おそらく日本でこのネタが広がったきっかけは、らばQのこの記事。
らばQ:これ本当!?携帯電話を鳴らすとポップコーンが出来る…世界中で実験中(動画)
私はこれを「5号館のつぶやき : 笑い事ではない:携帯ではじけるポップコーン」経由で知ったんだが、エントリを見たときは思わず「おいおい…」と口にした。
この程度のネタ動画に引っかかっちゃ駄目でしょ。
すでにGIGAZINEで詳細な検証が行われているので気になる人はそっちを見てもらうとして、
携帯電話の電磁波でポップコーンができるかどうか徹底検証してみた - GIGAZINE
結局のところ、これの仕掛け人は誰なんだろう?
バイラルマーケティング説とか色々流れているが、いまいちしっくりこないな。
◆続報
幻影随想: 携帯電話でポップコーンを作れるのは、映画の中だけのフィクションです
【疑似科学・ニセ科学・オカルト・トンデモの最新記事】
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080612_wes/
元ネタの方含めてざっと見て、ぱっと思いついたのが以下二点。
・「触媒」って???
本来「活性化エネルギーを下げる」だけの触媒が、なぜ発熱反応の逆反応を起こし得るのか理解不能。
そんなの触媒じゃなくて「賢者の石」じゃないのかと小一時間(ry
・エネルギー保存則を思いっきり無視
反応基質と生成物が同当量のH20のシステムで、どこから電気エネルギーを取り出せるのか謎。
ロスが無いとしてもその取り出した分のエネルギーの辻褄合いません。
出入り口繋ぐと普通に化学版第一種永久機関になってます。
確かにホントなら夢のシステムなんですけどねぇ。
マスコミ各社のツッコミどころのボケ具合に泣けてきます。
だってウィルコムの電磁波は携帯電話の10分の1ですし、病院でも唯一使用を許可されているケータイですからね。
検証した方は携帯電話については素人ではないでしょうか。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080612/1015163/