や博士課程在籍者に特に限定いたしませんので、お気軽にご参加ください。
なお、サイコム会員は無料です。
準備を手伝っていただける学生さんを数名募集いたします。お手伝い願える場合は会費をいただきません。
<9/11追記>
とりあえず無事申し込みに通りました。
今回の取りまとめ役はsivadさんがされてるんですね。
まだ枠は余っているらしいので、関西方面でお時間のある方は是非どうぞ。
参照
http://d.hatena.ne.jp/kazima/20061003/1159883922