2009年11月24日

トルマリンゴのプロモーションムービー

きくちさんと亀さん六さんのどちらが見つけてきたのか忘れたけれど、
週末の渋研ナイトで持ち出してきて大うけしたネタ。
再生回数二桁なのにどこから見つけてきたのやらw

YouTube - tourmalingo-promo-video


YouTube - tourmalingo-promo-video2

続きを読む

ニセ科学フォーラム2009に行ってきました

ニセ科学フォーラム 2009に行ってきました。
きくちさんの話によると、元々150人くらいの定員を想定していたのが蓋を開けたらあっという間に定員オーバーで、会場の収容人数限界の190人まで定員を増やしてもなお、12日の時点で既に定員オーバーになってしまったとか。
会場は溢れんばかりの人でした。
ちなみにフォーラムの様子は、どこの番組か忘れましたがテレビで流れたらしいです。
続きを読む
タグ:疑似科学

2009年11月20日

コンプリート・ゲノミクス社が1000ドルゲノムに王手をかけた件

ようやく手が空いたので、今のうちにたまったニュースを片づけてしまおう。
まずはゲノム解読ビジネスの覇者候補、コンプリート・ゲノミクス社の動きから。

Complete Genomics maps human genome for as low as $1,700
Complete Genomics said it deciphered the whole genomes of three individuals, one for as low as $1,700. "This high-quality, cost-effective approach to genome sequencing will allow researchers to study complete genomes from hundreds of patients with a disease to advance the understanding of the genetic causes of that disease, with an end to preventing and treating common human ailments," said Cliff Reid, the company's CEO. The company expects to decode genomes of 10,000 people in 2010.
コンプリート・ゲノミクス社が一人当たり1700ドルの安さで三人の全ゲノム解読に成功したと発表した。
CG社のCEO、クリフ・レイド氏はこう語る。
「この高品質で費用効率の高いゲノム配列に対するアプローチは、研究者達が数百人もの疾患を持つ患者の全ゲノム配列を研究し、その病気の遺伝的な原因への理解を深めることを可能とするだろう。そして人間の一般的な病気の予防と治療の終結をもたらすだろう。」
同社は、2010年度に10000人のゲノムを解読すると予想されている。

コンプリート・ゲノミクス社は今年の9月にも、一人頭4000ドルで14人のゲノムを解読したと発表している。
Complete Genomics decodes full genome of 14 individuals

ライバル企業が驚異的なスパートを発揮するのでもない限り、遅くとも来年の春には、1000ドルゲノムへの一番乗りを果たすだろう。
一人のゲノムを読むのに数億ドルかかっていた2000年頃や、ワトソンのゲノムを読むのに100万ドルかかっていた2006年頃がまるで大昔のようだ。
それにしても来年一年間で1万人のゲノム解読とは、その情報がそろったららどれだけ遺伝性疾患の研究が進むかと思うと興奮を禁じ得ない。


会社から出ているニュースリリースを読むと、この解析結果は11月5日のオンライン版Science紙に発表された模様。
http://www.completegenomics.com/
http://www.completegenomics.com/pages/materials/SciencepublicationPR.pdf
Complete Genomics Publishes in Science on Low-Cost Sequencing of Three
Human Genomes Using Its Proprietary Sequencing Platform

MOUNTAIN VIEW, Calif. ― Nov. 5, 2009 ― Complete Genomics, a third-generation human genome sequencing company, today announced publication of a report in the journal Science describing its proprietary DNA sequencing platform, including analysis of sequence data from three complete human genomes. The consumables cost for these three genomes sequenced on the proof-of-principle genomic DNA nanoarrays ranged from $8,005 for 87x coverage to $1,726 for 45x coverage for the samples described in this report.

二段階の精度でゲノムを解読したようで、87xで8000ドル、45xで1726ドル。

一般ピープル向けに少し解説を入れると、この倍率は同じ場所を何度読んだかを示す指標で、この数字が高いほどゲノムの精度は高まる。
ゲノム解読は遺伝子を短い配列で何度も読んでそれをつなぎ合わせる形で行われるので、何度も繰り返し読んでエラーレートを下げないといけない。
当然何度も繰り返して読む方が正しい配列を得られる可能性が高まるが、そこはコストとの兼ね合い。
しかしこの会社なら、解析精度を下げてもいいなら今すぐにでも1000ドルゲノムを実行できそうだな。

ついでに論文へのリンクを貼っておく。
はてブで見知った面々が既にブクマしているのはさすがだ。
Human Genome Sequencing Using Unchained Base Reads on Self-Assembling DNA Nanoarrays -- Drmanac et al., 10.1126/science.1181498 -- Science Human Genome Sequencing Using Unchained Base Reads on Self-Assembling DNA Nanoarrays -- Drmanac et al., 10.1126/science.1181498 -- Science

そういやこの会社はヒトゲノム解析コンテストに参加しないのだろうか?
Archon X PRIZE for Genomics
参加者リストに名前が載っていなかったが、十分優勝を狙えそうに思えるのだが。
posted by 黒影 at 22:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | バイオインフォマティクス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

Nature Chemistryの広告が進研ゼミのマンガ並みに弾けている件について

先日何気なしにNatureをめくっていたら、こんなものを見つけてお茶吹いた。
Nature Chemistryの広告記事らしいんだが。

今日お昼にお弁当を作ってきた。そうしたらNature Chemistryが買えた。

研究のアイデアに行き詰っていた。そこで、久しぶりに(私にとっては)豪華なランチを食べに行こうと重い、大学の外に。有名なファミリーレストランの前でメニューを見ていたら、ステーキランチがおいしそう。これを食べればよいアイデアがきっと浮ぶ…気がする。
入ろうと思ったら、ばったり研究室の尊敬している(大)先輩に会った。しかし今日の先輩はお弁当。一緒に食べたかったけど残念。研究室に帰って先輩と話したら「月に一回はお弁当」だそうだ。健康にいいですね、だからいつも良いアイデアでいっぱいなのですか?と言ったらそれだけではないと言われた。Nature Chemistryに定期購読をしているらしい。どうも研究のアイデアが行き詰ったらNature Chemistryをパラパラとめくるそうだ。先輩はお金持ちでいいなあ、だって私なんてNatureを購読するほどお金ないですよ。といったら怒られた。先輩は月に一回お弁当にして、お昼代で定期購読を買っている???
よく話を聞いたらNature Chemistryの二年間購読は29,760円。月に1240円。え!さっきの私のお昼のほうが高かった…Natureって高い雑誌だと思っていたのに。研究のアイデアに(私にとって)豪華なお昼を食べるより、Nature Chemistryを1冊買ったほうがよかったかも?ショック…今度から先輩を見習い私も「月に一回はお弁当」を実行。健康になれて、Nature Chemistryの定期購読も出来て、お昼も先輩と食べられて、よいこと尽くし!ちょっと憧れの先輩に近づけた気がした。

強調は原文ママ。

進研ゼミのマンガをほうふつとさせるような広告で、ジワジワと来るものがある。
Nature本誌に載せる広告としては、読者の想定が絶対にずれているだろ常識的に考えて。
一体これでどういう層に訴求するつもりなんだろうか?

あるいは、これは突っ込み待ちなんだろうか?
既に誰かが突っ込み入れているかと思ったんだが、検索してもまるでヒットしないので載せてみる。
タグ:ネタ
posted by 黒影 at 20:36 | Comment(7) | TrackBack(0) | サイエンストピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

ニセ科学フォーラム2009のお知らせ

11月23日に大阪でニセ科学フォーラム2009が開催されます。
この界隈では名前を知らない者がいない豪華な面子がそろっているので、興味のある人は是非どうぞ。
詳細については下のリンク先を読んでください。

関西圏でこの手の催しは意外と少ないので、「東京まで出るのはちょっと…」という人はこのチャンスをお見逃しなく。

22日には渋研ナイトもあります。
私も既に両方参加申し込み済みです。

申し込む場合は、
それぞれリンク先に書かれているメールアドレスに参加申し込みのメールを送ること。


ニセ科学フォーラム 2009
日時・会場
2009 年 11 月 23 日(月曜日・祝日) 13:00-16:30 (12:30 より受付)
大阪大学中之島センター 10F 佐治敬三メモリアルホール

プログラム
 「ニセ科学のある風景」 菊池誠(大阪大学サイバーメディアセンター)
 「教育の世界にはびこるニセ科学」 左巻健男(法政大学生命科学部)
 「ニセ科学を巡る批判的言論における不法行為責任 名誉毀損訴訟の報告」天羽優子(山形大学理学部)
 「大学で扱う科学とニセ科学」 飯島玲生(大阪大学 scienthrough(学生団体))
 「脳の迷信」 藤田一郎(大阪大学生命機能研究科)
  全体討論


PSJ渋谷研究所X: 渋研ナイト@大阪
○渋研ナイト
渋谷研究所X「おかしな科学」-- 亀さん・六さんと遊ぼう --

身のまわりのニセ科学を徹底的に語る脱力系トークバトル本『おかしな科学』(渋谷研究所X+菊池誠/楽工社刊/1,500円)の出版を記念して (出たのは7月ですけど)、渋谷研究所Xの脱力キャラ「亀さん」と「六さん」と、大阪大学サイバーメディアセンター教授で物理学者の菊池誠さんが、『おかしな科学』について脱力系でちょっとまじめ(かもしれない)なトークを繰り広げます。

日 時/11月22日(日)6:00pm〜8:00pm open5:30pm
出 演/渋谷研究所X(亀さん&六さん)+菊池誠
場 所/workroom A (大阪市中央区備後町)
http://www.workroom.co.jp/wra/wra_top.html
参加費/予約1,000円 当日1,500円(1drinkつき)


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。