2007年04月30日

一家に一枚シリーズ最新作、今度は"宇宙図"

Via 国立天文台 アストロ・トピックス (289)
 平成19年度 (第48回) 科学技術週間 (4月16日-22日) にあたり、文部科学省科学技術・学術政策局は、「一家に1枚 宇宙図2007」ポスターを、全国の小学校、中学校、高等学校に1枚づつ配布します。また、全国140館を超える配布協力科学館を通じて、この期間に訪れた一般見学者に一定部数を配布します。
 このポスターの制作は、 (社) 日本天文学会・天文教材委員会と協力研究者の監修の下、天文学とプラネタリウム (略称:天プラ) (※) 、国立天文台有志、デザイナー、コピーライター等で組織された「一家に1枚 宇宙図 2007」制作委員会によって7ヶ月に渡り進められました。

一家に1枚周期表、一家に1枚ヒトゲノムマップと来て、次は宇宙図ですか。
周期表のときはアレだったけど、ゲノムマップからは結構いいものが出来ている。
今回の宇宙図も中々良い感じだ。
下の図はPDFから自分でJPGに変換したもの。
spacemap.jpg

ファイルはこちらからゲットできる>科学技術週間
こういう取り組みは応援したい。
posted by 黒影 at 03:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サイエンス系ニュースサイトリンク集

以前にも一度作ったのですが、その後かなりアンテナの拡張を行っていますので、
改めてうちのブログがニュースソースにしているニュースサイト群を紹介します。
特徴としては、海外のニュースサイトが大半を占める点ですね。続きを読む
posted by 黒影 at 02:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | リンク集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

ホット・ゾーン ― 恐怖!致死性ウイルスを追え!

「現実に勝るホラーはない」という事で、
今回は現代社会に忍び寄るリスクの一つアウトブレイクネタを。
少し前にapjさんのところで話に出てきたので、思わず衝動買いしてしまいました。
昔はハードカバーだったのが、今は文庫も出てたんですね。


Amazon.co.jp: ホット・ゾーン―恐怖!致死性ウイルスを追え!


私の好きな映画の一つにアウトブレイクがあります。
致死的な伝染病、致死率90%以上といわれるエボラ・ウイルスを扱ったスリラーサスペンスの傑作だと私は思ってますが、あの映画のモデルになった事件が実際に起こっていたというのはあまり知られていません。

本書はアメリカで実際に起こりかけたエボラ・ウイルスのアウトブレイクに関するドキュメンタリーです。
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posted by 黒影 at 02:48 | Comment(7) | TrackBack(0) | Books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

遺伝子組換えによるアルカリ土壌耐性イネの作出

もういっちょバイオネタ。
バイオウォッチャーとしてこの手のネタは見逃せない。

Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 「不良土壌」で育つイネ 東大開発、温暖化防止貢献に期待
 植物の生育に不可欠な鉄分の吸収力を強化し、アルカリ性の土壌でも鉄欠乏にならずに成長するイネを、東大大学院農学生命科学研究科の西澤直子教授らが開発した。生産性が極めて低いアルカリ土壌は、地球の土壌の約3分の1を占めるとされ、この不良土壌でイネなどが栽培できれば、途上国の食糧不足解消や緑化による地球温暖化防止にもつながることも期待されるという。

イネ科植物の遺伝子組み換え技術も、もう完全に実用段階だ。
後はアプリケーションか。
まだまだ感情的な反発が根強いからねぇ。
posted by 黒影 at 01:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国の親子鑑定センターは修羅場製造所か?

ちょっと古いニュースだが、インパクトが強かったので紹介してみる。
Yahoo!ニュース - Record China - DNA親子鑑定で「否」、2006年は28%にも−北京
2007年3月8日、北京第一遺伝子鑑定センターは3年分の親子鑑定数を公表した。それによると、2004年の鑑定件数約600件、うち15.6%が親子関係のない「否」の判定だった。2005年は約3000件の22.6%、2006年は約4000件の28%が「否」となった。
鑑定で親子関係がないと判断されるケースが年々増加傾向にあり、このまま歯止めがかからなければ、いずれ危険な結果を招くことは言うまでもないだろう。


親子鑑定が行われるのは、主に親が自分の子に疑いを抱くときである。
つまり疑うに足る何らかの理由があるときに行われるわけで、
当然鑑定結果が「否」となる率も相当高まるわけだが…
それでもこの28%という数字は高すぎじゃなかろうか?


血のつながりを重視する中国人がこんな結果を受け取ったら、それこそ血を見るまでおさまらんのじゃなかろうか。
日本の数字もどの程度か知りたいものだ。
posted by 黒影 at 01:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

微生物を追う人々

先日は21世紀にもなって未だに微生物の自然発生説を唱える困ったさんを紹介したので、
今日は口直しにこの本を紹介。

Microbe Hunters
本書は生物学史、医学史に名を残した微生物ハンターの活躍を描いた名ドキュメンタリーです。
原著が出版されたのが1926年と随分古い本なのですが、瞬く間に100万部を売り上げました。
そして今でも各国語に翻訳され何度も版を重ねているという、科学書としては異例のベストセラーでもあります。
洋書ですが、一般向けに書かれている本なので難しい言葉は余り出て来ません。4年制大学受験レベルの英語力があれば問題なく読めるでしょう。

あいにく絶版になっていますが、邦訳もあるので一応紹介しておきますね。
微生物を追う人々
こちらは1991年に出版された、中高生を対象にした科学入門書です。
多分ある程度の大きさの図書館になら置いてあるはずなので、日本語の方がいいという人は探してみてください。
先日私も近くの図書館で借りて読んでみたのですが、大人でも十分楽しめる良書だと思います。
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posted by 黒影 at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | Books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「農業体験をしてみませんか?」の広告、実は農家の花嫁募集のための嘘

Via不祥事@13Hz ≫ Blog Archive ≫ 役場ぐるみで、農業体験実習と称して、花婿候補に。セクハラ三昧
注目判例ノート - 農業体験実習生 怒りの“告白”

「農業体験+女性限定=花嫁募集の方便」という方程式が成り立ちそうだな。
嫌な目、危ない目に遭いたくないならこの手の体験学習は避けたほうがいいだろう。
ここで例に上がっているのは犯罪までには至っていない例だが、こんなものは絶対氷山の一角。
水面下にはもっとやばい事例が転がっていると見て間違いない。

農業体験 独身女性でGoogle検索をかけたら、出るわ出るわ。
どうも北海道の農協を中心に広がっているやり方らしいんだが、
花嫁募集ならもっとまっとうなやり方を模索すべきだろう。


私の祖父は農家をやっており、農家の後継者難、花嫁不足についてはそれなりに知っている。
だから何とか花嫁を集めたいという気持ちは分からないでもないのだが、
こんなやり方は詐欺以外の何者でもない。
posted by 黒影 at 02:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クリスタルの洞窟

RPGなんかでは結構良く出てくる、宝石の巨大な結晶で覆われた洞窟。
所詮は空想の産物と馬鹿にしてはいけない。
世界には本当に驚くべき自然の奇跡が存在するのだから。

まあ騙されたと思ってNatinalGeographicのこの写真を見て欲しい。
Giant Crystal Cave's Mystery Solved

crystalcave1.jpg
写真1

crystalcave2.jpg
写真2

この洞窟はメキシコのチワワ砂漠、ナイカ山の地下300メートルに位置する。
発見されたのは2000年と、かなり最近。
写真を見れば分かるとおり洞窟全体が結晶に埋め尽くされており、大きな結晶は長さ11メートルにも達する。
この驚くべき光景にはもう圧倒されるばかりだ。これなんか最高。
まさに大自然の奇跡が生んだスペクタクルだな。

結晶の主成分は硫酸カルシウム塩らしい。透明っぽいからセレナイトかな?
一度でいいから行ってみたいものだ。


◆関連リンク
Grand Canyons of Earth: Cristal Cave
posted by 黒影 at 01:18 | Comment(3) | TrackBack(2) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

これもソ連時代の負の遺産か?

何とも生暖かい気分になるニュースだ。
ロシアの科学者や教育関係者にとっては洒落にならない事態だろうが。
Yahoo!ニュース - 時事通信 - 3割が天動説信じる=恐竜時代にも人類?−ロシア調査
 【モスクワ22日時事】「太陽は地球の周りを回っている」−。ロシアで国民の約3割がこう信じていることが明らかになり、関係者の間に衝撃が広がっている。有力紙イズベスチヤがこのほど、全ロシア世論調査研究所から入手した調査結果として伝えた。
 調査はロシアの153都市で、1600人を対象に基本的な科学知識を試す形で行われた。
 この結果、天動説を信じている人は28%に上った。ほかに「放射能に汚染された牛乳は煮沸すれば飲んでも安全」との回答が14%、「人類は恐竜時代に既に出現していた」との回答が30%に上った。
 また、科学的な知識だけを信じる人は20%しかおらず、あとは魔法を含む何らかの超自然的な力の存在を信じていることも明らかになった。 

ロシアは旧ソ連時代にいろいろあった結果、大戦後西側に較べてかなり科学の停滞があった。
ゆえにこの結果はある意味妥当な結果といえるのではなかろうか。

調査対象の80%が超自然的な力を信じているというのもいかにもロシアらしいというか。
なんせソ連は軍でオオマジメに超能力の研究やってた国だからなぁ。ニーナ・クラギーナとか。
今はどうなってるんだろう?


それはそうと、なんか見たような質問項目だと思ったら、以前取り上げた世界共通調査の質問項目から取っているみたいだな。
posted by 黒影 at 03:56 | Comment(9) | TrackBack(0) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

研究者向け論文ソーシャルブックマークサイト

研究者向けのソーシャルブックマークツールがこの春できていたことを知ったので、このブログでも紹介してみる。

Sesameトップページ

正直やられた感で一杯だ。
私も去年入社してちょっと経った頃に、かなり似たコンセプトの企画を提案した事があるんだよな。
残念ながら会社は興味を示してくれなかったけど。
あの時もうちょっと強く主張しておけば良かったか?

概念自体は誰でも思いつけるようなもので、いつか誰かが作るのは分かりきっていたが…
悔しいが同じ構想にたどり着いた同志としてはエールを送っておかねばなるまい。
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posted by 黒影 at 22:43 | Comment(4) | TrackBack(2) | バイオインフォマティクス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白畑センセ曰く、還元水は生命を自然発生させるらしい

当ブログの"おすすめ書籍"でも紹介している「水はなんにも知らないよ」に、
九州大学教授の白畑実隆という人が出て来る。
例の「還元水」にお墨付きを与えた困ったさんで、水商売ウォッチングでも捕捉されているから名前は知っていた。
しかし今日読み返していてちょっと気になったことがあったので調べてみたのだ。
そうしたら出てきたのが表題のネタで、もう大笑いした。

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2007年04月19日

国内論文300万件がWebで検索可能に

というニュースを先日見かけたので、今日は試しに行ってみた。
国内論文300万件が「Google Scholar」で検索可能に − @IT

結論から先に言うと、使い勝手はいまいちなものの内容はそこそこだった。
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posted by 黒影 at 23:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

ブレイン・ブースト・ドラッグ

BBC News経由

アメリカやヨーロッパで一部の学生やビジネスマンがこっそりと愛用している薬がある。
モダフィニルと呼ばれる一種の覚せい剤で、眠気を払い覚醒状態を持続する事が出来る。
本来は過眠症の治療薬なのだが、かなり広く出まわっているらしい。
学生はこれを使って一夜漬けをしたり、テスト中に眠くなるのを防いだりするそうな。
ビジネスマンならこれを飲んで24時間戦うんだろうか?
モダフィニル - Wikipedia

まあこれは一例なんだが、海外では現在この手の「脳」力を向上させる薬の研究が盛んに行われており、記憶力を向上させる薬なんかも開発中だったりするらしい。
記事にはかなりSFチックなことも書いてある。
BBC NEWS | Health | Drugs may boost your brain power
Professor Lynch designed them specifically to increase memory and cognition.

And he claims that animal experiments suggest that the drug enables the brain to rewire itself or make neural connections between different regions that normally people cannot make.

This rewiring, he claims, may enable people to "build thoughts that are a little bit beyond the normal brain".

常人以上の神経回路を作り出す可能性を持つ薬か。
常人以上=天才とは限らんけどね。
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posted by 黒影 at 00:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

牛乳は有害のトンデモ論

去年のちょうど今頃に話題になっていたネタ。
その頃私は物理的にネットから隔離されていたので、取り上げる機会を逸してしまった。
もう取り上げる機会もないかと思っていたのだが、最近また動きがあったようなので紹介しておく。
FujiSankei Business i. 総合/「牛乳は有害」の根拠ただす 健康科学会議が新谷教授に公開質問
 医学や栄養学などの学識者で構成する「牛乳乳製品健康科学会議」(会長・折茂肇健康科学大学学長)は27日、100万部超のベストセラーになっている「病気にならない生き方」(サンマーク出版)の著者、米アルバート・アイシュタイン医科大の新谷弘実外科教授が、「牛乳を飲み過ぎると骨粗しょう症になる」などと記していることについて、その根拠などを正す公開質問状を送付した。

新谷医師は「牛乳は有害」と言いはじめる以前からも、微妙な本を書いたり講演で逝っちゃった内容を語ってトンデモウォッチャーから生暖かく見守られていた人物。
自分の専門に留まっておけばその道の第一人者でいられたものを、トンデモ道に堕ちてとうとう表の科学者を敵に回したか。
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2007年04月15日

環境ホルモン乱訴事件終結?

ちょっと目を離していたうちに判決が下って、原告の提訴内容は棄却されちゃってました。
環境ホルモン濫訴事件:中西応援団
松井氏が控訴する場合は13日までに控訴の届けを出さないといけなかったはずですが、各所に何にもリアクションが無いという事は結局控訴無しという事でしょうか?
このまま判決確定ということでいいのかな?
posted by 黒影 at 23:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BioInformaticianを目指す人の為に〜2.バイオインフォマティクス主要企業一覧〜

前回からかなり間が空いてしまいましたが、シリーズ二回目。
今回は日本のバイオインフォマティクス産業の企業紹介を行ってみます。
こういうまとまった情報はほとんど無いので、多少はお役に立てるのではないかと思います。
私も就活しているときに大分苦労しましたから。
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posted by 黒影 at 15:08 | Comment(9) | TrackBack(0) | バイオインフォマティクス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月14日

キャンベル生物学

先月末に邦訳が出版されたようなので宣伝しておきます。
生物学のテキストとしては、おそらく現在最高峰と言えるでしょう。
私も早速一冊購入しました。


Amazon.co.jp: キャンベル生物学


本書は、海外で大学レベルの生物学教科書としてよく使用されている"Campbell Biology 7th Edition"の邦訳です。
私は大学で生物工学を専攻していたので、買わされこそしなかったもののたまに原書が参考文献として指定される事がありました。
そのころは主に図書館で借りて読む程度だったのですが、海外でスタンダード扱いされるだけあって生物学の全てを扱っていると言っても過言でない内容です。
生態学・動植物学というマクロな視点から、生化学・分子生物学のミクロな視点まで、そして全てのバックボーンとなる進化生物学、最新のバイオテクノロジーの成果に至るまで、本書は幅広い内容をカバーしています。
何度も版を重ねているだけあって、文章も図表も非常に分かりやすいものになっているのが高ポイントですね。

少々値段が張りますが、生物学に関わる仕事に就いている人間なら買って損は無いでしょう。
図表が非常に優れているので、それだけを目当てに買うと言うのもありですね。
少なくとも私は今、手元にある本書の内容に満足しています。
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posted by 黒影 at 12:28 | Comment(5) | TrackBack(0) | Books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月12日

Science for all americans

今後の翻訳のネタにScience for All Americans: Project 2061関連の情報を探していたら、
sivadさん@赤の女王とお茶をのエントリがいくつか引っ掛かったので、メモがてらリンク
アメリカの科学教育は76ヶ年計画で着々と進行中。
納豆だの波動水だの血液型だのに沸く日本列島。

安部首相率いる現政府は「識者」達の「教育再生会議」を招集し、実にステキな対策や提言を通じて教育改革に取り組んでいます。

一方、アメリカにおいては既に1985年から大規模な教育改革プログラムが発動しており、現在も進行中です。

その名も"Project 2061"。

Project 2061は、先日も書いた最強の民間理系支持団体AAASを中心として、様々な分野の専門家を集め国ぐるみで作成された一大プロジェクトであり、全アメリカ国民の科学的思考力を増進するための76ヵ年計画を米国全土、あるいは州レベルにおいて遂行せんとする極めて戦略的で具体的なプランです。

Project 2061ではまず、Science for All Americansという報告をまとめ、「科学」とは何か、そして国民が身に付けるべき「科学力」とはどういうものであるか、について徹底的に分析しています。

日本の理系が敗北するたった一つのシンプルな理由
ですが実は、日本の技術者や研究者の社会的立場がいつまでたっても弱く、「搾取」され続ける理由は明白なんです。

支持団体がないから

これですよ。

もちろん瑣末な理由はいくらでも出して来れますが、社会的に観るならば間違いなくコレです。

例えば米国。

かの国には世界最大・最強の理系支持団体、

"AAAS (American Association for the Advancement of Science)"

があります。

262の支部と1000万人の加入者を誇るこのNPOは世界最高峰の科学雑誌「Science」の発行元として有名ですが、ホームページを読めばその活動はまさに「アメリカ理系力」の土台となる極めて重要なものであることが分かります。

個別に、それでいて結束して。

いちいち頷けるいいことを書いているなあ。

sivadさんのところは以前ID論関係で変なのとガチンコしているところを見かけて記憶に残っていたのだが、今日またヒットした事で過去記事も色々と読んでみた。
記事の傾向に何か親近感を感じると思ったら、それもそのはず生命科学者をされていたのか。
posted by 黒影 at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンストピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

ID論定点観測

/.経由
今年も例によってアメリカで進化論と創造論に関するアンケートがあったらしい。
スラッシュドット ジャパン | 米国人の48%は進化論を否定

以前取り上げたのはギャラップの調査だったが、今回の調査はニューズウィークによるもの。
調査結果はあまり変わらん気がするが、例によって該当部分をクリップ
Nearly half (48 percent) of the public rejects the scientific theory of evolution; one-third (34 percent) of college graduates say they accept the Biblical account of creation as fact. Seventy-three percent of Evangelical Protestants say they believe that God created humans in their present form within the last 10,000 years; 39 percent of non-Evangelical Protestants and 41 percent of Catholics agree with that view.

福音派キリスト教徒の73%と、非福音派プロテスタント教徒の39%、カトリック教徒の41%が、
いわゆる「若い地球の創造説」つまりは神が10000年前に地球と生命を創ったとする説を信じているそうな。
あの国は原理主義的なキリスト教勢力が強いからなあ。
 
どうでもいいが/.のコメント欄のやりとりに思わず生暖かい笑みがこぼれた。
工作員の中の人も大変だなw
 
 
この週末久しぶりに遠出したら体中筋肉痛とだるさで動くのも億劫だ。
さすがに100キロ超はまだ早かったか。