2010年07月17日

産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです

再来週に産総研主催でバイオインフォマティクスのセミナーがあります。
主催は生命情報工学研究センター(CBRC)で日時は7/28〜7/30の4日間です。
ポスター発表はもう締め切られているけれど、参加無料です。
私は忙しいので参加しませんが、プログラムを見ると結構面白そうなので、関東方面で時間のある人は寄ってみるのもいいのではないかと。

産総研が、バイオインフォマティクスのワークショップを7月末に開催 WORK MASTER
<開催概要>
日  時 7月28日(水) 〜 30日(金)
会  場 産業技術総合研究所 臨海副都心センター
      別館 バイオ・IT融合研究棟11階 会議室1・2
      〒135-0064 東京都江東区青海2-4-7
主  催 産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター
参加費 無料
申込締切 ポスター発表:現在、締切延長中。
問合せ先 産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター
      〒135-0064 東京都江東区青海2-4-7
      電話:03-3599-8080
その他 プログラム・申込みは、下記リンクより

BiWO2010 BiWO2010 サイト。スケジュール表など。
2010年7月28-30日 2010年度生命情報工学研究センターワークショップ(CBRC2010) 産総研からのプレスリリース。
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2010年07月12日

IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい

先日リリースされたニュースによると、IBMがゲノム解読ビジネスに本格参入する気らしい。
関係業界(うちの業界だけど)にとっては、結構インパクトがあるニュースだ。

一つ目はゲノム解析装置の開発で、ロシュと提携するというもの。
IBM to commercialize genome reading - BusinessWeek
IBMは、ヒトゲノムを解読する低コストのデバイスを構築するために、医療機器メーカーのロシュと提携した事を6日に発表した。

「この技術が商業化されるまで、まだ10年以上かかるかもしれませんが、一度これが成れば、あらゆる医師に患者のゲノム構成を調べる低コストで迅速な方法を提供できるようになります」とIB研究所のコンピュータ生物学シニアマネージャー、Ajay Royyuruは語った。「ゲノム解読のコストは低下し、解読速度も早くなって来ていますが、そこにはまだコスト、解読速度、解析規模の問題が残っています」とRoyyuruは言う。

このプロジェクトはIBMのDNAトランジスタを使用する。これらのDNAトランジスタは、ナノスケール細孔(ナノサイズの穴)を持っており、この穴を通してデオキシリボ核酸(DNA)配列を流すことができる。これらのナノスケール細孔は電界を利用することでDNAの各塩基を識別する。

YouTube - IBM DNA Transistor


IBM setting up cloud for genome research | Cutting Edge - CNET News

現在各所で第三世代シーケンサーと呼ばれる、DNA、RNAを一分子の精度で解析可能なシーケンサーが開発されているけれど、
このナノスケール細孔を通して測定する方法はもっとも有望視されている技術の一つ。
というのも、この方法なら第二世代までのように遺伝子を増幅する必要がなくなり、その分薬品コストが下がるのと、
塩基の識別も電気的シグナルという機械化しやすい手段で検出できるため、高速化と大規模並列化がしやすいからだ。
そして解析装置自体の作成も、簡単低コスト化できそうだという見通しが立ちつつある。

ナノスケール細孔の一部はシリコンで作成されているため、マイクロプロセッサを作成するために使用されているリソグラフィー技術と同じ方法で大量生産することが可能である。
他の研究者もまたナノスケール細孔の使用を検討しているが、DNAは非常に高速にナノスケール細孔を通過するため、そのような設計では正確にDNAを解読できない。
「それはスパゲッティをすするようなものです。一旦DNAがナノスケール細孔内を通り抜け始めると、それは本当に一瞬です。10〜20ミリ秒の間に、48000基のDNAが通り抜けることを我々は確認しました。このスピードでは、DNAを正確に読み取るチャンスは非常に小さなものです。」とRoyyuruは言う。
DNAの通過速度を落とすために、IBMは流速を望んだ速度に調整できるように、ナノスケール細孔に電気的な制御装置を作成した。
「我々はDNAの細孔を通過する動きを電気的に制御することができます。」


この技術が実用化されたらどの程度のコスト、速度でヒトゲノムの解読が可能となるかについて、彼はこうコメントしている。
全ての用意が整ったら、このデバイスは100〜1000ドルでヒトゲノムの解読を可能とするようになるでしょう。

ただし実用化まで当分かかるようで、基礎研究だけであと5〜10年かかると答えている。
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2010年07月11日

ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった


既に各所で話題になっているのでこのブログの読者なら知っている人も多いと思うが、
数ヶ月前にこのブログで少し触れた件について、ついに裁判が開始されたようだ。
取り上げたのはこの記事。
幻影随想: ホメオパシーがようやく英国から追放されそうな件について
<3/1追記>
上で「いつ日本で起きても不思議ではない」と書いたが、実際には既に起きている。
私の知っている限りでも、自宅出産でホメオパシーにハマった助産師が適切な介助を行わなかったことが主因と考えられる胎児死亡事例が複数存在する。
どちらも現在進行形で裁判が起こるかどうかの事例のため今は伏せておきたかったのだが、コメント欄でmwhikariさんが書かれていた事例が私の知るものと別であれば、ホメオパシー助産師関係でまた事例が増えたということになる。
こうした記事にホメオパシー助産師の問題事例を書かないのは妊婦にとっての不利益にしかならないと思うので追記しておく。
事例の詳細を書くことはできないが、探せば見つかる、とだけ書いておく。


本件の第一報は読売から。
ホメオパシーの名が出ていないためベストではないけれど、十分GJな記事といえる。関係者には十分伝わる内容だ。
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2010年07月04日

日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー

先日はてブを介して発見して大爆笑した。
ギリギリ科学少女の初音ミクバージョンがちょっと前に作られていたのは知ってたが、
それに振り付けがついていたとは。

日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー‐ニコニコ動画(9)


相変わらず中毒性のある歌だ。

2010年07月03日

トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ

最近また海外のQuackery(ニセ医療)が一つ国内に入って来ようとしているようだ。
シモンチニーがんセンター

ざっと調べてみたところ、国内のWeb記事で対抗言論が引っかかるのはNATROMさんのところくらい。
癌は真菌であり、重炭酸ナトリウムで治療可能だったんだよ! - NATROMの日記
現状では批判がほとんど存在していないようなので、ちょっと資料をまとめておくことにする。
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