2006年08月31日

100年間燃え続けた中国の炭田

また中華ネタ。7色に染まった河のことを調べていたらこんなの見つけた。
既に旧聞に属する類の話だけれど、あまりのスケールに顎が外れそうになったので紹介してみる。
現代の火焔山とでも言うべき、100年にわたって燃え続けた中国の炭田だ。
中国は何でもスケールでかいなぁ。

中国最大の新疆硫黄溝炭田火災、全面鎮火 100年余り燃え続ける←中国通信社:社会
 (中国通信=東京)ウルムチ2日発新華社電によると、100年余り燃え続けていた中国国内で最大の火災炭田、新疆ウイグル自治区の硫黄溝炭田の火災は、本格的消火活動が4年近く続けられ、このほど全面的に鎮火した。新疆炭田火災消火活動事務局が明らかにした。

 侯学成事務局長によると、硫黄溝炭田はウルムチ市から40キロ余りのところにあり、確認埋蔵量が15億トンに達している。火災面積は184万平方メートルで、地元の歴史を記したものによると、清の光緒年間にすでに火災が起きていた。統計によると、年間176万トンの石炭が焼失し、現在の比較可能な価格で計算して、年間1億7000万元の損失となっている。

 消火計画は1999年、当時の国家計画委員会が立案し、9872万元の資金を投じ、4年で基本的に鎮火させることを決め、2000年初めから正式に始めた。

消火するのに四年もかかったというのだから凄い話だ。
ていうか炭田火災起きすぎ。もったいねぇ。
 調査によると、新疆では産炭地88カ所のうち42カ所で火災があったが、現在、24カ所にまで減った。しかし、年間約1000万トン余りの石炭が焼失し、大量の二酸化炭素、一酸化炭素など有毒ガスと粉塵を大気中に放出している。硫黄溝炭鉱の消火は他の炭田火災の消火に貴重な経験を積んだ。
posted by 黒影 at 19:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | NewsClips | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月28日

貯水量1000万トンのダムに25トンのNaOHを投げ込みました

さて、頭が錆付かないようたまにはお勉強でもしましょうか。
使ってこその知識です。
高校で化学をやった人は是非ともチャレンジしてみてくださいな。

◆練習問題
1Lの水が入ったビーカーに2.5gの水酸化ナトリウム(NaOH)を溶かしました。
さて、このとき溶液のpHはいくらになるでしょうか?
NaOHの分子量40.0、電離度は1とします。



高校レベルの化学の問題です。
2.5gのNaOHを1Lの水に溶かせば0.0625mol/L
水酸化物イオン濃度が10^-1.2mol/LなのでpH12.8となります。
ちなみにこの位のpHの水溶液だとアルカリ性が強く皮膚も溶けますので取り扱いには注意が必要です。
ここまではよろしいでしょうか?

それでは実地演習に移ります。続きを読む
posted by 黒影 at 22:54 | Comment(8) | TrackBack(0) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月26日

トンデモ業界の次のトレンドは中国進出?

ちょいと宗教系の調べ物をしていたときに偶然引っ掛かってきたネタ

使命は社会が喜ぶ経営 : こころのページ : 暮らし 社会 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
行動規範は聖書の言葉 幸せに導く企業理念を
 関西アーバン銀行頭取の伊藤忠彦さん(62)は、40年来のクリスチャンだ。都市銀行常務から1999年、前身の第二地方銀行・関西銀行の頭取に転じ、経営を立て直した背景には、キリスト教から学んだ、社会との共生を目指す精神があったと言う。地球環境問題の深刻化など、大量生産・大量消費を前提にした経済システムが限界を見せ始めた今、精神性や社会性を根幹に据えた「スピリチュアル経営」こそが、真の経営哲学だと説く。

これを読んでセンサーが作動しないようではトンデモウォッチャーは務まらない。

次の一文などもっとあからさまだ。
 中学生のころは空飛ぶ円盤ブームで、宇宙や神に強い興味を持ったのが、この世界に入るきっかけでした。教会で牧師の話を聞いているうちに、イエス・キリストが死後に復活したことと、これを知った弟子たちが布教に情熱を注いだことに、大きな感動を覚えたのです。

ニューエイジャーの典型例とでも言うべきパターンだな。
まあこの人の場合はキリスト教に行ったみたいだけど。


さて、伊藤頭取は経営者としてはかなり優秀でそれなりの著名人だ。
ちょっと痛いところもあるが、この記事単独ならネタとして成立するほどではない。
しかし記事の所々に散りばめられたキーワード群は、間違いなくおいしそうなネタのにおいとそのありかを指し示してくれている。

「経営者」+「ト」+いくつかのキーワードとくれば当然次に出てくるのはあの人を置いてありえない。続きを読む

とうとう降格されちゃったね

今週のビッグニュースと言えばやはりこれ。
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <太陽系惑星>冥王星を除外 賛成多数で最終案採択 IAU
 【プラハ会川晴之】チェコのプラハで総会を開いている国際天文学連合(IAU)は最終日の24日、全体会議で惑星の定義案を議決、1930年の発見以来76年間、第9惑星の座にあった冥王星を惑星から降格する最終案を賛成多数で可決した。太陽系の惑星は一つ減って8個になった。全体会議に出席した数百人の科学者による投票で、教科書を書き換える歴史的問題が決着した。

前々から「冥王星なんて惑星じゃねぇ」という声はあったんですが、
かといってこれまでは直接行動にまでは結びつかなかったんですけどね。
先日の「惑星を12に増やそう」と言う案が薮蛇になったようです。
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posted by 黒影 at 12:06 | Comment(6) | TrackBack(1) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

ある勉強嫌いの勉強の仕方

実は私は勉強が大の苦手だ。
特に学校の授業という奴が嫌いで、たまに興味を引かれた時以外は寝ていたりボーっと窓の外を眺めていたり内職に励んでいたりというかなり不真面目な生徒だった。
確か教室の後ろの方の席だったのをこれ幸いと授業中に小説や漫画を読んでいたこともあったな。
家でやる勉強も精々宿題とテスト前の復習くらいで、塾にも行った事が無い。
昔から自分の好きなことにはいくらでも集中できるけれど、興味の無いことにはその10分の1も力を注げないという、ある意味とても自分に正直な性格なのだ。

これで興味関心の範囲が狭かったらそれこそドロップアウトしていたのかもしれないが、幸い私の興味関心の範疇には「科学技術」という奴が含まれていた。
さらに私は本が好きで、とにかく面白そうな本は何でも端から読んでみたくなる性格だった。だから専門書はさすがに無理でも、一般向けに科学を解説した本はそれこそ小学生の頃から貪るように読んでいた。

かなりの乱読ではあったが、年間100冊の読書を15年間に渡って続ければその知識の蓄積はかなりのものになる。
この知識の貯金が私の助けになってくれたことは数知れない。
物心付く頃から毎週末図書館に連れて行ってくれた親には感謝しなければならないな。
当時は何も考えていなかったが、図書館に通い本を読む習慣が無ければ今の私は無かっただろう。
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posted by 黒影 at 03:07 | Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月20日

サイバネティクスは脳波でPCを操れるレベルに到達した!

脳波で動くロボットアームを操るサルというニュースをこのブログで扱ってから早くも二年が経とうとしている。
チンパンジーが脳波でPCの画面上のマウスカーソルを、そして人工義手を操るニュースは相当に衝撃的だった。
そして今日、この技術の人への応用のニュースを、人が脳波でコンピューターや義手を操る動画のニュースを見つけて私は今踊りださんばかりに興奮している。

まずはこのニュースを見て欲しい。ていうか見ろ。
英語が分からなくても大丈夫、映像を見れば十分意味は通じるから。
Microchip in brain controls movement

身体麻痺の患者のQOLを上げる為、脳波によって機械をコントロールする方法は長い間研究されてきた。
そしてその研究の成果の一端がこのニュースで取り上げられている。

"That's a best circle I can draw."「これが私に描ける最高の円だ。」
そう言って被験者が脳波でマウスカーソルをコントロールして描いた図形はお世辞にも円には見えない。どうみても五角形だ。
しかし脳波でマウスカーソルを動かし、図形を描き、ボタンをクリックし、さらには義手をコントロールする。
そんな映像を見せられてはもう元SF少年としてはキター!!!と叫ぶしかないなw
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posted by 黒影 at 01:15 | Comment(3) | TrackBack(1) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

面白い映像ニュース

ロイターの海外映像ニュースで面白いものをいくつか紹介。
うち一つは改めて独立した記事を書くつもり。
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posted by 黒影 at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | NewsClips | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月19日

ロイターが疑似科学に引っ掛かる

たまには海外のトンデモ動向をということで、こんなネタを。
Irish tech firm throws down "free energy" gauntlet - Yahoo! News

きくちさんが以前に書いたさくっと斬っている文章があるのでフリーエネルギーについては省略。
面白いのはロイターがこのトンデモネタにいとも簡単に引っ掛かっているところかな。

The concept of "free energy" -- which contradicts the first law of thermodynamics that in layman's terms states you cannot get more energy out than you put in -- has divided the scientific community for centuries.

The Internet is awash with claims to have cracked the problem using magnets, coils and even crystals.

あははははwこれを本気で言っているとしたら痛すぎるw
フリーエネルギーなんかを相手にするまともな物理学者なんていないっての。
まさかこの記者ネットに溢れるトンデモコンテンツを鵜呑みにしてるのか?
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火星の極環に吹き出すガス

火星の極環の一部で、地中からガスが噴出しているらしい。
極環はドライアイスと氷の固まりから出来ているが、毎年春になると弱い部分を突き破って地中からガスが噴出し、数カ月間止まらないらしい。
Spacecraft find suggests eruptions on Mars - Yahoo! News
Roaring Jets of Carbon Dioxide Solve Mars Mystery - Yahoo! News
Peculiar spots, fan-like markings, and spider-shaped features on Mars' southern ice cap are seasonal formations, researchers announced today.

The shapes [see Images] are formed by thin layers of dark dusty material that are sprayed by roaring jets of carbon dioxide that erupt through the ice cap.

リンク先の写真を見たときには思わずなんだこりゃと言いそうになった。
ドライアイスの地表を突き破って高く噴出するガスが、まるで林のように何箇所も…
地球上ではありえないシュールな風景だ。

しかしこれはやはり地熱があるのか?
近くを掘り返したら液体の水も出てこないだろうか?
posted by 黒影 at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ぎょしゃ座流星群が来年ピーク

来年の今ぐらいの時期に、ひょっとすると一大天文イベントが待っているかもしれない。

SPACE.com Exclusive: Spectacular Meteor Shower Possible for 2007 - Yahoo! News
A spectacular meteor shower might be in the offing late next summer, SPACE.com has learned.

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It may not last very long, but could produce a bevy of bright, swift shooting stars for favorably positioned skywatchers. The prediction is found in a technical report, co-authored by two astronomers who are targeting Sept. 1, 2007 as the date for the potential display.

The meteors are called "Aurigids" because they appear to fan-out from the constellation of Auriga, the Charioteer.

Aurigidsというのはぎょしゃ座流星群のこと。
来年は地球が彗星の軌道のど真ん中を通過するため、かなりの流星雨が見込めるらしい。
最低でもStrong Shower、うまくすればMeteor Storm (at least 1,000 meteors per hour)だって。
1分に1つくらいの規模の流星群なら見たことがあるけど、
これくらいの規模ならもう空が降ってくるような壮観だろうなぁ。

予想される極大日は2007年9月1日11:37(GMT)、日本時間で20時37分とまだ宵の口なので観測しやすい。
ちなみにこの日は土曜日だから、次の日寝坊する心配も無いぞ。
正直今から楽しみだ。来年は信州あたりに星見に行こうか。
posted by 黒影 at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発・天文ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コンビニおにぎりを発酵させて酒にする

もやしもんの1巻(Amazon)を読んでいて思い出したのだが、
学部生の頃に一度おにぎりを発酵させて酒にした事がある。
狙ってやったわけじゃなく、うっかり事故で出来たんだけどね。続きを読む
posted by 黒影 at 19:20 | Comment(4) | TrackBack(1) | バイオトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黄禹錫の帰還

幹細胞捏造問題でソウル大を首になってから半年か。
いずれは戻ってくると思っていたが、予想よりもかなり早かったな。

Disgraced S.Korean stem cell scientist back in lab - Yahoo! News
【論文ねつ造】黄禹錫氏、クローン研究再開
ソウル九老洞に150坪借りた理由は…黄禹錫氏研究再開?

捏造がばれて以降に彼が繰り返していたトンデモ発言の数々(トラクローン、オオカミクローン etc.)を見るに、彼が川を渡っちゃったのは確実なんだが、未だに研究を続けさせようという後援者が存在することがちょっと驚き。
そんな金があるなら有望な若手研究者にまわせというのに。

地獄の底までお供しようと言う学生の存在も気になる。
おまいら正気か?悪いことは言わないから考え直せ。
今更この研究室の論文なんてリスキーな代物を取り上げてくれるジャーナルなど存在しない。
そして未だに自分の関与を否定している人間が捏造を反省したと考えるのは相当無理がある。
ひょっとして彼らもこういうありえない夢想の世界に飛び立ってしまった口だろうか?

【論文ねつ造】黄禹錫氏、クローン研究再開
 合流した研究員は、黄元教授と共に研究活動に従事していた大学院生15名と研究補助4名。

 博士学位保持者はブタの幹細胞研究で学位を得たキム・ス研究員のみで、残りは博士課程履修中あるいは修士卒の研究員で、幹細胞チームリーダーだったクォン・デギ研究員は現在まで合流するか決めかねているという。

 黄元教授チームのある関係者は「デジタル団地研究室に合流したのはほとんどが黄元教授を慕って大学院に入った学生達で、合流するかどうかについて葛藤はなかった」と話した。

ソウル九老洞に150坪借りた理由は…黄禹錫氏研究再開?
黄氏の研究所に合流したソウル大獣医学部の大学院生Aさんは「何もない『ゼロ(Zero)』の状態で新たな気持ちで新たな道を開拓している」とし「ここで研究した結果をもとに学位を受ける」と話している。

どうでもいいが韓国にも日本の論文博士に相当する制度があるのだろうか?
それともソウル大の所属のままここで研究するのだろうか?


NHKがちょうどよいタイミングで特集を組んでいたりする。
あまりつっこんだ内容は期待していないが、暇があれば見てみよう。
NHKスペシャル:論文捏(ねつ)造 夢の医療はなぜ潰(つい)えたのか 8/20 21:00〜


◆関連記事
韓国幹細胞狂騒曲
posted by 黒影 at 17:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

未知との遭遇

盆の帰省中のこと、ある渓流に滝を見に行った帰りに山道で団体さんとすれ違ったのだ。
どこかの老人会の旅行かな?なんて思いつつ通り過ぎようとしたところ、
耳に飛び込んできたガイドさんの発言に思わず足を滑らせかけた。
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2006年08月11日

バイオニューラルデバイスは電気チーズの夢を見るか?

久しぶりにWiredNewsから。
Gooが翻訳記事掲載を今年の三月で切り上げてから
このブログで取り上げることもめっきり減ったWiredNewsですが
時々Coolな記事が載っているから目が離せないんだよなぁ。

というわけで今日のネタはバイオニューラルデバイスです。
(このネタ覚えている人いるかなぁ)
以下翻訳記事。
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posted by 黒影 at 02:37 | Comment(8) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月05日

インテークマジックを調べてみる

きくちさんとこのコメント欄で続いているマルチ信者とのやり取りを読んでいて、ちょっと気になるものがあった。
波動・美容・マイナスイオン
589.くろおに July 24, 2006 @ 06:29pm
皆さん初めまして。
いつも興味深く拝見させていただいております。
ここまでの流れとは全く関係ないのですが、タイトルにある「波動」つながりで弊社で今年度から導入した燃費向上グッズ「インテークマジック」について書かせていただきます。
インテークマジックの概要はこちらをご覧下さい。

http://www.intakemagic.com/
ことの顛末は、以下のとおりです。
その原理を簡単に要約すると
「バイオテクノロジーで吸気管内にMT波(マイクロトルネード)を発生させて通りを良くすることで、燃費が向上する」
という燃費向上グッズを導入することになりました。
発売元の説明を見て、
「発売元が声明できない製品の導入には、十分な検討がひつようでは?」
と、進言したところ、
「やってみてダメならしょうがない」
との、何ともやるせない返事でした。彼の中では既に導入ありきでした。
<後略>


要はあれだ、携帯の電池が長持ちするとか言う売り口上のシールと同レベルの代物。
このシールの場合、何故か貼るだけで燃費は向上し、排ガスは浄化され、エンジンの出力はあがるというとてもステキな代物(棒読み)

似非商売の口上にバイオを持ち出すとはいい度胸だ。
おまけにシアトル大学東アジア校に波動に船井総研かよ。
どう見ても疑似科学です。本当に(ry

事業立ち上げからの展開の速さや代理店サイトの構成、売り込みの手口から見て確実にプロのやり口なので、ちょっと調べてみた。続きを読む

サイエンスサマースクール

日経サイエンスで紹介していたので取り上げてみる。
夏休み特別企画 サマースクール:日経サイエンス

小中高校生向けに各地で開催されるサイエンスサマースクールのうち、
現在でも申し込みが間に合うものを紹介してみよう。
大抵のサマースクールは7月中に応募を締め切っており、残るものはそれほど多くない。
本当はもう少し早くとりあげるべきだったんだろうなぁ。
まあいいや、その辺は来年の課題としよう。
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posted by 黒影 at 04:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンスニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダーウィンフィンチの進化因子が特定される

そんな論文がNatureに出ていて、時事通信が記事にしていた。

ダーウィンの進化論を遺伝子分析で裏付け (時事通信) - goo ニュース
【パリ2日】英国の自然科学者チャールズ・ダーウィンが進化論のアイデアを抱くきっかけになったとされる、ガラパゴス諸島の小鳥ダーウィンフィンチ。英科学誌ネイチャーによると、米国の科学者らが遺伝子的な実験で、ダーウィンフィンチのくちばしの形状が異なる発展を遂げた原因となる物質を明らかにした。

面白いニュースだ。
カルシウムの取り込みに関わるタンパク質、カルモデュリンの発現量がくちばしの形を左右するのか。

ところでこの記事を翻訳した記者は科学用語に詳しくないようで、所々変な翻訳になっている。
さては自動翻訳を使ったな。

上記の引用部分にしたところで、「遺伝子的な実験」は「遺伝学的な実験」だろうし、「原因となる物質」というのは「原因となる因子」とか「原因となる遺伝子」でないと意味がおかしい。
引用はしていないが下のほうにはもっとあからさまな自動翻訳の痕跡がある。

×DNAミクロ配列分析⇒○DNAマイクロアレイ分析
Yahoo翻訳に"DNA micro array analysis"という文字列を放り込んでみよう)


バイオ者としてこういう珍訳はちょっと悲しい。
記事翻訳は正確にな〜

別に自動翻訳が悪いとは言わない(実際私もブログ書くときに良く使うし)
でもYahooやExciteの英和辞書は科学用語に関しては役立たずもいいところだから、
Web辞書を使うならALCLSD(Life science dictionary)あたりを使ってきちんと正確な訳語を把握しないと。
科学記事(それも生化学)の翻訳をするならこの二つは絶対に押さえておくべき。
posted by 黒影 at 03:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | バイオニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月04日

酸化防止剤神話:医学のおとぎ話

New Scientist Premium- The antioxidant myth: a medical fairy tale - Featuresより
久々に翻訳ネタでも。

If popping pills to stave off the ravages of ageing sounds too good to be true, that's because it is, says Lisa Melton
「老化の影響を食い止めるために錠剤を常用するという話がうますぎるように聞こえるならば、それはまさしくその通りだからです」−リサ・メルトン。

CRANBERRY capsules. Green tea extract. Effervescent vitamin C. Pomegranate concentrate. Beta carotene. Selenium. Grape seed extract. High-dose vitamin E. Pine bark extract. Bee spit.
クランベリーのカプセル、緑茶抽出物、活性ビタミンC、ザクロ濃縮液、ベータカロチン、高用量ビタミンE、松皮抽出物、ハチミツ。

You name it, if it's an antioxidant, we'll swallow it by the bucket-load. According to some estimates around half the adults in the US take antioxidant pills daily in the belief they promote good health and stave off disease. We have become antioxidant devotees. But are they doing us any good? Evidence gathered over the past few years shows that at best, antioxidant supplements do little or nothing to benefit our health. At worst, they may even have the opposite effect, promoting the very problems they are supposed to stamp out.
その他何でも、それが酸化防止剤であるならば、我々は大量にそれを摂取します。いくつかの需要見通しによると、合衆国の約半分の大人は、それが健康を促進して病気を食い止めると信じて毎日酸化防止剤の錠剤を飲みます。我々は、酸化防止剤ファンになりました。しかし、これらの錠剤は本当に効いているのでしょうか?
ここ数年にわたって集められた証拠が示すものは、良くても酸化防止剤サプリが我々の健康のためにほとんど何の利益にもならないという事実です。最悪の場合、酸化防止剤は逆の影響を与え、彼らが何とかしたいと思っているまさにその問題を促進するかもしれません。

It's little surprise that antioxidants have acquired a reputation as miracle health supplements. As long ago as the 1950s, scientists discovered that many diseases - including heart disease, strokes, cancer, diabetes, cataracts, arthritis and neurodegenerative ...
酸化防止剤が奇跡の健康補助食品としての評判を得たことは、別段驚くべきことではありません。その昔1950年代に、科学者は多くの病気を発見しました - 心臓病、脳卒中、ガン、糖尿病、白内障、関節炎、そして、神経変性である...


続きが読みたければNewScientistのサイトで5ドルを払うか、その内日経サイエンスか日経ヘルスあたりで記事になるのを待って下さい。
大きめの総合大学なら図書館に置いてあるかも知れません。
続きを読む
posted by 黒影 at 01:33 | Comment(1) | TrackBack(0) | サイエンストピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする