2008年10月29日

博士ミーティングin東京のお知らせ(11月22日)

先日行われた博士ミーティングの第二回が、プレミーティングという形で11月22日に東京で行われるようです。
関東方面にお住まいの方で前回は行けなかったという人は、是非ご検討ください。

赤の女王とお茶を:お知らせ:11月22日お台場サイエンス・アゴラで博士プレ・ミーティング開催します!
ご無沙汰しております。

前回京都で開催した博士ネットワーク・ミーティングには多数の参加をいただきまして、誠にありがとうございました。

次は関東での開催を目論んでいるのですが、少々準備に時間が掛かりそうです。

しかしあまり間が空きすぎるのもどうかということで、ちょうど11月に開催される科学技術振興機構主催「サイエンス・アゴラ」の企画にお邪魔する形で「プレ・ミーティング」をやってしまいます。

現在の予定では、サイコムさんの企画
11月22日(土) 15:00〜17:30 会場:東京国際交流館 メディアホール

「本音で語る「研究問題」〜研究問題 メーリングリスト 10 周年に寄せて〜」

の後半にお時間をいただき、その後街にでも繰り出そうか、というノリになっております。

今回はプレということで、自己紹介シートの提出義務はなくし、関心のある方に広く参加していただこうと思っています。科学技術振興機構の主催ではありますが、イベント自体は非常に自由なふいんき*1ということで、一言いわせろ、こんなアイデアがあるぜ、という皆様の参加を心よりお待ちしております。

また別途、本ミーティングの企画も進んでおりまして、2月あたりにやや大きな形で開催できればなと考えております。

アイデアや企画をお持ちの方はぜひ
hakasenetworkあっとgmail.com

までよろしくお願いいたします。

私は友人と旅行に行く計画が重なってしまったので残念ながら参加できないのですが、何か面白い話があったらどなたかレポートしていただけたら嬉しいです。
posted by 黒影 at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月28日

ニセ科学の総合商社としてのEM

トンデモは連鎖する

これは数多のトンデモ、疑似科学を観測した上での経験則に過ぎないが、自分の論理に不誠実な主張者ほど、節操無く自分の主張のつっかえ棒となる何かを手当たり次第に取り込もうとする傾向がある。まるで拾った羽で自分を飾り立てた童話のカラスのように。
#もちろん取り込むものがアレなので、ニセブランドで全身固める様な滑稽な結果にしかならない訳だが


そんな「ニセブランドで全身固めた典型的なニセ科学」の一例として、今日はEMにご登場願おうと思う。
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2008年10月25日

医療崩壊待ったなし

最近東京で妊婦が亡くなる痛ましいニュースがあったが、首都圏でもようやく医療崩壊が実感を持って認識されだしたようだ。
現状ではまだ「何で断るんだ!」という感じの脊髄反射が多いようだが、今まで安穏としていた連中の尻に火が付いた恐怖感からの反応としてはまずまずかなと思っている。どうせあと一年もすれば嫌でも現実を理解するだろうから。
既に最低でもこの先5年くらいは、何か急病とか怪我があったときに、運が悪いと医者にすらかかれず死ぬ覚悟が必要なくらい、事態は悪化してるんだよ。
特に医療過疎化が進む地方で、そして首都圏ですらな。

Youtubeの医療崩壊関連の動画を色々と見ていたら、News Zeroが非常に良く問題を整理していたので、まとめ代わりに紹介しておこう。
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posted by 黒影 at 14:21 | Comment(2) | TrackBack(5) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月23日

Giant Cristal Cave

先日取り上げたクリスタルの洞窟の動画。
言葉は不要。





◆関連エントリ
幻影随想: National Geographic Channelがクリスタルの洞窟を放映するようです
幻影随想: クリスタルの洞窟
posted by 黒影 at 00:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

ニコニコ動画で学ぶ疑似科学2―ABOFAN fools abofans―

ニコニコ動画で学ぶ疑似科学のシリーズ第二作として、
先日「忘却からの帰還」のKumicitさんが作成した"ABOFAN fools abofans"を取り上げてみる。



ABOFAN氏はある意味有名人なので、このブログを見ている人なら知っている人が大部分だと思うけれど、一応知らない人のために簡単に説明しておこう。
彼は血液型と性格の関係 - ABO FAN Home Page -の管理人で、血液型性格判断と言うニセ科学の擁護者?である。
過去にはkikulogで独自論理を振りかざして周囲を困惑させたり、彼の心理学に対する理解の欠如を指摘するメールに対して、謎返答珍返答を連発したりと色々やらかしているので、時間のある人はそのログを読んでみるのもいいだろう。
#かなり膨大なログなので休みの日に行うことを勧めるが

kikulog:血液型と性格
畜大心理:ABOFANへの手紙

Kumicitさんのこの動画の趣旨は、ABOFAN氏の主張をそのまま受け取るとどれほど愚かしいことになるかを分かりやすく図示することにある。
動画と同様の内容を文章化したものはこちら。
忘却からの帰還: ABOFAN says personality does not depend on blood type.
忘却からの帰還: ABOFAN fools abofans.
一昨日のエントリと動画バージョンで示したようにABOFAN氏は自ら、血液型性格判断はまったく役に立たないと言っている。

表面的には、ABOFAN氏は、「心理学研究者たちによる論文で、有意差がないか、あっても系統性があまり見られない」ことと、「血液がと性格に関係がある」という主張を整合させようとした。その結果、「有意水準5%で有意差あり+サンプル数1000=エフェクトサイズが0.1〜0.2という小さすぎる差異」かつ「その差異は、年齢・地域・性別・社会的地位などによって違う」と主張することになった。すなわち、血液型性格判断はまったく役に立たないと。

自分で自分の頭をぶち抜いたことにすら未だに気が付かず、「有意差有意差」と鸚鵡返しのように繰り返す亡者と化した哀れな彼に、誰か止めを刺してやってくれないか?

沖縄の中学校でおはらい騒動

思わず「また沖縄か」と言いたくなったニュース。
20年ほど前にこっくりさんやらキューピッドさんで散々やらかした問題を、また繰り返すとは。
霊能者ユタのおはらいで体調不調? 沖縄の中学生5人が病院へ - MSN産経ニュース
 沖縄県の宜野湾市立真志喜中学校で、民間の霊能者として知られるユタの女性を招いておはらいを行った際、女子生徒5人が体調不良を訴え病院へ運ばれていたことが22日、分かった。

 同校によると、数年前から吹奏楽部で「練習中に気分が悪くなる」「霊が見える」などと話す生徒がおり、一部の保護者からの提案でおはらいをした。

 部活終了後の21日午後7時すぎ、音楽室や廊下に生徒約60人と7、8人の父母、顧問の教諭が集まり、ユタが酒と塩をささげておはらいを開始。20〜30分ほどして、女子生徒約20人が「気分が悪い」「息苦しい」と訴え、うち5人が過呼吸状態になり病院に運ばれた。全員、その日のうちに回復し帰宅したという。

どう見てもただの集団ヒステリーです。本当にありがとうございました。

学校の怪談なんてどこにでもあるし、霊が見えるなんてそれこそ典型的な中二病の症状だろうに。
普通の学校だと先生が叱り飛ばしてそれでおしまいなんだがなあ。
この学校ではもうこっくりさん騒動の教訓は失われたのだろうか?
それとも保護者からの突き上げで断れなかったのか?
先日のホメオパシーの一件といい、沖縄にはこういうスピリチュアル的なものを受け入れやすい土壌でもあるのかね?

2008年10月13日

江本勝のブログが面白すぎる件

先日書いた関東女性校長会の水伝講演の派生ネタ。

幻影随想: 関東地区女性校長会が激しくやばい件
幻影随想: ミヤネ屋が校長会の水伝騒動の一件を取り上げたようです
この一件がブロゴスフィアでかなり大きく取り上げられ、とうとうテレビネタになるところまで行ったというのは以前書いたとおりだが、これに焦ったのか江本勝が自分のブログでこんな反応を示していた。

水からの伝言 : 日テレが「水からの伝言」の批判番組を放映しました。
私は海外出張中で、見れなかったのですが10月8日の日テレ系番組「みやね屋」で、私の「水からの伝言」を一方的に批判する番組が放映されたそうです。
昨日日本に帰ってそれを見ましたが、確かに批判だけの内容で、当然私としては面白くありません。

一方的なのは取材拒否したせいだろうがとツッコミを入れつつ眺めていたら、この記事ははてブでかなり反響を呼び、現時点で既に129ブクマに達してしまった。
はてなブックマーク - 水からの伝言 : 日テレが「水からの伝言」の批判番組を放映しました。

江本のブログにはコメント欄もTB欄もないので燃える心配はまったくないんだが、相当なトラフィックが流れ込んだはずなのでどう反応するかと思っていたら、先ほどこんなエントリが立って思わず噴き出した。

水からの伝言 : 多数のブログアクセスありがとう!!
どうしたことでしょう!? 今日お昼に自分のブログのアクセス件数を確認したら、なんと1日で3000件になっていました。
きっと、昨日船井オープンワールドにこられた方々からの物だと思います。

いや違うからw
あんた今はてなーの観察対象になっているだけだからw
このずれっぷり、彼は実に天然だなあ。

沖縄県の小中学校にニセ科学注意報発令中―ホメオパシー汚染―

これも先日の女性校長会の水伝話立教女学院高校の911陰謀論と同じ軸線上にある話。
去年沖縄の養護教諭(保健室の先生)の研究会でホメオパシーの講演をやったビリーバーがいたらしい。
こうやってWeb上で話が広がるものなんて氷山の一角だろうから、教育界のニセ科学汚染は相当深刻だな。
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2008年10月12日

National Geographic Channelがクリスタルの洞窟を放映するようです

先の記事を書くに当たってNational Geographic Channelのサイトを見ていたら、以前取り上げた「クリスタルの洞窟」の放送を今日やることが判明して、今滅茶苦茶興奮している。
画面紹介の写真を貼り付けておくので、この大地の神秘に対する感動を共有してもらえると幸いだ。

Giant Crystal Cave | National Geographic Channel
3569_giant-crystal-cave-14_04700300.jpg
洞窟を埋め尽くす巨大な結晶群。

3569_giant-crystal-cave-5_04700300.jpg
結晶のサイズは最大で10メートル級。人だって乗れてしまう。

3569_giant-crystal-cave-4_04700300.jpg
同じアングルでもう一枚。

3569_giant-crystal-cave-2_04700300.jpg
もうため息しか出ない。一度でいいから行ってみたい。

写真だけでもお腹一杯なのだが、さらに興味深いのはこの番組の構成。
この番組内でこの洞窟を探索する目的は、大地の神秘を満喫するためじゃない。
今後人類が他の惑星に進出可能になったときにそこで生命の痕跡を探す技術を確立するために、クリスタルの中に閉じ込められているであろう過去の極限環境細菌を探しに行くのだ。
あまりにもピンポイントにツボを突いてくるものだから、完全にノックアウトされた。
絶対見よう。
posted by 黒影 at 17:13 | Comment(3) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニコニコ動画で学ぶ疑似科学1―奇跡とプラセボ―

ナショナル ジオグラフィックチャンネル:都市伝説 超常現象を解明せよ!という番組があることを知ってる?
NationalGeographicは世界でもトップクラスの科学ジャーナリズムの大御所で、このブログでもよくネタにさせて貰っている。
ここはテレビ番組も作っていて、やはりハイクオリティな科学報道番組を多数放送している。日本でもNHKあたりがよく日本語訳して放送しているので、興味がある人は探してみるといい。

で、ここから本題なんだが、
ナショナルジオグラフィックチャンネルにはニセ科学や超常現象、迷信などを検証する
ナショナル ジオグラフィックチャンネル:都市伝説 超常現象を解明せよ!
というシリーズがあって、ここで「奇跡の治療」を取り上げる報道番組を流していた。
この番組の動画がニコ動に上げてあったので紹介してみる。
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ミヤネ屋が校長会の水伝騒動の一件を取り上げたようです

先日のエントリ「 関東地区女性校長会が激しくやばい件」で取り上げた、女性校長会の関東支部集会で水からの伝言が取り上げられ、各地の学校で配布された問題が先日ミヤネ屋で取り上げられたようだ。
既にkikulog他各所で話題になっているので、遅ればせながら私も取り上げておくことにする。

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2008年10月11日

諸君 私は博物館が好きだ

諸君 私は博物館が好きだ
諸君 私は博物館が大好きだ

…と突然ヘルシングネタではじめてみるテスツ。
テンション高いのは1週間の出張が終わって酒が入っているせいです。
実は今日ニュースサーフィンをしていてこんな記事を読んでから、久しぶりに博物館巡りをしたくてしょうがないのですよ。
というよりも、収集癖なんて無いはずなのに物欲が疼いてたまらんという。

@nifty:デイリーポータルZ:ミュージアムショップが大好きだ
家に博物館みやげが並んでいる。恐竜のミニチュア、レプリカ土偶、鉱石、水族館トランプ。

博物館を見て、その興奮のままに帰りに売店で買ったものだ。ときどき眺めてホクホクしている。そこでしか売ってないし、珍しい。なにしろ博物館で売ってるぐらいだから絶対いいものに違いない。

ふだんは「もしかしたら100円ショップに同じものがあるかも」とか「かさばるから帰ってから通販で買えばいいじゃん」などと疑り深いことばかり言っているのに博物館みやげに関しては超ポジティブである。

ポジティブすぎて「大好きだ」なんて記事タイトルをつけてしまった。恥ずかしい。しかし大好きなので3ヶ所回ることにしよう。(林 雄司)

巡る先はいずれも東京の博物館で、
国立科学博物館
日本科学未来館
こどもの城
の三箇所なのだが、各博物館のミュージアムショップで売っているもののピックアップが凶悪なまでにツボを突いてくる。
記者はなかなかやるな。
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posted by 黒影 at 00:06 | Comment(1) | TrackBack(0) | サイエンストピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月08日

きくちゆみが立教女学院高等学校で911陰謀論の講演をしたらしい

各種トンデモ方面の活動家として有名なきくちゆみが、立教女学院高等学校で911陰謀論の講演をしたらしい。
事の顛末が本人のブログにアップされていたんだが、あまりの内容に頭痛がしてきた。
立教女学院高等学校には相当度し難い教師が存在するようだ。
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2008年10月02日

HIV/AIDSの出現時期が1880〜1920頃まで遡りそうだという話

今日NationalGeographicの記事を見ていて知ったんだが、
最近の研究成果から、"HIV-1"と呼ばれている、最初に発見されたヒト免疫不全ウイルス(HIV)の出現が、もっとも古い場合だと1880年代までさかのぼりそうな事が分かったらしい。
HIV/AIDS Emerged as Early as 1880s
The AIDS pandemic in humans originated at least three decades earlier than previously thought, and it may have been triggered by rapid urbanization in west-central Africa during the early 20th century, according to an international team of researchers.

国際的な研究チームによると、ヒトの間でのエイズの流行の起源が、これまでに考えられていたよりも少なくとも30年はさかのぼることが明らかとなった。そして、20世紀初頭のアフリカ中西部の急速な都市化がその引き金となったようだ。


HIVの元となったのは、野生のチンパンジーが保有しているSIVcpzという2年前に発見されたウイルスだと考えられている。
BBC NEWS | Health | HIV origin 'found in wild chimps'
これがいつどうやってヒトへの感染性を獲得したかはまだ明らかではないが、これまでHIVの起源は1930年ごろのカメルーンであると考えられていた。
HIV流行の最初の記録は、1960年ごろの中部アフリカ、コンゴ人民共和国のキンシャサである。
この頃既に欧米でAIDS様の症状を発症した人間が確認されていることや、AIDSの長い潜伏期間を考えると、1940〜50年ごろには既にある程度感染が広がっていたと考えられる。
後は皆さんご存知のとおり、HIVの存在が明らかになった1983年頃には既に制圧が不可能なほど感染が広がっており、以後世界中で猛威をふるうことになった。
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posted by 黒影 at 22:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニコニコ大百科の「ゲーム脳」の項が秀逸すぎる件

はてブのFavリスト経由で見つけたネタを紹介してみる。
「ゲーム脳」を小気味良く斬る逸品だ。

ゲーム脳とは (ゲームノウとは) - ニコニコ大百科
ゲーム脳とは、森昭雄さんとかいう日本大学の教授とおぼしき人が2002年に書いた著書、「ゲーム脳の恐怖」上で勝手に定義された、とんでもない造語である。

その正体は、論文すらいまだに存在せず、学会からは総スカン、科学的な根拠がないどころか矛盾だらけの疑似科学(ニセ科学)であり、今やすっかり都市伝説的なトンデモネタとして扱われている。しかし、新聞やテレビがこの造語がさも本当の脳神経学であるかのようにこぞって取り上げてしまったために、本書は10万部以上も売れてしまい、「ゲーム脳」は日本においてとても有名な造語になってしまった。

本書には、「自分の主観」と「自分で作った簡易脳波計」の2つをソースに「ゲームやってる奴は脳が痴呆症(=認知症)っぽい」という怪しい定義が書かれている。

なお、本書の著者である森さんは運動学が専門の文学部教授で、脳神経学に関してはまったくの門外漢なのだが、医学博士(筋肉の論文で取った)の肩書きを武器に、各マスゴミの協力を得てさも脳神経学の専門家であるかのように装っているため、注意が必要である。

例によって、事細かに知りたければWikipediaのゲーム脳の項目を見ることを推奨する。さらなるゲーム脳研究の醜態を知りたいなら、著者の項目も見逃すな。

ニコニコ大辞典はこれまで完全にノーマークだったんだが、こんな素晴らしいネタ記事があったなんて。
これだけでも中々ウィットの効いた良記事なんだが、ここからがすごい。
思いつきだけで根拠レスな主張を垂れ流す森を皮肉るかのように、きっちり資料を資料を引きながら膨大なツッコミが展開されている。
私が特に受けたのはこれ。

ただし、全てのゲームが悪いのではなく、森さんによると「太鼓の達人」や「DDR(Dance Dance Revolution)」は手足を動かしてリズムに乗るため、運動などと同じいい影響があるらしい。だからなのか、森さんは突然「太鼓やDDRは2002年に私がゲーム会社に提案したから開発された」と自分起源説を言い出す始末である(音声付きソース)。しかし、太鼓は2000年発売、DDRは1998年発売なのでどう見ても大嘘です、ありがとうございました。

いいよなあ、これ。
以前「サギとマルチと疑似科学」で疑似科学とマルチの共通点を取り上げたが、この記事を読んでもらえた人なら、森昭雄が三種類の人間のどれに該当するかはすぐに分かるよな?
教祖に求められるのは、たとえこんな風にすぐばれる大嘘だろうが、自分の嘘を自分で信じ込める性質だ。

他にも、やる夫ならぬあき夫の、
「あき夫が脳科学者になるようです」というネタがあってだな、これがまた面白い。

       ____      == 2000年 ==
     /      \
   / ─    ─ \    脳波を測っただけで「痴呆症患者の痴呆の進行度合いがわかる」
  /   (●)  (●)   \  っていう理論を新しく考えたお
  |      (__人__)    |   これが実用化されればあき夫も脳科学者の仲間入りなんだお
  \     ` ⌒´     /   さっそくそんな夢の脳波計を作ってみるんだお
 森あき夫 (大学教授・当時55歳)

この「ゲーム脳」の頁はほとんど一人の手によるものなんだが、一体どれだけ力を入れて編集してるんだw
以前アンサイクロペディアの「森昭雄」の頁を見たときも笑ったものだが、こっちのほうがさらに輪をかけて出来がいい。
久々に疑似科学ネタで気持ちよく爆笑した。

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2008年10月01日

「未来を透視する男」―予言者ジュセリーノの使うトリック―

もう結構昔の話になるが、学部時代、私は教職課程を取っていた。
最近のカリキュラムでは、教員免許を取るためには介護実習を行うことが必須となっており、高校なら2日間、中学の教員免許をとるためにはさらに5日間の介護実習が必要となる。
そのため、確か大学3年の春休みの頃だったと思うが、私は介護実習のためにある老人ホームで一週間程働いていた。
そこでの仕事は、デイケアの老人の送迎や食事の用意、入浴介助などで、実習そのものはつつがなく終えたのだが、最終日にお別れ会を兼ねたレクリエーションということで、実習生が各自何か出し物をすることになった。

実習仲間の中には、歌を歌う者がいたりピアノを弾く者がいたり様々だったのだが、私はそこでマジックを行うことにした。
そのマジックが表題の「未来を透視する男」である。

多分初めて書くと思うが、私はマジックがかなり好きだ。
中でも心理誘導や心の盲点を利用したトリックや、種を明かせば「なあんだそんなことか」と言われるような誰でも出来る単純なものでありながら、そのくせ効果が抜群なトリックが特に好みで、自分でも少しかじっている。
「未来を透視する男」はそんなトリックを使った私の持ちネタの一つとなる。
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