2008年07月30日

世界で最も熱い生き物の記録更新

先日「極限環境微生物と火星の生命」というエントリの中で、さまざまな極限環境細菌を紹介しました。
記事の中で私は超高熱細菌を取り上げて紹介し、今後さらに生育可能域が拡大されていくだろうと書いたのですが、早くも記録が更新されたようです。
実にタイムリー。

幻影随想: 極限環境微生物と火星の生命
実はこういった極限環境微生物の研究は実はまだ歴史が浅く、本格的に始まってまだ半世紀も経っていません。
つい最近まで研究者も人間の生育可能域(ハビタブルゾーン)の常識に囚われており、
こういった環境で生育する生命体の存在は想像の範疇外だったのです。

例えば古細菌(アーキア:Archaea)の一種で、
Pyrolobus fumarii Strain 121という菌がつい数年前に発見されたばかりなのですが、
この菌は121℃、2気圧のオートクレーブ(細菌を滅菌するために使われる装置)の中でさえ増殖し、温度を130℃に上げてもなお2時間は生存します。

#普通の微生物は121℃のオートクレーブ15分で死滅します。

Strain 121 -
Wikipedia

Extending the Upper Temperature Limit for Life -- Kashefi and
Lovley 301 (5635): 934 -- Science


だからこの生育可能範囲というのは「現在分かっているだけでもこれだけは」という条件であって、今後さらに拡大されていくことになると思います。

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posted by 黒影 at 00:26 | Comment(3) | TrackBack(0) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

デトックスダイエットで脳障害→賠償金1800万の判決下る。

先週こんなニュースを見かけた。
livedoor ニュース - ダイエットのため1日2リットルの水飲み脳を損傷
新華社ロンドン(イギリス):イギリスのオックスフォードに住むある女性が栄養士の言いつけを守り、体内の毒素を出すため毎日約2リットルの水を飲んだ。その結果女性はナトリウム欠乏症となり、脳に損傷を負ってしまったという。彼女は訴訟を起こし、7年の裁判の末80万ポンド(約1700万円)の賠償金を勝ち取った。
現在52歳のこの女性、2001年の時、栄養士にダイエット方法についてアドバイスを求めた。この時栄養士は女性に、「毎日2.3リットルの水を飲み塩分の摂取を減らせば体重が減る」とアドバイスしたという。
女性はこのアドバイスを実践したが、普通でない量の水を飲んだことで体内バランスが崩れ、女性は耐え難い嘔吐の症状に見舞われた。この症状を見ても栄養士は、これは体の毒を出すための方法だ、などと説明し、1日に飲む水の量を3.4リットルまで増やすよう指示した。一週間後、女性は著しいナトリウム欠乏症のためてんかんの症状が出始め、病院に運ばれることになってしまった。
しかしこの時、女性の脳は回復不能なほどの損傷を受けてしまっていた。女性は記憶力、注意力、言語表現能力を損ない、仕事もやめざるを得なくなってしまったという。

一読してまず思ったのが、翻訳が微妙だということ。
どうみてもこれはデトックス系の怪しい健康法で、症状が出た時も「好転反応」とごまかす典型的なニセ科学健康商売だ。
早速関連情報を調べてみたら、「食品安全情報blog」のuneyamaさんが既にニュースをクリップされていた。多謝。
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2008年07月26日

福岡伸一氏の書く文章が到底見過ごせないレベルで酷い件 その2―進化生物学に対する無知―

前回のエントリの冒頭部でも少し書いたが、福岡氏の主張には創造論者と大差無いレベルの進化生物学に対する誤解、中傷に満ちている。
いや、いっそ進化生物学そのものに対する無知に満ちていると言ってしまった方がいいかもしれない。
私がそう思った理由が、前回のエントリの内容に続くこの文章だ。
#ちなみに、前回記載し忘れたが、この文章は「生物と文学のあいだ 福岡伸一 川上未映子」という、雑誌「文學界」の対談記事のものである。

Liber Studiorum: 福岡伸一 vs. ダーウィニズム(2)
福岡のダーウィニズムに対する攻撃はさらに続く。

 さらにいえば、たとえば視覚が進化の過程でどのように生まれたかを考えてみると、ダーウィニズムの最大の問題点が浮かび上がります。眼は、光を集めるためのレンズ(水晶体)、像を映すための網膜、その背後にあるたくさんの神経線維が脳細胞につながって……という風にさまざまな部位が組み合わさってできている。何億年もかけて試行錯誤して、少しずつ改良していけば、そういう複雑な機能もできるというのがダーウィンやその後継者であるドーキンスの考え方です。彼には『ブラインド・ウォッチメイカー』という著作があるんですが、眼の見えない時計職人でも、非常に長い時間をかけて部品をいじっていれば、いつかは時計を組み立てることができる、それと同じだというわけです。ところが視覚というのは、さきほど言った部位が一斉に揃わないと成り立たない。水晶体だけが改良されてもダメだし、網膜だけが改良されてもダメなのだから、「進化の過程でだんだん眼が見えるようになる」なんてことはありえない。眼が眼として機能しない以上、それが有利な形質として自然選択されようがないから、そこへ向けた進化も生じないはずです。そこにダーウィニズムの単線的な考え方の落とし穴があります。もっと複合的な要因が働いていると考えなければいけないのでしょうね。

アホか、と言うしかない。
ドーキンスは、他ならぬ『ブラインド・ウォッチメイカー』(『盲目の時計職人』)の中で、ダーウィニズムに対するそのような批判に対して明確な回答を提出しているのである。

このブログでも以前似たような主張をする創造論者が来て返り討ちにしたことがあるのだが、福岡氏のこの主張はまったく同レベル。
まともに進化生物学を学んだことがある人間からしたら、これはまさに「アホか」の一言で片付けられる程度の主張である。
実際には、眼の進化はかなり詳細にその内容が明らかにされているのだから。
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福岡伸一氏の書く文章が到底見過ごせないレベルで酷い件 その1―今西進化論の亡霊―

突然だが私は福岡伸一氏の書く文章が嫌いだ。
その理由は、彼の文章が創造論者と大差無いレベルの進化生物学に対する誤解、中傷に満ちていること。
最近ではとうとうラマルク進化論がどうとか、いよいよ明後日の方向に飛び立ちつつあり、それをLiber Studiorumさんが批判しているので、うちでも協力しておくことにする。
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2008年07月25日

感染するガンがあるって知ってる?

世の中には感染するガンというものが存在します。
ウイルス感染による遺伝子の変異がガンを引き起こすでもなく、
胃がんのように微生物が細胞にダメージを与えるせいで引き起こされるわけでもなく、
個体から個体に感染していくガン細胞が存在するのです。
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posted by 黒影 at 23:02 | Comment(4) | TrackBack(2) | バイオトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月20日

サギとマルチと疑似科学

金曜日にニセがん検査キットの販売容疑で神戸の業者が摘発された。
既に18万個を売り上げ、検査結果を信じて病院にいかず死亡した事例もあることから主要各紙がこぞって取り上げるニュースとなっている。

「尿でがん」ニセ検査キット摘発、「陰性」信じ死亡例も : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
asahi.com(朝日新聞社):「がん検出、尿検査で」無承認医薬品販売容疑の3人逮捕 - 社会
薬事法違反:がん検査キットを無許可販売、業者ら3人逮捕 - 毎日jp(毎日新聞)
「効果ない「がん検査薬」販売 輸入会社社長ら3人逮捕」事件です‐事件ニュース:イザ!

ニュースから情報をざっとまとめると、逮捕されたのは以下の三名
神戸市東灘区向洋町中1、輸入薬品販売団体「プロジェクトキャンサー」(神戸市)代表、南秀明容疑者(63)
同所、同団体日本支部代表、黒原秀直容疑者(37)
東京都中央区佃2、看護師紹介会社「マリア・クォールホールディングス」の女性社長、I容疑者
南、黒原容疑者は既に容疑を認めており、I容疑者は「違法だとは知らなかった」と一部否認している。

容疑は、尿検査だけでがん診断が出来るとうたう実際には効果の無いがん検査キットを販売したこと。
この検査薬の名前は「CCDキット」で、警視庁の鑑定により、含有成分は水銀とニッケルだけで効果がないことが判明した。
容疑者らはこのキット18万個を健康食品会社などに卸して3億2千万の利益を得ており、キットの購入者の中には検査結果を信じ、がん摘出手術を拒否して死亡したものも存在する。
南容疑者らの供述によるとこのキットは香港から輸入されたということだが、海外でこのようなキットが使われている事実はなく、警視庁は南容疑者らがキットの製造にもかかわっている可能性があるとみて調べている。

最近詐欺の世界でもアウトソーシングが盛んなので、恐らくこの検査キットも彼らが中国で作らせたのだろうな。
以前「死の確率計算」で取り上げたが、日本人の死亡率の一位はがん(悪性新生物)である。3割の人は癌で死ぬのだ。
それゆえに、がんの患者をターゲットする悪徳商法、詐欺行為は尽きることが無い。
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大腸菌4万4千世代の進化―Evolution in Test Tube―

一月ほど前のことになりますが、進化生物学方面のエポックメイキングな論文が発表されました。
中々うまくまとめ切れなかったんですが、ようやく満足のいく記事に起こせたので紹介します。

Historical contingency and the evolution of a key innovation in an experimental population of Escherichia coli ? PNAS
この論文は大腸菌を4万4千世代にわたってひたすら培養し続け、どのような進化の過程をたどるのか観察するという、20年もの歳月をかけたものすごい実験の報告です。この進化の過程の中で、大腸菌はクエン酸を資化するCit+という本来存在しない機能を獲得しており、さらに重要なことには、500世代ごとに採取されていたフリーズストックを用いることで、この進化の過程は再現することも可能でした。これは複数の遺伝子変異の積み重ねによって生物が新たな機能を獲得する進化の過程を実験室レベルで直接観察し、再現することに成功した初めてのケースとなります。細菌は種間の遺伝子の水平移動が存在するため種の定義があいまいなのですが、表現型で分類をしていた昔の定義に従うならば、この大腸菌は大腸菌ではない新たな種になったといってもいいでしょう。
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posted by 黒影 at 00:32 | Comment(65) | TrackBack(1) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月16日

YouTubeで学ぶ疑似科学Vol.2―Enemies of Reason―

YouTubeで学ぶ疑似科学」の第二回
前回は日本語のYoutube動画をまとめたので、今回は英語のものを。
自分のためのメモも兼ねて、ドーキンスの『理性の敵』をまとめてみる。
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2008年07月15日

物理の実験「水の舞」

まずは先入観抜きで下のYoutube動画をご覧あれ。
この動画がどういう科学の原理に基づいて撮られたものか分かるかな?
YouTube - Dancing Liquid「踊る水」

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posted by 黒影 at 20:21 | Comment(9) | TrackBack(0) | サイエンストピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

キレート療法の心臓病臨床試験が炎上中

先日のホメオパシーに続き、欧米のインチキ医療包囲網の次の槍玉に上がっているのがキレート療法だ。
Skeptic's Dictionary: キレート療法
キレート療法とは、ダイエットや禁煙のために、合成アミノ酸の一種であるEDTA(エチレンジアミン4酢酸)を静脈に点滴注射してエアロビ運動をするというものだ。
<中略>
キレート療法の信者は、キレートによって心臓病や発作、老人性痴呆症、糖尿病性壊疽、その他の循環器系の疾病が軽減・治癒した確固たる証拠がある、と主張している。
<中略>
しかし、これらの処方は別々の医師によって別々に行われたもので、対照群が存在しない。キレート処方に効果があると主張する研究には適切な対照群が設けられておらず、これは懐疑論者が常に批判することだ。

欧米では自閉症の子供を持つ親を引っ掛けてインチキ治療で大金をせしめる手口が主流で、これで死亡事故を起こしたせいもあり問題となっている。(無論キレート療法で自閉症が治るというエビデンスは存在しない)
一方日本ではニューウェイズ系マルチのデトックス商法あたりと結びついて、主にロハスな女性をターゲットに小金をむしりとる手口が広がっている。
興味のある人は「デトックス キレート療法」でググって見るといい。

さて、話を戻す。少し前に何をとち狂ったかNIHがキレート療法の試験に3000万ドルもの大金を計上し、今アメリカで論争が起きている。
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極限環境微生物と火星の生命

このブログのプロフにも書いてありますが、私は大学時代微生物の研究をしていました。
ジャンルは環境微生物学なのですが、極限環境微生物にもちょっと手を出していて、これが結構面白かったので今でも勉強を続けています。

極限環境微生物というのは、読んで字のごとく、人間や他の高等動物には到底生存不可能な環境に生育する微生物のことです。
極限環境微生物 - Wikipedia
極限環境微生物(きょくげんかんきょうびせいぶつ)は、極限環境条件でのみ増殖できる微生物の総称。なお、ここで定義される極限環境とは、ヒトあるいは人間のよく知る一般的な動植物、微生物の生育環境から逸脱するものを指す。ヒトが極限環境と定義しても、本微生物らにとってはヒトの成育環境こそが「極限環境」となりうる可能性もある。


具体的に言うと、

-20℃の海中、
121℃の沸騰水中、
pH-0.06の強酸中、
pH12.5のアルカリ性溶液中、
飽和濃度の食塩水中、
水層と有機層が分離するほどの大量の有機溶媒存在下、
1000気圧を超える深海の底、
地下10Kmの岩盤の中、
高度10kmを超える高層大気中、
宇宙空間で直接さらされるレベルの強い放射線存在下

というような、人間ならあっという間に死んでしまうような過酷な環境下においても、
これらの環境に適応した細菌たちは平気で増殖します。

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posted by 黒影 at 00:37 | Comment(6) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月09日

ヒトゲノムWikiが出来ます

YahooNewsを読んでいて見つけたニュース。
現在アメリカの研究者達を中心に、ヒトゲノムWikiを作る計画が進行中らしいです。
Wikipedia opens online library on human genes - Yahoo! News
WASHINGTON (AFP) - A group of US researchers laid out the foundations Monday for a new online library on human genetics stored within the existing framework of open-access encyclopedia Wikipedia.

"There are about 25,000 genes in the humane genome. We have 9,000 articles," said Andrew Su, one of those behind the "Gene Wiki" project from the Genomics Institute at the Novartis Research Foundation in San Diego, California.

"Our goal is to provide a uniform starting point for all genes," he said, noting that afterwards it was up to other scientists to add information and keep it up to date, as happens now with Wikipedia entries.

ウィキペディアがヒトゲノムのオンライン図書館を開く
ワシントン(AFP) アメリカの研究者のグループは月曜、新しいオンライン図書館の基礎を積み上げた。このオンライン図書館は、すでに存在するウィキペディアのオープンアクセスなフレームワークの中に、人間の遺伝学情報を収めたものである。

「ヒトゲノム中には約25000の遺伝子が存在する。そして我々は9000の記事を持っている。」とアンドリュー・スーは言う。彼はこの"遺伝子Wiki"プロジェクトの後援者の一人で、カリフォルニア州サン・ディアゴ、ノバルティス研究財団の遺伝学研究所の一員だ。

「我々の目標は、すべての遺伝子に一貫した出発点を提供することだ」と彼は言う。彼はまた、現在Wikipediaの多くのエントリに起こっているように、GeneWikiに今後情報が追加され最新の情報に更新されていくかどうかは、他の科学者達にかかっているという指摘も行った。


遺伝子の情報をWikipediaに書き込むときに用いる、統一されたフォーマットと大まかな枠組みを用意するというのが、つまるところこのプロジェクトの目的です。
Wikipediaの生命科学関連の情報というのはかなり充実していますが、それでも現在は遺伝情報に関するエントリは少ないので、今後このフォーマットを基に、さらに情報が充実されていくのが楽しみです。
posted by 黒影 at 00:07 | Comment(1) | TrackBack(1) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

一生に一度飲むだけで脳卒中で絶対に倒れない法、というのがひそかに広がっているらしい

一生に一度飲むだけで脳卒中で絶対に倒れない法、といういかにも怪しげな健康法がここ数年ひそかに広がっている。
ターゲットは主に中高年で、ネットにはあまり情報が出ていない。
こんな内容のチェーンメールまがいなビラを介して口コミでゆっくりと広がったようだ。
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2008年07月03日

カイチュウ博士こと藤田紘一郎センセが、水商売だけでなく血液型健康商売に手を広げたようだ

カイチュウ博士こと藤田紘一郎センセが、最近電波度を増しているらしい。
数年前から「水商売」に手を出していたことまでは知っていたが、
まさかここまで逝っちゃった主張をするようになっていたとは知らなんだ。
健康本の世界:藤田紘一郎
藤田教授が血液型にまで手出しした件 :: Archives

いくら媒体がZAKZAKだからといって、到底医業に関わる人間が口にしていいレベルの主張じゃないので、ちょっと取り上げておくことにする。
もう最初から最後まで滅茶苦茶だしな。
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2008年07月02日

鳥類の系統分類が大きく変わります

鳥類の系統分類が大きく書き換えられそうです。

先日Science誌に、鳥類の進化系統樹を19個の遺伝子の比較解析を元に描きなおした論文が出ました。
これが中々面白い内容なので、論文を落とせる人は是非ご一読あれ。

A Phylogenomic Study of Birds Reveals Their Evolutionary History -- Hackett et al. 320 (5884): 1763 -- Science
約170種もの鳥類の複数の遺伝子を一度に比較したこの研究は、鳥類をターゲットとした分子系統解析としては最大級のものであり、これまで考えられていた鳥類の系統関係が、随所で大きく変化しています。
系統樹が大きすぎるので詳しく見たい人はクリックして拡大してください。
bird-phylogenomictree.png

注目される大きな変更点としては、
ハヤブサがタカやワシとまったく関係のない完全に独立したグループを作り、最近縁種がオウムやインコであることや、
オウムやインコがスズメにかなり近いグループであること、
ヨタカとハチドリが近縁であること、
フラミンゴとカイツブリが近縁であること、
などなど。

個人的には
ペンギンがアホウドリの親戚であることや、
フクロウとワシ、カワセミという全然見た目も行動パターンも違う鳥が近縁関係にあることなどがちょっと驚きでした。
鳥類の分子系統樹は収斂進化や適応放散の見事な一例ですね。


この手の研究としては90年代にDNA - DNAハイブリに基づくデータで作られた「シブリー・アールキスト鳥類分類」という大規模な研究があって、今までスタンダードとなっていたのですが、またさらにあちこち分類が変わることになります。教科書や辞書も全部分類し直しだから大変です。
とりあえず系統樹の属名を日本語に直したリストを下に貼っておきますので、対応を見たい人は系統樹を見ながら適当に置き換えてください。

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posted by 黒影 at 02:31 | Comment(6) | TrackBack(1) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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