2008年10月01日

「未来を透視する男」―予言者ジュセリーノの使うトリック―

もう結構昔の話になるが、学部時代、私は教職課程を取っていた。
最近のカリキュラムでは、教員免許を取るためには介護実習を行うことが必須となっており、高校なら2日間、中学の教員免許をとるためにはさらに5日間の介護実習が必要となる。
そのため、確か大学3年の春休みの頃だったと思うが、私は介護実習のためにある老人ホームで一週間程働いていた。
そこでの仕事は、デイケアの老人の送迎や食事の用意、入浴介助などで、実習そのものはつつがなく終えたのだが、最終日にお別れ会を兼ねたレクリエーションということで、実習生が各自何か出し物をすることになった。

実習仲間の中には、歌を歌う者がいたりピアノを弾く者がいたり様々だったのだが、私はそこでマジックを行うことにした。
そのマジックが表題の「未来を透視する男」である。

多分初めて書くと思うが、私はマジックがかなり好きだ。
中でも心理誘導や心の盲点を利用したトリックや、種を明かせば「なあんだそんなことか」と言われるような誰でも出来る単純なものでありながら、そのくせ効果が抜群なトリックが特に好みで、自分でも少しかじっている。
「未来を透視する男」はそんなトリックを使った私の持ちネタの一つとなる。
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