2007年08月31日

ニュートン力学が相対性理論の近似解に当たるというのはそんなに知られていないのか?

下のエントリでここ数日続いている不毛な議論について
幻影随想: 趣味レベルとはいえ…

ニュートン力学が相対性理論の近似解に当たるというのはそんなに知られていないのか?
話だけとはいえ、私は高校の頃に物理の先生から教わった記憶があるんだが。

そもそも何故相対性理論が必要になったかというと、電磁気学においてニュートン力学との不整合が露になり、ニュートン力学の限界が見えてきたからなのだが。
相対性理論がこの不整合を補完する、ニュートン力学の上位互換として現れたことを知っていたらああいう文章は書けないはずなのだがなあ。
特殊相対性理論 - Wikipedia

2007年08月28日

バイオインフォマティクス技術者認定試験

今年の春にBICERTが潰れて以来、バイオインフォマティクスに関する資格は無くなっていたのですが、これじゃいかんということで日本バイオインフォマティクス学会が新たに資格を作ったようです。
申込方法の詳細が出たらまた改めて取り上げますが、とりあえずアナウンスしておきます。
資格を持っているからと言って特に何かあるわけじゃありませんが、私も知識試しに受けてみようかな?

Japanese Society for Bioinfomatics - H19バイオインフォマティクス技術者認定試験
(1)試験名称
 日本バイオインフォマティクス学会(JSBi)
 バイオインフォマティクス技術者認定試験
(2)協賛
 情報計算化学生物学会(CBI)
 日本医療情報学会(JAMI)
(3)試験日/受験資格/受験料
 □試験日:平成19年11月25日(日)
 □受験資格:受験資格は問いません。
 □受験料:5,000円(消費税込)

(4)試験会場
 全国4都市(4会場)
  札幌:北海道大学
  東京:東京医科歯科大学
  大阪:大阪ハイテクノロジー専門学校
  福岡:九州大学
  ※会場は、予告なく変更されることがあります。ご了承ください。
(5)試験方法
 分子生物学、情報科学、バイオインフォマティクスの各分野における基礎的な知識と理解度を測ります。
 □試験時間:13時30分〜15時30分(120分)
 □解答方法:4者択一式
 □出題数  :80問

(6)受験申し込み
 平成19年9月18 日(火)〜10月26日(金)16時
 詳しい受験申し込み方法は、9月初旬に当ホームページに掲載いたします。
posted by 黒影 at 19:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイオインフォマティクス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月28日は皆既月食

あちこちで大きく取り上げているので知っている人も多いと思うが、28日は皆既月食だ。
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <皆既月食>28日、6年半ぶりに全国で
 国立天文台(東京都三鷹市)によると、東京では午後6時11分に3割ほど欠けた月が昇る。月全体が地球の影の中にすっぽりと入る皆既月食は同52分から約1時間半。その後、欠けた部分が徐々に小さくなっていき、9時24分に月食が終わる。


あいにく明日は本州で雨模様となり、観測可能なのは北海道や東北、九州、四国くらいのようだ。
できれば見に行きたかったのだが、私のいるところでも雨らしい。
9月1日のぎょしゃ座流星群も雨で観測できなそうだし、非常に残念だ。
ぎょしゃ座流星群の日は幸い休みだから、いっそ鹿児島辺りにでも行ってみるか、それとも志賀高原にでも登ってみるか?

気象庁 | 週間天気予報
タグ:天文
posted by 黒影 at 00:52 | Comment(1) | TrackBack(1) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月24日

トルコの法律ってどういう風になっているのだろう?

少し前にトルコの創造論活動のことを取り上げたことがあったが、これに関して動きがあったので紹介。

WIRED VISION / トルコ裁判所、『WordPress』ブログサービスへのアクセスを全面禁止
トルコ人の大富豪にして刑事事件の被告人、カルトの指導者、反ユダヤ主義者で進化論否定論者のAdnan Oktar氏は、『WordPress.com』がホスティングする2、3のブログに投稿された自分についての記事がお気に召さなかった(問題となったブログのうち、英語で記されているのはこれだけのようだ)。

そこで、『Harun Yahya』という名前でも知られるOktar氏は、裁判所の力を借りることにした。そしてトルコの裁判所は、この問題の最良の解決策は、トルコにおけるWordPress.comへのアクセスを全面禁止することだ、という判断を下した

疑似科学の主張者だろうが裁判を起こすのは自由だが、この判決には驚愕した。
どういう法的根拠でこの結論に至ったのだろうか。
ていうかすでに強制執行済みなのか?
中国みたいに国家規模のファイヤーウォール持ってたりするのかな?

不作為と疑似科学が南アフリカ国民のAIDS事情を悪化させる

疑似科学は人を殺す。
忘却からの帰還より。
時間に余裕のある方は、ぜひリンク先の一連のエントリをご覧ください。

忘却からの帰還: ニセ科学「AIDS再評価運動」とID理論
米国方面に「HIV(ヒト免疫不全ウイルス)はAIDS(後天性免疫不全症候群)の原因ではない」と主張するAIDS reappraisal movement(AIDS再評価運動)あるいはAIDS dissident movement(AIDS反体制運動)あるいはAIDS denialism (AIDS否定主義)と呼ばれるニセ科学がある[wikipedia: AID reappraisal]。他の医学系のニセ科学と同じく、このAIDS再評価運動も、「本来受けるべき治療を忌避することで死なずに済んだかもしれない人が死にいたる」という被害を出している。

忘却からの帰還: ニセ科学「AIDS再評価運動」〜南アフリカの場合〜
Panda's Thumbの執筆者のひとりDr. Tara C Smithが、2007年8月13日に個人ブログAetiologyで、ニセ科学「AIDS再評価運動」に絡んで、南アフリカ共和国の副厚生相解任のニュースを取り上げた。

今日はそのエントリをたどってみることにする。

主要な登場人物は3名:


Thabo Mbeki 南アフリカ共和国大統領[1999〜]
HIVはAIDSの原因ではないというAIDS再評価運動を擁護する

Manto Tshabalala-Msimang 南アフリカ共和国厚生相
抗レトロウィルス剤によるAIDS対策に消極的で、レモン・ガーリック・テービルビートの効用を主張する。

Matthias Rath, MD
ガンやAIDSに関するニセ医学を広めている。Dr. Rath Foundation South Africaは抗レトロウィルス剤を有害だと宣伝

忘却からの帰還: HIVはAIDSの原因ではないという南アフリカ大統領は一歩も引かない
南アフリカの不幸は、アパルトヘイト撤廃の頃にHIV/AIDSの流行が拡大したこと。撤廃と和解という課題をかかえた最後の白人政権de Klerk大統領[1989-1994]と最初の黒人政権Nelson Mandela大統領[1994-1999]はAIDS対策に気が回らず、妊娠女性のHIV感染率は25%を上回ってしまった。

さらに、不幸だったことは、現政権Thabo Mbeki大統領[1999-]が、HIVはAIDSの原因ではないというAIDS再評価運動な考えを信じていること。そしてMbeki大統領は政権発足時に、ガーリックやレモンでAIDSが防げるのだと主張するDr Manto Tshabalala-Msimangを厚生相に任命したこと。

そのためAIDS対策は遅滞し、その結果が、国民のHIV感染率は10%を超え、妊娠女性の感染率30%になるという事態だった。

趣味レベルとはいえ…

前エントリを書いている時に見つけた小ネタを一つ。

世の中には様々なトンデモ理論があふれていますが、その中の一つに、
「アインシュタインの相対性理論の成立によってニュートン力学は否定された!」
というものがあります。
何がどう勘違いなのかはこちらのサイトに譲りますが、先ほどポパーについて調べていたら、ポパーをホパーと書いた揚句にこの勘違いを犯しているサイトを見つけてげんなりしました。

反証主義−カール・ホパー

趣味レベルとはいえ、科学哲学を扱うそこそこアクセス数のあるサイトがこんな間違いを犯しているというのはちょっと驚きです。
メールして知らせておくべきでしょうか。
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2007年08月23日

疑似科学はモヒカン的資質を持つ人間とは壊滅的に相性が悪い

ここ1週間ほどきくちさんやapjさんが「社会学玄論」というブログで何やら議論されているようだ。
今日気がついたので早速私ものぞきに行ってみた。
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2007年08月21日

どう見ても教授自身黒なんだけどね

apjさんとこ経由
某教授ktkr :: 事象の地平線::---Event Horizon---
とうとう例のネタに火が付いたか。

産経関西-京大名誉教授 ベンチャー設立は無届け 大学、詐欺トラブル調査へ
産経関西-京大名誉教授、詐欺トラブル 狙われた大学発ベンチャー

某名誉教授が誰かなんてこの界隈じゃ皆知っているのであえて名前は出さない。
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ぎょしゃ座流星群を見に行こう

お盆に実家に帰った時、ペルセウス座流星群を観察してました。
今年は40分で20個弱とそこそこいい感じに流れ星を観測できたのですが、来週末はさらに大きな流星群が期待できます。

幻影随想: ぎょしゃ座流星群が来年ピーク
Aurigids 2007 - Earth crossing the dust trail of a long-period comet C/1911 N1 (Kiess)

知名度が低い流星群なので、最近までどこもまともに取り上げてくれなかったのですが、
昨日ようやくAstroArtsが取り上げてくれました。
「異質の流星」に注目、9月1日にぎょしゃ座流星群が突発出現の可能性

この流星群が出現すると予想されているのは9月1日の晩。
ピーク予想時刻は午後8時半頃で、±1時間くらいが見頃でしょう。
NASAの予測によるとピーク時には一時間当たり200個の流星が見込まれています。
これは今年のペルセウス座流星群の3倍で、ここ数年の流星群の中でもかなりの規模です。


ただひとつ問題があって、予想ピーク時には、ふく射点が地平線の下なんですよね。
それに基本的に流星が観測しやすいのは夜明けなので、日本はちょっと観測条件が良くないです。
それでもペルセウス座流星群よりは多いだろうし、何よりピークが8時半と、子供でも平気で観測できる時間帯です。
幸い次の日は日曜ですし、夏休み最後の思い出に流星観測なぞいかがでしょう?
タグ:天文
posted by 黒影 at 21:03 | Comment(5) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月07日

夏の学校に参加してきました

皆さんお久しぶりです。
先週は旅行をしたり前に紹介した生化学若手の会夏の学校に参加したりとずっと家を出ていました。
最近時折秋の風が吹くようになってきたものの、関東はまだまだ暑いですね。
ちょっと歩きまわっているだけですぐ汗だくになります。
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posted by 黒影 at 19:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | バイオトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする