2008年10月22日

ニコニコ動画で学ぶ疑似科学2―ABOFAN fools abofans―

ニコニコ動画で学ぶ疑似科学のシリーズ第二作として、
先日「忘却からの帰還」のKumicitさんが作成した"ABOFAN fools abofans"を取り上げてみる。



ABOFAN氏はある意味有名人なので、このブログを見ている人なら知っている人が大部分だと思うけれど、一応知らない人のために簡単に説明しておこう。
彼は血液型と性格の関係 - ABO FAN Home Page -の管理人で、血液型性格判断と言うニセ科学の擁護者?である。
過去にはkikulogで独自論理を振りかざして周囲を困惑させたり、彼の心理学に対する理解の欠如を指摘するメールに対して、謎返答珍返答を連発したりと色々やらかしているので、時間のある人はそのログを読んでみるのもいいだろう。
#かなり膨大なログなので休みの日に行うことを勧めるが

kikulog:血液型と性格
畜大心理:ABOFANへの手紙

Kumicitさんのこの動画の趣旨は、ABOFAN氏の主張をそのまま受け取るとどれほど愚かしいことになるかを分かりやすく図示することにある。
動画と同様の内容を文章化したものはこちら。
忘却からの帰還: ABOFAN says personality does not depend on blood type.
忘却からの帰還: ABOFAN fools abofans.
一昨日のエントリと動画バージョンで示したようにABOFAN氏は自ら、血液型性格判断はまったく役に立たないと言っている。

表面的には、ABOFAN氏は、「心理学研究者たちによる論文で、有意差がないか、あっても系統性があまり見られない」ことと、「血液がと性格に関係がある」という主張を整合させようとした。その結果、「有意水準5%で有意差あり+サンプル数1000=エフェクトサイズが0.1〜0.2という小さすぎる差異」かつ「その差異は、年齢・地域・性別・社会的地位などによって違う」と主張することになった。すなわち、血液型性格判断はまったく役に立たないと。

自分で自分の頭をぶち抜いたことにすら未だに気が付かず、「有意差有意差」と鸚鵡返しのように繰り返す亡者と化した哀れな彼に、誰か止めを刺してやってくれないか?

沖縄の中学校でおはらい騒動

思わず「また沖縄か」と言いたくなったニュース。
20年ほど前にこっくりさんやらキューピッドさんで散々やらかした問題を、また繰り返すとは。
霊能者ユタのおはらいで体調不調? 沖縄の中学生5人が病院へ - MSN産経ニュース
 沖縄県の宜野湾市立真志喜中学校で、民間の霊能者として知られるユタの女性を招いておはらいを行った際、女子生徒5人が体調不良を訴え病院へ運ばれていたことが22日、分かった。

 同校によると、数年前から吹奏楽部で「練習中に気分が悪くなる」「霊が見える」などと話す生徒がおり、一部の保護者からの提案でおはらいをした。

 部活終了後の21日午後7時すぎ、音楽室や廊下に生徒約60人と7、8人の父母、顧問の教諭が集まり、ユタが酒と塩をささげておはらいを開始。20〜30分ほどして、女子生徒約20人が「気分が悪い」「息苦しい」と訴え、うち5人が過呼吸状態になり病院に運ばれた。全員、その日のうちに回復し帰宅したという。

どう見てもただの集団ヒステリーです。本当にありがとうございました。

学校の怪談なんてどこにでもあるし、霊が見えるなんてそれこそ典型的な中二病の症状だろうに。
普通の学校だと先生が叱り飛ばしてそれでおしまいなんだがなあ。
この学校ではもうこっくりさん騒動の教訓は失われたのだろうか?
それとも保護者からの突き上げで断れなかったのか?
先日のホメオパシーの一件といい、沖縄にはこういうスピリチュアル的なものを受け入れやすい土壌でもあるのかね?
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